朝早くにおはようございます、朗です。
昨日はチャンピオンズリーグ2017 日本チャンピオン決定戦に出場してきました。宣言通り後悔の無いデッキ選択で臨みました。以下が簡易的な結果報告になります。
使用デッキ「サーナイトGXエルレイド」
1戦目 ×○ メタグロスGXネスロズマGXマギアナEX(Kouさん)
2戦目 ×× グソクムシャGXゾロアークイーブイズカプ・コケコ(シャックさん)
3戦目 ○× アローラキュウコンGXジュナイパーGXラフレシアマシェード(すーさん)
4戦目 ×× ソルガレオGXドータクンマギアナGXガマゲロゲEX(ユズさん)
5戦目 ○○ ビークインゾロアークガマゲロゲEXゴーリキー(ヤナギブソンさん)
1勝2敗2分により勝ち点5 予選79位
冒頭にもあったように後悔の無いデッキ選択をテーマに上げましたが、色々な方々からそのデッキ選択は意外だと言われました。エルレイドを見たらやっぱりとも言われました。僕が自分の考えのみを貫くとしたならば「グソクムシャに勝つことに特化したルガルガンデッキ」を使っていました。
じゃあ、何故このデッキを使ったか。実はこのデッキを組んだのは僕ではなく、宮城大会でもリュウセイマルとして共にチームを組んだTAMAさんです。
今シーズンはTAMAさんとひたすら練習をしていました。彼が練習に付き合ってくれたお陰で僕はCSPを獲得出来るレベルのルガルガンデッキを作ることが出来、初めての全国大会に駒を進めました。そのTAMAさんが新弾のカードが出揃ってからサーナイトGXとアローラベトベトンを組み合わせたデッキを先週土曜日の練習に持ってきてくれたことがきっかけでサーナイトGXのポテンシャルに感動し、仕事や環境の都合によりFINALまでの練習時間をほとんど取れない彼の代わりに、僕はそれから5日間ひたすらこのデッキを磨いて彼に返しました。結果的にそれをそのまま彼はFINALで使ってくれました。最後は5戦目に相性的にかなり苦手であるメタグロスGXデッキに当たってしまったため敗北。
じゃあ、そこでそのデッキを終わらせていいのか。今シーズンは誰とどんな練習をしてきて全国大会に自分は出場出来たのか。もしも環境読みやらデッキに自信があるならばこれを使うのがベストではないか。
そう考えた僕は前日の夜にこのサーナイトデッキを握ることに決めました。スリーブもチャンピオンズリーグ2017 宮城大会でリュウセイマルみんなで使用したフーパスリーブに差し替えた辺り、決定打はいわゆる情ってものだと思います。今シーズンのラストを僕らしく締めくくるにはそれがいいとも考えました。また、僕にとって色々な想いが詰まっているエルレイドというカードを信じました。
1戦目は僕が愛知大会で使用したルガルガンデッキの発想の元となったWCS2016 マスター10位のスタープレイヤーKouさん。マッチアップが決まった瞬間に怖じけることもなく、むしろ初対戦だ!楽しみだ!やった!という気持ちが先行していました。蓋を開けてみたらまさかのメタグロスGXデッキ…そういえばKouさんは2004年にメタグロスデッキで全国大会へ出場してきたことがあったなと懐かしい記憶を対戦中に僕も掘り起こしていました。これも巡り合わせなのでしょう。
昨日のTAMAさんはメタグロスGXにやられてしまったんだ!僕はそうはいかない!と色々なものを信じて向き合った勝負は、結果的に1敗からの1勝で時間切れ。Kouさんほどのプレイヤーに対してサーナイトデッキでそこまでやれた自分のことは誇りに思います。Kouさんとの読み合いは本当に楽しかった。しかしながら、それと同時に世界を目指して戦っている方々の気持ちの重さと、自分が見ている世界の甘さを感じさせられました。だからこそ、その後も負けられないって思っていたのにそこから全然勝ち切れなかったのは本当に情け無かった。
2戦目のシャックさんとは比較的有利なマッチアップだったにも関わらずなす術なく5連敗。負けた後は天を仰ぎましたが、それからすぐ後に「ポケモンカードを初めた頃から僕のDNの記事を読み続けて下さっている」とのことです。試合は僕が不甲斐ないことに2戦とも負けてしまったのですが、終わった後に今日朗さんと対戦できて嬉しかったです!」って言われ、もう本当に嬉しかったです。
3戦目のすーさんとはバトルフェスタ2015 神奈川大会でご挨拶してから、今回が初めての対戦でした。1セット目、2セット目とどちらも互いに貴重なリソースを隠しながら向き合って1勝1敗、結果的には時間切れで引き分け。FINALでアローラキュウコンジュナイパーを使用した身としては、全く違うアプローチで組まれた彼のデッキに驚きの連続でした。この場で相見える方々は本当に強者揃いです。
4戦目のユズさんは公式大会やみらちゃんなどで軽くご挨拶程度にお話したことはありましたが、ちゃんとお話をしたり対戦をするのはこれが初めて。デッキに関しては3戦目でお隣だったので相性最悪が再びと思いつつも、自分はKouさんに1本取れたのだと自信を持って臨みます。1セット目は詰めでリーチをかけられそうでしたが、相手の終盤のケアがとても上手く負け。2セット目はまた別の戦法を取ろうと試みましたが、相手の立ち回り方も変わりそれで押し切られてしまいました。対戦中はわりとクールな方でしたが、終わってからは表情豊かにお話される方だったのでそのギャップが印象的でした。
5戦目は去年のカメックスメガバトル千葉大会2日目のクライマックスステージで負けてしまったヤナギブソンさん。去年、対戦したことがきっかけで今シーズンは宮城辺りからかなりお話していたと思います。1セット目は相手が噛み合わず、先にエルレイドとカプ・コケコで小突きつつ、アローラベトベトンを立てたら相手が何も出来なくなったので押し切り勝ち。2セット目は序盤に相手が緊張からか本人も驚きのプレイングミスをしてしまいましたが、それをものともしないかの如く終盤にビークインが僕のサーナイトGXをOHKOしてきた時は、正直負けるかと思いました。最後はずっと相手に隠していたオカルトマニアを最高のタイミングで打って全てのアタッカーを倒し逃げ切り勝ち。最後まで勝ちを諦めない姿勢がとても立派でした。
こうして僕のWCS2017への挑戦は幕を閉じました。最後に勝ち越すことが出来て本当に安心しましたが、全会場を回ってCSPは4点しか獲得出来なかった辺り、これが今の自分の実力なのだと思います。僕にはまだ世界大会は早いようです。とはいえ、毎年少しずつステップアップが出来ているとは思えているので、諦めずにまた来年に向けてマイペースに出発します。ポケモンカードとの向き合い方も一部考え直す良い機会になりそうです。あの場で全国各地の強豪プレイヤーの方々との対戦等で過ごした時間は本当に楽しくて、挙げようと思ってもキリがありません。その気持ちはずっと大事にしていきたい。
それと、地元宮城からちゃきが日本チャンピオンの栄冠を手にしました。東北にとって目覚ましい報せだと思います。3年前に同じく地元宮城のおのでぃさんが日本チャンピオンになった時ほどは悔しくなかったのですが、近いデッキタイプを使用していた身としてはまた別の悔しさを感じていました。色々な意味で以前よりは成長出来たのかもしれませんが、自分は人間としてまだまだ未熟なものでその時に抱いていた悔しさが堪えられず、優勝が決まった瞬間にやっと彼女に対して拍手を送ることが出来ました。もう少し器の大きい人間になりたいものです。そういった意味合いでも今よりも強くなりたいですね。
長い戦いが終わったのでやっとカジュアルな姿勢でポケモンカードを再び楽しむことが出来そうです。一旦、プレイヤーとしては休みつつイベントオーガナイザーとしての活動に力を入れて過ごそうと思います。
最後になりますが、今シーズンは沢山の方々にお世話になりました。仙台がポケモンカードで盛んな地域になり始めているのも、僕にとってはかなりの追い風が吹いていました。地元のみならず今シーズンは特に関西方面のお父さんお母さんプレイヤーとご縁があり、大変お世話になったことがとても印象に残っております。今年は機会があればオフシーズンに関西方面へ遊びに行ってみたいなと思います。この楽しみがあるからポケモンカードはやめられない。
皆さんありがとうございました。またどこかでお会いしましょう!
昨日はチャンピオンズリーグ2017 日本チャンピオン決定戦に出場してきました。宣言通り後悔の無いデッキ選択で臨みました。以下が簡易的な結果報告になります。
使用デッキ「サーナイトGXエルレイド」
1戦目 ×○ メタグロスGXネスロズマGXマギアナEX(Kouさん)
2戦目 ×× グソクムシャGXゾロアークイーブイズカプ・コケコ(シャックさん)
3戦目 ○× アローラキュウコンGXジュナイパーGXラフレシアマシェード(すーさん)
4戦目 ×× ソルガレオGXドータクンマギアナGXガマゲロゲEX(ユズさん)
5戦目 ○○ ビークインゾロアークガマゲロゲEXゴーリキー(ヤナギブソンさん)
1勝2敗2分により勝ち点5 予選79位
冒頭にもあったように後悔の無いデッキ選択をテーマに上げましたが、色々な方々からそのデッキ選択は意外だと言われました。エルレイドを見たらやっぱりとも言われました。僕が自分の考えのみを貫くとしたならば「グソクムシャに勝つことに特化したルガルガンデッキ」を使っていました。
じゃあ、何故このデッキを使ったか。実はこのデッキを組んだのは僕ではなく、宮城大会でもリュウセイマルとして共にチームを組んだTAMAさんです。
今シーズンはTAMAさんとひたすら練習をしていました。彼が練習に付き合ってくれたお陰で僕はCSPを獲得出来るレベルのルガルガンデッキを作ることが出来、初めての全国大会に駒を進めました。そのTAMAさんが新弾のカードが出揃ってからサーナイトGXとアローラベトベトンを組み合わせたデッキを先週土曜日の練習に持ってきてくれたことがきっかけでサーナイトGXのポテンシャルに感動し、仕事や環境の都合によりFINALまでの練習時間をほとんど取れない彼の代わりに、僕はそれから5日間ひたすらこのデッキを磨いて彼に返しました。結果的にそれをそのまま彼はFINALで使ってくれました。最後は5戦目に相性的にかなり苦手であるメタグロスGXデッキに当たってしまったため敗北。
じゃあ、そこでそのデッキを終わらせていいのか。今シーズンは誰とどんな練習をしてきて全国大会に自分は出場出来たのか。もしも環境読みやらデッキに自信があるならばこれを使うのがベストではないか。
そう考えた僕は前日の夜にこのサーナイトデッキを握ることに決めました。スリーブもチャンピオンズリーグ2017 宮城大会でリュウセイマルみんなで使用したフーパスリーブに差し替えた辺り、決定打はいわゆる情ってものだと思います。今シーズンのラストを僕らしく締めくくるにはそれがいいとも考えました。また、僕にとって色々な想いが詰まっているエルレイドというカードを信じました。
1戦目は僕が愛知大会で使用したルガルガンデッキの発想の元となったWCS2016 マスター10位のスタープレイヤーKouさん。マッチアップが決まった瞬間に怖じけることもなく、むしろ初対戦だ!楽しみだ!やった!という気持ちが先行していました。蓋を開けてみたらまさかのメタグロスGXデッキ…そういえばKouさんは2004年にメタグロスデッキで全国大会へ出場してきたことがあったなと懐かしい記憶を対戦中に僕も掘り起こしていました。これも巡り合わせなのでしょう。
昨日のTAMAさんはメタグロスGXにやられてしまったんだ!僕はそうはいかない!と色々なものを信じて向き合った勝負は、結果的に1敗からの1勝で時間切れ。Kouさんほどのプレイヤーに対してサーナイトデッキでそこまでやれた自分のことは誇りに思います。Kouさんとの読み合いは本当に楽しかった。しかしながら、それと同時に世界を目指して戦っている方々の気持ちの重さと、自分が見ている世界の甘さを感じさせられました。だからこそ、その後も負けられないって思っていたのにそこから全然勝ち切れなかったのは本当に情け無かった。
2戦目のシャックさんとは比較的有利なマッチアップだったにも関わらずなす術なく5連敗。負けた後は天を仰ぎましたが、それからすぐ後に「ポケモンカードを初めた頃から僕のDNの記事を読み続けて下さっている」とのことです。試合は僕が不甲斐ないことに2戦とも負けてしまったのですが、終わった後に今日朗さんと対戦できて嬉しかったです!」って言われ、もう本当に嬉しかったです。
3戦目のすーさんとはバトルフェスタ2015 神奈川大会でご挨拶してから、今回が初めての対戦でした。1セット目、2セット目とどちらも互いに貴重なリソースを隠しながら向き合って1勝1敗、結果的には時間切れで引き分け。FINALでアローラキュウコンジュナイパーを使用した身としては、全く違うアプローチで組まれた彼のデッキに驚きの連続でした。この場で相見える方々は本当に強者揃いです。
4戦目のユズさんは公式大会やみらちゃんなどで軽くご挨拶程度にお話したことはありましたが、ちゃんとお話をしたり対戦をするのはこれが初めて。デッキに関しては3戦目でお隣だったので相性最悪が再びと思いつつも、自分はKouさんに1本取れたのだと自信を持って臨みます。1セット目は詰めでリーチをかけられそうでしたが、相手の終盤のケアがとても上手く負け。2セット目はまた別の戦法を取ろうと試みましたが、相手の立ち回り方も変わりそれで押し切られてしまいました。対戦中はわりとクールな方でしたが、終わってからは表情豊かにお話される方だったのでそのギャップが印象的でした。
5戦目は去年のカメックスメガバトル千葉大会2日目のクライマックスステージで負けてしまったヤナギブソンさん。去年、対戦したことがきっかけで今シーズンは宮城辺りからかなりお話していたと思います。1セット目は相手が噛み合わず、先にエルレイドとカプ・コケコで小突きつつ、アローラベトベトンを立てたら相手が何も出来なくなったので押し切り勝ち。2セット目は序盤に相手が緊張からか本人も驚きのプレイングミスをしてしまいましたが、それをものともしないかの如く終盤にビークインが僕のサーナイトGXをOHKOしてきた時は、正直負けるかと思いました。最後はずっと相手に隠していたオカルトマニアを最高のタイミングで打って全てのアタッカーを倒し逃げ切り勝ち。最後まで勝ちを諦めない姿勢がとても立派でした。
こうして僕のWCS2017への挑戦は幕を閉じました。最後に勝ち越すことが出来て本当に安心しましたが、全会場を回ってCSPは4点しか獲得出来なかった辺り、これが今の自分の実力なのだと思います。僕にはまだ世界大会は早いようです。とはいえ、毎年少しずつステップアップが出来ているとは思えているので、諦めずにまた来年に向けてマイペースに出発します。ポケモンカードとの向き合い方も一部考え直す良い機会になりそうです。あの場で全国各地の強豪プレイヤーの方々との対戦等で過ごした時間は本当に楽しくて、挙げようと思ってもキリがありません。その気持ちはずっと大事にしていきたい。
それと、地元宮城からちゃきが日本チャンピオンの栄冠を手にしました。東北にとって目覚ましい報せだと思います。3年前に同じく地元宮城のおのでぃさんが日本チャンピオンになった時ほどは悔しくなかったのですが、近いデッキタイプを使用していた身としてはまた別の悔しさを感じていました。色々な意味で以前よりは成長出来たのかもしれませんが、自分は人間としてまだまだ未熟なものでその時に抱いていた悔しさが堪えられず、優勝が決まった瞬間にやっと彼女に対して拍手を送ることが出来ました。もう少し器の大きい人間になりたいものです。そういった意味合いでも今よりも強くなりたいですね。
長い戦いが終わったのでやっとカジュアルな姿勢でポケモンカードを再び楽しむことが出来そうです。一旦、プレイヤーとしては休みつつイベントオーガナイザーとしての活動に力を入れて過ごそうと思います。
最後になりますが、今シーズンは沢山の方々にお世話になりました。仙台がポケモンカードで盛んな地域になり始めているのも、僕にとってはかなりの追い風が吹いていました。地元のみならず今シーズンは特に関西方面のお父さんお母さんプレイヤーとご縁があり、大変お世話になったことがとても印象に残っております。今年は機会があればオフシーズンに関西方面へ遊びに行ってみたいなと思います。この楽しみがあるからポケモンカードはやめられない。
皆さんありがとうございました。またどこかでお会いしましょう!
夜分遅くにこんばんは、朗です。
本日はチャンピオンズリーグ2017 FINALに出場してきました。
CSP獲得数が4点の僕にとって、今日はWCSの権利獲得への正念場です。
ということで、色々と思い切って臨みました。簡易的に以下の通りにまとめます。
使用デッキ「ジュナイパーアローラキュウコン」
1戦目 ○○− マーシャドーGXジュナイパーGX(WAKAさん)
2戦目 ××− オーロットBREAKネクロズマGXカプ・テテフ
3戦目 ○○− サーナイトGXエルレイドケンタロスGXディアンシー
4戦目 ○○− オーロットBREAKネクロズマGXカプ・テテフ
5戦目 ×○× オーロットBREAKネクロズマGXカプ・テテフ(ブロック優勝者)
6戦目 ID
7戦目 ID
3勝2敗2分によりブロック12位でCSP獲得ならず
色々な人から「え!?何で闘デッキじゃないの!?」「意外なデッキを使っててビックリした」「思い切ったね」といった声を沢山聞きました。ジュナイパーガマゲロゲというデッキが大嫌いな僕にとって、近いコンセプトのジュナイパーアローラキュウコンというデッキはまさに食わず嫌いという奴で、5月のチャンピオンズリーグには自分で組もうとも思いませんでした。
しかしながら、6月に入り新弾発売までややカジュアルにポケモンカードを出来るシーズンを迎え、気分転換がてら各大会で上位入賞したデッキをあちこちで使ってみたら意外なことに自分のプレイスタイルにハマってくれて、FINALに至るまでの調整で全然負けることがなく自然と候補に入っていきました。
折角なら茶色いデッキでまたCSP獲得を目指したいなと思う反面、ジュナイパーアローラキュウコンというデッキタイプの魅力にハマり込んで、今回のメタゲームを意識した自分なりのアプローチが組み立てていくのがとにかく楽しくて、茶色いデッキユーザーとしてはあの大舞台でこれを使ってみたいという気持ちが強くなり、新型の茶色いデッキは後日にとっておくことにして、今回はこの選択をしました。
デッキの完成度も構築も納得はいったので使用したことに後悔は全くありません。むしろスッキリして楽しかった!今日の敗因は新弾が発売されてから新たに強力なアプローチを得たオーロットの力を軽視し過ぎてしまった。それに尽きます。まさか1日で5回も当たるとは…これがアローラキュウコンGX主軸でうねりの大海で耐久する型だと大分楽なのかもしれませんが、僕の場合はそうはいきませんでした。環境読みが甘かった。
「後悔の無いデッキを使う」というのは明日(というかもう今日ですね)の僕にとって重要なキーワードになりそうです。初めての日本チャンピオン決定戦。もしも上位に入賞出来たとしたら世界大会への出場権が獲得出来ます。有難いことに僕にはまだチャンスがあります。そのチャンスを最後に自分が後悔の無いデッキと共に掴み取れるように、今シーズン最後の大舞台に臨んでまいります。
明日は僕にとって素敵な1日になりますように。おやすみなさい。
本日はチャンピオンズリーグ2017 FINALに出場してきました。
CSP獲得数が4点の僕にとって、今日はWCSの権利獲得への正念場です。
ということで、色々と思い切って臨みました。簡易的に以下の通りにまとめます。
使用デッキ「ジュナイパーアローラキュウコン」
1戦目 ○○− マーシャドーGXジュナイパーGX(WAKAさん)
2戦目 ××− オーロットBREAKネクロズマGXカプ・テテフ
3戦目 ○○− サーナイトGXエルレイドケンタロスGXディアンシー
4戦目 ○○− オーロットBREAKネクロズマGXカプ・テテフ
5戦目 ×○× オーロットBREAKネクロズマGXカプ・テテフ(ブロック優勝者)
6戦目 ID
7戦目 ID
3勝2敗2分によりブロック12位でCSP獲得ならず
色々な人から「え!?何で闘デッキじゃないの!?」「意外なデッキを使っててビックリした」「思い切ったね」といった声を沢山聞きました。ジュナイパーガマゲロゲというデッキが大嫌いな僕にとって、近いコンセプトのジュナイパーアローラキュウコンというデッキはまさに食わず嫌いという奴で、5月のチャンピオンズリーグには自分で組もうとも思いませんでした。
しかしながら、6月に入り新弾発売までややカジュアルにポケモンカードを出来るシーズンを迎え、気分転換がてら各大会で上位入賞したデッキをあちこちで使ってみたら意外なことに自分のプレイスタイルにハマってくれて、FINALに至るまでの調整で全然負けることがなく自然と候補に入っていきました。
折角なら茶色いデッキでまたCSP獲得を目指したいなと思う反面、ジュナイパーアローラキュウコンというデッキタイプの魅力にハマり込んで、今回のメタゲームを意識した自分なりのアプローチが組み立てていくのがとにかく楽しくて、茶色いデッキユーザーとしてはあの大舞台でこれを使ってみたいという気持ちが強くなり、新型の茶色いデッキは後日にとっておくことにして、今回はこの選択をしました。
デッキの完成度も構築も納得はいったので使用したことに後悔は全くありません。むしろスッキリして楽しかった!今日の敗因は新弾が発売されてから新たに強力なアプローチを得たオーロットの力を軽視し過ぎてしまった。それに尽きます。まさか1日で5回も当たるとは…これがアローラキュウコンGX主軸でうねりの大海で耐久する型だと大分楽なのかもしれませんが、僕の場合はそうはいきませんでした。環境読みが甘かった。
「後悔の無いデッキを使う」というのは明日(というかもう今日ですね)の僕にとって重要なキーワードになりそうです。初めての日本チャンピオン決定戦。もしも上位に入賞出来たとしたら世界大会への出場権が獲得出来ます。有難いことに僕にはまだチャンスがあります。そのチャンスを最後に自分が後悔の無いデッキと共に掴み取れるように、今シーズン最後の大舞台に臨んでまいります。
明日は僕にとって素敵な1日になりますように。おやすみなさい。
夜分遅くにこんばんは、朗です。
毎週全国各地を飛び回っていたチャンピオンズリーグもいよいよ大詰め。最後の地方大会は僕が最も苦手意識を抱いていた大阪大会です。対戦レポートを書く前にこれまで僕が大阪大会に参加した際の記録を振り返ります。
2013冬 バトルフェスタ 勝利賞を獲得するもプレミアステージ進出ならず
2014春 リザードンメガバトル西日本大会 ブロック予選にて敗退
2015春 レックウザメガバトル プレミアステージ2戦目にて敗退
2016春 カメックスメガバトル プレミアステージ3戦目にて定員が埋まる&ファーストステージを4周する
2017春 チャンピオンズリーグ大阪大会① 2日目に進出するも予選28位でCSP0点
大阪大会にはあまり良い思い出がないです…が、少しずつ戦績が良くなっているのも事実。ということで、ここでジンクスをぶち壊してやろうと臨みました。あとCSPを2点取ることが出来れば僕も初めての世界大会に行けます…以下、今回の簡易レポートです。
使用デッキ「まよなかルガルガンバレット ブイズver更改」
懲りずに千葉大会に引き続きルガルガンですが、直前まで別のデッキを使用するか迷いました。ただ、昨日(5/27)が我が家の愛犬が8歳の誕生日だったので「迷うぐらいならまたルガルガンで行こう」と思い切り選択に至ります。千葉大会2日目で使用した型よりもかなり攻撃的な構築に変えていますが、元のベースレシピが好き勝手に組み上げたおもちゃ箱なので、今回はそれにより色をハッキリとさせたアプローチにしました。プレイングやデッキの中身を知っている方はみんなビックリするはず。これが僕のルガルガンだ!
1戦目 ○○− ボルケニオンバグガメス(キンゴさん)
2戦目 ○○− ゲッコウガオクタンスターミー
3戦目 ○×△ ガマゲロゲカプ・テテフWダストダス(salmonellaさん)
4戦目 ○○− アローラキュウコンジュナイパーエーフィ(ルチ13さん)
5戦目 ×○× ガマゲロゲジュナイパー(ブロッカーさん@3位)
6戦目 ○○− アローラキュウコンダストダス
7戦目 ○○− ジジーロンダストダス(カズシ君)
5勝1敗1分 勝ち点16により15位 CSP1点獲得
色々なドラマがありました。2戦目はどう考えても相性が不利だと考えていたゲッコウガデッキに咄嗟の思い付きで行ったプレイングが刺さり無事2勝。3戦目はギリギリの攻防の末に2セット目で相手の牙城を崩さずに1勝1敗で引き分け。4戦目は4年半ぶりにお会いした大分のルチ13さん。プレイングに感動して頂けてとても嬉しかったです。5戦目は今シーズン最も大嫌いだと言い続けていたジュナイパーガマゲロゲにエクストラターンで逃げきれず敗北し、CSP2点以上を逃して卓に崩れ落ちる。7戦目は2年前に千葉大会のクライマックスステージで敗北したカズシ君へのリベンジも兼ねた1戦でした。最後はルガルガンデッキとは思えない立ち回りでリベンジ達成!
自分なりに描いたルガルガンデッキで今回も成果を残すことが出来ました。惜しくもCSPは1点届かずトータル換算してみると4点です…が、僕の実力を鑑みると十分すぎる結果だと思っています。この形式は練習が何かしらの形でハッキリと成果として残ってくれるので本当にありがたいです。結果的にルガルガンデッキでしかCSPを獲得出来ませんでしたが、大阪大会を終える頃には「このデッキなら負ける気がしない」と思えている自分がいたのは、今シーズンを通して自身がそれなりに成長していたのではないかと思えて本当に嬉しいです。それでも僕はプレイヤーとしてまだまだなんですけどね。
今回はルガルガンのお陰で大阪大会で初めて良い思い出を作ることが出来ました。仙台に戻ったら愛犬へバースデーケーキでもお土産に買って帰ろうと思います。また、しばらくポケモンカード漬けの日々が続いて心身ともに疲弊しきっているので、今週末は日帰りで温泉にでも行こうかなと思います。何事もメリハリが大事ですね。
チャンピオンズリーグFINAL、日本チャンピオン決定戦まで残り1ヶ月もありませんが、僕らしくマイペースにポケモンカードを楽しんで行こうと思います。皆さんお疲れ様でした!
毎週全国各地を飛び回っていたチャンピオンズリーグもいよいよ大詰め。最後の地方大会は僕が最も苦手意識を抱いていた大阪大会です。対戦レポートを書く前にこれまで僕が大阪大会に参加した際の記録を振り返ります。
2013冬 バトルフェスタ 勝利賞を獲得するもプレミアステージ進出ならず
2014春 リザードンメガバトル西日本大会 ブロック予選にて敗退
2015春 レックウザメガバトル プレミアステージ2戦目にて敗退
2016春 カメックスメガバトル プレミアステージ3戦目にて定員が埋まる&ファーストステージを4周する
2017春 チャンピオンズリーグ大阪大会① 2日目に進出するも予選28位でCSP0点
大阪大会にはあまり良い思い出がないです…が、少しずつ戦績が良くなっているのも事実。ということで、ここでジンクスをぶち壊してやろうと臨みました。あとCSPを2点取ることが出来れば僕も初めての世界大会に行けます…以下、今回の簡易レポートです。
使用デッキ「まよなかルガルガンバレット ブイズver更改」
懲りずに千葉大会に引き続きルガルガンですが、直前まで別のデッキを使用するか迷いました。ただ、昨日(5/27)が我が家の愛犬が8歳の誕生日だったので「迷うぐらいならまたルガルガンで行こう」と思い切り選択に至ります。千葉大会2日目で使用した型よりもかなり攻撃的な構築に変えていますが、元のベースレシピが好き勝手に組み上げたおもちゃ箱なので、今回はそれにより色をハッキリとさせたアプローチにしました。プレイングやデッキの中身を知っている方はみんなビックリするはず。これが僕のルガルガンだ!
1戦目 ○○− ボルケニオンバグガメス(キンゴさん)
2戦目 ○○− ゲッコウガオクタンスターミー
3戦目 ○×△ ガマゲロゲカプ・テテフWダストダス(salmonellaさん)
4戦目 ○○− アローラキュウコンジュナイパーエーフィ(ルチ13さん)
5戦目 ×○× ガマゲロゲジュナイパー(ブロッカーさん@3位)
6戦目 ○○− アローラキュウコンダストダス
7戦目 ○○− ジジーロンダストダス(カズシ君)
5勝1敗1分 勝ち点16により15位 CSP1点獲得
色々なドラマがありました。2戦目はどう考えても相性が不利だと考えていたゲッコウガデッキに咄嗟の思い付きで行ったプレイングが刺さり無事2勝。3戦目はギリギリの攻防の末に2セット目で相手の牙城を崩さずに1勝1敗で引き分け。4戦目は4年半ぶりにお会いした大分のルチ13さん。プレイングに感動して頂けてとても嬉しかったです。5戦目は今シーズン最も大嫌いだと言い続けていたジュナイパーガマゲロゲにエクストラターンで逃げきれず敗北し、CSP2点以上を逃して卓に崩れ落ちる。7戦目は2年前に千葉大会のクライマックスステージで敗北したカズシ君へのリベンジも兼ねた1戦でした。最後はルガルガンデッキとは思えない立ち回りでリベンジ達成!
自分なりに描いたルガルガンデッキで今回も成果を残すことが出来ました。惜しくもCSPは1点届かずトータル換算してみると4点です…が、僕の実力を鑑みると十分すぎる結果だと思っています。この形式は練習が何かしらの形でハッキリと成果として残ってくれるので本当にありがたいです。結果的にルガルガンデッキでしかCSPを獲得出来ませんでしたが、大阪大会を終える頃には「このデッキなら負ける気がしない」と思えている自分がいたのは、今シーズンを通して自身がそれなりに成長していたのではないかと思えて本当に嬉しいです。それでも僕はプレイヤーとしてまだまだなんですけどね。
今回はルガルガンのお陰で大阪大会で初めて良い思い出を作ることが出来ました。仙台に戻ったら愛犬へバースデーケーキでもお土産に買って帰ろうと思います。また、しばらくポケモンカード漬けの日々が続いて心身ともに疲弊しきっているので、今週末は日帰りで温泉にでも行こうかなと思います。何事もメリハリが大事ですね。
チャンピオンズリーグFINAL、日本チャンピオン決定戦まで残り1ヶ月もありませんが、僕らしくマイペースにポケモンカードを楽しんで行こうと思います。皆さんお疲れ様でした!
朝早くにおはようございます、朗です。
千葉大会の興奮が未だに冷めないので簡易的ではありますが、今回も記録を残してみます。
【千葉大会1日目】
使用デッキ「まよなかルガルガンバレット ブイズver」
愛知大会で使用した構築をベースに、より広くの相手を見れる用にブースターとシャワーズを採用しました。ベースとなる構築がバレていても環境を勝ち抜くためのアプローチが変わればデッキの顔も変わります。そのイメージと環境に対するマッチアップを確認すべく1日目はルガルガンで行きました。
1戦目 ○− アローラキュウコンGXオクタンマナフィEX(MIKEYさん)
2戦目 ×○△ ブラッキーGXブイズゾロアークBREAK(しーせん君)
3戦目 ○×△ エーフィGXブイズダストダス(NTPPさん)
4戦目 ○○− ボルケニオンEXバグガメスGX(テル君)
5戦目 ○○− ジュナイパーGXアローラキュウコンGXガマゲロゲEX(レイカちゃん)
6戦目 ×○△ よるのこうしんヤレユータン
3勝3分により自動ドロップ
6戦目のエクストラターンで勝負がつかずに両者共痛み分けという形で1日目を終えたことはかなりメンタルに来てしまいました。その場その場の最善を尽くして精一杯やった結果がこうも残酷だと、とにかく辛かった。岡山大会で2連敗した比じゃないです。
「どうすれば引き分けにならなかった?」「果たしてこのデッキは本当に環境に刺さる物として完成したのか?」「もっと極端な話だと何で自分は全勝出来なかった?」など、マスターリーグ対戦会場脇のスペースで1時間近く天井を見上げながらずっと考え続けるも答えは出ず。
その場にいた色々な方々にお話を聞いて下さって、少しずつ自分の中でも翌日の方向性が見えてきて、何とか今の自分がやるべきことを見出し次の戦いに備えることにしました。特にバツローグ君、うきにんさん、zbさんからは自力では辿り着けない物の見方の話をしてもらえて、本当に助かりました。ありがとうございます。
22時半には宿に戻り、最低限の準備を済ませてポケモンカードは敢えて触らないで体を休めることに専念。そのまま朝はほどほどに早く起きて、昨日の夜遅くまで考え抜いた結論でいいかをシャワーを浴びて身支度を整えながら考える。何も迷いがなかったので、その考えで行くことにしました。ただし、デッキシートだけは書く余裕が無かったので、会場に到着してデッキのカードを差し替えながらシートも書いてギリギリで提出。ギリギリとはいえ絶対に後悔のない選択で勝ち抜きたかったので、この時の自分が最も信じられるデッキで千葉大会2日目に臨みました。
【千葉大会2日目】
「まよなかルガルガンバレット ブイズver改」
やはり僕にはルガルガンというか迷った時に握れるデッキは闘しかないんだと思います。何よりもこのデッキを昨日、自分の技量が至らなかったために不甲斐ない敗退の仕方をさせてしまったのが本当に申し訳なくて、2日目に戦うなら絶対にこのデッキで勝ちたい。その思いと反省を元に、前日から中身をさらに差し替えポケモンの数は何と12種類…僕らしいおもちゃ箱のようなデッキの完成です。前日の自分を超えるべく、再び僕の挑戦が始まりました。
1戦目 不戦勝 (アチャマスさん)
2戦目 ○○− メタグロスGXソルガレオGXドータクン(チャーさん)
3戦目 ××− エーフィGXブイズダストダス(バツローグ君)
4戦目 ○○− ボルケニオンEXバグガメスGXウソッキー
5戦目 ×○○ ジュナイパーGXガマゲロゲEXミルタンクエーフィEX
6戦目 ○○− ライチュウダストダスカプ・コケコ(094さん)
7戦目 ×○△ ジュナイパーGXアローラキュウコンGXガマゲロゲEX(油さん)
5勝1敗1分により勝ち点16で16位 CSP1点獲得
苦手なデッキの壁、CSPを有する強豪プレイヤーの壁、最強チームの壁など色々なものが立ちはだかりました。それでも、2戦目では一手差の勝負に勝てたこと、4戦目では愛知大会の自分のかるいしをブロアーでぶち壊してこだわりハチマキを貼ったプレイングを彷彿とさせる自分でもドン引きのプレイングを見せて勝ったこと、5戦目にルガルガンを使い続けてきて最も勝ちたい相手だったジュナイパーガマゲロゲに勝てたこと、7戦目に最強チームかつ同郷の油さんとやるだけやっての勝負の末に引き分けたことなど、その末に獲得したCSPにより自身の合計ポイントが3点…僕はポケモンカード人生で初めて全国大会に進出出来ることになりました。
千葉大会2日間で獲得したCSPは1点ですが、この1点はとてつもなく大きいです。いっぱい悩み抜いた末に、自分がこれだと信じた答えで、この一つの成果を上げられたのだと思います。やはり僕には茶色デッキしかないんだなと改めて思わされました。おそらく僕は他のタイプのデッキとは違う世界を、茶色いデッキを握っている時には見ています。そういった研ぎ澄まされた感覚などを確かに実感した2日間でした。
今回使用したルガルガンデッキには沢山のポケモンが入っています。具体的にはルガルガンGXルガルガンカプ・テテフGXブースターシャワーズカプ・コケコオドリドリウソッキーシェイミEXジジーロンGXといったポケモン達が、相手のデッキ状況に応じて果敢に立ち回ります。しかしながら、ポケモンの数だけであまりにも欲張りすぎているため、要求されるプレイングは本当に難しいです。それでも、自分なら出来ると信じてこのデッキを握りました。やれるだけやって全国大会行きを決められただなんて感無量です。
まだ世界大会にはやや遠いかもしれませんが、あと少しで手が届きます。こうなりゃやれるところまで、ひたすら模索を続けながら自分にしか出来ないアプローチで突き進む所存です。ルガルガンデッキだけでも4パターンほどあるから次はどれを握ろうかな…といいつつ、ルガルガンは使っていない可能性もありますが、それはまたそれで。
とりあえず特に書きたいことはまとめたので、続きに書きたいことはまた改めて別の記事で書こうと思います。応援して下さったり、会場で声をかけて下ったり、対戦をして下さった方々、そして大会運営に携わった方々など、沢山の方々に声をかけられては祝ってもらえた僕は幸せ者です。
本当にありがとうございました。残りの大阪大会もベストを尽くします!
千葉大会の興奮が未だに冷めないので簡易的ではありますが、今回も記録を残してみます。
【千葉大会1日目】
使用デッキ「まよなかルガルガンバレット ブイズver」
愛知大会で使用した構築をベースに、より広くの相手を見れる用にブースターとシャワーズを採用しました。ベースとなる構築がバレていても環境を勝ち抜くためのアプローチが変わればデッキの顔も変わります。そのイメージと環境に対するマッチアップを確認すべく1日目はルガルガンで行きました。
1戦目 ○− アローラキュウコンGXオクタンマナフィEX(MIKEYさん)
2戦目 ×○△ ブラッキーGXブイズゾロアークBREAK(しーせん君)
3戦目 ○×△ エーフィGXブイズダストダス(NTPPさん)
4戦目 ○○− ボルケニオンEXバグガメスGX(テル君)
5戦目 ○○− ジュナイパーGXアローラキュウコンGXガマゲロゲEX(レイカちゃん)
6戦目 ×○△ よるのこうしんヤレユータン
3勝3分により自動ドロップ
6戦目のエクストラターンで勝負がつかずに両者共痛み分けという形で1日目を終えたことはかなりメンタルに来てしまいました。その場その場の最善を尽くして精一杯やった結果がこうも残酷だと、とにかく辛かった。岡山大会で2連敗した比じゃないです。
「どうすれば引き分けにならなかった?」「果たしてこのデッキは本当に環境に刺さる物として完成したのか?」「もっと極端な話だと何で自分は全勝出来なかった?」など、マスターリーグ対戦会場脇のスペースで1時間近く天井を見上げながらずっと考え続けるも答えは出ず。
その場にいた色々な方々にお話を聞いて下さって、少しずつ自分の中でも翌日の方向性が見えてきて、何とか今の自分がやるべきことを見出し次の戦いに備えることにしました。特にバツローグ君、うきにんさん、zbさんからは自力では辿り着けない物の見方の話をしてもらえて、本当に助かりました。ありがとうございます。
22時半には宿に戻り、最低限の準備を済ませてポケモンカードは敢えて触らないで体を休めることに専念。そのまま朝はほどほどに早く起きて、昨日の夜遅くまで考え抜いた結論でいいかをシャワーを浴びて身支度を整えながら考える。何も迷いがなかったので、その考えで行くことにしました。ただし、デッキシートだけは書く余裕が無かったので、会場に到着してデッキのカードを差し替えながらシートも書いてギリギリで提出。ギリギリとはいえ絶対に後悔のない選択で勝ち抜きたかったので、この時の自分が最も信じられるデッキで千葉大会2日目に臨みました。
【千葉大会2日目】
「まよなかルガルガンバレット ブイズver改」
やはり僕にはルガルガンというか迷った時に握れるデッキは闘しかないんだと思います。何よりもこのデッキを昨日、自分の技量が至らなかったために不甲斐ない敗退の仕方をさせてしまったのが本当に申し訳なくて、2日目に戦うなら絶対にこのデッキで勝ちたい。その思いと反省を元に、前日から中身をさらに差し替えポケモンの数は何と12種類…僕らしいおもちゃ箱のようなデッキの完成です。前日の自分を超えるべく、再び僕の挑戦が始まりました。
1戦目 不戦勝 (アチャマスさん)
2戦目 ○○− メタグロスGXソルガレオGXドータクン(チャーさん)
3戦目 ××− エーフィGXブイズダストダス(バツローグ君)
4戦目 ○○− ボルケニオンEXバグガメスGXウソッキー
5戦目 ×○○ ジュナイパーGXガマゲロゲEXミルタンクエーフィEX
6戦目 ○○− ライチュウダストダスカプ・コケコ(094さん)
7戦目 ×○△ ジュナイパーGXアローラキュウコンGXガマゲロゲEX(油さん)
5勝1敗1分により勝ち点16で16位 CSP1点獲得
苦手なデッキの壁、CSPを有する強豪プレイヤーの壁、最強チームの壁など色々なものが立ちはだかりました。それでも、2戦目では一手差の勝負に勝てたこと、4戦目では愛知大会の自分のかるいしをブロアーでぶち壊してこだわりハチマキを貼ったプレイングを彷彿とさせる自分でもドン引きのプレイングを見せて勝ったこと、5戦目にルガルガンを使い続けてきて最も勝ちたい相手だったジュナイパーガマゲロゲに勝てたこと、7戦目に最強チームかつ同郷の油さんとやるだけやっての勝負の末に引き分けたことなど、その末に獲得したCSPにより自身の合計ポイントが3点…僕はポケモンカード人生で初めて全国大会に進出出来ることになりました。
千葉大会2日間で獲得したCSPは1点ですが、この1点はとてつもなく大きいです。いっぱい悩み抜いた末に、自分がこれだと信じた答えで、この一つの成果を上げられたのだと思います。やはり僕には茶色デッキしかないんだなと改めて思わされました。おそらく僕は他のタイプのデッキとは違う世界を、茶色いデッキを握っている時には見ています。そういった研ぎ澄まされた感覚などを確かに実感した2日間でした。
今回使用したルガルガンデッキには沢山のポケモンが入っています。具体的にはルガルガンGXルガルガンカプ・テテフGXブースターシャワーズカプ・コケコオドリドリウソッキーシェイミEXジジーロンGXといったポケモン達が、相手のデッキ状況に応じて果敢に立ち回ります。しかしながら、ポケモンの数だけであまりにも欲張りすぎているため、要求されるプレイングは本当に難しいです。それでも、自分なら出来ると信じてこのデッキを握りました。やれるだけやって全国大会行きを決められただなんて感無量です。
まだ世界大会にはやや遠いかもしれませんが、あと少しで手が届きます。こうなりゃやれるところまで、ひたすら模索を続けながら自分にしか出来ないアプローチで突き進む所存です。ルガルガンデッキだけでも4パターンほどあるから次はどれを握ろうかな…といいつつ、ルガルガンは使っていない可能性もありますが、それはまたそれで。
とりあえず特に書きたいことはまとめたので、続きに書きたいことはまた改めて別の記事で書こうと思います。応援して下さったり、会場で声をかけて下ったり、対戦をして下さった方々、そして大会運営に携わった方々など、沢山の方々に声をかけられては祝ってもらえた僕は幸せ者です。
本当にありがとうございました。残りの大阪大会もベストを尽くします!
#274 チャンピオンズリーグ2017 岡山大会で1勝も出来なかったお話
2017年5月14日 イベントレポート夜分遅くにこんばんは、朗です。
本日はチャンピオンズリーグ2017岡山大会に参加してきました。
簡易的なレポートになりますが結果を載せておきます。
使用デッキ「ボルケニオンバグガメス」
1戦目 ××− ボルケニオンバグガメス(ししゃもさん)
2戦目 ××− オーロットカプ・テテフ(ともじゅんさん)
0勝2敗により自動ドロップ
仙台から岡山にある程度の無茶をして遠征しましたが、1度も勝てませんでした。
いや、冗談抜きでビックリです。デッキが事故った訳でもなく、選択を間違えたわけでもなく、強いていうならばボルケニオンデッキにしては色々な相手を広く見すぎて速度がやや遅めになってしまいました。
かといって、別に手を抜いた訳でもなく適当にやったわけでもなく、出来る限りの練習をして辿り着いたものなので、ボルケニオンを使ったことは全く後悔していません。むしろ、今日ボルケニオンを使っていなかったら今日の結果(A2位 A3位 B2位はボルケニオン系統)を受けて、絶対に後悔していたと思います。
あの会場で1番強いボルケニオンに勝てず、そのままオーロットのもりののろいに落とされ脱出出来なかった…大体、そんな感じです。当然、オーロットに対する対抗手段も用意していましたが、流石は僕がこの世で1番嫌いなデッキタイプ…そのアクションを許してくれることはありませんでした。完敗です。
ボルケニオンを使ったけど1回も勝てなかった。岡山大会には同じようにボルケニオンを選択した方が沢山いたが、その中にいた自分は1番弱かった。ボルケニオンは弱くないし悪くない。むしろ、めちゃくちゃ強い。今日は自分にとってそういう日だった。
そんな感じのことを考えながら、気付いたらお昼休みのタイミングで会場の隅に座って眠っている自分がいました。きっとショックなのも重なって疲れたんでしょうね。
4戦目以降辺りからはひたすら色々な対戦を眺めては、自分の中で岡山大会における答え合わせと千葉大会に向けてのイメージを固める行動に徹してました。時間はあっという間に流れて最終戦…僕が1戦目でやられてしまったししゃもさんが勝ち、見事2位になってくれたことが本当に嬉しかったです。日本チャンピオン決定戦で彼にリベンジするという新たな目標が出来ました。
あまりにも悔しい思いをした一方で得られたものも沢山あるので、今ではわりと前向きになれているのが本当にありがたい。岡山に来て良かったなと思えています。前日に後楽園を見て回れたのも良かった。ご飯も美味しいもの多く、観光としても楽しめました。
「今日負けた」ということが財産に出来るよう、千葉大会に向けてまた僕らしく朗らかに臨みます。参加された皆さんお疲れ様でした。
本日はチャンピオンズリーグ2017岡山大会に参加してきました。
簡易的なレポートになりますが結果を載せておきます。
使用デッキ「ボルケニオンバグガメス」
1戦目 ××− ボルケニオンバグガメス(ししゃもさん)
2戦目 ××− オーロットカプ・テテフ(ともじゅんさん)
0勝2敗により自動ドロップ
仙台から岡山にある程度の無茶をして遠征しましたが、1度も勝てませんでした。
いや、冗談抜きでビックリです。デッキが事故った訳でもなく、選択を間違えたわけでもなく、強いていうならばボルケニオンデッキにしては色々な相手を広く見すぎて速度がやや遅めになってしまいました。
かといって、別に手を抜いた訳でもなく適当にやったわけでもなく、出来る限りの練習をして辿り着いたものなので、ボルケニオンを使ったことは全く後悔していません。むしろ、今日ボルケニオンを使っていなかったら今日の結果(A2位 A3位 B2位はボルケニオン系統)を受けて、絶対に後悔していたと思います。
あの会場で1番強いボルケニオンに勝てず、そのままオーロットのもりののろいに落とされ脱出出来なかった…大体、そんな感じです。当然、オーロットに対する対抗手段も用意していましたが、流石は僕がこの世で1番嫌いなデッキタイプ…そのアクションを許してくれることはありませんでした。完敗です。
ボルケニオンを使ったけど1回も勝てなかった。岡山大会には同じようにボルケニオンを選択した方が沢山いたが、その中にいた自分は1番弱かった。ボルケニオンは弱くないし悪くない。むしろ、めちゃくちゃ強い。今日は自分にとってそういう日だった。
そんな感じのことを考えながら、気付いたらお昼休みのタイミングで会場の隅に座って眠っている自分がいました。きっとショックなのも重なって疲れたんでしょうね。
4戦目以降辺りからはひたすら色々な対戦を眺めては、自分の中で岡山大会における答え合わせと千葉大会に向けてのイメージを固める行動に徹してました。時間はあっという間に流れて最終戦…僕が1戦目でやられてしまったししゃもさんが勝ち、見事2位になってくれたことが本当に嬉しかったです。日本チャンピオン決定戦で彼にリベンジするという新たな目標が出来ました。
あまりにも悔しい思いをした一方で得られたものも沢山あるので、今ではわりと前向きになれているのが本当にありがたい。岡山に来て良かったなと思えています。前日に後楽園を見て回れたのも良かった。ご飯も美味しいもの多く、観光としても楽しめました。
「今日負けた」ということが財産に出来るよう、千葉大会に向けてまた僕らしく朗らかに臨みます。参加された皆さんお疲れ様でした。
夜分遅くにこんばんは、朗です。
チャンピオンズリーグ愛知大会からもうすぐ1週間が経って、今週末には岡山大会が開催されますね。今回は自身の遠征史上、最も過密なスケジュールかつ移動手段等を練って大会に参加しようとしているので、備忘録がてら愛知大会までに準備をしてきたポケモンカード以外のことを書いておこうと思います。内容的には以前書いた、↓の記事の趣旨にわりと近いです。
上記の内容は引き続き出来る限りのレベルで試していたのですが、チャンピオンズリーグ宮城大会では地元開催で全国各地の強豪プレイヤーと比べて大きなアドバンテージを得られたというのに、自分が予想していたより心身ともに疲弊しきっておりました。年度末の慌ただしいスケジュールの中、無理やりにでもポケモンカードをやり続けていたのが影響したのか、当日だけのコンディション以外はかなりダメダメな状態になってしまいました。
そのため宮城大会が終わってからというもの、練習らしい練習に身が入らず「ポケモンカードをやるぞー!」といった気持ちへと自発的に移行出来なくなってしまい、強化拡張パック第2弾「新たなる試練の向こう」までは練習らしい練習もちゃんと出来ていなかったように思います。宮城大会が終わってから1週間経って「このままじゃ5月のチャンピオンズリーグは勝てない…もっと別のアプローチで体調を整える方法を考えないと」と思い始め、1人暮らし時代にやっていたあることを2年ぶりに再会しました。それがスムージー生活。
僕は体質上、昔から朝にめちゃくちゃ弱いです。そのため食欲がなくご飯がまともに食べられないことが多々あります。とはいえ、食生活が乱れてしまっては体の中から不健康がたたり、身体のあらゆる場所に影響を及ぼしてしまいます。それなら「無理やりにでもそこそこ栄養があるものを何かしらの形で身体に入れられればいいんじゃないの?」と考え、実家で生活している今よりも過酷な状況下にあった1人暮らし時代の食生活を振り返り、その時に社会人1年目の毎日を凌ぐために毎日続けていた健康法を思い出します。
始まりは脳の働きやら、消化の良い食べ物としてバナナを簡単に食べやすくするところから始まりました。全国の強豪ポケカプレイヤーの中にはイベントが始まる前の待機列にてバナナを1キロも食べる方もいらっしゃるようですが、僕からしてみると朝からバナナを1本食べるのは重すぎて難しいです…それなら液状にして飲みやすくすればいいじゃないと、バナナと牛乳とヨーグルトをハンディブレンダ―(ミキサー)で混ぜてバナナシェイクのようなものを作ります。段々と慣れてきたので、次は鉄分が欲しいなと考え、ほうれん草に目を付けて生の状態で下ごしらえをしてから同じくブレンダーにかけて混ぜたものが出来上がりました。1人暮らし時代はバナナ+牛乳+ほうれん草+ヨーグルトによるスムージを毎晩仕込んで、夜に150ml飲んでお風呂に入り、朝には残りの300mlぐらい飲んで出勤していた覚えがあります。
そうやっているうちにスムージーを作る上で、「これならもっと効率よく栄養を吸収できる食べ物があるのではないか?」と考えるようになりました。そこで僕が新たに目を向けたのは豆乳とリンゴとレモン酢です。両親がいわゆる健康オタクなので、我が家には自家製レモン酢がビンに沢山貯蔵されています。また、「豆乳を入れるんだったら、豆腐を使った方がコスパが良いのではないか?あ、でも絹ごし豆腐と木綿豆腐だとどれぐらい味に差が出て、飲みやすさが変わるんだろう…?」と考え始めた辺りから、愛知大会で使うデッキのレシピよりも自身の健康管理のためのスムージーのデッキレシピを2週間ほどかけて本気で毎晩のように研究するようになりました。
他に試した材料(パーツ)はイチゴ、ブルーベリー、小松菜、パイナップル、オレンジ、日向夏あたりかな…流石に何でもかんでも全部は混ぜていませんが、その時の気分や材料の状況によって出来上がったものは色々です。ちなみに僕には料理やお菓子作りが趣味(特技)であるという一面もあるので、このスムージーを仕上げる上で美味しい物を仕上げられる自信はそこそこありました。一応、イタリアンレストランのキッチンでも働いていた経験もあるのです(笑)
それで出来上がった朗のとっておきスムージーのレシピがこちらになります。
東洋医学では腸内環境が悪くなってしまうと、全身に必要なエネルギー(気)を補うことができなくしまうと考えているようです。要は腸内環境を常に整えることが出来れば身体の調子が良い状態を維持できるから、普段の練習に加え本番でもそれなりのパフォーマンスが発揮できるんじゃないかと考えました。これは身体と同様にメンタルにも良い方へと作用してくれたと考えているので、狙い通りにいったと思います。イベント当日のメンタルは不思議とこれまででもトップクラスに良かったんじゃないかな…僕は普段からあんなに肝が座っているキャラクターではありません。
ということで、簡単にまとめるとポケモンカードの大会で勝ち抜くための準備やらアプローチにはこんな方法もあるよ!というご紹介でした。僕の実力は全国各地の名だたるプレイヤーと比べるとあまり大したことないと本気で思っているので、やるならば実力を向上させる練習以外のところで何かしらの差別化を図ろうと思い、今回の行動に至ったわけです。こればかりは誰しもがそう簡単に工夫して実行出来るものではないので…それでもこのアプローチはポケモンカード以外における自身の普段営む生活にも直結するので、悪いことではないだろうと自負しております。あくまでそれを考えるきっかけとなったのがポケモンカードの大会というだけです。応用させる順番が逆ですね(笑)
この生活は今回上手く結果が伴ってくれたので今後もこの生活は続けてみようと思います!皆さんも興味があれば是非とも試してみて下さいね!
チャンピオンズリーグ愛知大会からもうすぐ1週間が経って、今週末には岡山大会が開催されますね。今回は自身の遠征史上、最も過密なスケジュールかつ移動手段等を練って大会に参加しようとしているので、備忘録がてら愛知大会までに準備をしてきたポケモンカード以外のことを書いておこうと思います。内容的には以前書いた、↓の記事の趣旨にわりと近いです。
#251 チャンピオンズリーグ2017 大阪大会レポート① 【公式大会参加に向けてポケモンカード以外で準備をしたこと編】
http://akira3.diarynote.jp/201702230120329013/
上記の内容は引き続き出来る限りのレベルで試していたのですが、チャンピオンズリーグ宮城大会では地元開催で全国各地の強豪プレイヤーと比べて大きなアドバンテージを得られたというのに、自分が予想していたより心身ともに疲弊しきっておりました。年度末の慌ただしいスケジュールの中、無理やりにでもポケモンカードをやり続けていたのが影響したのか、当日だけのコンディション以外はかなりダメダメな状態になってしまいました。
そのため宮城大会が終わってからというもの、練習らしい練習に身が入らず「ポケモンカードをやるぞー!」といった気持ちへと自発的に移行出来なくなってしまい、強化拡張パック第2弾「新たなる試練の向こう」までは練習らしい練習もちゃんと出来ていなかったように思います。宮城大会が終わってから1週間経って「このままじゃ5月のチャンピオンズリーグは勝てない…もっと別のアプローチで体調を整える方法を考えないと」と思い始め、1人暮らし時代にやっていたあることを2年ぶりに再会しました。それがスムージー生活。
僕は体質上、昔から朝にめちゃくちゃ弱いです。そのため食欲がなくご飯がまともに食べられないことが多々あります。とはいえ、食生活が乱れてしまっては体の中から不健康がたたり、身体のあらゆる場所に影響を及ぼしてしまいます。それなら「無理やりにでもそこそこ栄養があるものを何かしらの形で身体に入れられればいいんじゃないの?」と考え、実家で生活している今よりも過酷な状況下にあった1人暮らし時代の食生活を振り返り、その時に社会人1年目の毎日を凌ぐために毎日続けていた健康法を思い出します。
始まりは脳の働きやら、消化の良い食べ物としてバナナを簡単に食べやすくするところから始まりました。全国の強豪ポケカプレイヤーの中にはイベントが始まる前の待機列にてバナナを
そうやっているうちにスムージーを作る上で、「これならもっと効率よく栄養を吸収できる食べ物があるのではないか?」と考えるようになりました。そこで僕が新たに目を向けたのは豆乳とリンゴとレモン酢です。両親がいわゆる健康オタクなので、我が家には自家製レモン酢がビンに沢山貯蔵されています。また、「豆乳を入れるんだったら、豆腐を使った方がコスパが良いのではないか?あ、でも絹ごし豆腐と木綿豆腐だとどれぐらい味に差が出て、飲みやすさが変わるんだろう…?」と考え始めた辺りから、愛知大会で使うデッキのレシピよりも自身の健康管理のためのスムージーのデッキレシピを2週間ほどかけて本気で毎晩のように研究するようになりました。
他に試した材料(パーツ)はイチゴ、ブルーベリー、小松菜、パイナップル、オレンジ、日向夏あたりかな…流石に何でもかんでも全部は混ぜていませんが、その時の気分や材料の状況によって出来上がったものは色々です。ちなみに僕には料理やお菓子作りが趣味(特技)であるという一面もあるので、このスムージーを仕上げる上で美味しい物を仕上げられる自信はそこそこありました。一応、イタリアンレストランのキッチンでも働いていた経験もあるのです(笑)
それで出来上がった朗のとっておきスムージーのレシピがこちらになります。
≪材料≫うーんと、正直僕は栄養学的な意味では専門家ではないのでこの栄養バランスが良いのか悪いのかは正確にはわかりません(もしかしたら危険な箇所もあるかもしれない…?)が、これに近いレシピのスムージーを毎朝毎晩飲み続けたことで、そこそこのコストパフォーマンスで愛知大会に至るまでの健康維持に役立ったような気がします。ちなみにこのスムージーを飲み続けることで最終的に特に狙うようになっていたのは腸内環境を整えることです。
ほうれんそう(生) 60g
バナナ 125g
りんご 60g
いちご 35g
ブルーベリー 6g
無脂肪ヨーグルト 40g
豆乳 100cc
はちみつ 大さじ2
レモン酢 小さじ4
≪栄養成分バランスを計算してみたもの(レモン酢は除く)≫
エネルギー-キロカロリー 327.74kcal
エネルギー-キロジュール 1371kJ
水分 367.1g
たんぱく質 8.5g
アミノ酸組成によるたんぱく質 5.5g
脂質 2.7g
トリアシルグリセロール当量 2g
炭水化物 74.4g
灰分 3.251g
無機質-ナトリウム 37.76mg
無機質-カリウム 1247.6mg
無機質-カルシウム 108.73mg
無機質-マグネシウム 122.15mg
無機質-リン 169.54mg
無機質-鉄 3.1mg
無機質-亜鉛 1.4mg
無機質-銅 0.35mg
無機質-マンガン 0.86mg
無機質-ヨウ素 7.75μg
無機質-セレン 5.25μg
無機質-クロム 2.1μg
無機質-モリブデン 70.56μg
ビタミンA-レチノール 0μg
ビタミンA-カロテンα 35μg
ビタミンA-カロテンβ 2592.55μg
ビタミンA-βクリプトキサンチン 24.95μg
ビタミンA-βカロテン当量 2612.2μg
ビタミンA-レチノール当量 218.1μg
ビタミン-D 0μg
ビタミンE-トコフェロールα 2.3mg
ビタミンE-トコフェロールβ 0mg
ビタミンE-トコフェロールγ 2.2mg
ビタミンE-トコフェロールδ 1mg
ビタミン-K 166μg
ビタミン-B1 0.19mg
ビタミン-B2 0.27mg
ビタミン-ナイアシン 2.1mg
ビタミン-B6 0.66mg
ビタミン-B12 0.1μg
ビタミン-葉酸 223.22μg
ビタミン-パントテン酸 1.33mg
ビタミン-ビオチン 9.2μg
ビタミン-C 66.54mg
飽和脂肪酸 0.43g
一価不飽和脂肪酸 0.43g
多価不飽和脂肪酸 1.13g
コレステロール 1.6mg
水溶性食物繊維 1.1g
不溶性食物繊維 3.8g
食物繊維総量 4.9g
食塩相当量 0.1g
東洋医学では腸内環境が悪くなってしまうと、全身に必要なエネルギー(気)を補うことができなくしまうと考えているようです。要は腸内環境を常に整えることが出来れば身体の調子が良い状態を維持できるから、普段の練習に加え本番でもそれなりのパフォーマンスが発揮できるんじゃないかと考えました。これは身体と同様にメンタルにも良い方へと作用してくれたと考えているので、狙い通りにいったと思います。イベント当日のメンタルは不思議とこれまででもトップクラスに良かったんじゃないかな…僕は普段からあんなに肝が座っているキャラクターではありません。
ということで、簡単にまとめるとポケモンカードの大会で勝ち抜くための準備やらアプローチにはこんな方法もあるよ!というご紹介でした。僕の実力は全国各地の名だたるプレイヤーと比べるとあまり大したことないと本気で思っているので、やるならば実力を向上させる練習以外のところで何かしらの差別化を図ろうと思い、今回の行動に至ったわけです。こればかりは誰しもがそう簡単に工夫して実行出来るものではないので…それでもこのアプローチはポケモンカード以外における自身の普段営む生活にも直結するので、悪いことではないだろうと自負しております。あくまでそれを考えるきっかけとなったのがポケモンカードの大会というだけです。応用させる順番が逆ですね(笑)
この生活は今回上手く結果が伴ってくれたので今後もこの生活は続けてみようと思います!皆さんも興味があれば是非とも試してみて下さいね!
夜分遅くにこんばんは、朗です。
タイトルで今大会の結果のオチが詰まっていますが、こちらでも簡易的な結果報告を致します。
使用デッキ「まよなかルガルガンバレット」
1戦目 ○○ ケンタロスGXダストダスゾロアーク(レックパパさん)
2戦目 ×○△ ソルガレオGXドータクンBREAKコバルオンダダリン(かめーるさん)
3戦目 ○○− MレックウザEXマギアナEX(レックママさん)
4戦目 ×○○ ダークライGXダークライEXカラマネロEXイベルタル
5戦目 ○○− MライボルトEXカプ・ブルルGXジジーロンGX(アースさん)
6戦目 ×○△ ルナアーラGXソーナンス ← まさかの配信卓
7戦目 ×○○ ジュナイパーGXガマゲロゲEXミルタンク(テラキママさん)
5勝0敗2分により8位 & 勝ち点17によりCSP2点獲得
宮城大会を終えてから大好きな茶色デッキの新たなエース ルガルガンをずっと煮詰めてきたものの、どうしてもジュナイパーガマゲロゲに安定して勝てなかったことから、先週の土曜日に一度このデッキは諦めました。しかしながら、大会前日に至るまで自信を持って握れる他のデッキが作れなかったため、ジュナイパーガマゲロゲをメタったデッキを踏めばいいと思い切り、ルガルガンで行くことを決意します。
デッキタイプはかなり当たり運が良かったり、様々な場面で全国各地(主に滋賀勢でした…)のプレイヤーと接戦を繰り広げたり、配信卓で空前絶後の見せ場()を作ったりして、最終戦にまで至ります。しかし、最後の最後にかなり不利な構築のジュナイパーガマゲロゲを踏んでしまいました…が、無理やり勝ち筋を作って制限時間+エクストラターンのラストで勝利。負けたくない意地が最後の最後で最強の運を呼び込んでくれました。勝った瞬間は色々なものか解き放たれ声を上げて喜んだほどです。とにかく満身創痍でした。
今回使用したデッキに入れるスリーブはバトクロの時に愛犬が選んでくれたもふもふスリーブ。ルガルガンとのもふもふなシナジーもバッチリで僕の思いに応えてくれました。自分は運が良かっただけでなく、その呼び込んだ運を幸運に変えられた。今回結果を残せた理由はそこにあります。大阪大会2日目、宮城大会では手に入れられなかったCSPを2点獲得出来て本当に安心しました。
FINALとその先にあるWCS2017への出場権獲得を目指して来週の岡山大会でもやれるだけやっていきます。応援して下さった皆さんありがとうございました。
タイトルで今大会の結果のオチが詰まっていますが、こちらでも簡易的な結果報告を致します。
使用デッキ「まよなかルガルガンバレット」
1戦目 ○○ ケンタロスGXダストダスゾロアーク(レックパパさん)
2戦目 ×○△ ソルガレオGXドータクンBREAKコバルオンダダリン(かめーるさん)
3戦目 ○○− MレックウザEXマギアナEX(レックママさん)
4戦目 ×○○ ダークライGXダークライEXカラマネロEXイベルタル
5戦目 ○○− MライボルトEXカプ・ブルルGXジジーロンGX(アースさん)
6戦目 ×○△ ルナアーラGXソーナンス ← まさかの配信卓
7戦目 ×○○ ジュナイパーGXガマゲロゲEXミルタンク(テラキママさん)
5勝0敗2分により8位 & 勝ち点17によりCSP2点獲得
宮城大会を終えてから大好きな茶色デッキの新たなエース ルガルガンをずっと煮詰めてきたものの、どうしてもジュナイパーガマゲロゲに安定して勝てなかったことから、先週の土曜日に一度このデッキは諦めました。しかしながら、大会前日に至るまで自信を持って握れる他のデッキが作れなかったため、ジュナイパーガマゲロゲをメタったデッキを踏めばいいと思い切り、ルガルガンで行くことを決意します。
デッキタイプはかなり当たり運が良かったり、様々な場面で全国各地(主に滋賀勢でした…)のプレイヤーと接戦を繰り広げたり、配信卓で空前絶後の見せ場()を作ったりして、最終戦にまで至ります。しかし、最後の最後にかなり不利な構築のジュナイパーガマゲロゲを踏んでしまいました…が、無理やり勝ち筋を作って制限時間+エクストラターンのラストで勝利。負けたくない意地が最後の最後で最強の運を呼び込んでくれました。勝った瞬間は色々なものか解き放たれ声を上げて喜んだほどです。とにかく満身創痍でした。
今回使用したデッキに入れるスリーブはバトクロの時に愛犬が選んでくれたもふもふスリーブ。ルガルガンとのもふもふなシナジーもバッチリで僕の思いに応えてくれました。自分は運が良かっただけでなく、その呼び込んだ運を幸運に変えられた。今回結果を残せた理由はそこにあります。大阪大会2日目、宮城大会では手に入れられなかったCSPを2点獲得出来て本当に安心しました。
FINALとその先にあるWCS2017への出場権獲得を目指して来週の岡山大会でもやれるだけやっていきます。応援して下さった皆さんありがとうございました。
夜分遅くにこんばんは、朗です。
チャンピオンズリーグ宮城大会が終わって数日経ちましたが、心身共にバーンアウトのような状態になってしまったので、しばらくポケモンカードのことをあまり考えずに数日過ごしておりました。色々な意味で落ち着いたので記録がてらDNを更新します。
今回の公式大会は2年半ぶりの地元開催ということで、自分なりに出来る限りのことをやり遂げて臨みました。3on3で公式大会に臨まなければならないという前代未聞の形式が発表されたその日の内に、「この大会を勝ち抜くために自分が出す最適解は何か?」と考えた時、「地方を隔てて所属しているチムLOLIと組まずに地元で普段から練習できるプレイヤーとチームを組む」という答えを出し、その翌日には朗、TAMA、リュウの3人で今回のチームが編成されました。それがチーム リュウセイマルです。
20代、30代、10代で組まれたチームなので3人がどんな集まりなのかはパッと見ではよくわかりません。名目上は「100%仙台市民による地元プレイヤー」という共通項で集ったメンバーです。チーム名の由来は各々の本名から響きの良い言葉をリュウ君がピックアップして繋げてくれたもの。(TAMAさんは丸いので〇で伏せることにしました)各トレーナーの采配はTAMAさんが正攻法で行こうと決めてくれました。
それぞれ住んでいる家が大体4km圏内に収まるほど近く、練習に困ることは全くありませんでした。大阪大会の時には練習らしいことがほとんど出来なかったので、今回は頭がおかしくなるほどとにかく練習に明け暮れました。前回の教訓により練習不足から生まれる悔いを残してしまうのは情けないので、自分達が出来る限りのことは何もかもやりました。
過程の話はこれぐらいにして、僕らが使用したデッキと対戦レポートを書きます。
使用デッキ
エリートトレーナ:朗「エーフィGXダストダス」
ベテラントレーナー:TAMA「ドータクンバレット」
ホープトレーナー:リュウ「エーフィGXダストダス」
デッキ選択の理由は各々が自信を持って使える&公式大会で1番使いたいデッキということであまり深くは語ることはないと思います。それぞれが今回のデッキに使うに当たって拘った点はあると思いますが、主な理由は上記で完結していますのでこのレポートでは省略します。チームとして統一感を出すために、リュウ君が大好きなフーパのドーナッツスリーブで全員臨みました。
そして、僕らリュウセイマルの対戦記録は以下の通りです。
1戦目 vs 「コダワリジム」
朗:〇 ボルケニオンEXバグガメスGX(Zenoさん)
TAMA:× オーロットBREAKエーフィGX(阿南雄高さん)
リュウ:〇 メンバー欠席により不戦勝
チーム:2勝1敗により勝利
2戦目 vs 「ニンフィアガールトダブルゴロンダ」
朗:× アローラキュウコンGXジュナイパーGX(小林ゆうさん)
TAMA:〇 ジジーロンダストダス(たかぼーさん)
りゅう:〇 ボルケニオンEXバグガメスGX(なつみさん)
チーム:2勝1敗により勝利
3戦目 vs 「カントーモクローズ」
朗:× エーフィGXダストダスガマゲロゲEX(ひびき君)
TAMA:× ブラッキーGXゾロアーク(はやと君)
リュウ:× エーフィGXダストダス(メガリク君)
チーム:0勝3敗により敗北
4戦目 vs 「ゲートウォッチフェルム」
朗:〇 アローラキュウコンGXカプ・コケコ
TAMA:〇 エーフィGXダストダス(グレッグさん)
リュウ:〇 ボルケニオンEXバグガメスGX(たなきよさん)
チーム:3勝0敗により勝利
5戦目 vs 「チームアサヒ」
朗:〇 ソーナンスゲンガーEXルナアーラGX
TAMA:〇 ニンフィアGXゾロアーク(あさひパパさん)
リュウ:× ジュナイパーGXグレイシアEX(あさひ君)
チーム:2勝1敗により勝利
6戦目 vs 「デカビタシー」
朗:〇 エーフィGXダストダス
TAMA:× ジジーロンGXダストダス
リュウ:〇 ジジーロンGXダストダス
チーム:2勝1敗により勝利
7戦目 vs 「トライアローズ」
朗:- ID(こりさん)
TAMA:- ID (みれさん)
リュウ:- ID(しょう。さん)
チーム:IDにより引き分け
Aブロック 予選7位でクライマックスステージ進出
決勝トーナメント1回戦 vs 「ゼクロムシビビール」
朗:× ドータクンバレット(チップ君)
TAMA:× ドータクンバレット(もとお父さん)
リュウ:× エーフィGXダストダス(こーと君)
チーム:0勝3敗により敗北
結果:チャンピオンズリーグ宮城大会ベスト32
正直、クライマックスステージのメンバーやデッキ分布を見てからは全く負ける気なんてものは無く、勝つ気満々で臨んだのですが自分達が思っていたよりも壁は高かった。敗北こそした物の、この日のためにあらゆることをやり切って臨んだので悔しさよりも達成感がありました。
特に僕ら2人にずっと付いてきてくれた上に、チームで一番の勝ち頭になってくれたリュウ君には大人の僕たちは頭が上がりません。日々、沢山の習い事をこなしながらも、わずかな時間を見つけて練習に付き合ってくれました。あの舞台に数えるぐらいしか立てなかった全国の強豪ジュニアプレイヤーと一緒に、リュウ君を立たせることが出来て良かった。
公式大会で身近な人とチームを組み、一緒に世界を目指して戦うという経験は今回が初めてでしたが、地元開催なのもあってとても充実した時間を過ごせました。東北では自分達が最強なんだってことを証明したかったですが、それはまたいつか別の機会に挑戦したいと思います。とにかく楽しかった!リュウセイマルお疲れ様でした!
個人的な対戦レポートや、イベントオーガナイザー活動としてジャッジボランティアを行った話など、今回のイベントを過ごした上でまだ書き足りないこともありますが、今回はチームのレポートということで一旦ここで区切ります。
チャンピオンズリーグ宮城大会が終わって数日経ちましたが、心身共にバーンアウトのような状態になってしまったので、しばらくポケモンカードのことをあまり考えずに数日過ごしておりました。色々な意味で落ち着いたので記録がてらDNを更新します。
今回の公式大会は2年半ぶりの地元開催ということで、自分なりに出来る限りのことをやり遂げて臨みました。3on3で公式大会に臨まなければならないという前代未聞の形式が発表されたその日の内に、「この大会を勝ち抜くために自分が出す最適解は何か?」と考えた時、「地方を隔てて所属しているチムLOLIと組まずに地元で普段から練習できるプレイヤーとチームを組む」という答えを出し、その翌日には朗、TAMA、リュウの3人で今回のチームが編成されました。それがチーム リュウセイマルです。
20代、30代、10代で組まれたチームなので3人がどんな集まりなのかはパッと見ではよくわかりません。名目上は「100%仙台市民による地元プレイヤー」という共通項で集ったメンバーです。チーム名の由来は各々の本名から響きの良い言葉をリュウ君がピックアップして繋げてくれたもの。(TAMAさんは丸いので〇で伏せることにしました)各トレーナーの采配はTAMAさんが正攻法で行こうと決めてくれました。
それぞれ住んでいる家が大体4km圏内に収まるほど近く、練習に困ることは全くありませんでした。大阪大会の時には練習らしいことがほとんど出来なかったので、今回は頭がおかしくなるほどとにかく練習に明け暮れました。前回の教訓により練習不足から生まれる悔いを残してしまうのは情けないので、自分達が出来る限りのことは何もかもやりました。
過程の話はこれぐらいにして、僕らが使用したデッキと対戦レポートを書きます。
使用デッキ
エリートトレーナ:朗「エーフィGXダストダス」
ベテラントレーナー:TAMA「ドータクンバレット」
ホープトレーナー:リュウ「エーフィGXダストダス」
デッキ選択の理由は各々が自信を持って使える&公式大会で1番使いたいデッキということであまり深くは語ることはないと思います。それぞれが今回のデッキに使うに当たって拘った点はあると思いますが、主な理由は上記で完結していますのでこのレポートでは省略します。チームとして統一感を出すために、リュウ君が大好きなフーパのドーナッツスリーブで全員臨みました。
そして、僕らリュウセイマルの対戦記録は以下の通りです。
1戦目 vs 「コダワリジム」
朗:〇 ボルケニオンEXバグガメスGX(Zenoさん)
TAMA:× オーロットBREAKエーフィGX(阿南雄高さん)
リュウ:〇 メンバー欠席により不戦勝
チーム:2勝1敗により勝利
2戦目 vs 「ニンフィアガールトダブルゴロンダ」
朗:× アローラキュウコンGXジュナイパーGX(小林ゆうさん)
TAMA:〇 ジジーロンダストダス(たかぼーさん)
りゅう:〇 ボルケニオンEXバグガメスGX(なつみさん)
チーム:2勝1敗により勝利
3戦目 vs 「カントーモクローズ」
朗:× エーフィGXダストダスガマゲロゲEX(ひびき君)
TAMA:× ブラッキーGXゾロアーク(はやと君)
リュウ:× エーフィGXダストダス(メガリク君)
チーム:0勝3敗により敗北
4戦目 vs 「ゲートウォッチフェルム」
朗:〇 アローラキュウコンGXカプ・コケコ
TAMA:〇 エーフィGXダストダス(グレッグさん)
リュウ:〇 ボルケニオンEXバグガメスGX(たなきよさん)
チーム:3勝0敗により勝利
5戦目 vs 「チームアサヒ」
朗:〇 ソーナンスゲンガーEXルナアーラGX
TAMA:〇 ニンフィアGXゾロアーク(あさひパパさん)
リュウ:× ジュナイパーGXグレイシアEX(あさひ君)
チーム:2勝1敗により勝利
6戦目 vs 「デカビタシー」
朗:〇 エーフィGXダストダス
TAMA:× ジジーロンGXダストダス
リュウ:〇 ジジーロンGXダストダス
チーム:2勝1敗により勝利
7戦目 vs 「トライアローズ」
朗:- ID(こりさん)
TAMA:- ID (みれさん)
リュウ:- ID(しょう。さん)
チーム:IDにより引き分け
Aブロック 予選7位でクライマックスステージ進出
決勝トーナメント1回戦 vs 「ゼクロムシビビール」
朗:× ドータクンバレット(チップ君)
TAMA:× ドータクンバレット(もとお父さん)
リュウ:× エーフィGXダストダス(こーと君)
チーム:0勝3敗により敗北
結果:チャンピオンズリーグ宮城大会ベスト32
正直、クライマックスステージのメンバーやデッキ分布を見てからは全く負ける気なんてものは無く、勝つ気満々で臨んだのですが自分達が思っていたよりも壁は高かった。敗北こそした物の、この日のためにあらゆることをやり切って臨んだので悔しさよりも達成感がありました。
特に僕ら2人にずっと付いてきてくれた上に、チームで一番の勝ち頭になってくれたリュウ君には大人の僕たちは頭が上がりません。日々、沢山の習い事をこなしながらも、わずかな時間を見つけて練習に付き合ってくれました。あの舞台に数えるぐらいしか立てなかった全国の強豪ジュニアプレイヤーと一緒に、リュウ君を立たせることが出来て良かった。
公式大会で身近な人とチームを組み、一緒に世界を目指して戦うという経験は今回が初めてでしたが、地元開催なのもあってとても充実した時間を過ごせました。東北では自分達が最強なんだってことを証明したかったですが、それはまたいつか別の機会に挑戦したいと思います。とにかく楽しかった!リュウセイマルお疲れ様でした!
個人的な対戦レポートや、イベントオーガナイザー活動としてジャッジボランティアを行った話など、今回のイベントを過ごした上でまだ書き足りないこともありますが、今回はチームのレポートということで一旦ここで区切ります。
#263 チャンピオンズリーグ宮城大会1日目結果
2017年4月1日 イベントレポート コメント (10)
夜分遅くにこんばんは、朗です。
DNの更新がまともに出来なかった分、地元開催で絶対に負けたくない気持ちを燃え滾らせながら数週間必死で練習してきました。100%仙台市民で組んだ地元ならではのチーム リュウセイマル。結果は以下の通りです。
個人成績 ○××○○○△(※最終戦はID)
チーム成績 ○○×○○○△
Aブロック 予選7位でクライマックスステージ進出!
6戦目でメンバー2人が一勝一敗の中、自分が最後の勝利を決められた瞬間、チームメンバーと抱き合って喜びました。久々に涙が出るほど感情を爆発させて喜びました。
明日も東北で僕らが1番強いってことを見せつけて来ます!東北を活気付け続けるならプレイヤーとしても、イベントオーガナイザーとしても最強であるために僕のチームは勝ち続けます!
DNの更新がまともに出来なかった分、地元開催で絶対に負けたくない気持ちを燃え滾らせながら数週間必死で練習してきました。100%仙台市民で組んだ地元ならではのチーム リュウセイマル。結果は以下の通りです。
個人成績 ○××○○○△(※最終戦はID)
チーム成績 ○○×○○○△
Aブロック 予選7位でクライマックスステージ進出!
6戦目でメンバー2人が一勝一敗の中、自分が最後の勝利を決められた瞬間、チームメンバーと抱き合って喜びました。久々に涙が出るほど感情を爆発させて喜びました。
明日も東北で僕らが1番強いってことを見せつけて来ます!東北を活気付け続けるならプレイヤーとしても、イベントオーガナイザーとしても最強であるために僕のチームは勝ち続けます!
夜分遅くにこんばんは、朗です。
先週までの暖かな気候はどこに行ってしまったのか…ここ数日は雪がチラついたり最高気温が0℃近くになったりと本当に寒いです。チャンピオンズリーグ大阪大会後に飛行機に乗った時に関西空港から仙台空港に移動したら気温差が10℃以上もあったんだとか。あまりにも寒すぎるので皆さんも体調管理などには気を付けていきましょう。
さて、前回の日記では「公式大会参加に向けてポケモンカード以外で準備をしたこと」に焦点を当ててレポートを書きました。今回はチャンピオンズリーグ大阪大会を勝ち抜くための個人的なメタ読みとデッキ選択について書いてみようと思います。ということで、僕が考えた大阪大会における環境予測から書いていきましょう。
【①:チャンピオンズリーグ大阪大会の環境予測】
《Tier1》
ガマゲロゲEXジュナイパーGX
ボルケニオンEXボルケニオン
MミュウツーEXダストダス
《Tier1.5》
ブラッキーGXブイズゾロアークBREAK
《Tier2》
MレックウザEX
エーフィブイズ+ビークインetc
《Tier3》
ルナアーラGXソーナンス
よるのこうしん
ラランテスブイズ+etc
ソルガレオGXドータクン
12月9日にサンムーンシリーズが発売され、しばらくは全国各地で沢山のプレイヤーが様々なデッキを模索していました。その頃はまだ既存のボルケニオン、Mレックウザ、よるのこうしんといった当時のメタデッキがあらゆる場所で猛威を振るっていたように思います。そして、SM1が発売してから2週間が経った頃を目途に環境が少しずつ固まり始めます。年が明けてBXR本戦、ウェルカムフェスタを経てSM1のポケモンを活用したデッキが入賞し、その後SM1+が発売。いよいよチャンピオンズリーグ大阪大会にて使用出来るカードが出揃いました。
僕自身も仙台バトルスタジアムというイベントを主催しながら、様々なデッキの使用感をフラットなイメージで観察をしたり、2月5日に開催された第3回 彩の国ブイズカップに参加することで、関東地方のデッキ分布を自分の目で見て考えます。その期間はもちろん、チャンピオンズリーグ大阪大会に迎えるまでに全国各地で行われた以下の大会結果及び環境の推移を全てまとめていました。
2016/12/23 TCSpresents 仙台クリスマスフェスタ2016(東北)
2016/12/25 金ギャラドス杯(中部)
2017/1/8 BATTLE X ROAD本大会(関東)
2017/1/15 ウェルカムフェスタ(関東)
2017/1/22 仙台バトルスタジアム(東北)
2017/1/22 金ギャラドス杯(中部)
2017/1/28 みらチャン杯(関東)
2017/2/5 ポケカ攻略メモ杯(関東)
2017/2/5 彩の国 ブイズカップ(関東)
2017/2/12 良識杯(関東)
2017/2/12 琵琶湖ポケカジム(関西)
こうしてこの項の最初にまとめた表のような環境予測が出来上がりました。それぞれのTierの中でもデッキの多さに開きはあるかもしれませんが、そこまで的外れではなかったように思います。ただ、あらゆる形でニンフィアGXがあそこまで使用されていたのは流石に想定外でした。ニンフィアGXの性能を見ただけでは、ラフレシアと他のアタッカーを組み合わせて戦うデッキしか思いつかなかったのが僕の限界だったように思います。世界は広いです。
さて、この環境予測を元に、次の項では僕が実際に使用したデッキ選択に至るまでの経緯を書いていこうと思います。
【②:チャンピオンズリーグ大阪大会におけるデッキ選択】
結果的に僕が選んだデッキは、皆さんも既にご存知「ルカリオEXジガルデEXミュウツーケンタロスGXダストダス」という、従来の闘デッキのイメージとはずれている、やや歪なデッキとなりました。このデッキを選択するまで紆余曲折あって色々な考えに至りました。実はこのデッキにはベースとなったレシピがあるのです。
1月から始まるスペシャルジムバトルに向けて何かしら闘タイプのデッキを組みたいなとインターネットの海を泳いでいたところ、昨年のアニバーサリーフェスタ名古屋大会 プレミアステージ2戦目にて対戦し僕が敗北したヤスノリ君というプレイヤーが、今まで見たこともないコンセプトのレシピを載せていました。このレシピで2016/12/25に行われた金ギャラドス杯にてベスト8になったと知り、目を疑いました。「闘デッキとダブル無色エネルギーが共存している…というか、このデッキはどうやって戦うんだ?」といった感じで、僕の中で疑問と共にワクワクが生まれました。
少し話が逸れますが、その直前に僕はSM1が発売してすぐに、いつものノリで早速新たなと闘デッキを組んでいました。「ナゲツケサルMレックウザ」という面白そうなデッキです。これも意図的に闘デッキとダブル無色エネルギーを共存させたデッキだったのですが、ナゲツケサル自体がダブル無色エネルギーだけで機能するというカードだったため、闘デッキだったかというと少し怪しいです。とはいっても、今までずっとMレックウザを使用していて闘ポケモンのサブアタッカーが欲しいなと思っていた希望を叶えてくれた1つの作品だったので、使用してみて満足はしました。ただ、これではジュナイパーGXを筆頭とするHPが高いGXポケモンには勝てなかった!BXR本大会の頃には既に崩してしまっていました…
そんな中で目にしたヤスノリ君のルカリオケンタロスダストダスを僕なりに使用するイメージを固めて、使いやすいようにレシピを練り直します。とりあえず、プラターヌ博士4枚にしたり、闘デッキとしては欠かせないサポートであるコルニを数枚入れてみたり、レギュレーションを遵守するためにクラッシュハンマーの試行回数をMAXの4枚にしたり、サブアタッカーに何となくデデンネ(XY3)を入れてみたりと、やってみたのはそういった感じの内容です。
そのまま1月に行われたスペシャルジムバトル…このデッキを使用して出場したのは4回なのですが、優勝2回、準優勝2回と申し分ない成績を残してくれました。負けたのはルナアーラソーナンスと黒Mサーナイトといった超タイプによる弱点を突かれたもの…とりあえず、これは一旦仕方ないとして置いておくことにします。実はこの過程での中で、今回のTier1デッキ筆頭であるガマゲロゲジュナイパーには1度も負けていないことに気が付きました。「ダストダスを積んでいるから」という理由だけなら簡単ですが、ガマゲロゲジュナイパー相手には正直そんな特性ロックごときでは勝てません。それよりも決定的な理由があります。それは相手が攻撃する一手前のタイミングでクラッシュハンマーによるエネルギートラッシュを遂行できることです。
考えてみればボルケニオン系統、Mミュウツー系統、Mレックウザ系統は鍛冶屋、ダブル無色エネルギー、メガターボなどの加速手段がありますが、これが無いデッキタイプは上位に存在しています。その最たる例がブラッキーGX系統、ルナアーラ系統だと考えます。すごく簡単に言うと環境の上位を占めているデッキのほとんどが、相手へと攻め入る前に2ターンかかってしまうんですよね。そこでエネルギーをトラッシュできることで自分の攻撃回数を増やすことが出来る。弱いわけがありません。またケンタロスGXというカードは自発的の高打点を与えることは出来なくとも、ちびちびと相手にとって無視を出来ない打点を刻むことが出来、さらには相手にとって攻撃をしにくくさせるカウンター要員として働かせることが出来ます。つまり、相手のプレイングの手立てをコントロールしやすくなるのです。
じゃあ、その理論がどこまで通用するのか。それを試しにブイズカップにて闘魂のまわしを1枚だけこだわりハチマキに変えて出てみたところ、相性が不利と考えていたMミュウツー系統以外にはそこそこ立ち回れる手応えを感じました。そして、このデッキにおいては不確定要素が強すぎるクラッシュハンマーが1回でも決まれば強いということに気付き、クラッシュハンマーを全部抜いて確実に相手のエネルギーをトラッシュすることが出来る可能性が高いフレア団のしたっぱ、スカル団のしたっぱ、クセロシキ、改造ハンマーといったカードを新規投入&増量することで応用出来るのではと考え、大阪大会1週間前に実際に使用するに至る構築がほぼ完成しました。
そして、最後の1ピースは環境に適応するためにどのようなアプローチが必要か。そこで僕が無視出来なかったのはMミュウツーEX系統とエーフィGX系統の存在です。
前者に関してはブイズカップが終わった後に同チームの微粒さんから「デデンネはCP6のミュウツーじゃダメなんですか?」と聞かれたところ「エネルギーを大事にしなければいけない構築でミュウツーは厳しい…ましてやダブル無色エネルギーを貼るのなんて…」といった回答をしてしまいました。しかし、他のアプローチではどう考えてもMミュウツーEXを突破する手段が見つからなかったのです。それで試しにデデンネとCP6のミュウツーを入れ替えて回してみると…「あれ?思いのほか機能してくれるぞ?というか、このカードはガマゲロゲEX相手やエーフィGX相手による牽制カードとしても役割持てるじゃないか。何で気が付けなかったんだ」と、意外なほどかなりしっくり来たのです。また、エネルギーを大事にしなければいけないという懸念点も、とあるカードを入れることによって解決しました。これである程度は後先を考えずにダブル無色エネルギーを貼ってバイオレンスな戦い方が出来ます。
後者に関してはルカリオEXがメインであるため超弱点が厳しくなり、何よりもサイケこうせんという確定混乱ワザが僕にとって最も脅威となりました。SM1が発売してから時間が経ちラランテスGX系統のデッキは少しずつ減っていき、時同じくしてビークイン系統のデッキもまいまいスタイルオドリドリの影響か、すこしずつ減っていたように思います。そこでブイズカップでは使用していなかったジガルデEXを投入することを決定し、弱点分散を目論みます。さらに、サイケこうせんに対する回答として、コルニ経由で持ってくる「大きいマラサダ」などを思いつきます。先ほど書いたCP6のミュウツーの案も噛み合って、大した脅威にはならなくなったのです。
そうこうやっていると、「んん?このデッキって意外とこの環境で生き残るためにあらゆるデッキに対して回答を作れるんじゃないか?普通の闘デッキだと思って戦われたら、逆に相手の意表を突くことが出来るな。中身も色々な物が入り過ぎているし簡単にバレることもなくて強い。いいね、これ」といった感じに考え方がまとまり、大阪大会1週間前に行った調整会にてスパーリング相手をして下さった方々に対し、このデッキがほとんど負けなかったのでデッキが決定しました。
結果的に完成した環境予測内に居たデッキに対する相性表はこんな感じです。
ガマゲロゲEXジュナイパーGX:五分五分
ボルケニオンEXボルケニオン:有利
MミュウツーEXダストダス:五分五分
ブラッキーGXブイズゾロアークBREAK:有利
MレックウザEX:やや有利
エーフィブイズ+ビークイン:やや不利
ルナアーラGXソーナンス:やや有利
よるのこうしん:やや有利
ラランテスブイズ+etc:やや有利
ソルガレオGXドータクン:かなり不利
ほとんどのデッキに対して五分五分以上の相性を取れる自信があるなら選ばない理由はないでしょう。ちなみに唯一不利と書いたソルガレオに関しては僕の闘デッキのアプローチではまず勝てません。エネルギーを剥がせたとしてもソルバーストGXなる強力なチャージ技であっという間に2体のソルガレオGXを作られてしまいます。ダストダスでドータクンを止めたとしても、1発のびっくりメガホンかクセロシキでまた再チャージが始まります。不利以外の何物でもありません。しかし、このデッキタイプは想定している上位のデッキタイプ(主にエーフィEXとブースターを搭載しているもの)にかなり不利だと考えていたので、そこまで数が多くないだろうと考え、切ることは案外容易いものでした。
こうして出来上がったのが、僕が現環境に適応するために作った闘デッキです。今まで僕が完成させることが出来なかった闘タイプとダブル無色エネルギーの共存も達成しています。そして、この闘デッキの中身は僕が今まで思い描いていた闘デッキとしての構築の常識をぶち壊しています。普通の闘デッキで思って使おうとすると、使いこなせないまま自分が痛い目にあう可能性が高いです。それぐらい、このデッキには僕なりの哲学が詰まっていたのでした。
闘という色はいつの時代も強いです。特に今回はジジーロンGXの躍進も目立っていたため、それをメインとしていた方々にとって闘という色は驚異だったでしょう。隣り合っていた方々からはみんな「絶対に当たりたくない」と言われました。また、僕は想定していなかったのですがMライボルト系統も少なからず上位卓に存在していました。その方々にとっても脅威であることは言うまでもありませんね。ただ、現環境における闘デッキはみんな多いデッキタイプに弱点を突かれやすく、とても生きづらいです。草タイプ、超タイプ…ルカリオEX、ジガルデEX、ルガルガンGXをメインにしたとしても、どれも厳しいです。それぐらい肩身が狭い色でもあります。
そんな風当りが強い環境の中でも好きな色で勝ちたかったら、それ相応のアイディアを考え、それを実行するしかないんです。僕はそれをこのチャンピオンズリーグ大阪大会でやり遂げようと考えました。だって、それが僕の信念って奴なのだから。
さて、その結果はどのようなものだったのか…次回の対戦レポートに続きます。
先週までの暖かな気候はどこに行ってしまったのか…ここ数日は雪がチラついたり最高気温が0℃近くになったりと本当に寒いです。チャンピオンズリーグ大阪大会後に飛行機に乗った時に関西空港から仙台空港に移動したら気温差が10℃以上もあったんだとか。あまりにも寒すぎるので皆さんも体調管理などには気を付けていきましょう。
さて、前回の日記では「公式大会参加に向けてポケモンカード以外で準備をしたこと」に焦点を当ててレポートを書きました。今回はチャンピオンズリーグ大阪大会を勝ち抜くための個人的なメタ読みとデッキ選択について書いてみようと思います。ということで、僕が考えた大阪大会における環境予測から書いていきましょう。
【①:チャンピオンズリーグ大阪大会の環境予測】
《Tier1》
ガマゲロゲEXジュナイパーGX
ボルケニオンEXボルケニオン
MミュウツーEXダストダス
《Tier1.5》
ブラッキーGXブイズゾロアークBREAK
《Tier2》
MレックウザEX
エーフィブイズ+ビークインetc
《Tier3》
ルナアーラGXソーナンス
よるのこうしん
ラランテスブイズ+etc
ソルガレオGXドータクン
12月9日にサンムーンシリーズが発売され、しばらくは全国各地で沢山のプレイヤーが様々なデッキを模索していました。その頃はまだ既存のボルケニオン、Mレックウザ、よるのこうしんといった当時のメタデッキがあらゆる場所で猛威を振るっていたように思います。そして、SM1が発売してから2週間が経った頃を目途に環境が少しずつ固まり始めます。年が明けてBXR本戦、ウェルカムフェスタを経てSM1のポケモンを活用したデッキが入賞し、その後SM1+が発売。いよいよチャンピオンズリーグ大阪大会にて使用出来るカードが出揃いました。
僕自身も仙台バトルスタジアムというイベントを主催しながら、様々なデッキの使用感をフラットなイメージで観察をしたり、2月5日に開催された第3回 彩の国ブイズカップに参加することで、関東地方のデッキ分布を自分の目で見て考えます。その期間はもちろん、チャンピオンズリーグ大阪大会に迎えるまでに全国各地で行われた以下の大会結果及び環境の推移を全てまとめていました。
2016/12/23 TCSpresents 仙台クリスマスフェスタ2016(東北)
2016/12/25 金ギャラドス杯(中部)
2017/1/8 BATTLE X ROAD本大会(関東)
2017/1/15 ウェルカムフェスタ(関東)
2017/1/22 仙台バトルスタジアム(東北)
2017/1/22 金ギャラドス杯(中部)
2017/1/28 みらチャン杯(関東)
2017/2/5 ポケカ攻略メモ杯(関東)
2017/2/5 彩の国 ブイズカップ(関東)
2017/2/12 良識杯(関東)
2017/2/12 琵琶湖ポケカジム(関西)
こうしてこの項の最初にまとめた表のような環境予測が出来上がりました。それぞれのTierの中でもデッキの多さに開きはあるかもしれませんが、そこまで的外れではなかったように思います。ただ、あらゆる形でニンフィアGXがあそこまで使用されていたのは流石に想定外でした。ニンフィアGXの性能を見ただけでは、ラフレシアと他のアタッカーを組み合わせて戦うデッキしか思いつかなかったのが僕の限界だったように思います。世界は広いです。
さて、この環境予測を元に、次の項では僕が実際に使用したデッキ選択に至るまでの経緯を書いていこうと思います。
【②:チャンピオンズリーグ大阪大会におけるデッキ選択】
結果的に僕が選んだデッキは、皆さんも既にご存知「ルカリオEXジガルデEXミュウツーケンタロスGXダストダス」という、従来の闘デッキのイメージとはずれている、やや歪なデッキとなりました。このデッキを選択するまで紆余曲折あって色々な考えに至りました。実はこのデッキにはベースとなったレシピがあるのです。
愛知のプレイヤー ヤスノリ君による「ルカリオケンタロスダストダス」のレシピ
https://twitter.com/pokecayasunori/status/812936612468264961
1月から始まるスペシャルジムバトルに向けて何かしら闘タイプのデッキを組みたいなとインターネットの海を泳いでいたところ、昨年のアニバーサリーフェスタ名古屋大会 プレミアステージ2戦目にて対戦し僕が敗北したヤスノリ君というプレイヤーが、今まで見たこともないコンセプトのレシピを載せていました。このレシピで2016/12/25に行われた金ギャラドス杯にてベスト8になったと知り、目を疑いました。「闘デッキとダブル無色エネルギーが共存している…というか、このデッキはどうやって戦うんだ?」といった感じで、僕の中で疑問と共にワクワクが生まれました。
少し話が逸れますが、その直前に僕はSM1が発売してすぐに、いつものノリで早速新たなと闘デッキを組んでいました。「ナゲツケサルMレックウザ」という面白そうなデッキです。これも意図的に闘デッキとダブル無色エネルギーを共存させたデッキだったのですが、ナゲツケサル自体がダブル無色エネルギーだけで機能するというカードだったため、闘デッキだったかというと少し怪しいです。とはいっても、今までずっとMレックウザを使用していて闘ポケモンのサブアタッカーが欲しいなと思っていた希望を叶えてくれた1つの作品だったので、使用してみて満足はしました。ただ、これではジュナイパーGXを筆頭とするHPが高いGXポケモンには勝てなかった!BXR本大会の頃には既に崩してしまっていました…
そんな中で目にしたヤスノリ君のルカリオケンタロスダストダスを僕なりに使用するイメージを固めて、使いやすいようにレシピを練り直します。とりあえず、プラターヌ博士4枚にしたり、闘デッキとしては欠かせないサポートであるコルニを数枚入れてみたり、レギュレーションを遵守するためにクラッシュハンマーの試行回数をMAXの4枚にしたり、サブアタッカーに何となくデデンネ(XY3)を入れてみたりと、やってみたのはそういった感じの内容です。
そのまま1月に行われたスペシャルジムバトル…このデッキを使用して出場したのは4回なのですが、優勝2回、準優勝2回と申し分ない成績を残してくれました。負けたのはルナアーラソーナンスと黒Mサーナイトといった超タイプによる弱点を突かれたもの…とりあえず、これは一旦仕方ないとして置いておくことにします。実はこの過程での中で、今回のTier1デッキ筆頭であるガマゲロゲジュナイパーには1度も負けていないことに気が付きました。「ダストダスを積んでいるから」という理由だけなら簡単ですが、ガマゲロゲジュナイパー相手には正直そんな特性ロックごときでは勝てません。それよりも決定的な理由があります。それは相手が攻撃する一手前のタイミングでクラッシュハンマーによるエネルギートラッシュを遂行できることです。
考えてみればボルケニオン系統、Mミュウツー系統、Mレックウザ系統は鍛冶屋、ダブル無色エネルギー、メガターボなどの加速手段がありますが、これが無いデッキタイプは上位に存在しています。その最たる例がブラッキーGX系統、ルナアーラ系統だと考えます。すごく簡単に言うと環境の上位を占めているデッキのほとんどが、相手へと攻め入る前に2ターンかかってしまうんですよね。そこでエネルギーをトラッシュできることで自分の攻撃回数を増やすことが出来る。弱いわけがありません。またケンタロスGXというカードは自発的の高打点を与えることは出来なくとも、ちびちびと相手にとって無視を出来ない打点を刻むことが出来、さらには相手にとって攻撃をしにくくさせるカウンター要員として働かせることが出来ます。つまり、相手のプレイングの手立てをコントロールしやすくなるのです。
じゃあ、その理論がどこまで通用するのか。それを試しにブイズカップにて闘魂のまわしを1枚だけこだわりハチマキに変えて出てみたところ、相性が不利と考えていたMミュウツー系統以外にはそこそこ立ち回れる手応えを感じました。そして、このデッキにおいては不確定要素が強すぎるクラッシュハンマーが1回でも決まれば強いということに気付き、クラッシュハンマーを全部抜いて確実に相手のエネルギーをトラッシュすることが出来る可能性が高いフレア団のしたっぱ、スカル団のしたっぱ、クセロシキ、改造ハンマーといったカードを新規投入&増量することで応用出来るのではと考え、大阪大会1週間前に実際に使用するに至る構築がほぼ完成しました。
そして、最後の1ピースは環境に適応するためにどのようなアプローチが必要か。そこで僕が無視出来なかったのはMミュウツーEX系統とエーフィGX系統の存在です。
前者に関してはブイズカップが終わった後に同チームの微粒さんから「デデンネはCP6のミュウツーじゃダメなんですか?」と聞かれたところ「エネルギーを大事にしなければいけない構築でミュウツーは厳しい…ましてやダブル無色エネルギーを貼るのなんて…」といった回答をしてしまいました。しかし、他のアプローチではどう考えてもMミュウツーEXを突破する手段が見つからなかったのです。それで試しにデデンネとCP6のミュウツーを入れ替えて回してみると…「あれ?思いのほか機能してくれるぞ?というか、このカードはガマゲロゲEX相手やエーフィGX相手による牽制カードとしても役割持てるじゃないか。何で気が付けなかったんだ」と、意外なほどかなりしっくり来たのです。また、エネルギーを大事にしなければいけないという懸念点も、とあるカードを入れることによって解決しました。これである程度は後先を考えずにダブル無色エネルギーを貼ってバイオレンスな戦い方が出来ます。
後者に関してはルカリオEXがメインであるため超弱点が厳しくなり、何よりもサイケこうせんという確定混乱ワザが僕にとって最も脅威となりました。SM1が発売してから時間が経ちラランテスGX系統のデッキは少しずつ減っていき、時同じくしてビークイン系統のデッキもまいまいスタイルオドリドリの影響か、すこしずつ減っていたように思います。そこでブイズカップでは使用していなかったジガルデEXを投入することを決定し、弱点分散を目論みます。さらに、サイケこうせんに対する回答として、コルニ経由で持ってくる「大きいマラサダ」などを思いつきます。先ほど書いたCP6のミュウツーの案も噛み合って、大した脅威にはならなくなったのです。
そうこうやっていると、「んん?このデッキって意外とこの環境で生き残るためにあらゆるデッキに対して回答を作れるんじゃないか?普通の闘デッキだと思って戦われたら、逆に相手の意表を突くことが出来るな。中身も色々な物が入り過ぎているし簡単にバレることもなくて強い。いいね、これ」といった感じに考え方がまとまり、大阪大会1週間前に行った調整会にてスパーリング相手をして下さった方々に対し、このデッキがほとんど負けなかったのでデッキが決定しました。
結果的に完成した環境予測内に居たデッキに対する相性表はこんな感じです。
ガマゲロゲEXジュナイパーGX:五分五分
ボルケニオンEXボルケニオン:有利
MミュウツーEXダストダス:五分五分
ブラッキーGXブイズゾロアークBREAK:有利
MレックウザEX:やや有利
エーフィブイズ+ビークイン:やや不利
ルナアーラGXソーナンス:やや有利
よるのこうしん:やや有利
ラランテスブイズ+etc:やや有利
ソルガレオGXドータクン:かなり不利
ほとんどのデッキに対して五分五分以上の相性を取れる自信があるなら選ばない理由はないでしょう。ちなみに唯一不利と書いたソルガレオに関しては僕の闘デッキのアプローチではまず勝てません。エネルギーを剥がせたとしてもソルバーストGXなる強力なチャージ技であっという間に2体のソルガレオGXを作られてしまいます。ダストダスでドータクンを止めたとしても、1発のびっくりメガホンかクセロシキでまた再チャージが始まります。不利以外の何物でもありません。しかし、このデッキタイプは想定している上位のデッキタイプ(主にエーフィEXとブースターを搭載しているもの)にかなり不利だと考えていたので、そこまで数が多くないだろうと考え、切ることは案外容易いものでした。
こうして出来上がったのが、僕が現環境に適応するために作った闘デッキです。今まで僕が完成させることが出来なかった闘タイプとダブル無色エネルギーの共存も達成しています。そして、この闘デッキの中身は僕が今まで思い描いていた闘デッキとしての構築の常識をぶち壊しています。普通の闘デッキで思って使おうとすると、使いこなせないまま自分が痛い目にあう可能性が高いです。それぐらい、このデッキには僕なりの哲学が詰まっていたのでした。
闘という色はいつの時代も強いです。特に今回はジジーロンGXの躍進も目立っていたため、それをメインとしていた方々にとって闘という色は驚異だったでしょう。隣り合っていた方々からはみんな「絶対に当たりたくない」と言われました。また、僕は想定していなかったのですがMライボルト系統も少なからず上位卓に存在していました。その方々にとっても脅威であることは言うまでもありませんね。ただ、現環境における闘デッキはみんな多いデッキタイプに弱点を突かれやすく、とても生きづらいです。草タイプ、超タイプ…ルカリオEX、ジガルデEX、ルガルガンGXをメインにしたとしても、どれも厳しいです。それぐらい肩身が狭い色でもあります。
そんな風当りが強い環境の中でも好きな色で勝ちたかったら、それ相応のアイディアを考え、それを実行するしかないんです。僕はそれをこのチャンピオンズリーグ大阪大会でやり遂げようと考えました。だって、それが僕の信念って奴なのだから。
さて、その結果はどのようなものだったのか…次回の対戦レポートに続きます。
夜分遅くにこんばんは、朗です。
チャンピオンズリーグ2017大阪大会を終え、次の会場である宮城大会まで残り1ヶ月半ぐらいですね。おそらく年度末に向けて公私ともにアレコレ慌ただしくなると思うので、気が付けばあっという間に迎えることになるんだろうなと思います。宮城大会の直後は年度初め…と、全国的にどんな職業の方でもお忙しいかと思われます。全国からどれほどのプレイヤーが僕の地元である宮城に集結するかが本当に楽しみです。
さて、先日行われた大阪大会に関して簡易レポートは既に掲載しましたが、これから様々な振り返りを兼ねて詳しいレポートを書いていこうと思います。ただ、今回のチャンピオンズリーグシーズンに向けて個人的には新たな取り組みを行っていました。公式大会に参加する上でポケモンカード以外に行っていた準備という名目で備忘録がてら色々と書き残してみようと思います。
もしかしたら、今後の行われるチャンピオンズリーグに参加される方々にとって何かしらヒントになり得るものが見つかるかもしれません。デッキ選択、メタ読み、対戦レポートなどは次回以降に書くとして、今回は上記のような意味合いにおける準備に関して書こうと思います。
【①:長丁場となる大会を乗り切るための体力をつける】
今回は大会形式がBO3(50分+3ターンによる2ゲーム先取)という、国内のポケモンカードイベントにおいて新たなシステムが導入されました。日本国外(主に世界大会)ではこのBO3を経験されている方がプレイヤーの中にも沢山いらっしゃると思いますが、僕自身はこの形式を2016年1月のGGC(中部の自主大会)の1度しか経験したことがありません。つまり、公式戦では未知の世界だったわけです。
世界戦を経験された方々からは「あの形式は体力がなければやっていけない」と仰っていました。実際にBO3形式が1回だけならいいのですが、タイムスケジュールで1日目、2日目と参加者数をふるいにかけるタイミングが複数あることを知り、「これは本格的に前もって体力のマネジメントをしないとまずいな…」と感じました。そこで僕は気が付いたらしばらくサボっていた健康維持のために続けていた運動を再開することにしたのです。体力をつけるためというよりも健康維持のためにやっていたのが目的だったので、以前よりすこし重めの内容で習慣的に行っていました。
具体的には週3,4回に仕事終わりや休みの日にプールへ泳ぎに行って、2時間で3kmを平泳ぎをし続けるというものです。体力をつける意味合い以外では2時間で2kmだったのですが、3kmにしてからは体力などのペース配分を考えるようになりました。また長時間座りっぱなしの姿勢で疲れることも気になっていたので、自主的に出来る身体面のセルフケアの習慣を身につける…簡単に言うと様々なストレッチをして身体の調子をコントロール出来るようにするといったことを1月から続けていました。
僕は今年の10月で28歳になるのですが、そろそろお兄さんではなくおじさんと呼ばれてしまうような歳に片足を突っ込んでいます。当然、体力などの低下も最近感じることが多くなってきました。昔は文化部にも関わらずスポーツテストでAを取るような身体能力がそこそこあるような人間だったのですが、流石に習慣的に運動をしなくなってしまうと体力やら筋肉だなんて簡単に衰えてしまいます。ということで、ポケモンカードで勝つことを目的として水泳によるトレーニングを始めました。
大会当日が近くなり、公式ホームページに「2/18・19開催「チャンピオンズリーグ2017 大阪」での対戦を生中継!」という記事が公開されました。そちらのページには大会中に放送する内容のスケジュールが大まかに記載されています。これを見ると大体のイベントスケジュールが推測することが出来ます。しかし、それは予想以上に厳しい内容でした。参加人数が増加したことにより、1日目がまるまる予選で費やされただけではなく、2日目も朝から鎬を削らなければならなかったのです。そう考えるとただ体力をつけるだけではカバー出来ない面も沢山ありました。それを鑑みて、大会中にあると便利であろうアイテムを考えることにしました。
【②:あると便利なアイテム(情報)、頼ってはいけないアイテムを考えておく】
まずは前者を簡単にまとめます。
《あると便利なアイテム(情報)》
・電子機器ではない腕時計
・簡単に摂取出来る糖分(ぶどう糖)
・いつも自分が飲んでいる飲み物
・会場周辺のコンビニ等の情報
・ガムやのど飴や目薬など簡単に気分転換のスイッチを押せるもの
腕時計は必需品と言っても過言ではありません。今回会場には対戦卓の上手側下手側どちらについても目にすることができる大きなデジタル時計がありましたが、次回以降も必ずあるとは限りません。また対戦ステージ内では電子機器の使用を禁止するとの明記があり、アナログの時計ではないと面倒な人によってはいちゃもんを付けられる恐れがあります。(それぐらい許せる程度の大らかな心はあってもいいと思いますが…)もちろん対戦時間内で自分は今どれぐらいの時間を過ごしているのかなと確認する上でも大事ですが、長丁場となるイベント全体を過ごす上でも「今何時ぐらいだろう?」と咄嗟に確認できる腕時計はあったほうが気持ち的に楽です。いちいちスマホなどの画面を出すのも場所によっては難しいですしね。ということで、腕時計は用意しておくとかなり役立ちます。
次に簡単に摂取できる糖分ですが、僕の場合は大量のブドウ糖の塊をボトルケースに入れて持ち込みました。理由は単純で、なるべく即効性のある脳が活性化する燃料(エネルギー)が欲しかったからです。個人的なお話ですが、僕は朝にめちゃくちゃ弱いです。それこそまともに起きれませんし、当然脳もまともに働おていません。ただ、それがわかっているならある程度の工夫をすることは出来ます。そこで僕が目に付けたのは遊々亭にてコラムなどを書かれている日本が誇るトッププレイヤーのKouさんが書かれた以下の記事。
こちらの記事の中で、Kouさんは「大きな大会に臨むときにはラムネを仕込んでいる」という貴重なテクニックをさり気なく書かれていました。ということで、このテクニックをちょいと真似してみたところ、個人的にはかなり効果があったように思います。対戦前に一口パクリ。不思議と対戦中の集中力やらプレイングの動作がいつもより研ぎ澄まされています。プラシーボ効果かもしれませんが、効果があったと思っているので是非お試しください。わりとオススメです。
そして、いつも自分が飲んでる飲み物ですが、これは「いつも通りの自分のままイベントを過ごす」という意味で以外と重要なんじゃないかと思います。それがスポーツドリンクの人もいればお茶の人もいます。今回の場合、僕にとってのそれはヨーグリーナでした。ということで、重たいバッグにヨーグリーナを3本近く仕込んでいたのです。そして、それが必ず売っていることを大会が始まる前に、会場付近のコンビニ等を事前にリサーチ…これで長い休憩時間にヨーグリーナが切れた時に補給できる場所を確認し、飲み物が切れそうな時はその都度買いに行っていました。僕はとても喉が渇きやすい体質なので、水分補給はかなり大事なのです。
こうやってちょっとした面から普段通りの自分のスタイルで大会に臨めるようにすることも、常にマイペースで大会を過ごす上では大事なんじゃないかなと僕はわりと本気で思っています。同じように何かあった時用に気分転換のスイッチが図れるのど飴、ガム、目薬の準備なども良いと思います。人によってはそれがタバコという方もいますね。元喫煙者の僕にとっても昔はそうでした。もうタバコを止めて2年半も経つのでそれには頼れないんですが…(笑)
さて、それに対して逆に頼っていけないアイテムを書きます。
《頼ってはいけないアイテム》
・エナジードリンクや栄養ドリンク
これは僕も学生時代辺りから頼りがちです。特に公式大会の朝にはレッドブルを飲んで翼を授かった気でイベントに臨んでいます。確かに一時的に自身のパフォーマンスを上げるためには悪くはないかと思います。ただ、エナジードリンクって僕の中のイメージでは「寿命の前借り」なんですよね…その影響で翌日以降の疲労度がとんでもないことになっています。たまに当日中に突然疲労感に襲われて疲れ切ってしまうことがあります。実際にBXR本戦のお昼休みにそれをやらかしてしまって、休憩時間まるまる寝てしまう事態に陥ってしまいました。
ということで、2日間開催となったこの形式ではエナジードリンクに頼るのはまずいと思い、絶対に頼らないことを心がけました。突然どこかで集中力が切れたままになってしまう事態に陥ったらとんでもないですからね…同じ轍は踏みません。ただ、エナジードリンクの効能に関しては個人差があると思うので、僕のように薬などが効きやすい体質の人じゃなければ頼るのはありなんじゃないかなと考えます。代わりと言っては何ですが、僕は今回必ず大会当日の朝やお昼休みなどにホットのブラックコーヒーを飲んで過ごしていました。社会人になってからお昼休み等に飲むブラックコーヒーは欠かせません。こちらもいつも通りの自分を保つために必要な工夫だったと思います。
【③:大会前日、大会1日目の夜の過ごし方は慎重に】
長丁場となる大会の前日はやはり最終調整に身を入れる人が沢山いると思います。不安だから練習をするというのは当たり前のことですね。しかし、僕は大会当日にこれませやってきた以上のことはめったに出来ないと考えていたので、大会前日に調整のようなものは全くしませんでした。しいて言うなら使用するデッキの中身や、提出するデッキシートなどの書類の確認ぐらいかな…そもそも仕事終わりに飛行機で大阪まで移動して、そのまま次の日に備えている次点でそんなことが出来る余裕だなんてありません。
大会前日の夜はお風呂に浸かって出来るだけ疲れを取りのぞくよう心がける、ちゃんと横になって睡眠をちゃんと取る、朝早く起きられるように夜更かしをしない。これに尽きます。緊張して眠れないようなこともあると思いますが、心がけることがとりあえず大事なことです。体力は元より元気がないとポケモンカードどころではありません。折角の趣味ですし楽しんでなんぼです。そのためにも体は資本ですので、その辺りのセルフマネジメントは公式大会においても大事だと僕は考えています。
また、大会1日目の夜も同じですね。打ち上げがてらお酒を飲むのも美味しい物を食べるのもいいことだと思いますが、次の日に無理がたたらないように心がけることが本当に大事です。
こうやって色々なことを書いていると何というかまるでアスリートのような思想で今回の公式大会に臨んでいた僕ですが、実際にそうだと思っています。ポケモンカードは遊びとしても競技としても見ている僕ですが、折角遠い所から時間やらお金やら体力やら様々なエネルギーをかけて公式大会に参加するからにはなるべくマイペースで楽しみたい、あわよくば勝ちたいという気持ちがあります。そのためには「いつも通りの自分を保ち続けることが重要である」と考え、今回このような作戦を考えました。これが僕が今回の公式大会参加に向けてポケモンカード以外で準備をしたことです。
もちろん、大会を楽しんで勝ち抜くためとなるメタ読みやデッキ選択にも手は抜いていません。次のレポートではその辺りに触れていこうと思います。今日の辺りはこの辺でおやすみなさい。
チャンピオンズリーグ2017大阪大会を終え、次の会場である宮城大会まで残り1ヶ月半ぐらいですね。おそらく年度末に向けて公私ともにアレコレ慌ただしくなると思うので、気が付けばあっという間に迎えることになるんだろうなと思います。宮城大会の直後は年度初め…と、全国的にどんな職業の方でもお忙しいかと思われます。全国からどれほどのプレイヤーが僕の地元である宮城に集結するかが本当に楽しみです。
さて、先日行われた大阪大会に関して簡易レポートは既に掲載しましたが、これから様々な振り返りを兼ねて詳しいレポートを書いていこうと思います。ただ、今回のチャンピオンズリーグシーズンに向けて個人的には新たな取り組みを行っていました。公式大会に参加する上でポケモンカード以外に行っていた準備という名目で備忘録がてら色々と書き残してみようと思います。
もしかしたら、今後の行われるチャンピオンズリーグに参加される方々にとって何かしらヒントになり得るものが見つかるかもしれません。デッキ選択、メタ読み、対戦レポートなどは次回以降に書くとして、今回は上記のような意味合いにおける準備に関して書こうと思います。
【①:長丁場となる大会を乗り切るための体力をつける】
今回は大会形式がBO3(50分+3ターンによる2ゲーム先取)という、国内のポケモンカードイベントにおいて新たなシステムが導入されました。日本国外(主に世界大会)ではこのBO3を経験されている方がプレイヤーの中にも沢山いらっしゃると思いますが、僕自身はこの形式を2016年1月のGGC(中部の自主大会)の1度しか経験したことがありません。つまり、公式戦では未知の世界だったわけです。
世界戦を経験された方々からは「あの形式は体力がなければやっていけない」と仰っていました。実際にBO3形式が1回だけならいいのですが、タイムスケジュールで1日目、2日目と参加者数をふるいにかけるタイミングが複数あることを知り、「これは本格的に前もって体力のマネジメントをしないとまずいな…」と感じました。そこで僕は
具体的には週3,4回に仕事終わりや休みの日にプールへ泳ぎに行って、2時間で3kmを平泳ぎをし続けるというものです。体力をつける意味合い以外では2時間で2kmだったのですが、3kmにしてからは体力などのペース配分を考えるようになりました。また長時間座りっぱなしの姿勢で疲れることも気になっていたので、自主的に出来る身体面のセルフケアの習慣を身につける…簡単に言うと様々なストレッチをして身体の調子をコントロール出来るようにするといったことを1月から続けていました。
僕は今年の10月で28歳になるのですが、そろそろお兄さんではなくおじさんと呼ばれてしまうような歳に片足を突っ込んでいます。当然、体力などの低下も最近感じることが多くなってきました。昔は文化部にも関わらずスポーツテストでAを取るような身体能力がそこそこあるような人間だったのですが、流石に習慣的に運動をしなくなってしまうと体力やら筋肉だなんて簡単に衰えてしまいます。ということで、ポケモンカードで勝つことを目的として水泳によるトレーニングを始めました。
大会当日が近くなり、公式ホームページに「2/18・19開催「チャンピオンズリーグ2017 大阪」での対戦を生中継!」という記事が公開されました。そちらのページには大会中に放送する内容のスケジュールが大まかに記載されています。これを見ると大体のイベントスケジュールが推測することが出来ます。しかし、それは予想以上に厳しい内容でした。参加人数が増加したことにより、1日目がまるまる予選で費やされただけではなく、2日目も朝から鎬を削らなければならなかったのです。そう考えるとただ体力をつけるだけではカバー出来ない面も沢山ありました。それを鑑みて、大会中にあると便利であろうアイテムを考えることにしました。
【②:あると便利なアイテム(情報)、頼ってはいけないアイテムを考えておく】
まずは前者を簡単にまとめます。
《あると便利なアイテム(情報)》
・電子機器ではない腕時計
・簡単に摂取出来る糖分(ぶどう糖)
・いつも自分が飲んでいる飲み物
・会場周辺のコンビニ等の情報
・ガムやのど飴や目薬など簡単に気分転換のスイッチを押せるもの
腕時計は必需品と言っても過言ではありません。今回会場には対戦卓の上手側下手側どちらについても目にすることができる大きなデジタル時計がありましたが、次回以降も必ずあるとは限りません。また対戦ステージ内では電子機器の使用を禁止するとの明記があり、アナログの時計ではないと面倒な人によってはいちゃもんを付けられる恐れがあります。(それぐらい許せる程度の大らかな心はあってもいいと思いますが…)もちろん対戦時間内で自分は今どれぐらいの時間を過ごしているのかなと確認する上でも大事ですが、長丁場となるイベント全体を過ごす上でも「今何時ぐらいだろう?」と咄嗟に確認できる腕時計はあったほうが気持ち的に楽です。いちいちスマホなどの画面を出すのも場所によっては難しいですしね。ということで、腕時計は用意しておくとかなり役立ちます。
次に簡単に摂取できる糖分ですが、僕の場合は大量のブドウ糖の塊をボトルケースに入れて持ち込みました。理由は単純で、なるべく即効性のある脳が活性化する燃料(エネルギー)が欲しかったからです。個人的なお話ですが、僕は朝にめちゃくちゃ弱いです。それこそまともに起きれませんし、当然脳もまともに働おていません。ただ、それがわかっているならある程度の工夫をすることは出来ます。そこで僕が目に付けたのは遊々亭にてコラムなどを書かれている日本が誇るトッププレイヤーのKouさんが書かれた以下の記事。
11/27 BXR愛知予選レポート
http://yuyu-tei.jp/blog/poc/news.php?d=2016/12/post_19
こちらの記事の中で、Kouさんは「大きな大会に臨むときにはラムネを仕込んでいる」という貴重なテクニックをさり気なく書かれていました。ということで、このテクニックをちょいと真似してみたところ、個人的にはかなり効果があったように思います。対戦前に一口パクリ。不思議と対戦中の集中力やらプレイングの動作がいつもより研ぎ澄まされています。プラシーボ効果かもしれませんが、効果があったと思っているので是非お試しください。わりとオススメです。
そして、いつも自分が飲んでる飲み物ですが、これは「いつも通りの自分のままイベントを過ごす」という意味で以外と重要なんじゃないかと思います。それがスポーツドリンクの人もいればお茶の人もいます。今回の場合、僕にとってのそれはヨーグリーナでした。ということで、重たいバッグにヨーグリーナを3本近く仕込んでいたのです。そして、それが必ず売っていることを大会が始まる前に、会場付近のコンビニ等を事前にリサーチ…これで長い休憩時間にヨーグリーナが切れた時に補給できる場所を確認し、飲み物が切れそうな時はその都度買いに行っていました。僕はとても喉が渇きやすい体質なので、水分補給はかなり大事なのです。
こうやってちょっとした面から普段通りの自分のスタイルで大会に臨めるようにすることも、常にマイペースで大会を過ごす上では大事なんじゃないかなと僕はわりと本気で思っています。同じように何かあった時用に気分転換のスイッチが図れるのど飴、ガム、目薬の準備なども良いと思います。人によってはそれがタバコという方もいますね。元喫煙者の僕にとっても昔はそうでした。もうタバコを止めて2年半も経つのでそれには頼れないんですが…(笑)
さて、それに対して逆に頼っていけないアイテムを書きます。
《頼ってはいけないアイテム》
・エナジードリンクや栄養ドリンク
これは僕も学生時代辺りから頼りがちです。特に公式大会の朝にはレッドブルを飲んで翼を授かった気でイベントに臨んでいます。確かに一時的に自身のパフォーマンスを上げるためには悪くはないかと思います。ただ、エナジードリンクって僕の中のイメージでは「寿命の前借り」なんですよね…その影響で翌日以降の疲労度がとんでもないことになっています。たまに当日中に突然疲労感に襲われて疲れ切ってしまうことがあります。実際にBXR本戦のお昼休みにそれをやらかしてしまって、休憩時間まるまる寝てしまう事態に陥ってしまいました。
ということで、2日間開催となったこの形式ではエナジードリンクに頼るのはまずいと思い、絶対に頼らないことを心がけました。突然どこかで集中力が切れたままになってしまう事態に陥ったらとんでもないですからね…同じ轍は踏みません。ただ、エナジードリンクの効能に関しては個人差があると思うので、僕のように薬などが効きやすい体質の人じゃなければ頼るのはありなんじゃないかなと考えます。代わりと言っては何ですが、僕は今回必ず大会当日の朝やお昼休みなどにホットのブラックコーヒーを飲んで過ごしていました。社会人になってからお昼休み等に飲むブラックコーヒーは欠かせません。こちらもいつも通りの自分を保つために必要な工夫だったと思います。
【③:大会前日、大会1日目の夜の過ごし方は慎重に】
長丁場となる大会の前日はやはり最終調整に身を入れる人が沢山いると思います。不安だから練習をするというのは当たり前のことですね。しかし、僕は大会当日にこれませやってきた以上のことはめったに出来ないと考えていたので、大会前日に調整のようなものは全くしませんでした。しいて言うなら使用するデッキの中身や、提出するデッキシートなどの書類の確認ぐらいかな…そもそも仕事終わりに飛行機で大阪まで移動して、そのまま次の日に備えている次点でそんなことが出来る余裕だなんてありません。
大会前日の夜はお風呂に浸かって出来るだけ疲れを取りのぞくよう心がける、ちゃんと横になって睡眠をちゃんと取る、朝早く起きられるように夜更かしをしない。これに尽きます。緊張して眠れないようなこともあると思いますが、心がけることがとりあえず大事なことです。体力は元より元気がないとポケモンカードどころではありません。折角の趣味ですし楽しんでなんぼです。そのためにも体は資本ですので、その辺りのセルフマネジメントは公式大会においても大事だと僕は考えています。
また、大会1日目の夜も同じですね。打ち上げがてらお酒を飲むのも美味しい物を食べるのもいいことだと思いますが、次の日に無理がたたらないように心がけることが本当に大事です。
こうやって色々なことを書いていると何というかまるでアスリートのような思想で今回の公式大会に臨んでいた僕ですが、実際にそうだと思っています。ポケモンカードは遊びとしても競技としても見ている僕ですが、折角遠い所から時間やらお金やら体力やら様々なエネルギーをかけて公式大会に参加するからにはなるべくマイペースで楽しみたい、あわよくば勝ちたいという気持ちがあります。そのためには「いつも通りの自分を保ち続けることが重要である」と考え、今回このような作戦を考えました。これが僕が今回の公式大会参加に向けてポケモンカード以外で準備をしたことです。
もちろん、大会を楽しんで勝ち抜くためとなるメタ読みやデッキ選択にも手は抜いていません。次のレポートではその辺りに触れていこうと思います。今日の辺りはこの辺でおやすみなさい。
#249 チャンピオンズリーグ2017 大阪大会2日目結果
2017年2月19日 イベントレポート コメント (8)
夜分遅くにこんばんは、朗です。
僅かなチャンスを物にするために全勝する気で2日目予選に臨みました。
以下、1日目に加え、2日目の予選結果です。
使用デッキ「ルカリオEXジガルデEXミュウツーケンタロスGXダストダス」
1戦目 ○○- オーロットBREAKソーナンスまいまいオドリドリ
6-0、6-5
2戦目 ○○- ガマゲロゲEXジジーロンGXグレイシアEXダストダス(つかつかさん)
6-5、6-4
3戦目 ○×× ブラッキーGXブイズゾロアークBREAKミュウツー(ヒロキ君)
6-1、4-6、3-6
4戦目 ○○- オーロットBREAK単(もろはさん)
6-0、6-0
5戦目 ×○× ガマゲロゲジュナイパー(Explorerさん)
3-6、6-0、4-6
6戦目 ○○- MライボルトEXラプラスGX
6-0、6-0
(ここで1日目終了)
7戦目 ○×○ MライボルトEXガマゲロゲEXソーナンス(サーニーゴさん)
6-2、0-1、6-0
8戦目 ○×△ ゲッコウガBREAKファイアロー(もこさん)
1-0、3-6、3-4
9戦目 ○×× ラフレシアラランテスGXグレイシアEX(まるまる兄さん)
6-4、0-3、0-6
5勝3敗1分 勝ち点16で予選28位 クライマックスステージ進出ならず
沢山の方々から「どうやったら茶色でそこまで勝てるんだ」って言われました。実際、僕も大好きな色とはいえ現環境では茶色いデッキはかなり厳しいと思っています。だけど、大好きなデッキが出来てしまった。その上で環境に適応出来そうなものが作れてしまった。ならば、それで勝ちに行くのが信念というものでしょう。
ということで、他に使いたかったデッキ候補を全てぶった切って我流の茶色いデッキを作りました。正直このデッキの中身は普通の感覚であれば茶色いデッキとしては常軌を逸しています。まさか自分も闘タイプとダブル無色エネルギーを共存させられるようなデッキを作れるとは思いませんでした。これも様々な縁があって作り上げたものです。ちなみにブイズカップで使用したデッキからはクラッシュハンマーを4枚全部抜きました。信用出来ないと思ったら僕は使えない。このデッキを握ることで僕は僕なりの信念を貫き通しました。
負けたのはデッキではなく僕の実力が至らなかったせいです。このデッキは僕に楽しみやら驚きやら様々なものを与えてくれました。対戦する度に相手から「何だこのデッキは!?」という反応をされたことがすっごく面白かったです。昨日のようにギリギリの戦いで勝ち抜けたからこそ、今日も予選を抜けたかったな…
詳しいレポート等は仙台に戻ってから書こうと思います。応援して下さった皆さんありがとうございました。
次はチャンピオンズリーグ宮城大会で沢山の人を驚かせられるように出直してきます。
僅かなチャンスを物にするために全勝する気で2日目予選に臨みました。
以下、1日目に加え、2日目の予選結果です。
使用デッキ「ルカリオEXジガルデEXミュウツーケンタロスGXダストダス」
1戦目 ○○- オーロットBREAKソーナンスまいまいオドリドリ
6-0、6-5
2戦目 ○○- ガマゲロゲEXジジーロンGXグレイシアEXダストダス(つかつかさん)
6-5、6-4
3戦目 ○×× ブラッキーGXブイズゾロアークBREAKミュウツー(ヒロキ君)
6-1、4-6、3-6
4戦目 ○○- オーロットBREAK単(もろはさん)
6-0、6-0
5戦目 ×○× ガマゲロゲジュナイパー(Explorerさん)
3-6、6-0、4-6
6戦目 ○○- MライボルトEXラプラスGX
6-0、6-0
(ここで1日目終了)
7戦目 ○×○ MライボルトEXガマゲロゲEXソーナンス(サーニーゴさん)
6-2、0-1、6-0
8戦目 ○×△ ゲッコウガBREAKファイアロー(もこさん)
1-0、3-6、3-4
9戦目 ○×× ラフレシアラランテスGXグレイシアEX(まるまる兄さん)
6-4、0-3、0-6
5勝3敗1分 勝ち点16で予選28位 クライマックスステージ進出ならず
沢山の方々から「どうやったら茶色でそこまで勝てるんだ」って言われました。実際、僕も大好きな色とはいえ現環境では茶色いデッキはかなり厳しいと思っています。だけど、大好きなデッキが出来てしまった。その上で環境に適応出来そうなものが作れてしまった。ならば、それで勝ちに行くのが信念というものでしょう。
ということで、他に使いたかったデッキ候補を全てぶった切って我流の茶色いデッキを作りました。正直このデッキの中身は普通の感覚であれば茶色いデッキとしては常軌を逸しています。まさか自分も闘タイプとダブル無色エネルギーを共存させられるようなデッキを作れるとは思いませんでした。これも様々な縁があって作り上げたものです。ちなみにブイズカップで使用したデッキからはクラッシュハンマーを4枚全部抜きました。信用出来ないと思ったら僕は使えない。このデッキを握ることで僕は僕なりの信念を貫き通しました。
負けたのはデッキではなく僕の実力が至らなかったせいです。このデッキは僕に楽しみやら驚きやら様々なものを与えてくれました。対戦する度に相手から「何だこのデッキは!?」という反応をされたことがすっごく面白かったです。昨日のようにギリギリの戦いで勝ち抜けたからこそ、今日も予選を抜けたかったな…
詳しいレポート等は仙台に戻ってから書こうと思います。応援して下さった皆さんありがとうございました。
次はチャンピオンズリーグ宮城大会で沢山の人を驚かせられるように出直してきます。
#248 チャンピオンズリーグ2017 大阪大会1日目結果
2017年2月18日 イベントレポート コメント (4)
夜分遅くにこんばんは、朗です。
本日からチャンピオンリーグ2017 大阪大会に参加しています。
結果が出たので簡易的な結果報告です。予選上位42名が2日目に出場出来ます。
1戦目 ○○−
2戦目 ○○−(つかつかさん)
3戦目 ○××(ヒロキ君)
4戦目 ○○−(もろはさん)
5戦目 ×○×(Explorerさん)
6戦目 ○○−
4勝2敗で勝ち点12
予選37位で2日目進出決定
自分が信じたデッキで最後まで諦めなくて良かったです。大阪大会1日目の予選突破ボーダーラインは勝ち点12でした。12点の中でもオポーネントトップだったのは流石に目を疑いましたが、意地を見せられたのではないかと思います。
明日もポケモンカードが出来ることに感謝をして、2日目の予選も引き続き楽しんできます!
本日からチャンピオンリーグ2017 大阪大会に参加しています。
結果が出たので簡易的な結果報告です。予選上位42名が2日目に出場出来ます。
1戦目 ○○−
2戦目 ○○−(つかつかさん)
3戦目 ○××(ヒロキ君)
4戦目 ○○−(もろはさん)
5戦目 ×○×(Explorerさん)
6戦目 ○○−
4勝2敗で勝ち点12
予選37位で2日目進出決定
自分が信じたデッキで最後まで諦めなくて良かったです。大阪大会1日目の予選突破ボーダーラインは勝ち点12でした。12点の中でもオポーネントトップだったのは流石に目を疑いましたが、意地を見せられたのではないかと思います。
明日もポケモンカードが出来ることに感謝をして、2日目の予選も引き続き楽しんできます!
夜分遅くにこんばんは、朗です。
先週末は埼玉県で開催された「第3回 彩の国ブイズカップ」に参加してきました。
この時期に「ブイズカップへ参加する」という宣言をした時に多くの方々から驚かれましたが、実は去年からこのイベントにはずっと参加したい理由がありました。カメックスメガバトル日本チャンピオン決定戦の数日前に、"夢の中で"写真でしか見たことがないはずのブイズカップへ参加していた自分を見たのです。その時の内容が何となく印象に残っており、カメックスメガバトル日本チャンピオン決定戦にてお会いしたりょうたパパ&ママさんにその旨を伝えると「是非とも遊びに来てください!」とのこと…そりゃあそうですよね(笑)
しかしながら、第2回の開催時にはイベント開催のお知らせを直接頂くも、今では自身が定期開催するほどの公認自主イベントとなった仙台バトルスタジアム(September)の開催日と被ってしまい、泣く泣く参加を断念しました。その後に「開催されて行けそうなタイミングがあれば迷わず参加する!」と考え続け、BATTLE X ROAD本大会後に第3回のイベント開催のお知らせを直接頂き、「全く問題ない!行ける!行きたい!」と思い、即参加申請を決めました。どうやら関東の皆さんを差し置いて参加希望も1番乗りだった模様です。
また、レオ君一家が昨年末に自身が開催した公認自主イベント:仙台クリスマスフェスタ2016に遊びに来て下さったことも大きなきっかけになりました。そして、りょうたパパさんとはバトルフェスタ2015広島大会のクライマックスステージにて対戦をしてから、ご家族の皆さんと今日に至るまで公式大会などのイベントなどでいつもお世話になっております。
ブイズカップ前日はデュエルラック土呂店さんのジムバトルへ早朝入りした勢いに任せて遊びに行ったのですが、朝早くからレオ君親子とりょうた君親子が迎えて下さいました。また、初めてお会いした埼玉県の親子プレイヤーの方々ともお話することも出来ました。東京でお会いする&ジムバトルに参加することは多々あっても、埼玉でこういったことが出来るタイミングはなかなかありません。とにかくありがたいことだらけです。お陰様で前日から充実した時間を過ごすことが出来ました。その後は東京に移動し、チムロリ関東勢とチャンピオンズリーグに向けての調整会を行ったり、HKさんが作って下さった豚の角煮を美味しく頂きました…何で豚の角煮が出てきたんだ?
そして、いよいよブイズカップ当日を迎え、余裕をもって会場に到着します。会場を見渡して特に印象に残ったのは「ジュニアプレイヤーが多い!」ということ。ジュニアプレイヤーが少ない東北地方ではなかなか見受けられない光景です。参加者64名のうち半分以上はジュニアプレイヤーだったんじゃないかな。開会時に主催のりょうたパパさんがお話した「ブイズのように様々な可能性を秘めた多くのジュニアプレイヤー達が、様々な進化を遂げてポケカ界で活躍して欲しい」というブイズカップの理念はとても印象に残りました。それぐらいジュニアプレイヤーの育成に力を注いでいるようです。
「よっしゃ!子ども達に負けないようにお兄さんも頑張るぞ!」と思ったのも束の間、参加者のリーグ分布の都合上、予選は全リーグ混合で6回戦行い"上位10名とその他の上位6名のジュニアプレイヤーが決勝トーナメントに進出できる"という、大人にとって過酷な戦いが宣告されました…ジュニアプレイヤーの育成のためなら仕方ありません。「大人の維持をみせてやろう!」と思い、今回は僕の代名詞ともいえる得意の茶色デッキを握り、ブイズカップへ臨みました。
(※今回の対戦レポートは大型公式大会が近いので、やや簡易的なものになります。ご了承下さい)
使用デッキ「ルカリオEXケンタロスGXダストダス」
何人かの方々にもお話しましたが、このデッキは先月に行われたスペシャルジムバトルに向けて作成したデッキです。僕が普段は使わない…というか、不確定要素が強すぎるために大嫌いなクラッシュハンマーを4枚積んでいます。これは元々レギュレーションをクリアするために積んだのですが、お試しでケンタロスGXなども入れてサンムーン要素を水増ししています。
新年1発目のスペシャルジムバトルで早速使用してみたのですが、思いの外手応えを感じてしまいます。そのまま合計4回出たスペシャルジムバトルで使用し、優勝2回・準優勝2回という好成績も残してしまいます。それではこのデッキをこういったイベントで使うとどうなるのか?それが気になり、今回使用するに至りました。さて、スペシャルジムバトル期間から1枚だけしか差し替えていないデッキでどこまで行けるかな!
1戦目 ○ 6-5 ジュナイパーGXガマゲロゲEXミルタンク(リョウマ君)
早速、埼玉県のジュニアプレイヤーがお相手です。前日のジムバトルで同じ場に居た子といきなり対戦することになるとは思いませんでした。
ブイズカップの初戦は痛恨のシェイミEXスタート…1回のマリガンで相手のデッキがジュナイパーGXであることを確認すると、速攻でダストダスを立てに行くことを心がけます。初手で出てしまったシェイミEXが痛手となりサイドレースを先行されてしまいますが、相手の残りサイドが1枚というギリギリのタイミングでやっとダストダスが立ち、ダストオキシンが発動!そこからNを差し込み、押し切りのプレイングが決まり逆転勝利しました。流石はブイズカップ…ジュニアの子ども達も強かに攻めてきますね!
2戦目 ○ 6-2 ガマゲロゲEXジジーロンGXダストダス(ひであき君)
名前に見覚えがあり、デッキスリーブをみてたかたかさんの息子さんと確信。実際に対戦するのは初めてでしたが、これまで様々な実績を残していたことは存じていたので油断せずに臨みました。
対戦内容は相手がヤブクロン、ガマゲロゲEX、ジジーロンGXを並べてきたため、先月のみらちゃん杯で入賞したデッキタイプだと予測。ケンタロスGXスタートではあったものの、ジジーロンGXのホーリーエッジを警戒し、闘エネルギーを貼った瞬間に相手がとても苦い顔をします。この時に内心でガッツポーズ。相手はピーピーマックスで奇襲攻撃を仕掛けようと試みますが、珍しくクラッシュハンマーが複数回表が出てくれたので相手のゲームプランを台無しにすることに成功。そのまま相性差で押し切り勝ちです。
3戦目 × 5-6 MミュウツーEXケンタロスGXダストダス(小林ゆうさん)
2015年12月のみらチャン杯で対戦した時以来、久々の対戦です。実は付き合いが10年以上もあるプレイヤーでもあります。デッキタイプを確認した瞬間に頭を抱えました。超デッキということもあり、ルカリオをメインとするこのデッキは相性がかなり悪いです。
ある程度、MミュウツーEXを相手とした時の嫌らしい立ち回りは考えていましたが、それが通用しない辺り流石の強豪プレイヤー。常に攻撃の手を緩めない勇ましいパワープレイで残り1枚のサイドを引けずに敗北してしまいました。クラッシュハンマーも決まったのは1回ぐらいだったのかな…やはり不確定要素に頼って勝ち筋を見出すのはリスキーですね。公式大会に向けてとても勉強になりました。
そのまま彼とはお昼ご飯も会場付近の海鮮居酒屋にてご一緒して、公式大会に向けた話やちょっとした思い出話などに花を咲かせました。長い付き合いがあるとこういうことが出来るのも面白いところです!
4戦目 ○ 6-3 よるのこうしんミュウオドリドリ(ブラッキーさん)
バトクロ宮城予選として開催されていたナナホシ杯に参加されていたプレイヤーとしてお名前だけは存じておりました。その話題を出せたお陰で、対戦前に程よい緊張感で過ごすことが出来ました。デッキタイプは全くわかりませんが、「お名前の通りブラッキーGXだと良いな」と思ったら、バトル場にはバチュル、ベンチにはバケッチャが…いやいやいや、ルカリオメインだからそれは無理!!
と思っていたのですが、複数回投げたクラッシュハンマーが1回だけ決まり、それが決定打となってくれます。そして、そのままダストダスを立てながら次元の谷、ダブル無色エネルギーといったリソースを削るのにも成功します。ここで相手のエネルギーが完全に枯渇し、殴り続けて押し切り勝ちでした。
ジュナイパーGX系統が蔓延る中でよるのこうしんで果敢に突っ込んできたのは本当に勇気があるなと思い知らされ、切っていたデッキタイプと当たる可能性もあるかもしれない恐ろしさを実感しました。公式大会前にこの経験が出来て良かったです。
5戦目 ○ 6-4 MレックウザEXマギアナEXギラティナウソッキー(つばさ君)
昨年に行われたカメックスメガバトルにて日本代表選手となり、世界大会でも33位となったジュニアプレーヤーです。名前だけは存じておりました。プレイマット、デッキシールドなどもWCS2016使用で固めており、対面した瞬間に強いジュニアプレイヤーのオーラに飲み込まれそうになります。
対戦が始まるとルカリオEXとレックウザEXがご対面。普段の僕の茶色デッキならばMレックウザデッキはわりと不利です。現に昨年のアニバーサリーフェスタ新潟大会のプレミアステージでも0-6で完敗しています。しかし、今回の僕の茶色デッキは沢山のハンマーで武装しています。最初はわざと事故っているフリをして、相手にとって最悪のタイミングで沢山のハンマーを投げて、青いパラレルシティを向けて出し、トドメにダストダスを立ててやろうと目論みます…が、相手も初動でやや事故を起こしており、僕が描いていたゲームプランも相手の動きに合わせてうまく対応しなければいけないと、まるで綱渡りのような戦略を強いられることになります。
相手がサイドカードを2枚先行したタイミングでまずは一発Nを打ち込み、青いパラレルシティーとハンマーを1発ずつ、そしてさらにサイドカードを4枚まで引かれたタイミングで怒涛のハンマーラッシュ&2枚目の青いパラレルシティ&ダストオキシン発動&Nで逆転開始です。相手にリソースを沢山使わせた後はひたすらルカリオEXとケンタロスGXが殴り続けます。そうこうしているうちにサイドカードを4枚取り返しますが、それでも相手は最後まで諦めずに勝利のために様々な可能性を手繰り寄せます。「これが今日に至るまで勝ち続けたこの子の底力なんだろうな」と思い知らされて、感動するとともに引き込まれそうになっていた自分がそこにはいました。
対戦は僕の戦略がハマり無事に勝利を収めましたが、どこかで自分が一手少しでも間違えていたら負けていたと思います。また、この後に彼はブイズカップにて見事優勝を果たすのですが、先述にもある通り心の底から「この子は強い」と思い知らされるような何かがありました。相手のマナーも大変良く、とにかく楽しい対戦でした!
6戦目 × 4-6 MミュウツーEXダストダス(あさき君)
第1回 ポケモン竜王戦でこーと君の勇姿を見届けた時に、衝撃的な出会いをした初代ポケモン竜王 あさき君がお相手です。今では全国各地で大人顔負けの活躍をしている彼ですが、実は対戦するのがこれが初めて。リーグが違うために公式大会で対戦する機会がそうそう無いので、いつか自主大会等のイベントで対戦することになるのだろうと考えていたら、まさかここでとは…この対戦に勝てば決勝トーナメントへの進出は確実なものとなるので気持ちを引き締めて対戦に臨みます。
相手は初動から事故気味…しかし、こちらもデッキ相性がこれまた悪いMミュウツーデッキ…それに対してこちらは場の展開はそこそこ芳しいものとなるものの、ハイパーボールで山札をサーチするとエネルギーが沢山サイドに落ちていることに気が付きます。そのためなかなか攻撃に乗り出すことができません。幸いクラッシュハンマーが2回ほど決まったので相手の攻撃ペースを乱すことができたのですが、自分にとっては最悪のタイミングでポケモンセンターのお姉さんを決められてしまいます。
とはいえ、相手もかなりのリスクを背負いながらこちらに対する攻撃の手を止めません。徐々に挽回出来るのではないかというタイミングで相手の手札が0枚となったことを確認します。すると、次のターンに彼が山札から引いてきたのは何とプラターヌ博士!思わず「強くね!?」と声を出してしまいました…その時の同様で深読みをしすぎて攻撃し続けるべきか、一旦引くべきかのところで気持ちも引いてしまい、そのしわ寄せが最終局面に来ます。〆はフラダリでダストダスが呼び出され、2枚目の記憶のほこらを出してバーストボールでゲームセット。
参りました。物凄く強かったです。もう何というか流石でした。ブイズカップ予選の最後に全国屈指の最強ジュニアプレイヤーに負けてしまったのは、とても良い経験になったと思います。公式大会で彼らと肩を並べられるように頑張ります。
予選が終了し、全勝が1名なのはわかっていても5勝1敗が何人いるかもわからず、さらには4勝2敗もどれくらいいて、自分がオポーネント的な意味でどれぐらいの立ち位置なのかもわからないで不安な気持ちの中、結果発表を迎えます。順々に名前を呼ばれ続けるなが8位から10位までが4勝2敗の決勝トーナメント進出ライン…ひたすら祈り続けます。そして…
オポーネントで10位 決勝トーナメント進出
思わず両手を上げて「やったー!」と喜んでしまいました。このギリギリ予選落ちという経験は全国各地の自主大会で幾度となく経験してきたので、今回はかなり嬉しかったです。いや、冗談抜きでもう駄目だと思った。
喜んだのも束の間、すぐに決勝トーナメントの準備に移ります。少しの小休憩を経て対戦相手となるマーライオンさんと対面することになります。失礼ながら僕は存じていなかったのですが、相手は僕のことは知って下さっていたとのこと…光栄です。
決勝1回戦 × 2-6 ジュナイパーGXガマゲロゲEXエーフィEX(マーライオンさん)
じゃんけんに勝ち運良く先行を取りますが、相手のバトル場がガマゲロゲEXだったこともあり、初動でプラターヌ博士などでクラッシュハンマーを4枚ともトラッシュに送らなければいけない致命的な動きをしなければいけなくなります。スペシャルジムバトルでもイメージしていましたが、ジュナイパーガマゲロゲを相手にする時には、クラッシュハンマーをいかに投げられるかが勝敗を分けるカギとなります。その武器が1つ初動で失われたのです。そうすると僕のもう1つの武器であるダストダスを活かして戦い続けるしかありません。
しかし、この対戦ではダストダスが1度立つもののダストオキシンが発動することは1度もありませんでした。その上で自分にとって最悪のタイミングで場の道具を剥がされたり、深手を負わせたジュナイパーGXを2体取り逃してサイドカードを引き切れず、毎ターンフェザーアローの雨が降り止まず、最後は相手の見事な引きの前に敗北してしまいました。手に汗握る熱い試合だったので、勝敗が決まった後は相手とガッツリ握手を交わしました。
そういえば、決勝トーナメン1回戦 8試合のうち最も時間がかかっていた対戦だったのかな。クラッシュハンマーが使えなくても、ダストオキシンが発動しなくてもこのデッキは最後までよく頑張ってくれたと思います。スペシャルジムバトル以降、僕にとって新たな活路を見出してくれたこのデッキにはとても感謝しています。「クラッシュハンマーは不確定要素だから嫌いだ!」という自分の固定観念みたいなのも一度外してみるのも良いかもしれませんね。とにかく楽しいデッキでした!ブイズカップで握れて良かった!
その後は決勝トーナメントの様々な熱い試合を見届けて表彰式…と、そこでグッドマナー賞の発表があり、僕の名前が呼ばれてしまいました。以前、日記にも書いた通りバトクロ予選であるみらチャン杯でもグッドマナー賞を頂いた経緯があったため、この時も思いがけず「はい!?」と変な声を出してしまいました…すいません。本当に驚いたんです。
えっと、ブイズカップにて僕が対戦したのは確か6名中4名がジュニアプレイヤーだったと思います。誰が投票して下さったのかは存じませんが、少なくとも数名のジュニアプレイヤーの子たちが自分に投票してくれたこと…これは何事にも代えがたいことです。すっごく嬉しいです。これから行われる公式大会でも「勝っても負けてもグッドゲーム!」をモットーに楽しんでいきます。投票して下さった皆さんありがとうございました!
表彰式と写真撮影が終了してからは、会場撤収の時間で運営の皆さんと自主イベントなどの意見交換をしたり、撤収後はりょうた君一家・レオ君一家・あさみなさん一家・ひげぽよさん・小林ゆうさん・あ行君らと美味しくお酒を飲みながら、色々なお話をしました。こういった交流はこれまでなかなか出来なかったので本当に貴重な時間だったと感じています。
そして、別れ際には「それじゃあまた再来週の大阪大会で!」と話した辺り、もう既にみんなの気持ちはチャンピオンズリーグに向けて動き出しているんだなと思いました。お陰様でモチベーションもぐーんと上がりました。
今回初めて彩の国 ブイズカップに参加したことで、これまで参加してきた著名な自主大会イベントとはまた違ったものを感じ、直に見ることが出来たことは自分にとって大変有意義な時間になったと思います。このような具体的かつ素晴らしい環境を目指して、僕も地元の東北でポケモンカードプレイヤー&イベントオーガナイザーとして、今後も精力的に活動していく所存です。
もしよろしければ埼玉を始めとする関東圏の皆さんにも、オフシーズンには東北各地の自主大会(ナナホシ杯、岩手ケルディオ杯、うんざり会、仙台バトルスタジアムなど)に遊びに来ていただける機会があると嬉しいなと考えています。そのためにもポケモンカード的な意味で東北をもっともっと魅力的な地域にしていきたいですね。そういったことを思わせて頂けるようなとにかく充実した週末でした!
運営の皆さんを始めとする、ブイズカップに参加された皆さん、対戦して下さった皆さんありがとうございました!そして、お疲れ様でした!
次回はチャンピオンズリーグでお会いしましょう!楽しみにしています!
先週末は埼玉県で開催された「第3回 彩の国ブイズカップ」に参加してきました。
この時期に「ブイズカップへ参加する」という宣言をした時に多くの方々から驚かれましたが、実は去年からこのイベントにはずっと参加したい理由がありました。カメックスメガバトル日本チャンピオン決定戦の数日前に、"夢の中で"写真でしか見たことがないはずのブイズカップへ参加していた自分を見たのです。その時の内容が何となく印象に残っており、カメックスメガバトル日本チャンピオン決定戦にてお会いしたりょうたパパ&ママさんにその旨を伝えると「是非とも遊びに来てください!」とのこと…そりゃあそうですよね(笑)
しかしながら、第2回の開催時にはイベント開催のお知らせを直接頂くも、今では自身が定期開催するほどの公認自主イベントとなった仙台バトルスタジアム(September)の開催日と被ってしまい、泣く泣く参加を断念しました。その後に「開催されて行けそうなタイミングがあれば迷わず参加する!」と考え続け、BATTLE X ROAD本大会後に第3回のイベント開催のお知らせを直接頂き、「全く問題ない!行ける!行きたい!」と思い、即参加申請を決めました。どうやら関東の皆さんを差し置いて参加希望も1番乗りだった模様です。
また、レオ君一家が昨年末に自身が開催した公認自主イベント:仙台クリスマスフェスタ2016に遊びに来て下さったことも大きなきっかけになりました。そして、りょうたパパさんとはバトルフェスタ2015広島大会のクライマックスステージにて対戦をしてから、ご家族の皆さんと今日に至るまで公式大会などのイベントなどでいつもお世話になっております。
ブイズカップ前日はデュエルラック土呂店さんのジムバトルへ早朝入りした勢いに任せて遊びに行ったのですが、朝早くからレオ君親子とりょうた君親子が迎えて下さいました。また、初めてお会いした埼玉県の親子プレイヤーの方々ともお話することも出来ました。東京でお会いする&ジムバトルに参加することは多々あっても、埼玉でこういったことが出来るタイミングはなかなかありません。とにかくありがたいことだらけです。お陰様で前日から充実した時間を過ごすことが出来ました。その後は東京に移動し、チムロリ関東勢とチャンピオンズリーグに向けての調整会を行ったり、HKさんが作って下さった豚の角煮を美味しく頂きました…何で豚の角煮が出てきたんだ?
そして、いよいよブイズカップ当日を迎え、余裕をもって会場に到着します。会場を見渡して特に印象に残ったのは「ジュニアプレイヤーが多い!」ということ。ジュニアプレイヤーが少ない東北地方ではなかなか見受けられない光景です。参加者64名のうち半分以上はジュニアプレイヤーだったんじゃないかな。開会時に主催のりょうたパパさんがお話した「ブイズのように様々な可能性を秘めた多くのジュニアプレイヤー達が、様々な進化を遂げてポケカ界で活躍して欲しい」というブイズカップの理念はとても印象に残りました。それぐらいジュニアプレイヤーの育成に力を注いでいるようです。
「よっしゃ!子ども達に負けないようにお兄さんも頑張るぞ!」と思ったのも束の間、参加者のリーグ分布の都合上、予選は全リーグ混合で6回戦行い"上位10名とその他の上位6名のジュニアプレイヤーが決勝トーナメントに進出できる"という、大人にとって過酷な戦いが宣告されました…ジュニアプレイヤーの育成のためなら仕方ありません。「大人の維持をみせてやろう!」と思い、今回は僕の代名詞ともいえる得意の茶色デッキを握り、ブイズカップへ臨みました。
(※今回の対戦レポートは大型公式大会が近いので、やや簡易的なものになります。ご了承下さい)
使用デッキ「ルカリオEXケンタロスGXダストダス」
何人かの方々にもお話しましたが、このデッキは先月に行われたスペシャルジムバトルに向けて作成したデッキです。僕が普段は使わない…というか、不確定要素が強すぎるために大嫌いなクラッシュハンマーを4枚積んでいます。これは元々レギュレーションをクリアするために積んだのですが、お試しでケンタロスGXなども入れてサンムーン要素を水増ししています。
新年1発目のスペシャルジムバトルで早速使用してみたのですが、思いの外手応えを感じてしまいます。そのまま合計4回出たスペシャルジムバトルで使用し、優勝2回・準優勝2回という好成績も残してしまいます。それではこのデッキをこういったイベントで使うとどうなるのか?それが気になり、今回使用するに至りました。さて、スペシャルジムバトル期間から1枚だけしか差し替えていないデッキでどこまで行けるかな!
1戦目 ○ 6-5 ジュナイパーGXガマゲロゲEXミルタンク(リョウマ君)
早速、埼玉県のジュニアプレイヤーがお相手です。前日のジムバトルで同じ場に居た子といきなり対戦することになるとは思いませんでした。
ブイズカップの初戦は痛恨のシェイミEXスタート…1回のマリガンで相手のデッキがジュナイパーGXであることを確認すると、速攻でダストダスを立てに行くことを心がけます。初手で出てしまったシェイミEXが痛手となりサイドレースを先行されてしまいますが、相手の残りサイドが1枚というギリギリのタイミングでやっとダストダスが立ち、ダストオキシンが発動!そこからNを差し込み、押し切りのプレイングが決まり逆転勝利しました。流石はブイズカップ…ジュニアの子ども達も強かに攻めてきますね!
2戦目 ○ 6-2 ガマゲロゲEXジジーロンGXダストダス(ひであき君)
名前に見覚えがあり、デッキスリーブをみてたかたかさんの息子さんと確信。実際に対戦するのは初めてでしたが、これまで様々な実績を残していたことは存じていたので油断せずに臨みました。
対戦内容は相手がヤブクロン、ガマゲロゲEX、ジジーロンGXを並べてきたため、先月のみらちゃん杯で入賞したデッキタイプだと予測。ケンタロスGXスタートではあったものの、ジジーロンGXのホーリーエッジを警戒し、闘エネルギーを貼った瞬間に相手がとても苦い顔をします。この時に内心でガッツポーズ。相手はピーピーマックスで奇襲攻撃を仕掛けようと試みますが、珍しくクラッシュハンマーが複数回表が出てくれたので相手のゲームプランを台無しにすることに成功。そのまま相性差で押し切り勝ちです。
3戦目 × 5-6 MミュウツーEXケンタロスGXダストダス(小林ゆうさん)
2015年12月のみらチャン杯で対戦した時以来、久々の対戦です。実は付き合いが10年以上もあるプレイヤーでもあります。デッキタイプを確認した瞬間に頭を抱えました。超デッキということもあり、ルカリオをメインとするこのデッキは相性がかなり悪いです。
ある程度、MミュウツーEXを相手とした時の嫌らしい立ち回りは考えていましたが、それが通用しない辺り流石の強豪プレイヤー。常に攻撃の手を緩めない勇ましいパワープレイで残り1枚のサイドを引けずに敗北してしまいました。クラッシュハンマーも決まったのは1回ぐらいだったのかな…やはり不確定要素に頼って勝ち筋を見出すのはリスキーですね。公式大会に向けてとても勉強になりました。
そのまま彼とはお昼ご飯も会場付近の海鮮居酒屋にてご一緒して、公式大会に向けた話やちょっとした思い出話などに花を咲かせました。長い付き合いがあるとこういうことが出来るのも面白いところです!
4戦目 ○ 6-3 よるのこうしんミュウオドリドリ(ブラッキーさん)
バトクロ宮城予選として開催されていたナナホシ杯に参加されていたプレイヤーとしてお名前だけは存じておりました。その話題を出せたお陰で、対戦前に程よい緊張感で過ごすことが出来ました。デッキタイプは全くわかりませんが、「お名前の通りブラッキーGXだと良いな」と思ったら、バトル場にはバチュル、ベンチにはバケッチャが…いやいやいや、ルカリオメインだからそれは無理!!
と思っていたのですが、複数回投げたクラッシュハンマーが1回だけ決まり、それが決定打となってくれます。そして、そのままダストダスを立てながら次元の谷、ダブル無色エネルギーといったリソースを削るのにも成功します。ここで相手のエネルギーが完全に枯渇し、殴り続けて押し切り勝ちでした。
ジュナイパーGX系統が蔓延る中でよるのこうしんで果敢に突っ込んできたのは本当に勇気があるなと思い知らされ、切っていたデッキタイプと当たる可能性もあるかもしれない恐ろしさを実感しました。公式大会前にこの経験が出来て良かったです。
5戦目 ○ 6-4 MレックウザEXマギアナEXギラティナウソッキー(つばさ君)
昨年に行われたカメックスメガバトルにて日本代表選手となり、世界大会でも33位となったジュニアプレーヤーです。名前だけは存じておりました。プレイマット、デッキシールドなどもWCS2016使用で固めており、対面した瞬間に強いジュニアプレイヤーのオーラに飲み込まれそうになります。
対戦が始まるとルカリオEXとレックウザEXがご対面。普段の僕の茶色デッキならばMレックウザデッキはわりと不利です。現に昨年のアニバーサリーフェスタ新潟大会のプレミアステージでも0-6で完敗しています。しかし、今回の僕の茶色デッキは沢山のハンマーで武装しています。最初はわざと事故っているフリをして、相手にとって最悪のタイミングで沢山のハンマーを投げて、青いパラレルシティを向けて出し、トドメにダストダスを立ててやろうと目論みます…が、相手も初動でやや事故を起こしており、僕が描いていたゲームプランも相手の動きに合わせてうまく対応しなければいけないと、まるで綱渡りのような戦略を強いられることになります。
相手がサイドカードを2枚先行したタイミングでまずは一発Nを打ち込み、青いパラレルシティーとハンマーを1発ずつ、そしてさらにサイドカードを4枚まで引かれたタイミングで怒涛のハンマーラッシュ&2枚目の青いパラレルシティ&ダストオキシン発動&Nで逆転開始です。相手にリソースを沢山使わせた後はひたすらルカリオEXとケンタロスGXが殴り続けます。そうこうしているうちにサイドカードを4枚取り返しますが、それでも相手は最後まで諦めずに勝利のために様々な可能性を手繰り寄せます。「これが今日に至るまで勝ち続けたこの子の底力なんだろうな」と思い知らされて、感動するとともに引き込まれそうになっていた自分がそこにはいました。
対戦は僕の戦略がハマり無事に勝利を収めましたが、どこかで自分が一手少しでも間違えていたら負けていたと思います。また、この後に彼はブイズカップにて見事優勝を果たすのですが、先述にもある通り心の底から「この子は強い」と思い知らされるような何かがありました。相手のマナーも大変良く、とにかく楽しい対戦でした!
6戦目 × 4-6 MミュウツーEXダストダス(あさき君)
第1回 ポケモン竜王戦でこーと君の勇姿を見届けた時に、衝撃的な出会いをした初代ポケモン竜王 あさき君がお相手です。今では全国各地で大人顔負けの活躍をしている彼ですが、実は対戦するのがこれが初めて。リーグが違うために公式大会で対戦する機会がそうそう無いので、いつか自主大会等のイベントで対戦することになるのだろうと考えていたら、まさかここでとは…この対戦に勝てば決勝トーナメントへの進出は確実なものとなるので気持ちを引き締めて対戦に臨みます。
相手は初動から事故気味…しかし、こちらもデッキ相性がこれまた悪いMミュウツーデッキ…それに対してこちらは場の展開はそこそこ芳しいものとなるものの、ハイパーボールで山札をサーチするとエネルギーが沢山サイドに落ちていることに気が付きます。そのためなかなか攻撃に乗り出すことができません。幸いクラッシュハンマーが2回ほど決まったので相手の攻撃ペースを乱すことができたのですが、自分にとっては最悪のタイミングでポケモンセンターのお姉さんを決められてしまいます。
とはいえ、相手もかなりのリスクを背負いながらこちらに対する攻撃の手を止めません。徐々に挽回出来るのではないかというタイミングで相手の手札が0枚となったことを確認します。すると、次のターンに彼が山札から引いてきたのは何とプラターヌ博士!思わず「強くね!?」と声を出してしまいました…その時の同様で深読みをしすぎて攻撃し続けるべきか、一旦引くべきかのところで気持ちも引いてしまい、そのしわ寄せが最終局面に来ます。〆はフラダリでダストダスが呼び出され、2枚目の記憶のほこらを出してバーストボールでゲームセット。
参りました。物凄く強かったです。もう何というか流石でした。ブイズカップ予選の最後に全国屈指の最強ジュニアプレイヤーに負けてしまったのは、とても良い経験になったと思います。公式大会で彼らと肩を並べられるように頑張ります。
予選が終了し、全勝が1名なのはわかっていても5勝1敗が何人いるかもわからず、さらには4勝2敗もどれくらいいて、自分がオポーネント的な意味でどれぐらいの立ち位置なのかもわからないで不安な気持ちの中、結果発表を迎えます。順々に名前を呼ばれ続けるなが8位から10位までが4勝2敗の決勝トーナメント進出ライン…ひたすら祈り続けます。そして…
オポーネントで10位 決勝トーナメント進出
思わず両手を上げて「やったー!」と喜んでしまいました。このギリギリ予選落ちという経験は全国各地の自主大会で幾度となく経験してきたので、今回はかなり嬉しかったです。いや、冗談抜きでもう駄目だと思った。
喜んだのも束の間、すぐに決勝トーナメントの準備に移ります。少しの小休憩を経て対戦相手となるマーライオンさんと対面することになります。失礼ながら僕は存じていなかったのですが、相手は僕のことは知って下さっていたとのこと…光栄です。
決勝1回戦 × 2-6 ジュナイパーGXガマゲロゲEXエーフィEX(マーライオンさん)
じゃんけんに勝ち運良く先行を取りますが、相手のバトル場がガマゲロゲEXだったこともあり、初動でプラターヌ博士などでクラッシュハンマーを4枚ともトラッシュに送らなければいけない致命的な動きをしなければいけなくなります。スペシャルジムバトルでもイメージしていましたが、ジュナイパーガマゲロゲを相手にする時には、クラッシュハンマーをいかに投げられるかが勝敗を分けるカギとなります。その武器が1つ初動で失われたのです。そうすると僕のもう1つの武器であるダストダスを活かして戦い続けるしかありません。
しかし、この対戦ではダストダスが1度立つもののダストオキシンが発動することは1度もありませんでした。その上で自分にとって最悪のタイミングで場の道具を剥がされたり、深手を負わせたジュナイパーGXを2体取り逃してサイドカードを引き切れず、毎ターンフェザーアローの雨が降り止まず、最後は相手の見事な引きの前に敗北してしまいました。手に汗握る熱い試合だったので、勝敗が決まった後は相手とガッツリ握手を交わしました。
そういえば、決勝トーナメン1回戦 8試合のうち最も時間がかかっていた対戦だったのかな。クラッシュハンマーが使えなくても、ダストオキシンが発動しなくてもこのデッキは最後までよく頑張ってくれたと思います。スペシャルジムバトル以降、僕にとって新たな活路を見出してくれたこのデッキにはとても感謝しています。「クラッシュハンマーは不確定要素だから嫌いだ!」という自分の固定観念みたいなのも一度外してみるのも良いかもしれませんね。とにかく楽しいデッキでした!ブイズカップで握れて良かった!
その後は決勝トーナメントの様々な熱い試合を見届けて表彰式…と、そこでグッドマナー賞の発表があり、僕の名前が呼ばれてしまいました。以前、日記にも書いた通りバトクロ予選であるみらチャン杯でもグッドマナー賞を頂いた経緯があったため、この時も思いがけず「はい!?」と変な声を出してしまいました…すいません。本当に驚いたんです。
えっと、ブイズカップにて僕が対戦したのは確か6名中4名がジュニアプレイヤーだったと思います。誰が投票して下さったのかは存じませんが、少なくとも数名のジュニアプレイヤーの子たちが自分に投票してくれたこと…これは何事にも代えがたいことです。すっごく嬉しいです。これから行われる公式大会でも「勝っても負けてもグッドゲーム!」をモットーに楽しんでいきます。投票して下さった皆さんありがとうございました!
表彰式と写真撮影が終了してからは、会場撤収の時間で運営の皆さんと自主イベントなどの意見交換をしたり、撤収後はりょうた君一家・レオ君一家・あさみなさん一家・ひげぽよさん・小林ゆうさん・あ行君らと美味しくお酒を飲みながら、色々なお話をしました。こういった交流はこれまでなかなか出来なかったので本当に貴重な時間だったと感じています。
そして、別れ際には「それじゃあまた再来週の大阪大会で!」と話した辺り、もう既にみんなの気持ちはチャンピオンズリーグに向けて動き出しているんだなと思いました。お陰様でモチベーションもぐーんと上がりました。
今回初めて彩の国 ブイズカップに参加したことで、これまで参加してきた著名な自主大会イベントとはまた違ったものを感じ、直に見ることが出来たことは自分にとって大変有意義な時間になったと思います。このような具体的かつ素晴らしい環境を目指して、僕も地元の東北でポケモンカードプレイヤー&イベントオーガナイザーとして、今後も精力的に活動していく所存です。
もしよろしければ埼玉を始めとする関東圏の皆さんにも、オフシーズンには東北各地の自主大会(ナナホシ杯、岩手ケルディオ杯、うんざり会、仙台バトルスタジアムなど)に遊びに来ていただける機会があると嬉しいなと考えています。そのためにもポケモンカード的な意味で東北をもっともっと魅力的な地域にしていきたいですね。そういったことを思わせて頂けるようなとにかく充実した週末でした!
運営の皆さんを始めとする、ブイズカップに参加された皆さん、対戦して下さった皆さんありがとうございました!そして、お疲れ様でした!
次回はチャンピオンズリーグでお会いしましょう!楽しみにしています!
朝早くにおはようございます、朗です。
気が付けばバトクロの激闘から半月ほどが経過しておりました。当たり前のことですが時間が経つのが早すぎて驚いています。バトクロで見た、感じたことを未だに昨日のことのように感じます。情報が新鮮なうちにレポートに書き起こしたかったのですが、なかなか時間が取れず明日(というかすでに今日)から始まる新環境に間に合いませんでした…
いや、まだギリギリ間に合うかな。ということで、思い立ったが吉日。四の五の言う前に、バトクロ本大会のレポートを書いてみようと思います。対戦レポート自体は3戦のみとそこまで大したことがないと思うので、僕らがバトクロに向けてどんなことをやってきたかを時系列順に書いていこうと思います。先に言っておきますが、めちゃくちゃ長いレポートになっております。朝の通勤時間や昼休みなどの休憩時間のゆっくり読むことをお勧め致します。
【① 2016年11月26日 バトクロ本大会へのお誘いを頂く】
バトクロ東京予選を終えてからは「自分がバトクロに出る機会は自分が一緒に練習をしているジュニアプレイヤーの子たちが宮城予選を勝ち抜き、そのお誘いが無い限りまずないだろうな…」と思っていて、以前日記にも書いた通りずっとポケモンカード漬けの生活を送っていたのを一旦リフレッシュさせるべく、意図的にポケモンカードから離れつつありました。
そのためジムバトルにも数週間は行かず、やったことと言えばジュニアプレイヤーの子たちの調整相手を担うくらい…とはいっても、実は仕事帰りにお家へ伺ってやっていたのがほとんどです。そのため週末は基本的に家で過ごすかポケモンカード以外の趣味で過ごしていたように思います。
そして、迎えたバトクロ宮城予選。自分を信じてくれた子たちは予選で悔しい思いをしたり、決勝トーナメントに進出するもそこで悔しい思いをするなど様々でした。僕は自分が本大会への権利を獲得した際は地元のジュニアプレイヤーでメンバーを固める気満々だったので、それが達成できなくなった瞬間に僕がバトクロに向けてやってきた挑戦は一旦、幕を閉じました。愛知大会後に東京のフルコンプ予選もあると告知されましたが、流石にそこまでして権利を取りに行く気力はありませんでした。
とりあえず、バトクロ本大会には既に行く予定で交通手段を確保し計画も立てているから、イベントオーガナイザーとしてスタッフ参加の予定で行こう…と思っていたのですが、バトクロ宮城予選が終わり見事優勝したふろーと君が、その直後にTwitterで「本大会のメンバーをどうしよう」とつぶやいていたのを目にしました。それを見た瞬間、「まだ戦いたい」と心の底で思っていた僕は、その気持ちに正直になるべく「本戦に参加するメンバーとして立候補したい」という旨の連絡を送りました。正直、そこまで親しいわけでもなく相手のことをよく知らないといっても過言ではないので、このアクションはダメ元でした。そして、彼から連絡が来ました。
内容を読むと「せっかく出場するのであれば強豪と呼ばれる方々と組み、あわよくば優勝を狙っていきたいと思っている。自分には人脈が無いためむしろこちらからダメ元で朗さんに何かしらのコンタクトを取ろうと思っていたところです。今回の件で是非私とチームを組んで頂きたい」といった形で、ここでまさかの奇跡的な噛み合いが発生します。その連絡を頂いた瞬間に思わず声を出して驚き、恐れ多いどころか物凄く嬉しくなりました。この瞬間に僕の新たなバトクロへの挑戦がスタートしたのです。「やるからにはメンバーとして出来る限りの協力をする!」と、僕の中にある熱い気持ちが再燃しました。
【② 2016年12月14日 バトクロ本戦メンバー&ユニット名が決定】
宮城予選以降、個人的にふろーと君と連絡を取り始め、ユニットメンバーとして誘ってみたいプレイヤーや、他の地域から出場することが決まっているプレイヤーのレベルや情報などを話し始めました。
レベルやら実績的な意味合いで、自分が真っ先に紹介したいプレイヤーはチームサニーのカイリさんだったのですが、個人的にユニットとして一緒にやったらめちゃくちゃ面白そうと感じていたプレイヤーとして、福島勢のゆっけ君を紹介してみたら「お!ゆっけさんいいですね!何回か対戦していて面識があるので私もお誘いしたいです!」とこちらも意見が一致し、ふろーと君からお誘いが行きメンバーとして内定します。その後、カイリさんへもオファーが行く運びになり、そちらも無事に内定…こうしてふろーと君率いるバトクロ本戦メンバーが宮城、山形、福島から出揃います。
ちなみにユニット名は最終的に東北弁で負けないという意味合いの「MAGENEDO」になりましたが、それに至るまで出てきた候補をいくつかご紹介します。ウケを狙って「僕はこのじゃんけんに勝ちたい」だとか、東北に縁がありそうな言葉で「トーホクズン」、「イナカモノズ」、「NDAS(んだず)」など色々な物が出て、リーダーのふろーと君としては東北に関連したワードを使いたいと好みに合ったのは「イナカモノズ」と「MAGENEDO」でした。始めは前者になりそうな雰囲気だったのですが、「なかなか良い語呂だからもしかして別の意味合いで既に使われているのでは?」と思い検索してみたら、某有名アニメファンの地域民を指す通称であることを知ります。ちなみにメンバー内に某ライバーは1人もいなかったため、次点の「MAGENEDO」でユニット名が決定しました。
【③ 2016年12月19日 出場ユニット公開から本格的な作戦会議が始まる】
バトクロ出場ユニットが出揃ったと思いきや、早くも全国から集う強豪たちの名前が公式サイトに掲載されることになりました。これにより、午前の仕事中からみんなは大盛り上がり。それぞれのユニットに属しているメンバーの情報交換がスタートします。
また、このタイミングで僕が個人的に宮城大会後からバトクロを勝ち抜くためにやってきたアクションが、より本格化することになりました。実は各ユニットの代表者のこれまでの戦績、デッキ傾向など簡単なプロフィールを全てまとめていました。それは自分が実際に見た物、DNやTwitterなどネット上で拾えるものなど、使えるものは何でもです。本来僕が属しているチムLOLIの中でも、自分は情報の収集能力にはそれなりに長けている自信があるので、「とりあえずこれをまとめるだけでもかなりの武器になるだろう」と思い、連日そのまとめたデータとにらめっこしていました。愛知大会、フルコンプ予選ではリアルタイムにその情報が追加されていきます。そして、全ユニットの情報が公開されて、そこにリーダーだけではなく、それぞれのユニットのメンバー情報が追加され、より強力な武器へとアップデートが完了します。これを元にユニットとして勝ちに行くための情報ベースが出来上がりました。
ちなみにMAGENEDOのメンバーはそれぞれ南東北の各地に住んでいるため、一度に集まって練習出来る機会はまずないだろうと考えていました。結果的には「仙台クリスマスフェスタ2016」で初めてちゃんとした顔合わせが出来て、練習としては大会前日に1日だけ調整出来る機会を設けることが出来たぐらいです。そのため、大会当日までに各々の方向性やら本大会に向けての準備がかなり重要なものになってきます。
さらにプレイヤー歴も僕とカイリさん、ふろーと君とゆっけ君でやや溝が出来てしまっていることがプロフィールシートの提出により気が付きます。ポケモンカード歴で言う僕とカイリさんはいわゆる古参であり、ふろーと君とゆっけ君は1年未満~1年半と、かなり差が開いていました。特にふろーと君に関しては公式大会出場経験が20周年アニバーサリーフェスタ新潟大会が初めてということで、東京大会に遠征するようなことは今までなかったとのこと。当日の雰囲気に飲まれないようにするのを個人としてやるのはかなり難しいように思いますが、今回はユニットとしての挑戦。個人的には僕とカイリさんがいれば全然大丈夫だろうと謎の自信が湧いていました。
そこで大きな武器になったのは上記にも書いた各ユニットへの考察情報と、本大会へ望むうえでの心構えなどをシェアすることです。大会経験の長い僕とカイリさんが、それぞれ独自の考え(予測)をふろーと君とゆっけ君に話し、全員で意見を交わしあい続けることで、本大会へ向けた明確な戦略ビジョンを立てていきます。そうこうしているうちに、12月23日に行った僕が主催した公認自主イベント:仙台クリスマスフェスタ2016メンバーの3人はその時点での考えをデッキで表し、何度も試します。主催者の僕は当然プレイヤーとして参加は出来ませんでしたが、運営目線でサンムーンに突入した新たな環境をフラットに考えることに徹していました。クリスマスフェスタが終わってからはその時に感じたことなどを全員でフィードバックし、いよいよそれぞれが本大会で握るデッキを決定していきます。
真っ先にデッキが決定したのはふろーと君。クリスマスフェスタで「ブラッキーGXゾロアークBREAK」に確かな手応えを感じ、これを使って勝ちたいと思ったようです。次にデッキが決定したのはゆっけ君。僕がプレゼンした「ガマゲロゲEXギラティナEXダストダス」に魅力を感じてくれたようで、僕のレシピとは全く違う彼なりの考えを詰め込んだものが完成し、それを福島勢で合宿を繰り返して年末に煮詰めたようです。僕とカイリさんはわりと環境読みなどの認識が近く「2人のデッキタイプとのバランスを考えると、どっちかがMレックウザかボルケニオンを使うことになりそうだね」といったお話をしていて、1月の始めに僕が「ボルケニオン」を握ることに決まりました。自分が使いたいと思ったデッキやこのボルケニオンに関する説明は後述します。そして最後に、カイリさんが前日調整の結果を経て、最も手応えのあった「ジュナイパーGXガマゲロゲEXケンタロスGXミルタンク」に決定しました。
【④ 2017年1月3日 朗の使用デッキがボルケニオンに決定したことについて】
沢山のプレイヤーから「朗さんは闘を使ってくると思った」と声を頂きました。
はい!次点では闘デッキが候補でした!だって、茶色いデッキが大好きだもん!
バトクロに向けて他にも候補として考えていたデッキは具体的に「MレックウザEX(鋼型)」、「ブラッキーGXビークイン」、「闘デッキ(※レシピに起こすと4種類ぐらいあるのでまとめます)」でした。その時期によって候補に挙がっていたレベルがそれぞれ違うので、候補は順不同です。その中でも自分なりの闘デッキはずっと煮詰め続けていたかな。
しかしながら、環境を読めば読むほど、調整をすればするほど最も無視が出来ない強力なデッキタイプとしてボルケニオンが上がってきます。このデッキを何とかしなければ個人はおろかユニットとしての勝利は難しい…ってあれ?これはどのチームにも同じことが言えるんじゃないか?それだったら自分が使えばいいじゃないか。といった理由で、自分の中で使用する理由として腑に落ちたため、ボルケニオンを選択することにしました。
知っている人は知っていますが、僕は20周年アニバーサリーフェスタで最も使用していたデッキがボルケニオンでした。去年の世界大会が終わってからというもの、ボルケニオンデッキのポテンシャルに惹かれて、とにかく使い続けていました。正直、その時期から構築はほとんど変わっていません。ただ、スターミーを搭載する型に関してはGXが台頭してくるであろう環境に常に高打点を出し続けられる点に魅力を感じ何度も挑戦しましたが、「これじゃない」という考えが拭えずに、その度にシンプルな形に戻っていきました。
また、今大会でピンポイントで厄介なカードとして「ケンタロスGX」の存在が挙げられます。カード単体ではかなり使用者が多かったように思います。下手にスチームアップをして、パワーヒーターをしようとするものなら、先にこちら側のボルケニオンEXがフラダリで呼び出されて1体持っていかれてもおかしくありません。だからこそ、バトクロ本大会へ向けてはとにかくケンタロスGXを避ける&相手が困るように小突くプレイングの練習は徹底していました。ジムバトルでも練習会でもその意識が活き、前日の練習会でも全く負けなかったのでその辺は自信になっていきました。
ちなみに僕はレシピを公開する予定は今のところありませんが、かなりシンプルな作りにしてあるのでそんなに難しいことは多分していないと思います。言うなれば、僕らしい丸い美しいボルケニオンデッキです。それと1つめの写真にあるように、バトクロ本大会でオリジナルグッズの革製GXマーカーを導入しました。ね、かっこいいでしょう?これを置いとけば使うかもしれませんでしたし気になりませんか?(実際に使うとは言ってない) また、スリーブはうちの愛犬も気に入ってくれた、もふもふスリーブを使うことにしました。実はこのスリーブって福島県で行われているうんざり会の抽選会で手に入れたものなんですよ。折角ですし、こういうところで東北の縁を活かしていきたいですね!それによく燃えそうだったのでボルケニオンにはピッタリですね!もっと燃えるがいいや!
【⑤ 2017年1月8日 バトクロ本大会当日】
ここまでで既に5,000字っておいおい…ちょいと長すぎはしませんかね。これでもまだ書き足りないほどの様々な経緯を経てバトクロ本大会を迎えます。前日は早めに寝たはずなのですが、緊張や興奮からから4時過ぎには目が覚めてしました。起きてみると部屋がやや乾燥していたためか喉が痛くなってしまいわりと困りましたが、はちみつホットレモンでわりとケア出来たので事なきを得ます。そのまま宿泊していたホテル周辺を散歩して過ごしたり、また横になったり、同じく起きているバトクロへ参加するプレイヤーへTwitterでクソリプを飛ばしたり、お風呂に入ったりして適当に朝を迎えます。何だかんだであっという間でした。
会場に到着すると、写真で見ていたよりも綺麗で大きな会場に圧倒されてしまいます。公認自主大会という括りでもここまで出来る者なのだなと…同じイベントオーガナイザーとして驚かされるようなことばかりでした。それから朝食を会場に隣接するカフェで頂き、受付を済ませ、大会参加者へと挨拶回りをしているうちに、イベントの開会式が始まりました。同じテーブルで向かいに座っていた「チームMガルーラ(愛知のホープ)」とお話しながら、ワクワクした気持ちと独特の緊張感が入り交ざった不思議な感じでその様子を見ては楽しみます。これから自分たちの挑戦が始まるといっても、楽しまなきゃ損ですからね!
そして、最初のマッチングが発表されました。対戦ユニットは愛知予選3位のチップ君率いる「ゼクロムシビビール」です。いきなり、強烈な相手を踏んでしまいました。ってか、チムロリミラーフラグあるやん…
えーっと、対戦後ごとのマッチアップに関してですが、カイリさんの提案により基本的に僕はどのマッチアップでも出場するという流れになりました。理由は先述した通り、常に意識をしなければいけないデッキタイプ、メンバーの中でも目立つ存在でマークされやすいからです。また、ABCの何処に座るかは対戦相手を深読みしても仕方が無いので「ダイスロールで上から順に決めよう!」という、ある意味むちゃくちゃな決め方になりました。めぐり合わせを楽しんでいたとも言います。個人的には3人よりも多い対戦機会を貰えるのは本当にお恐れ多かったですが、その気持ちに応えられるように、MAGENEDOメンバー4人の戦いが始まりました。
僕の対戦相手はチムロリメンバーであり、去年のカメックスメガバトル全国大会ベスト8のこーと君でした。こういった大舞台で対戦することになるとは予想外です。こーと君のデッキはおそらくジュナイパーGX系統の可能性が高いと読んでいたので、内心ラッキーと思いながら対戦がスタート。場をオープンしたらネマシュとボルケニオンがご対面。読み通りの展開に思わず「よっしゃ!」と声が出ました。
僕が先行を取り、定石通りにボルケニオンを前にしながらボルケニオンEXを必要数並べて、次のターンに向けてターンを返します。初動としては理想的な動きでした。その返しに相手は、そこそこ理想的な回し方で巨大植物の森を用いてマシェードとジュナイパーGXを立ててきますが、そこで突然セレビィ(XY-P)が場に登場します。さらに、そのセレビィに炸裂バルーンと草エネルギーを貼られ、スパークルマインを打たれた瞬間にデッキコンセプトをほぼ理解しました。これは場合によってはかなりヤバいデッキです。相手のコイン運が噛み合って、一歩間違えれば相性差なんて簡単に覆ってしまいます。
この対戦ではずっと練習してきたケンタロスGXを避ける練習が偶然活きました。とにかく炸裂バルーンが貼ってあるセレビィを避け続けて、マシェード・モクロー・フクスローあわよくばジュナイパーGXといったOHKOで倒せそうなポケモンを積極的に狙っていきます。その狙い通りにサイドカードを4枚先行出来たのはよかったのですが、実はそれまでにバトル場に炸裂バルーンを貼ったセレビィが3回君臨し、その度にスパークルマインと複数回のフェザーアローが炸裂し、僕の場にダメカンが蓄積していきます。そして、サイドカードが2枚になった瞬間にNを打たれて、僕の手札が芳しくない状態になってしまいました。この辺りから流れが変わってしまいます。
既に炸裂バルーンを貼られることは無くなったようなので、とにかく前のセレビィを倒さないと…とスチームアップ+パワーヒーターを打ち込んでOHKOを3回狙いました。それまでにフラダリまたはバトルサーチャーを引けば勝てると思いながら、とにかく前に突っ込んでいきました。すると、こーと君はなんと3ターン連続でセレビィの特性:ときをかけるのコインで表を出して成功させてしまいます。ときをかけてはマシェードによるはっこうで場に戻ってくるセレビィ…そのまま3回目のコインが表になった瞬間、僕は無意識に「なんてことを…」と声を震わせながら言っていたようです。その様子が偶然、バトクロ本大会へ取材に来ていたポニータ石井さんに撮られていたようです。ビジュアルならともかく、そういったリアクションを撮られていたことは顔から火が出るほど恥ずかしかったですね()
その後は複数回のフェザーアローとスパークルマインで僕の場のボルケニオン×2枚とシェイミEXがやられてしまいます。これでサイドが並んで流石にヤバいと思った矢先のトップドロー…やっとバトルサーチャーを引き、穴抜けのヒモで前のボルケニオンを逃がして、バトルサーチャーを使用しトラッシュからフラダリを手札に加えてジュナイパーGXを呼び出し、ボルカニックヒートで勝負あり!有利かと思った相手に対して、相性差を覆されてしまいそうになるほど手に汗握る試合でした…後ろで見ていたゆっけ君も「朗さんもしかして:ヤバイ」と思っていたようです。もう何というか流石はこーと君です。終わった後はガッツリと熱い握手を交わしました!ありがとう!
ここでやっと隣の卓を見る余裕が出来、カイリさんがもとお父さんに敗北してしまい、ユニット勝利の命運はリーダーのふろーと君に託されることになりました。東京での大イベントに初めて参加した彼の初めての対戦は、2年連続日本代表選手となったチップ君との大勝負です。固唾を飲んで3人で見守りました。同じユニットメンバーとしても行っていることは個人戦なので、手出し口出しが出来ない真剣勝負です。無事に彼が勝てるように、その対戦の行く先を見守ることしか出来ませんでした。こういった独特の緊張感を味わせるのはユニットバトルならではですね!
チップ君と僕は同じチムロリメンバーなのでよく知っているとはいえ、やや不利な相手と展開でも最後まで勝ちを諦めない姿勢は目の前で見ていて流石だなと思わされました。結果、ふろーと君が相手のベンチで待機していたルギアEXをフラダリで呼び出し、ハチマキイカサマディープハリケーンで6-4で見事勝利!メンバー全員で喜びのハイタッチ!カイリさんが「本当にありがとう!」と口にしていたのが印象的でした。
普段からTwitterなどで仲良くしてくれているリョウ君が率いるユニットです。今では定期的にクソリプを送り合う程度に仲良くなったまさき君、以前ナナホシ杯でフリーバトルをした経験があるイナバさん、初めましてのあおいさんと愉快なメンバーが勝負をしかけてきました!
この対戦におけるメンバー選出は話し合いの結果、ジュナイパー、Mミュウツー、ゲッコウガなどがいる読みでふろーと君以外の3人で行くことになりました。しかしながら、結果的この予想は大きく外してしまったのです。
僕がA席に座ると対戦相手としてイナバさんが現れました。個人的な予想はダストダス系統…おそらくMミュウツーダストダスかなと思い、やや厳しい試合になりそうだと考えていたらじゃんけんに負けて先行を取られてしまいます。そのまま、対戦準備を始めますが、僕は痛恨のシェイミEXスタートに加えて、あまり手札が芳しくありません。幸いこの試合では4回ほど相手がたねポケモンを引かなかったので相手の対戦準備後にドローが出来ましたが、それでもベンチにボルケニオンEXが1体並ぶだけで、本質的には解決していませんでした。マリガン内容で相手のデッキのコンセプトを概ね理解しますが、下手したらMミュウツーよりまずい相手だったので、より気持ちを引き締めてゲームプランを考えます。
試合が始まり、相手はヤブクロンスタートだったもののフルスロットルで展開を始め、ピーピーマックスも成功させてはあっという間に場に2体のエネ付きイベルタルEXと、バトル場のヤブクロンにかるいしをつけてベンチに引っこませて理想的な展開を許してしまいます。それに対して、僕はプラターヌ博士で出来れば切りたくないカードを切りながら無理やり展開させにいこうとしますが、山札をサーチ出来るカードを一向に引くことが出来ません。そのため、自分の山札にびっくりメガホンがあるのかどうかわからない状態でゲームを進めなければいけなくなりました。また、ひたすらボルカニックヒートをするわけにもいかないので非EXボルケニオンをベンチに並べたかったのですが、何故かこの子も引くことが出来ませんでした。そのため僕は場にボルケニオンEXを2体とシェイミEX1体しか出すことが出来なかったのです。
とはいっても、バトルサーチャーと鍛冶屋とポケモンレンジャーは十分手札に来ていたので、事故状態であったかというと必ずしもそうではなかったと考えています。大抵の相手には鍛冶屋からのボルカニックヒートのゴリ押しで何とかなり、サイドレースも積極的に攻めることが出来るのですが…この対戦の場合は相手のメインアタッカーがイベルタルEXで後ろにはダストダスが居座っていました。そのゲームプランを遂行するにはかなり無理があったように感じます。それでも強かに、ボルケニオンデッキらしくひたすら積極的に攻撃を繰り返しイベルタルEXを倒すことには成功します。結果、その返しに大量のエネルギーがついたイベルタルEXが突っ込んできてイビルボールでOHKOされ2-6で勝負ありでした。
対戦後に聞いたところ「朗さんは絶対に出てくるならAで茶色だと思った!だからイナバさんをぶつけた!」と良識のある采配を教えてくれました。うん、結果的にめちゃくちゃ辛かったです。闘デッキによるイメージ操作には成功しましたが、ダイスロールに導かれた結果、A席に座った僕は相手の采配に一本取られてしまいました。素直に「参った!」と思わされた瞬間でしたね。
試合はあっという間に終わったので、残り二組の対戦はよく見えました。カイリさんもまたかなり厳しいデッキタイプと対戦していて厳しそう。真ん中のゆっけ君は想定していた有利なデッキタイプと対戦していましたが、相手が貼ったパラレルシティを割るためのこわいおねえさんがサイドに落ちていて苦戦を強いられていました。その結果、僕らはR団に3人とも敗北してしまいました。完敗です。
R団に対するデッキ予測を担当したのは僕だったので、この試合の負けた一番の原因は僕が読みを大きく外してしまったことにあります。個人的にはかなりの責任を感じていました…というかショックでした。みんなで「一本取られたね」と話し合っていましたが、「まだ1試合ある!次の試合勝てばいい!」というかなり前向きな気持ちで再び一致団結し、次のマッチアップを待ちました。
マッチアップ決定時に激震が走ります。当初から最も警戒していたユニットとのマッチアップが決まったのです。正直、武者震いのようなものが収まりませんでした。そんな中カイリさんは「やったじゃん!むしろオポーネントが高い相手だからこれはチャンスだよ!」とかなり前向きな声掛けをみんなにしてくれます。これで気持ちが引き締まりました。こういうことが出来るのもユニットバトルの良いところかもしれませんね。
ここでメンバー選出はカイリさんが最もマークされている可能性があると読んだのと、ゆっけ君のデッキが刺さるのではないか?と考え、そのまま流れで残りの2枠が僕とふろーと君になります。僕のマッチングはダイスロールの結果B席へ。
相手は日本でも指折りの強豪プレイヤー ヒロキ君でした。5年半前に公式大会で初対戦した時以来かな、当時圧倒的な差を見せつけられて敗北したのをよく覚えています。それでも、この相手に出来るだけのことをして勝ちたい!と自分を奮い立たせ、試合に臨みます。
対戦準備中にダイスやGXマーカーを出し、「GXマーカー使うかい?」とお話してみたところ「あ、大丈夫です。使わないんで」と返ってきたので、その時点で「おそらくMレックウザだろうなぁ」という予測が自分の中に出てきます。じゃんけんには負けてしまいましたが、結果的にはその後の展開にはあまり響きませんでした。
対戦がスタートするとボルケニオンとシェイミEXがご対面…ベンチにレックウザEXが現れやはりそうですよね、と。相手は初動からガンガン展開しに来ましたが、あまり手札が芳しくなかったようで微妙な顔つきでMレックウザEXを1体作ってエンド宣言します。こちらの手札はそこそこ良かったのでとりあえずハイパーボールで山札をチェックすると、キーカードになり得る闘魂のまわしが2枚サイド落ちしていることに気が付きます。灼熱の大地は1枚もサイド落ちしていないから、これは積極的に倒しに行ってサイドから闘魂のまわしを拾い上げるしかないと考え、パワーヒーターで前のシェイミEXを小突きながら場を整えます。
返しに相手はNを引いたようですかさず打たれますが、それによりこちらはあまり悪い影響を受けませんでした。相手はベンチにゾロアを並べながら場を整え前のシェイミEXにダブル無色エネルギーを貼りスカイリターンで手札に返し、次の展開に備えます。このタイミングで引いたあなぬけのヒモが活躍し、相手はベンチからフーパEXをバトル場に出します、それをスチームアップ×2+闘魂のまわし+鍛冶屋で強気のばくねつほうでフーパEXをOHKOすることに成功します。相手も流石にこのプレイングにはかなり顔をしかめていました。しかし、サイドからは闘魂のまわしを引けず…
そこからは相手のペースが始まります。手札に戻ったシェイミEXが良いカードを呼び込んできたようで、相手の場は整い、こちらのポケモンがOHKOされる体制に入ります。その度にこちらはパワーヒーターで小突く&ボルケニオンEXの準備を整えていきますが、相手はベンチにいる唯一炎エネルギーが2枚付いたボルケニオンEXを僕にとっては最悪のタイミングでフラダリを使って呼び出し、エメラルドブレイクを決めてOHKOします。このプレイングがかなり効いて、僕は慌てて4体目のボルケニオンEXをベンチに出し、すぐにでも灼熱の大地を出してスカイフィールドを壊さなければいけませんでした…が、灼熱の大地が引けないからそれが出来ない!闘魂のまわしもないからエメラルドブレイクはもとよりマインドジャックも耐えられない!と頭を抱えてしまう展開になりました。
そのまま道中で出てきたゾロアークにこちら側のボルケニオンがまた1体狩られ、サイドはいよいよ2-4と詰められてしまいます。こちらは無理やりやっと引けた灼熱の大地とボルカニックヒートで返しますが、闘魂のまわしが無いためスカイフィールドを貼られて場を整えられたままエメラルドブレイクをされたら負けです。相手は前にMレックウザEXを出して、スカイフィールドに張り替え、僕にNを打ち込みますがここで何故か相手が物凄く嫌そうな顔をしてエメラルドブレイクを宣言します…あっ、150ダメージで耐えた。
(ちなみにこの時の状況なのですが、後で聞いたらNを打つ前にたねポケモンが手札にいたそうでここでポケモンを出していたら勝っていたそうです。いわゆるうっかりのプレイングミスですね…)
とはいっても、僕も打たれたNでサポーターなども流されてしまいほぼ万事休すでした。バトル場のボルケニオンEXをひっこめて、後ろのボルケニオンがパワーヒーターをするぐらいしか手立てがありません。その返しに相手のとどめ的なカードであるこわいおねえさんが飛んできました…ってあれ!?2枚目!?トラッシュを見てみると、そこにはプラターヌに巻き込まれた1枚目のこわいおねえさんが。実はこのプラターヌを打たれる前に魅惑のポフレも打たれています。ヒロキ君のデッキは僕の知っているようなMレックウザデッキではありませんでした。常識にとらわれない面白いデッキだと素直に思い知らされました。
そのまま、こちらはMレックウザEX返しで倒せるわけもなく、ボルケニオンEXも傷ついておりサイド3-6で敗北。デッキ相性はやや不利ではあるものの、チャンスは少なからず作れていたので、それを活かせなかった自分が悪いです。そして、何よりも相手のプレイングが見事でした。心から強いと思えるプレイヤーと真剣勝負が出来てとにかく楽しかった。それに尽きます。相手には自分からしっかり手を差し伸べ握手を求めて、ガッチリと交わしました。
僕の対戦もそこそこ時間は経っていましたが、その両サイドで行われていた対戦はもっと時間がかかっていました。A席を見るとゆっけ君がバツローグ君相手にダストダスを立てて、バトル場のポケモンを守れている上に、ベンチでガチゴラスEXが準備できている…これはかなり優勢だ!そしてC席を見ると、ふろーと君がしーせん君とのミラーマッチでサイド差5-3のところまで追いつめている!これは!と思いながら再び固唾を飲んで見守ります。このC席を見るとまさにシーソーゲームだったようで、しーせん君が最後の最後に打ち込んだNでふろーと君の手札が壊滅的になり、最後の1ピースを引ければ勝ちの場面で呼び込めない!そのまま、相手にサイドを取り切られてしまい敗北…その最後の1ピースは迎えられなかった次のターンのトップドローだったようです。彼は思わず天を仰ぐほど悔しがっていました。僕も見ていてめっちゃ悔しかったです。中立的に見ていても本当にすごい試合だと感じました。試合後に会場の外で軽くしーせん君とお話したら、彼のプレイヤー歴が浅いことを知り、「それであのレベルはかなり強いと思うで!」と大変驚いていたのが印象的でした。
結果はゆっけ君が無事に勝利を収めるも1勝2敗で敗北してしまいました。周りを見ると2勝以上しているチームが多かったことを知り、決勝トーナメント進出がほぼ絶望的だったことを突き付けられます。悔しさというか色々な感情が入り交じって、昼休憩はポケカ芸人ライブをまともに見る気力すら起こらなくなってしまったようで、気が付けば休憩スペースで力尽きたようにうつ伏せていたようです。
そのまま突入した結果発表…20ユニット中11位と、MAGENEDOの挑戦はここで終わりました。結果表を見てみると自分達が負けたユニットはいずれも全勝で同率1位…ゼクロムシビビールも2勝1敗で10位と、同じく1勝2敗勢の中どころか全ユニットの中でも群を抜いてOMW 89%とあまりにも高すぎる結果がそこには反映されていました。悔しい、悔しすぎる。それに尽きます。
結果発表が終わってからは、僕らが本気でこの大会に向けて出した答えを他のユニットはどのようにして導き出したのかがとても気になり、終始観戦していました。どの試合も見ごたえのある物ばかりで、とてつもない緊張感の中で対戦されているプレイヤーの皆さんが本当に羨ましく思いました。特にKouさん率いる「ゴールドアクター」のメンバーとして出場したかわむらーさんの堅実なプレイングと決勝トーナメントにて全試合対戦するタフさには、とてつもなく痺れました!とにかくカッコいい!その一言に尽きます!
楽しい時間はあっという間に過ぎ、バトクロ本大会はみれさん率いる「Redo」が見事な躍進劇を魅せ、優勝しました。後からTwitterにてみれさんとバトクロ本大会に関する意見交換をしたのですが、どれをとっても「お見事としか言いようがない」と思わされました。詳しい内容は割愛しますが、素直にその一言に尽きます。Redoさんおめでとうございます!
【⑥ バトクロ本大会を終えて】
とにかく書きたい、伝えたいことは大きく分けて2つあります。
第1にMAGENEDOメンバーに対しての感謝!今回、僕はふろーと君へ自己推薦という形でバトクロ本大会に参加させて頂けることになりました。貴重な機会を僕に与えてくれて本当にありがとう!そして、ふろーと君、ゆっけ君、カイリさんと共に、1つの目標に向かってみんなで勝ちに行くために本気で意見を出し合いました!デッキレシピも環境読みも色々な情報を惜しまずにとにかくぶつけ合った時間、これが本当に楽しかった!
結果としては惜しい物であったけれど、そこに行き着くまでの時間で楽しかっただけではなく、東北のポケカプレイヤーの力強さと温かさを感じ、充実したオフシーズンを過ごせました!みんなには本当に感謝の気持ちでいっぱいです!ありがとう!またやりましょう!
そして、BATTLE X ROADを主催して下さったCHANGさん、zbさん、HKさん、スポンサーのフルコンプ様を始めとする、このイベントに関わったすべての方々へ。
皆さんのお陰で大会当日だけではなく、去年の告知から本大会を迎えるまでとても楽しい時間を過ごすことが出来ました。ポケモンカードっていうコンテンツがこれほどまでに素晴らしく、まだまだ新しく出来ることは沢山あるんだってことを沢山感じることができました。
プレイヤーとしても、イベントに携わるスタッフとしても、観戦を楽しむ(見守る)参加者としても、楽しめるものは沢山ある。BATTLE X ROADはそれが集約された素晴らしいイベントだったと感じました。
東北地方でではありますが、僕もポケモンカードイベントオーガナイザーとして活動する人間の1人です。この世界にはポケモンカードを通してみんなで創り上げられる楽しいものが沢山あるということを、地元宮城から東北へ、そして全国へと今後もより多くの人へ知ってもらえるように、積極的に活動し続けます!また、東北地方からMAGENEDOを応援して下さった沢山の方々、とても励みになりました!ありがとうございました!
とにかく多くの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです!本当にありがとうございました!
今度は公式大会で、もしくは自主大会でかな?皆さんとまたお会い出来るのを楽しみにしています!
気が付けばバトクロの激闘から半月ほどが経過しておりました。当たり前のことですが時間が経つのが早すぎて驚いています。バトクロで見た、感じたことを未だに昨日のことのように感じます。情報が新鮮なうちにレポートに書き起こしたかったのですが、なかなか時間が取れず明日(というかすでに今日)から始まる新環境に間に合いませんでした…
いや、まだギリギリ間に合うかな。ということで、思い立ったが吉日。四の五の言う前に、バトクロ本大会のレポートを書いてみようと思います。対戦レポート自体は3戦のみとそこまで大したことがないと思うので、僕らがバトクロに向けてどんなことをやってきたかを時系列順に書いていこうと思います。先に言っておきますが、めちゃくちゃ長いレポートになっております。朝の通勤時間や昼休みなどの休憩時間のゆっくり読むことをお勧め致します。
【① 2016年11月26日 バトクロ本大会へのお誘いを頂く】
バトクロ東京予選を終えてからは「自分がバトクロに出る機会は自分が一緒に練習をしているジュニアプレイヤーの子たちが宮城予選を勝ち抜き、そのお誘いが無い限りまずないだろうな…」と思っていて、以前日記にも書いた通りずっとポケモンカード漬けの生活を送っていたのを一旦リフレッシュさせるべく、意図的にポケモンカードから離れつつありました。
そのためジムバトルにも数週間は行かず、やったことと言えばジュニアプレイヤーの子たちの調整相手を担うくらい…とはいっても、実は仕事帰りにお家へ伺ってやっていたのがほとんどです。そのため週末は基本的に家で過ごすかポケモンカード以外の趣味で過ごしていたように思います。
そして、迎えたバトクロ宮城予選。自分を信じてくれた子たちは予選で悔しい思いをしたり、決勝トーナメントに進出するもそこで悔しい思いをするなど様々でした。僕は自分が本大会への権利を獲得した際は地元のジュニアプレイヤーでメンバーを固める気満々だったので、それが達成できなくなった瞬間に僕がバトクロに向けてやってきた挑戦は一旦、幕を閉じました。愛知大会後に東京のフルコンプ予選もあると告知されましたが、流石にそこまでして権利を取りに行く気力はありませんでした。
とりあえず、バトクロ本大会には既に行く予定で交通手段を確保し計画も立てているから、イベントオーガナイザーとしてスタッフ参加の予定で行こう…と思っていたのですが、バトクロ宮城予選が終わり見事優勝したふろーと君が、その直後にTwitterで「本大会のメンバーをどうしよう」とつぶやいていたのを目にしました。それを見た瞬間、「まだ戦いたい」と心の底で思っていた僕は、その気持ちに正直になるべく「本戦に参加するメンバーとして立候補したい」という旨の連絡を送りました。正直、そこまで親しいわけでもなく相手のことをよく知らないといっても過言ではないので、このアクションはダメ元でした。そして、彼から連絡が来ました。
内容を読むと「せっかく出場するのであれば強豪と呼ばれる方々と組み、あわよくば優勝を狙っていきたいと思っている。自分には人脈が無いためむしろこちらからダメ元で朗さんに何かしらのコンタクトを取ろうと思っていたところです。今回の件で是非私とチームを組んで頂きたい」といった形で、ここでまさかの奇跡的な噛み合いが発生します。その連絡を頂いた瞬間に思わず声を出して驚き、恐れ多いどころか物凄く嬉しくなりました。この瞬間に僕の新たなバトクロへの挑戦がスタートしたのです。「やるからにはメンバーとして出来る限りの協力をする!」と、僕の中にある熱い気持ちが再燃しました。
【② 2016年12月14日 バトクロ本戦メンバー&ユニット名が決定】
宮城予選以降、個人的にふろーと君と連絡を取り始め、ユニットメンバーとして誘ってみたいプレイヤーや、他の地域から出場することが決まっているプレイヤーのレベルや情報などを話し始めました。
レベルやら実績的な意味合いで、自分が真っ先に紹介したいプレイヤーはチームサニーのカイリさんだったのですが、個人的にユニットとして一緒にやったらめちゃくちゃ面白そうと感じていたプレイヤーとして、福島勢のゆっけ君を紹介してみたら「お!ゆっけさんいいですね!何回か対戦していて面識があるので私もお誘いしたいです!」とこちらも意見が一致し、ふろーと君からお誘いが行きメンバーとして内定します。その後、カイリさんへもオファーが行く運びになり、そちらも無事に内定…こうしてふろーと君率いるバトクロ本戦メンバーが宮城、山形、福島から出揃います。
ちなみにユニット名は最終的に東北弁で負けないという意味合いの「MAGENEDO」になりましたが、それに至るまで出てきた候補をいくつかご紹介します。ウケを狙って「僕はこのじゃんけんに勝ちたい」だとか、東北に縁がありそうな言葉で「トーホクズン」、「イナカモノズ」、「NDAS(んだず)」など色々な物が出て、リーダーのふろーと君としては東北に関連したワードを使いたいと好みに合ったのは「イナカモノズ」と「MAGENEDO」でした。始めは前者になりそうな雰囲気だったのですが、「なかなか良い語呂だからもしかして別の意味合いで既に使われているのでは?」と思い検索してみたら、某有名アニメファンの地域民を指す通称であることを知ります。ちなみにメンバー内に某ライバーは1人もいなかったため、次点の「MAGENEDO」でユニット名が決定しました。
【③ 2016年12月19日 出場ユニット公開から本格的な作戦会議が始まる】
バトクロ出場ユニットが出揃ったと思いきや、早くも全国から集う強豪たちの名前が公式サイトに掲載されることになりました。これにより、午前の仕事中からみんなは大盛り上がり。それぞれのユニットに属しているメンバーの情報交換がスタートします。
また、このタイミングで僕が個人的に宮城大会後からバトクロを勝ち抜くためにやってきたアクションが、より本格化することになりました。実は各ユニットの代表者のこれまでの戦績、デッキ傾向など簡単なプロフィールを全てまとめていました。それは自分が実際に見た物、DNやTwitterなどネット上で拾えるものなど、使えるものは何でもです。本来僕が属しているチムLOLIの中でも、自分は情報の収集能力にはそれなりに長けている自信があるので、「とりあえずこれをまとめるだけでもかなりの武器になるだろう」と思い、連日そのまとめたデータとにらめっこしていました。愛知大会、フルコンプ予選ではリアルタイムにその情報が追加されていきます。そして、全ユニットの情報が公開されて、そこにリーダーだけではなく、それぞれのユニットのメンバー情報が追加され、より強力な武器へとアップデートが完了します。これを元にユニットとして勝ちに行くための情報ベースが出来上がりました。
ちなみにMAGENEDOのメンバーはそれぞれ南東北の各地に住んでいるため、一度に集まって練習出来る機会はまずないだろうと考えていました。結果的には「仙台クリスマスフェスタ2016」で初めてちゃんとした顔合わせが出来て、練習としては大会前日に1日だけ調整出来る機会を設けることが出来たぐらいです。そのため、大会当日までに各々の方向性やら本大会に向けての準備がかなり重要なものになってきます。
さらにプレイヤー歴も僕とカイリさん、ふろーと君とゆっけ君でやや溝が出来てしまっていることがプロフィールシートの提出により気が付きます。ポケモンカード歴で言う僕とカイリさんはいわゆる古参であり、ふろーと君とゆっけ君は1年未満~1年半と、かなり差が開いていました。特にふろーと君に関しては公式大会出場経験が20周年アニバーサリーフェスタ新潟大会が初めてということで、東京大会に遠征するようなことは今までなかったとのこと。当日の雰囲気に飲まれないようにするのを個人としてやるのはかなり難しいように思いますが、今回はユニットとしての挑戦。個人的には僕とカイリさんがいれば全然大丈夫だろうと謎の自信が湧いていました。
そこで大きな武器になったのは上記にも書いた各ユニットへの考察情報と、本大会へ望むうえでの心構えなどをシェアすることです。大会経験の長い僕とカイリさんが、それぞれ独自の考え(予測)をふろーと君とゆっけ君に話し、全員で意見を交わしあい続けることで、本大会へ向けた明確な戦略ビジョンを立てていきます。そうこうしているうちに、12月23日に行った僕が主催した公認自主イベント:仙台クリスマスフェスタ2016メンバーの3人はその時点での考えをデッキで表し、何度も試します。主催者の僕は当然プレイヤーとして参加は出来ませんでしたが、運営目線でサンムーンに突入した新たな環境をフラットに考えることに徹していました。クリスマスフェスタが終わってからはその時に感じたことなどを全員でフィードバックし、いよいよそれぞれが本大会で握るデッキを決定していきます。
真っ先にデッキが決定したのはふろーと君。クリスマスフェスタで「ブラッキーGXゾロアークBREAK」に確かな手応えを感じ、これを使って勝ちたいと思ったようです。次にデッキが決定したのはゆっけ君。僕がプレゼンした「ガマゲロゲEXギラティナEXダストダス」に魅力を感じてくれたようで、僕のレシピとは全く違う彼なりの考えを詰め込んだものが完成し、それを福島勢で合宿を繰り返して年末に煮詰めたようです。僕とカイリさんはわりと環境読みなどの認識が近く「2人のデッキタイプとのバランスを考えると、どっちかがMレックウザかボルケニオンを使うことになりそうだね」といったお話をしていて、1月の始めに僕が「ボルケニオン」を握ることに決まりました。自分が使いたいと思ったデッキやこのボルケニオンに関する説明は後述します。そして最後に、カイリさんが前日調整の結果を経て、最も手応えのあった「ジュナイパーGXガマゲロゲEXケンタロスGXミルタンク」に決定しました。
【④ 2017年1月3日 朗の使用デッキがボルケニオンに決定したことについて】
沢山のプレイヤーから「朗さんは闘を使ってくると思った」と声を頂きました。
はい!次点では闘デッキが候補でした!だって、茶色いデッキが大好きだもん!
バトクロに向けて他にも候補として考えていたデッキは具体的に「MレックウザEX(鋼型)」、「ブラッキーGXビークイン」、「闘デッキ(※レシピに起こすと4種類ぐらいあるのでまとめます)」でした。その時期によって候補に挙がっていたレベルがそれぞれ違うので、候補は順不同です。その中でも自分なりの闘デッキはずっと煮詰め続けていたかな。
しかしながら、環境を読めば読むほど、調整をすればするほど最も無視が出来ない強力なデッキタイプとしてボルケニオンが上がってきます。このデッキを何とかしなければ個人はおろかユニットとしての勝利は難しい…ってあれ?これはどのチームにも同じことが言えるんじゃないか?それだったら自分が使えばいいじゃないか。といった理由で、自分の中で使用する理由として腑に落ちたため、ボルケニオンを選択することにしました。
知っている人は知っていますが、僕は20周年アニバーサリーフェスタで最も使用していたデッキがボルケニオンでした。去年の世界大会が終わってからというもの、ボルケニオンデッキのポテンシャルに惹かれて、とにかく使い続けていました。正直、その時期から構築はほとんど変わっていません。ただ、スターミーを搭載する型に関してはGXが台頭してくるであろう環境に常に高打点を出し続けられる点に魅力を感じ何度も挑戦しましたが、「これじゃない」という考えが拭えずに、その度にシンプルな形に戻っていきました。
また、今大会でピンポイントで厄介なカードとして「ケンタロスGX」の存在が挙げられます。カード単体ではかなり使用者が多かったように思います。下手にスチームアップをして、パワーヒーターをしようとするものなら、先にこちら側のボルケニオンEXがフラダリで呼び出されて1体持っていかれてもおかしくありません。だからこそ、バトクロ本大会へ向けてはとにかくケンタロスGXを避ける&相手が困るように小突くプレイングの練習は徹底していました。ジムバトルでも練習会でもその意識が活き、前日の練習会でも全く負けなかったのでその辺は自信になっていきました。
ちなみに僕はレシピを公開する予定は今のところありませんが、かなりシンプルな作りにしてあるのでそんなに難しいことは多分していないと思います。言うなれば、僕らしい丸い美しいボルケニオンデッキです。それと1つめの写真にあるように、バトクロ本大会でオリジナルグッズの革製GXマーカーを導入しました。ね、かっこいいでしょう?これを置いとけば使うかもしれませんでしたし気になりませんか?(実際に使うとは言ってない) また、スリーブはうちの愛犬も気に入ってくれた、もふもふスリーブを使うことにしました。実はこのスリーブって福島県で行われているうんざり会の抽選会で手に入れたものなんですよ。折角ですし、こういうところで東北の縁を活かしていきたいですね!それによく燃えそうだったのでボルケニオンにはピッタリですね!もっと燃えるがいいや!
【⑤ 2017年1月8日 バトクロ本大会当日】
ここまでで既に5,000字っておいおい…ちょいと長すぎはしませんかね。これでもまだ書き足りないほどの様々な経緯を経てバトクロ本大会を迎えます。前日は早めに寝たはずなのですが、緊張や興奮からから4時過ぎには目が覚めてしました。起きてみると部屋がやや乾燥していたためか喉が痛くなってしまいわりと困りましたが、はちみつホットレモンでわりとケア出来たので事なきを得ます。そのまま宿泊していたホテル周辺を散歩して過ごしたり、また横になったり、同じく起きているバトクロへ参加するプレイヤーへTwitterでクソリプを飛ばしたり、お風呂に入ったりして適当に朝を迎えます。何だかんだであっという間でした。
会場に到着すると、写真で見ていたよりも綺麗で大きな会場に圧倒されてしまいます。公認自主大会という括りでもここまで出来る者なのだなと…同じイベントオーガナイザーとして驚かされるようなことばかりでした。それから朝食を会場に隣接するカフェで頂き、受付を済ませ、大会参加者へと挨拶回りをしているうちに、イベントの開会式が始まりました。同じテーブルで向かいに座っていた「チームMガルーラ(愛知のホープ)」とお話しながら、ワクワクした気持ちと独特の緊張感が入り交ざった不思議な感じでその様子を見ては楽しみます。これから自分たちの挑戦が始まるといっても、楽しまなきゃ損ですからね!
そして、最初のマッチングが発表されました。対戦ユニットは愛知予選3位のチップ君率いる「ゼクロムシビビール」です。いきなり、強烈な相手を踏んでしまいました。ってか、チムロリミラーフラグあるやん…
えーっと、対戦後ごとのマッチアップに関してですが、カイリさんの提案により基本的に僕はどのマッチアップでも出場するという流れになりました。理由は先述した通り、常に意識をしなければいけないデッキタイプ、メンバーの中でも目立つ存在でマークされやすいからです。また、ABCの何処に座るかは対戦相手を深読みしても仕方が無いので「ダイスロールで上から順に決めよう!」という、ある意味むちゃくちゃな決め方になりました。めぐり合わせを楽しんでいたとも言います。個人的には3人よりも多い対戦機会を貰えるのは本当にお恐れ多かったですが、その気持ちに応えられるように、MAGENEDOメンバー4人の戦いが始まりました。
1戦目 ユニット「ゼクロムシビビール」 2勝1敗で勝利
A:○ ボルケニオンEXボルケニオン(朗)vs ジュナイパーGXマシェードセレビィ(こーと君)
B:○ ブラッキーGXゾロアークBREAK(ふろーと君)vs ルギアBREAKドータクン(チップ君)
C:× ジュナイパーGXガマゲロゲEXケンタロスGXミルタンク(カイリさん) vs ルギアBREAKドータクン(もとお父さん)
僕の対戦相手はチムロリメンバーであり、去年のカメックスメガバトル全国大会ベスト8のこーと君でした。こういった大舞台で対戦することになるとは予想外です。こーと君のデッキはおそらくジュナイパーGX系統の可能性が高いと読んでいたので、内心ラッキーと思いながら対戦がスタート。場をオープンしたらネマシュとボルケニオンがご対面。読み通りの展開に思わず「よっしゃ!」と声が出ました。
僕が先行を取り、定石通りにボルケニオンを前にしながらボルケニオンEXを必要数並べて、次のターンに向けてターンを返します。初動としては理想的な動きでした。その返しに相手は、そこそこ理想的な回し方で巨大植物の森を用いてマシェードとジュナイパーGXを立ててきますが、そこで突然セレビィ(XY-P)が場に登場します。さらに、そのセレビィに炸裂バルーンと草エネルギーを貼られ、スパークルマインを打たれた瞬間にデッキコンセプトをほぼ理解しました。これは場合によってはかなりヤバいデッキです。相手のコイン運が噛み合って、一歩間違えれば相性差なんて簡単に覆ってしまいます。
この対戦ではずっと練習してきたケンタロスGXを避ける練習が偶然活きました。とにかく炸裂バルーンが貼ってあるセレビィを避け続けて、マシェード・モクロー・フクスローあわよくばジュナイパーGXといったOHKOで倒せそうなポケモンを積極的に狙っていきます。その狙い通りにサイドカードを4枚先行出来たのはよかったのですが、実はそれまでにバトル場に炸裂バルーンを貼ったセレビィが3回君臨し、その度にスパークルマインと複数回のフェザーアローが炸裂し、僕の場にダメカンが蓄積していきます。そして、サイドカードが2枚になった瞬間にNを打たれて、僕の手札が芳しくない状態になってしまいました。この辺りから流れが変わってしまいます。
既に炸裂バルーンを貼られることは無くなったようなので、とにかく前のセレビィを倒さないと…とスチームアップ+パワーヒーターを打ち込んでOHKOを3回狙いました。それまでにフラダリまたはバトルサーチャーを引けば勝てると思いながら、とにかく前に突っ込んでいきました。すると、こーと君はなんと3ターン連続でセレビィの特性:ときをかけるのコインで表を出して成功させてしまいます。ときをかけてはマシェードによるはっこうで場に戻ってくるセレビィ…そのまま3回目のコインが表になった瞬間、僕は無意識に「なんてことを…」と声を震わせながら言っていたようです。その様子が偶然、バトクロ本大会へ取材に来ていたポニータ石井さんに撮られていたようです。ビジュアルならともかく、そういったリアクションを撮られていたことは顔から火が出るほど恥ずかしかったですね()
その後は複数回のフェザーアローとスパークルマインで僕の場のボルケニオン×2枚とシェイミEXがやられてしまいます。これでサイドが並んで流石にヤバいと思った矢先のトップドロー…やっとバトルサーチャーを引き、穴抜けのヒモで前のボルケニオンを逃がして、バトルサーチャーを使用しトラッシュからフラダリを手札に加えてジュナイパーGXを呼び出し、ボルカニックヒートで勝負あり!有利かと思った相手に対して、相性差を覆されてしまいそうになるほど手に汗握る試合でした…後ろで見ていたゆっけ君も「朗さんもしかして:ヤバイ」と思っていたようです。もう何というか流石はこーと君です。終わった後はガッツリと熱い握手を交わしました!ありがとう!
ここでやっと隣の卓を見る余裕が出来、カイリさんがもとお父さんに敗北してしまい、ユニット勝利の命運はリーダーのふろーと君に託されることになりました。東京での大イベントに初めて参加した彼の初めての対戦は、2年連続日本代表選手となったチップ君との大勝負です。固唾を飲んで3人で見守りました。同じユニットメンバーとしても行っていることは個人戦なので、手出し口出しが出来ない真剣勝負です。無事に彼が勝てるように、その対戦の行く先を見守ることしか出来ませんでした。こういった独特の緊張感を味わせるのはユニットバトルならではですね!
チップ君と僕は同じチムロリメンバーなのでよく知っているとはいえ、やや不利な相手と展開でも最後まで勝ちを諦めない姿勢は目の前で見ていて流石だなと思わされました。結果、ふろーと君が相手のベンチで待機していたルギアEXをフラダリで呼び出し、ハチマキイカサマディープハリケーンで6-4で見事勝利!メンバー全員で喜びのハイタッチ!カイリさんが「本当にありがとう!」と口にしていたのが印象的でした。
2戦目 ユニット「R(リョケット)団」 0勝3敗で敗北
A:× ボルケニオンEXボルケニオン(朗) vs イベルタルEXダストダス(イナバさん)
B:× ガマゲロゲEXギラティナEXダストダス(ゆっけ君) vs ボルケニオン(あおいさん)
C:× ジュナイパーGXガマゲロゲEXケンタロスGXミルタンク(カイリさん) vs MライボルトEXソーナンスダストダス(まさき君)
普段からTwitterなどで仲良くしてくれているリョウ君が率いるユニットです。今では定期的にクソリプを送り合う程度に仲良くなったまさき君、以前ナナホシ杯でフリーバトルをした経験があるイナバさん、初めましてのあおいさんと愉快なメンバーが勝負をしかけてきました!
この対戦におけるメンバー選出は話し合いの結果、ジュナイパー、Mミュウツー、ゲッコウガなどがいる読みでふろーと君以外の3人で行くことになりました。しかしながら、結果的この予想は大きく外してしまったのです。
僕がA席に座ると対戦相手としてイナバさんが現れました。個人的な予想はダストダス系統…おそらくMミュウツーダストダスかなと思い、やや厳しい試合になりそうだと考えていたらじゃんけんに負けて先行を取られてしまいます。そのまま、対戦準備を始めますが、僕は痛恨のシェイミEXスタートに加えて、あまり手札が芳しくありません。幸いこの試合では4回ほど相手がたねポケモンを引かなかったので相手の対戦準備後にドローが出来ましたが、それでもベンチにボルケニオンEXが1体並ぶだけで、本質的には解決していませんでした。マリガン内容で相手のデッキのコンセプトを概ね理解しますが、下手したらMミュウツーよりまずい相手だったので、より気持ちを引き締めてゲームプランを考えます。
試合が始まり、相手はヤブクロンスタートだったもののフルスロットルで展開を始め、ピーピーマックスも成功させてはあっという間に場に2体のエネ付きイベルタルEXと、バトル場のヤブクロンにかるいしをつけてベンチに引っこませて理想的な展開を許してしまいます。それに対して、僕はプラターヌ博士で出来れば切りたくないカードを切りながら無理やり展開させにいこうとしますが、山札をサーチ出来るカードを一向に引くことが出来ません。そのため、自分の山札にびっくりメガホンがあるのかどうかわからない状態でゲームを進めなければいけなくなりました。また、ひたすらボルカニックヒートをするわけにもいかないので非EXボルケニオンをベンチに並べたかったのですが、何故かこの子も引くことが出来ませんでした。そのため僕は場にボルケニオンEXを2体とシェイミEX1体しか出すことが出来なかったのです。
とはいっても、バトルサーチャーと鍛冶屋とポケモンレンジャーは十分手札に来ていたので、事故状態であったかというと必ずしもそうではなかったと考えています。大抵の相手には鍛冶屋からのボルカニックヒートのゴリ押しで何とかなり、サイドレースも積極的に攻めることが出来るのですが…この対戦の場合は相手のメインアタッカーがイベルタルEXで後ろにはダストダスが居座っていました。そのゲームプランを遂行するにはかなり無理があったように感じます。それでも強かに、ボルケニオンデッキらしくひたすら積極的に攻撃を繰り返しイベルタルEXを倒すことには成功します。結果、その返しに大量のエネルギーがついたイベルタルEXが突っ込んできてイビルボールでOHKOされ2-6で勝負ありでした。
対戦後に聞いたところ「朗さんは絶対に出てくるならAで茶色だと思った!だからイナバさんをぶつけた!」と良識のある采配を教えてくれました。うん、結果的にめちゃくちゃ辛かったです。闘デッキによるイメージ操作には成功しましたが、ダイスロールに導かれた結果、A席に座った僕は相手の采配に一本取られてしまいました。素直に「参った!」と思わされた瞬間でしたね。
試合はあっという間に終わったので、残り二組の対戦はよく見えました。カイリさんもまたかなり厳しいデッキタイプと対戦していて厳しそう。真ん中のゆっけ君は想定していた有利なデッキタイプと対戦していましたが、相手が貼ったパラレルシティを割るためのこわいおねえさんがサイドに落ちていて苦戦を強いられていました。その結果、僕らはR団に3人とも敗北してしまいました。完敗です。
R団に対するデッキ予測を担当したのは僕だったので、この試合の負けた一番の原因は僕が読みを大きく外してしまったことにあります。個人的にはかなりの責任を感じていました…というかショックでした。みんなで「一本取られたね」と話し合っていましたが、「まだ1試合ある!次の試合勝てばいい!」というかなり前向きな気持ちで再び一致団結し、次のマッチアップを待ちました。
3戦目 ユニット「チームブルパン」 1勝2敗で敗北
A:○ ガマゲロゲEXギラティナEXダストダス(ゆっけ君) vs WTB(バツローグ君)
B:× ボルケニオンEXボルケニオン(朗) vs MレックウザゾロアークBREAK(ヒロキ君)
C:× ブラッキーGXゾロアークBREAK(ふろーと君) vs ブラッキーGXゾロアークBREAK(しーせん君)
マッチアップ決定時に激震が走ります。当初から最も警戒していたユニットとのマッチアップが決まったのです。正直、武者震いのようなものが収まりませんでした。そんな中カイリさんは「やったじゃん!むしろオポーネントが高い相手だからこれはチャンスだよ!」とかなり前向きな声掛けをみんなにしてくれます。これで気持ちが引き締まりました。こういうことが出来るのもユニットバトルの良いところかもしれませんね。
ここでメンバー選出はカイリさんが最もマークされている可能性があると読んだのと、ゆっけ君のデッキが刺さるのではないか?と考え、そのまま流れで残りの2枠が僕とふろーと君になります。僕のマッチングはダイスロールの結果B席へ。
相手は日本でも指折りの強豪プレイヤー ヒロキ君でした。5年半前に公式大会で初対戦した時以来かな、当時圧倒的な差を見せつけられて敗北したのをよく覚えています。それでも、この相手に出来るだけのことをして勝ちたい!と自分を奮い立たせ、試合に臨みます。
対戦準備中にダイスやGXマーカーを出し、「GXマーカー使うかい?」とお話してみたところ「あ、大丈夫です。使わないんで」と返ってきたので、その時点で「おそらくMレックウザだろうなぁ」という予測が自分の中に出てきます。じゃんけんには負けてしまいましたが、結果的にはその後の展開にはあまり響きませんでした。
対戦がスタートするとボルケニオンとシェイミEXがご対面…ベンチにレックウザEXが現れやはりそうですよね、と。相手は初動からガンガン展開しに来ましたが、あまり手札が芳しくなかったようで微妙な顔つきでMレックウザEXを1体作ってエンド宣言します。こちらの手札はそこそこ良かったのでとりあえずハイパーボールで山札をチェックすると、キーカードになり得る闘魂のまわしが2枚サイド落ちしていることに気が付きます。灼熱の大地は1枚もサイド落ちしていないから、これは積極的に倒しに行ってサイドから闘魂のまわしを拾い上げるしかないと考え、パワーヒーターで前のシェイミEXを小突きながら場を整えます。
返しに相手はNを引いたようですかさず打たれますが、それによりこちらはあまり悪い影響を受けませんでした。相手はベンチにゾロアを並べながら場を整え前のシェイミEXにダブル無色エネルギーを貼りスカイリターンで手札に返し、次の展開に備えます。このタイミングで引いたあなぬけのヒモが活躍し、相手はベンチからフーパEXをバトル場に出します、それをスチームアップ×2+闘魂のまわし+鍛冶屋で強気のばくねつほうでフーパEXをOHKOすることに成功します。相手も流石にこのプレイングにはかなり顔をしかめていました。しかし、サイドからは闘魂のまわしを引けず…
そこからは相手のペースが始まります。手札に戻ったシェイミEXが良いカードを呼び込んできたようで、相手の場は整い、こちらのポケモンがOHKOされる体制に入ります。その度にこちらはパワーヒーターで小突く&ボルケニオンEXの準備を整えていきますが、相手はベンチにいる唯一炎エネルギーが2枚付いたボルケニオンEXを僕にとっては最悪のタイミングでフラダリを使って呼び出し、エメラルドブレイクを決めてOHKOします。このプレイングがかなり効いて、僕は慌てて4体目のボルケニオンEXをベンチに出し、すぐにでも灼熱の大地を出してスカイフィールドを壊さなければいけませんでした…が、灼熱の大地が引けないからそれが出来ない!闘魂のまわしもないからエメラルドブレイクはもとよりマインドジャックも耐えられない!と頭を抱えてしまう展開になりました。
そのまま道中で出てきたゾロアークにこちら側のボルケニオンがまた1体狩られ、サイドはいよいよ2-4と詰められてしまいます。こちらは無理やりやっと引けた灼熱の大地とボルカニックヒートで返しますが、闘魂のまわしが無いためスカイフィールドを貼られて場を整えられたままエメラルドブレイクをされたら負けです。相手は前にMレックウザEXを出して、スカイフィールドに張り替え、僕にNを打ち込みますがここで何故か相手が物凄く嫌そうな顔をしてエメラルドブレイクを宣言します…あっ、150ダメージで耐えた。
(ちなみにこの時の状況なのですが、後で聞いたらNを打つ前にたねポケモンが手札にいたそうでここでポケモンを出していたら勝っていたそうです。いわゆるうっかりのプレイングミスですね…)
とはいっても、僕も打たれたNでサポーターなども流されてしまいほぼ万事休すでした。バトル場のボルケニオンEXをひっこめて、後ろのボルケニオンがパワーヒーターをするぐらいしか手立てがありません。その返しに相手のとどめ的なカードであるこわいおねえさんが飛んできました…ってあれ!?2枚目!?トラッシュを見てみると、そこにはプラターヌに巻き込まれた1枚目のこわいおねえさんが。実はこのプラターヌを打たれる前に魅惑のポフレも打たれています。ヒロキ君のデッキは僕の知っているようなMレックウザデッキではありませんでした。常識にとらわれない面白いデッキだと素直に思い知らされました。
そのまま、こちらはMレックウザEX返しで倒せるわけもなく、ボルケニオンEXも傷ついておりサイド3-6で敗北。デッキ相性はやや不利ではあるものの、チャンスは少なからず作れていたので、それを活かせなかった自分が悪いです。そして、何よりも相手のプレイングが見事でした。心から強いと思えるプレイヤーと真剣勝負が出来てとにかく楽しかった。それに尽きます。相手には自分からしっかり手を差し伸べ握手を求めて、ガッチリと交わしました。
僕の対戦もそこそこ時間は経っていましたが、その両サイドで行われていた対戦はもっと時間がかかっていました。A席を見るとゆっけ君がバツローグ君相手にダストダスを立てて、バトル場のポケモンを守れている上に、ベンチでガチゴラスEXが準備できている…これはかなり優勢だ!そしてC席を見ると、ふろーと君がしーせん君とのミラーマッチでサイド差5-3のところまで追いつめている!これは!と思いながら再び固唾を飲んで見守ります。このC席を見るとまさにシーソーゲームだったようで、しーせん君が最後の最後に打ち込んだNでふろーと君の手札が壊滅的になり、最後の1ピースを引ければ勝ちの場面で呼び込めない!そのまま、相手にサイドを取り切られてしまい敗北…その最後の1ピースは迎えられなかった次のターンのトップドローだったようです。彼は思わず天を仰ぐほど悔しがっていました。僕も見ていてめっちゃ悔しかったです。中立的に見ていても本当にすごい試合だと感じました。試合後に会場の外で軽くしーせん君とお話したら、彼のプレイヤー歴が浅いことを知り、「それであのレベルはかなり強いと思うで!」と大変驚いていたのが印象的でした。
結果はゆっけ君が無事に勝利を収めるも1勝2敗で敗北してしまいました。周りを見ると2勝以上しているチームが多かったことを知り、決勝トーナメント進出がほぼ絶望的だったことを突き付けられます。悔しさというか色々な感情が入り交じって、昼休憩はポケカ芸人ライブをまともに見る気力すら起こらなくなってしまったようで、気が付けば休憩スペースで力尽きたようにうつ伏せていたようです。
そのまま突入した結果発表…20ユニット中11位と、MAGENEDOの挑戦はここで終わりました。結果表を見てみると自分達が負けたユニットはいずれも全勝で同率1位…ゼクロムシビビールも2勝1敗で10位と、同じく1勝2敗勢の中どころか全ユニットの中でも群を抜いてOMW 89%とあまりにも高すぎる結果がそこには反映されていました。悔しい、悔しすぎる。それに尽きます。
結果発表が終わってからは、僕らが本気でこの大会に向けて出した答えを他のユニットはどのようにして導き出したのかがとても気になり、終始観戦していました。どの試合も見ごたえのある物ばかりで、とてつもない緊張感の中で対戦されているプレイヤーの皆さんが本当に羨ましく思いました。特にKouさん率いる「ゴールドアクター」のメンバーとして出場したかわむらーさんの堅実なプレイングと決勝トーナメントにて全試合対戦するタフさには、とてつもなく痺れました!とにかくカッコいい!その一言に尽きます!
楽しい時間はあっという間に過ぎ、バトクロ本大会はみれさん率いる「Redo」が見事な躍進劇を魅せ、優勝しました。後からTwitterにてみれさんとバトクロ本大会に関する意見交換をしたのですが、どれをとっても「お見事としか言いようがない」と思わされました。詳しい内容は割愛しますが、素直にその一言に尽きます。Redoさんおめでとうございます!
【⑥ バトクロ本大会を終えて】
とにかく書きたい、伝えたいことは大きく分けて2つあります。
第1にMAGENEDOメンバーに対しての感謝!今回、僕はふろーと君へ自己推薦という形でバトクロ本大会に参加させて頂けることになりました。貴重な機会を僕に与えてくれて本当にありがとう!そして、ふろーと君、ゆっけ君、カイリさんと共に、1つの目標に向かってみんなで勝ちに行くために本気で意見を出し合いました!デッキレシピも環境読みも色々な情報を惜しまずにとにかくぶつけ合った時間、これが本当に楽しかった!
結果としては惜しい物であったけれど、そこに行き着くまでの時間で楽しかっただけではなく、東北のポケカプレイヤーの力強さと温かさを感じ、充実したオフシーズンを過ごせました!みんなには本当に感謝の気持ちでいっぱいです!ありがとう!またやりましょう!
そして、BATTLE X ROADを主催して下さったCHANGさん、zbさん、HKさん、スポンサーのフルコンプ様を始めとする、このイベントに関わったすべての方々へ。
皆さんのお陰で大会当日だけではなく、去年の告知から本大会を迎えるまでとても楽しい時間を過ごすことが出来ました。ポケモンカードっていうコンテンツがこれほどまでに素晴らしく、まだまだ新しく出来ることは沢山あるんだってことを沢山感じることができました。
プレイヤーとしても、イベントに携わるスタッフとしても、観戦を楽しむ(見守る)参加者としても、楽しめるものは沢山ある。BATTLE X ROADはそれが集約された素晴らしいイベントだったと感じました。
東北地方でではありますが、僕もポケモンカードイベントオーガナイザーとして活動する人間の1人です。この世界にはポケモンカードを通してみんなで創り上げられる楽しいものが沢山あるということを、地元宮城から東北へ、そして全国へと今後もより多くの人へ知ってもらえるように、積極的に活動し続けます!また、東北地方からMAGENEDOを応援して下さった沢山の方々、とても励みになりました!ありがとうございました!
とにかく多くの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです!本当にありがとうございました!
今度は公式大会で、もしくは自主大会でかな?皆さんとまたお会い出来るのを楽しみにしています!
おはようございます、朗です。
今週、木曜日(文化の日)は東京にて開催された「第47回おーす!みらいのチャンピオン!杯 兼 BATTLE X ROAD東京予選」に参加してきました。遅ればせながら、参加された皆さんお疲れ様でした。
今回の日記では簡易的な対戦レポートと、個人的にそれよりも大きな出来事となったお話を書こうと思います。詳細な対戦レポートは後日、時間を見つけて書いてみようと思っているのでお楽しみに!(20周年アニバーサリーフェスタ 名古屋大会の分もありますがそちらも忘れないようにしなきゃ…)
使用デッキ「ジガルデEXメレシーBREAKダストダス」
1回戦 × 5-6 ボルケニオンEXボルケニオンクイタランオクタンスターミー(ジークさん)
2回戦 ○ 6-2 ゼルネアスBREAKギラティナEXボーマンダEX(すずきさん)
3回戦 × 2-6 ボルケニオンEXボルケニオン(レクスマン)
4回戦 ○ 6-2 ダークライEXギラティナEXボーマンダEXイベルタル(ヨシさん)
5回戦 ○ 6-2 MハッサムEXダストダス(山田 鯖男さん)
6回戦 × 4-6 ダークライEXギラティナEXイベルタルEX(マサキさん)
《3勝3敗 予選落ち》
自分が今回のみらチャン杯 兼 バトクロ東京予選への出場を決めた理由は2つです。
1つ目は地元で行われるナナホシ杯 兼 バトクロ宮城予選で、自分が地元プレイヤー同士で貴重なバトクロ本戦出場枠を取り合いたくなかったから…ここ半年ほどはプレイヤーとしてではなく、イベントオーガナイザーとして後進の育成を図る狙いを含めた過ごし方をしていたため、自分のような存在が地元で勝ちを狙いに行くのは正直言って引け目を感じていました。だからこそ、自分のように容易く遠征が出来る者は他の地方のバトクロ予選に出場することに全く抵抗がありませんでした。ちなみに第2希望はGGCにて行われる愛知予選だったのです。
そして、2つ目は「プレイヤーとしてバトクロ本戦を目指すならばみらチャン杯で勝ちたい」という思いがあったから…僕はプレイヤーのしての実力はまだまだですが、自身が今よりも強くなりたいという誰よりも気持ちが強いためみらチャンやGGCといった他の自主大会にも積極的に武者修行がてら参加をしています。その中でも勝ち続けるハードルが高いみらチャン杯でトップを掴み取ることは、僕の目標のうちの1つでもあります。ということで、「バトクロ本戦を本気で目指すならみらチャンで勝とう!そして、宮城の次世代を担うプレイヤーをバトクロ本戦へ一緒に連れて行こう!」という意気込みで、みらチャン杯への参加を決意しました。参加するに当たり、抽選制ということでヒヤヒヤしていましたが無事に当選することが出来て良かったです。
しかしながら、結果は惨敗。自分が本気で環境を読んだ上で、自信を持って組んだデッキでも敵いませんでした。当日の自分の運はわりと良かったものの、対戦相手の運が自分よりも上回り負けてしまったり、じゃんけんに関して全敗してしまい後攻ゲームによる不利が響いたり、極め付けは最終戦にてゲームプランを組み間違えて有利な相手に負けてしまいました。
環境読みやらデッキ選択に関しての経緯は次回のレポートに記載しますが、1つ言えることは「自分が参加するXYレギュレーションの最後の大きなイベントということで、自分が最も大好きな闘デッキを現環境に合わせて使うことに決めた」ということです。そのためデッキ選択に後悔は全くありません。負けたのは僕自身の実力が不足していたから。それに尽きます。東京予選で十分に勝てない人間が、地元の宮城予選でも勝てるわけがありません。
「また出直しだ、来年に向けて精一杯頑張ろう」と素直に考えを切り替えられる大会でした。とてもいい経験をさせてもらえました。
予選終了後はずっと決勝トーナメントに残った16人のプレイヤーの対戦を見学していました。参加者128名のうち上位16名まで勝ち残ったプレイヤー同士の試合にはそれぞれ沢山学べるものがあり、あらゆるものをフィードバックして地元に持ち帰ろうというスタンスで色々なことを考えながら見入っていました。
そして、決勝戦が終わり閉会式を迎えます。バトクロ東京予選への出場権を勝ち取った4人の栄えある姿を見届けて、記念写真に写ってあとは帰るだけだな…と考えていた時、この日一番思いがけないことが起こりました。
グッドマナー賞として自分の名前が呼ばれました。
まさか自分の名前を呼ばれるとは全く思っていなくて、「えっ!?僕ですか…!?僕でいいんですか…!?」などと、よくわからない言葉が口から出ていました。それぐらい驚いてしまったのです。
ここから少しだけ話が長くなりますがどうかお付き合い頂けると幸いです。
僕はグッドマナー賞というものに無縁の存在だとずっと思っていました。何故なら、僕が「自分のことをお世辞にもマナーが良い人間だと思うことが出来ない」からです。自主大会で優勝することがあったとしても、自分がグッドマナー賞を頂くようなことは絶対にないだろうと本気で思っていました。
振り返れば宮城でナナホシ杯が始まってから僕が自主大会という物に参加するようになり、かれこれ4年ほど経ちます。その初めての自主大会であるナナホシ杯でも当時はグッドマナー賞制度があり、その賞はこころみ君が獲得しました。その際、当時地元で有名なお父さんプレイヤーが「この賞を貰うのは優勝するより難しいからなぁ」と仰っていたのをよく覚えています。実際その通りだと思います。グッドマナー賞は対戦相手に選んでもらう賞であるため、この賞は狙って獲得出来るものではありません。
グッドマナー賞を設けている狙いは全体的なプレイマナーの向上や、それを意識させることなどが挙げられると思います。とても素晴らしいものだと思っています。しかし、当時の自分の姿はその目指すべき姿とは真逆のものでした。
具体的に上げればキリがありません。対戦中問わずリアクションなどが大きい(うるさい)、対戦中のカード等の扱い方が雑である、対戦相手への経緯が足りない、対戦中の自分の言動や態度などが高圧的であるといった面もあり、先述したお父さんプレイヤーからも同じ会のナナホシ杯にて注意をされたことがあります。僕はその言葉を受けて、ただ謝ることしか出来ませんでした。
他にも過去に参加したみらチャン杯にて、運営のとある方を怒らせてしまうほどの言動(行動)を対戦相手に取ってしまったことがあります。その際に「次にそれやったらもう来なくていいから」とまで言われてしまいました。当時の自分は本気で叱られてしまったのです。その時には運営陣と対戦相手に何度も謝り、その後に参加したみらチャン杯の参加申請時には「マナーに気を付けて参加します」とメール記載したほどの出来事だったので、僕は今でもよく覚えています。
その出来事以来、自主大会における自身のマナーに関してはかなり注意深くはなりました…が、元々マナーが悪かった人間が劇的に良くなることなどまずありません。というか、マナーを良く心がけるのは当たり前のことであると考えているので、僕はグッドマナーを狙うようなスタンスではなく、常に自分がマナーを意識してポケモンカードが出来るように相手へ気遣うことを忘れないようにしようといったスタンスになりました。
しかしながら、自主大会では何とかなったとしても、公式大会ではなかなかそう上手くはいかず、日本代表の権利や表彰台という自分にとっての目標を達成しようとするあまり、僕は必死になりすぎてしまい自分の素の顔が出てしまいます。そういった時にこれまでの公式大会の中で、対戦相手から「そんな大きな声を出さなくてもいいじゃないですか」、「あまり急かさないでください、その姿勢は失礼ですよ」などと言われることがあったり、大きな出来事としては去年の春に対戦相手の行動に対し大勢の人前で大声で怒鳴るという醜態を沢山の人に見せてしまったり、さらに大変お恥ずかしいことに今年の春の大会では「あなたの(対戦中の)言動が怖いです」と面と向かって言われてしまいました。
特にこの最後に書いた出来事が自分の中ではとてもショックで、チームリーダーからも叱られました。彼から「朗君は自分が『怖い』って言われるのは嫌でしょ?」って言われた時に、「自分は自主大会・公式大会など関係なく、どんな時でも平常心を保ってプレイマナーを心がけるべきだ」と本気で思えるようになりました。僕は今年で27歳になりますが、中身はまだまだ幼いです。色々な出来事を経験してやっとその域に辿り着くことが出来ました。人よりも成長が本当に遅いんだと思います。そんな自分のことが心底恥ずかしいです。
話を戻します。その後、東北チャンピオンシップス2016、仙台バトルスタジアムの定期開催も安定化し、イベントオーガナイザーとしての活動も本格化したことで、「自分は東北のプレイヤーの中でも特にあらゆるところから見られている存在である」ということを強く意識するようになりました。夏に東京で行われたジャッジ研修会などにも参加し、他人のプレイマナーなどをジャッジの観点から考える機会も増えました。
また、地元東北のイベントによく参加しているプレイヤーの中でも特にプレイマナーが良く、自分にとってはまさに模範的なポケカプレイヤーといえる、福島県のイベントオーガナイザー やまめ君のことを、プレイマナーを考える意味合いで意識をするようにもなりました。といっても、彼と同じことをそのまま自分が真似するのも難しいだろうと思ったので、彼の良いところを自分も真似(吸収)をし、自分には自分の出来ることをやってみようと思い、少しずつ実践をしていった次第です。
僕がポケモンカードをやる上で気にかけていることは沢山ありますが、その中でも最も心がけていることは「対戦をする上でお互いに勝っても負けても『楽しかった!』と思えるような時間を過ごそう」といったものです。事故って後攻1ターンやら先行2ターンで試合が終わることなども時たまありますが、その時はその時で対戦相手への態度には失礼のないように…など、ケースバイケースとしてあらゆる状況においてお互いが楽しく過ごすための方法を考えることが増えました。
ポケモンカードは実際に面と向かって対戦をするゲームである以上、プレイマナーはそれなりに気にかけた方がいいんじゃないかと思います。また、僕は仮にもルールエキスパート及び「イベントオーガナイザーの資格も有しているので、同資格に恥じない模範的なポケカプレイヤーであるべきだと、その姿勢を常に意識するよう自分に課しています。そのスタンスで臨んだアニバーサリーフェスタ新潟・愛知大会では、プレイマナーの観点では今まで参加したどの公式大会よりも、最も良い意識を持ちながら過ごすことが出来たと思っています。これは自分にとっては大きな自信となりました。
そして、迎えた今回のみらチャン杯…3戦目に対戦した同じチムLOLIのレクスマン以外はすべて初めてお会いし対戦する方です。僕は僕なりのスタンスでプレイマナーを心がけながら、対戦の中でも本気で相手にぶつかっていきました。
その中で、最終戦で対戦したマサキさんに負けてしまった直後に「今までの試合の中で一番楽しかったです!」という一言を頂けました。僕はその言葉が心の底から嬉しかったです。その対戦自体は負けてしまい、いつもよりも不調な結果に終わってしまいましたが、僕の中にはどこかスッキリとしたものがありました。
今回のみらチャン杯にて、僕にグッドマナー賞を投票して下さったのは対戦した誰なのかは全くわかりません。とりあえず、言えることは同じチームのレクスマン以外の方々の中にいるのかなと思いますが、それでも128人もの参加者がいた中で自分の名前が呼ばれたことは今でも信じられない出来事です。もう何というか感謝の気持ちでいっぱいです。
これは自分で言うことでは無いのかもしれませんが、僕がポケモンカードにおけるプレイマナーを本気で意識するようになって、少しずつ色々な物を積み重ねることが出来た成果として行き着いたものだと感じました。
しかしながら、これはあくまで今回の自分に対する1つの評価であり、偶然の出来事であるかもしれません。つまり、これからもプレイマナーというものは意識し続けなければならないのです。こういった名誉ある賞を頂けたのならばそれは尚更です。
書いているうちにふと思ったのですが、もしかしたらみらチャン杯などの自主大会に参加している方々の中にはグッドマナー賞を目指している方もいらっしゃると思います。僕はそのスタンスは決して否定しませんし、それは多くのプレイヤーにとっていいきっかけになり得ると思います。常日頃からプレイマナーを意識することってなかなか自発的には出来ないと思うんです。だけど、大事なのはそれを常日頃から自分が出来ているか?…先ほど僕が書いた自主大会・公式大会などのシチュエーションによって平常心を保てるかという部分にも繋がりますね。
僕は今回のみらチャン杯にてグッドマナー賞を頂いたことで「より一層、自分のプレイマナーには気を付けなければ」と思えるようになりました。それはプレイマナー以外の部分の行動や言動でも…というのは当たり前なのですが、それを教えてくれたのはポケモンカードに他なりません。ポケモンカードはあくまで遊びですが、優秀なコミュニケーションツールでもあります。本当に素敵なコンテンツだと思っています
この経験を踏まえて、あらゆる意味合いでこれからも前へと進んでいきたいと思います。目指すは子どもからも大人からも「地元で憧れてもらえるポケモンカードのお兄ちゃん」といったところですかね…そこに辿り着くためには今以上に実力も身に付けなければいけませんけど(笑)
僕のバトクロへの挑戦は終わりましたが、それ以外の面でポケモンカードプレイヤーとして更なる高みを目指せるようなきっかけを手に入れることが出来た1日だったように思います。今回の大会へ参加して本当に良かったです。
みらチャン杯にて対戦された皆さん、声をかけて下さった皆さん、そしてみらチャン杯を運営して下さった皆さん、本当にありがとうございました!
また、タイミングを見つけて遊びに行きますのでその際はよろしくお願いします!
今週、木曜日(文化の日)は東京にて開催された「第47回おーす!みらいのチャンピオン!杯 兼 BATTLE X ROAD東京予選」に参加してきました。遅ればせながら、参加された皆さんお疲れ様でした。
今回の日記では簡易的な対戦レポートと、個人的にそれよりも大きな出来事となったお話を書こうと思います。詳細な対戦レポートは後日、時間を見つけて書いてみようと思っているのでお楽しみに!(20周年アニバーサリーフェスタ 名古屋大会の分もありますがそちらも忘れないようにしなきゃ…)
使用デッキ「ジガルデEXメレシーBREAKダストダス」
1回戦 × 5-6 ボルケニオンEXボルケニオンクイタランオクタンスターミー(ジークさん)
2回戦 ○ 6-2 ゼルネアスBREAKギラティナEXボーマンダEX(すずきさん)
3回戦 × 2-6 ボルケニオンEXボルケニオン(レクスマン)
4回戦 ○ 6-2 ダークライEXギラティナEXボーマンダEXイベルタル(ヨシさん)
5回戦 ○ 6-2 MハッサムEXダストダス(山田 鯖男さん)
6回戦 × 4-6 ダークライEXギラティナEXイベルタルEX(マサキさん)
《3勝3敗 予選落ち》
自分が今回のみらチャン杯 兼 バトクロ東京予選への出場を決めた理由は2つです。
1つ目は地元で行われるナナホシ杯 兼 バトクロ宮城予選で、自分が地元プレイヤー同士で貴重なバトクロ本戦出場枠を取り合いたくなかったから…ここ半年ほどはプレイヤーとしてではなく、イベントオーガナイザーとして後進の育成を図る狙いを含めた過ごし方をしていたため、自分のような存在が地元で勝ちを狙いに行くのは正直言って引け目を感じていました。だからこそ、自分のように容易く遠征が出来る者は他の地方のバトクロ予選に出場することに全く抵抗がありませんでした。ちなみに第2希望はGGCにて行われる愛知予選だったのです。
そして、2つ目は「プレイヤーとしてバトクロ本戦を目指すならばみらチャン杯で勝ちたい」という思いがあったから…僕はプレイヤーのしての実力はまだまだですが、自身が今よりも強くなりたいという誰よりも気持ちが強いためみらチャンやGGCといった他の自主大会にも積極的に武者修行がてら参加をしています。その中でも勝ち続けるハードルが高いみらチャン杯でトップを掴み取ることは、僕の目標のうちの1つでもあります。ということで、「バトクロ本戦を本気で目指すならみらチャンで勝とう!そして、宮城の次世代を担うプレイヤーをバトクロ本戦へ一緒に連れて行こう!」という意気込みで、みらチャン杯への参加を決意しました。参加するに当たり、抽選制ということでヒヤヒヤしていましたが無事に当選することが出来て良かったです。
しかしながら、結果は惨敗。自分が本気で環境を読んだ上で、自信を持って組んだデッキでも敵いませんでした。当日の自分の運はわりと良かったものの、対戦相手の運が自分よりも上回り負けてしまったり、じゃんけんに関して全敗してしまい後攻ゲームによる不利が響いたり、極め付けは最終戦にてゲームプランを組み間違えて有利な相手に負けてしまいました。
環境読みやらデッキ選択に関しての経緯は次回のレポートに記載しますが、1つ言えることは「自分が参加するXYレギュレーションの最後の大きなイベントということで、自分が最も大好きな闘デッキを現環境に合わせて使うことに決めた」ということです。そのためデッキ選択に後悔は全くありません。負けたのは僕自身の実力が不足していたから。それに尽きます。東京予選で十分に勝てない人間が、地元の宮城予選でも勝てるわけがありません。
「また出直しだ、来年に向けて精一杯頑張ろう」と素直に考えを切り替えられる大会でした。とてもいい経験をさせてもらえました。
予選終了後はずっと決勝トーナメントに残った16人のプレイヤーの対戦を見学していました。参加者128名のうち上位16名まで勝ち残ったプレイヤー同士の試合にはそれぞれ沢山学べるものがあり、あらゆるものをフィードバックして地元に持ち帰ろうというスタンスで色々なことを考えながら見入っていました。
そして、決勝戦が終わり閉会式を迎えます。バトクロ東京予選への出場権を勝ち取った4人の栄えある姿を見届けて、記念写真に写ってあとは帰るだけだな…と考えていた時、この日一番思いがけないことが起こりました。
グッドマナー賞として自分の名前が呼ばれました。
まさか自分の名前を呼ばれるとは全く思っていなくて、「えっ!?僕ですか…!?僕でいいんですか…!?」などと、よくわからない言葉が口から出ていました。それぐらい驚いてしまったのです。
ここから少しだけ話が長くなりますがどうかお付き合い頂けると幸いです。
僕はグッドマナー賞というものに無縁の存在だとずっと思っていました。何故なら、僕が「自分のことをお世辞にもマナーが良い人間だと思うことが出来ない」からです。自主大会で優勝することがあったとしても、自分がグッドマナー賞を頂くようなことは絶対にないだろうと本気で思っていました。
振り返れば宮城でナナホシ杯が始まってから僕が自主大会という物に参加するようになり、かれこれ4年ほど経ちます。その初めての自主大会であるナナホシ杯でも当時はグッドマナー賞制度があり、その賞はこころみ君が獲得しました。その際、当時地元で有名なお父さんプレイヤーが「この賞を貰うのは優勝するより難しいからなぁ」と仰っていたのをよく覚えています。実際その通りだと思います。グッドマナー賞は対戦相手に選んでもらう賞であるため、この賞は狙って獲得出来るものではありません。
グッドマナー賞を設けている狙いは全体的なプレイマナーの向上や、それを意識させることなどが挙げられると思います。とても素晴らしいものだと思っています。しかし、当時の自分の姿はその目指すべき姿とは真逆のものでした。
具体的に上げればキリがありません。対戦中問わずリアクションなどが大きい(うるさい)、対戦中のカード等の扱い方が雑である、対戦相手への経緯が足りない、対戦中の自分の言動や態度などが高圧的であるといった面もあり、先述したお父さんプレイヤーからも同じ会のナナホシ杯にて注意をされたことがあります。僕はその言葉を受けて、ただ謝ることしか出来ませんでした。
他にも過去に参加したみらチャン杯にて、運営のとある方を怒らせてしまうほどの言動(行動)を対戦相手に取ってしまったことがあります。その際に「次にそれやったらもう来なくていいから」とまで言われてしまいました。当時の自分は本気で叱られてしまったのです。その時には運営陣と対戦相手に何度も謝り、その後に参加したみらチャン杯の参加申請時には「マナーに気を付けて参加します」とメール記載したほどの出来事だったので、僕は今でもよく覚えています。
その出来事以来、自主大会における自身のマナーに関してはかなり注意深くはなりました…が、元々マナーが悪かった人間が劇的に良くなることなどまずありません。というか、マナーを良く心がけるのは当たり前のことであると考えているので、僕はグッドマナーを狙うようなスタンスではなく、常に自分がマナーを意識してポケモンカードが出来るように相手へ気遣うことを忘れないようにしようといったスタンスになりました。
しかしながら、自主大会では何とかなったとしても、公式大会ではなかなかそう上手くはいかず、日本代表の権利や表彰台という自分にとっての目標を達成しようとするあまり、僕は必死になりすぎてしまい自分の素の顔が出てしまいます。そういった時にこれまでの公式大会の中で、対戦相手から「そんな大きな声を出さなくてもいいじゃないですか」、「あまり急かさないでください、その姿勢は失礼ですよ」などと言われることがあったり、大きな出来事としては去年の春に対戦相手の行動に対し大勢の人前で大声で怒鳴るという醜態を沢山の人に見せてしまったり、さらに大変お恥ずかしいことに今年の春の大会では「あなたの(対戦中の)言動が怖いです」と面と向かって言われてしまいました。
特にこの最後に書いた出来事が自分の中ではとてもショックで、チームリーダーからも叱られました。彼から「朗君は自分が『怖い』って言われるのは嫌でしょ?」って言われた時に、「自分は自主大会・公式大会など関係なく、どんな時でも平常心を保ってプレイマナーを心がけるべきだ」と本気で思えるようになりました。僕は今年で27歳になりますが、中身はまだまだ幼いです。色々な出来事を経験してやっとその域に辿り着くことが出来ました。人よりも成長が本当に遅いんだと思います。そんな自分のことが心底恥ずかしいです。
話を戻します。その後、東北チャンピオンシップス2016、仙台バトルスタジアムの定期開催も安定化し、イベントオーガナイザーとしての活動も本格化したことで、「自分は東北のプレイヤーの中でも特にあらゆるところから見られている存在である」ということを強く意識するようになりました。夏に東京で行われたジャッジ研修会などにも参加し、他人のプレイマナーなどをジャッジの観点から考える機会も増えました。
また、地元東北のイベントによく参加しているプレイヤーの中でも特にプレイマナーが良く、自分にとってはまさに模範的なポケカプレイヤーといえる、福島県のイベントオーガナイザー やまめ君のことを、プレイマナーを考える意味合いで意識をするようにもなりました。といっても、彼と同じことをそのまま自分が真似するのも難しいだろうと思ったので、彼の良いところを自分も真似(吸収)をし、自分には自分の出来ることをやってみようと思い、少しずつ実践をしていった次第です。
僕がポケモンカードをやる上で気にかけていることは沢山ありますが、その中でも最も心がけていることは「対戦をする上でお互いに勝っても負けても『楽しかった!』と思えるような時間を過ごそう」といったものです。事故って後攻1ターンやら先行2ターンで試合が終わることなども時たまありますが、その時はその時で対戦相手への態度には失礼のないように…など、ケースバイケースとしてあらゆる状況においてお互いが楽しく過ごすための方法を考えることが増えました。
ポケモンカードは実際に面と向かって対戦をするゲームである以上、プレイマナーはそれなりに気にかけた方がいいんじゃないかと思います。また、僕は仮にもルールエキスパート及び「イベントオーガナイザーの資格も有しているので、同資格に恥じない模範的なポケカプレイヤーであるべきだと、その姿勢を常に意識するよう自分に課しています。そのスタンスで臨んだアニバーサリーフェスタ新潟・愛知大会では、プレイマナーの観点では今まで参加したどの公式大会よりも、最も良い意識を持ちながら過ごすことが出来たと思っています。これは自分にとっては大きな自信となりました。
そして、迎えた今回のみらチャン杯…3戦目に対戦した同じチムLOLIのレクスマン以外はすべて初めてお会いし対戦する方です。僕は僕なりのスタンスでプレイマナーを心がけながら、対戦の中でも本気で相手にぶつかっていきました。
その中で、最終戦で対戦したマサキさんに負けてしまった直後に「今までの試合の中で一番楽しかったです!」という一言を頂けました。僕はその言葉が心の底から嬉しかったです。その対戦自体は負けてしまい、いつもよりも不調な結果に終わってしまいましたが、僕の中にはどこかスッキリとしたものがありました。
今回のみらチャン杯にて、僕にグッドマナー賞を投票して下さったのは対戦した誰なのかは全くわかりません。とりあえず、言えることは同じチームのレクスマン以外の方々の中にいるのかなと思いますが、それでも128人もの参加者がいた中で自分の名前が呼ばれたことは今でも信じられない出来事です。もう何というか感謝の気持ちでいっぱいです。
これは自分で言うことでは無いのかもしれませんが、僕がポケモンカードにおけるプレイマナーを本気で意識するようになって、少しずつ色々な物を積み重ねることが出来た成果として行き着いたものだと感じました。
しかしながら、これはあくまで今回の自分に対する1つの評価であり、偶然の出来事であるかもしれません。つまり、これからもプレイマナーというものは意識し続けなければならないのです。こういった名誉ある賞を頂けたのならばそれは尚更です。
書いているうちにふと思ったのですが、もしかしたらみらチャン杯などの自主大会に参加している方々の中にはグッドマナー賞を目指している方もいらっしゃると思います。僕はそのスタンスは決して否定しませんし、それは多くのプレイヤーにとっていいきっかけになり得ると思います。常日頃からプレイマナーを意識することってなかなか自発的には出来ないと思うんです。だけど、大事なのはそれを常日頃から自分が出来ているか?…先ほど僕が書いた自主大会・公式大会などのシチュエーションによって平常心を保てるかという部分にも繋がりますね。
僕は今回のみらチャン杯にてグッドマナー賞を頂いたことで「より一層、自分のプレイマナーには気を付けなければ」と思えるようになりました。それはプレイマナー以外の部分の行動や言動でも…というのは当たり前なのですが、それを教えてくれたのはポケモンカードに他なりません。ポケモンカードはあくまで遊びですが、優秀なコミュニケーションツールでもあります。本当に素敵なコンテンツだと思っています
この経験を踏まえて、あらゆる意味合いでこれからも前へと進んでいきたいと思います。目指すは子どもからも大人からも「地元で憧れてもらえるポケモンカードのお兄ちゃん」といったところですかね…そこに辿り着くためには今以上に実力も身に付けなければいけませんけど(笑)
僕のバトクロへの挑戦は終わりましたが、それ以外の面でポケモンカードプレイヤーとして更なる高みを目指せるようなきっかけを手に入れることが出来た1日だったように思います。今回の大会へ参加して本当に良かったです。
みらチャン杯にて対戦された皆さん、声をかけて下さった皆さん、そしてみらチャン杯を運営して下さった皆さん、本当にありがとうございました!
また、タイミングを見つけて遊びに行きますのでその際はよろしくお願いします!
おはようございます、朗です。
遅ればせながらアニバーサリーフェスタ愛知大会、第68回東北大学祭企画 【2日目】ポケモンカード大会、仙台バトルスタジアム Octoberに参加された皆さんお疲れ様でした。
ここ2週間はイベントオーガナイザー活動関連の記事を書いたぐらいで、アニバーサリーフェスタ愛知大会が終わってからというもの、軽くバーンアウトをしてしまったようで直後は5日間ほどポケモンカードから完全に離れていました。
アニバーサリーフェスタ名古屋大会の詳細なレポートは後日改めて書きます。今はメモがてら簡易的な結果だけ載せておこうと思います。
【ファーストステージ1周目】
使用デッキ「ボルケニオン」
○ 6-5 ボルケニオン(コハク君)
○ 6-1 ゲッコウガオクタン
【プレミアステージ1周目】
使用デッキ「Mレックウザ」
○ 6-0 Mジュカインガマゲロゲメタモン
× 3-6 ダークライギラティナボーマンダダストダス(ヤスノリ君)
【ファーストステージ2周目】
使用デッキ「Mレックウザ」
× 0-4 オーロットにレッドカードを投げられる
【ファーストステージ3周目】
使用デッキ「ボルケニオン」
○ 6-4 ジガルデルカリオメレシーダストダス
○ 2-0 ゼルネアスギラティナボーマンダ
【プレミアステージ2周目】
使用デッキ「朝一の思い付きで組んだジガルデラフレシア」
○ 3-0 Mサーナイトマニューラ
○ 6-0 イベルタルゾロアークガマゲロゲ
× 1-6 ゲッコウガオクタン
何とかプレミアステージ3戦目まで食らいつくも、対戦中にクライマックスステージの規定人数が埋まってしまいました…が、いずれにしてもその試合は負けでした。
ファーストステージ・プレミアステージ1周目で使用したボルケニオンとMレックウザデッキは、共に新潟大会で使用したものを名古屋大会に向けて再調整を施したもの。やはり僕にはぶん回して高出力をぶっ放し続けるデッキが性に合うようです。
そして、プレミアステージ2周目で使用したデッキは、大会当日の早朝に「もしも2回目のプレミアステージへ臨む時には、短期決戦を仕掛けて一気にゴボウ抜きが出来そうなデッキを使おう」と思い立ち、宿にて即興で組んだジガルデラフレシアでした。そのため練習はおろか1人回しも0。舐めプもいいところです。
実は全日にトレカプラザ55 のジムバトルにて、俗に言うラフレシアツールボックスデッキを使用したら、見事に全敗してしまったので「魔が差したとしてもラフレシアデッキは絶対に使わない!」と心に決めていたのですが…「むしろ、形を変えれば逆に使えるのではないか?」というデッキの声を聞いたような感覚があり、組むに至った次第です。
オーロットやラフレシアが大嫌いな僕にとっては自分からこのようなデッキを使用するというのはかなり思い切った選択だったと思います。1戦目、2戦目とラフレシアは無事に花咲いたのですが、3戦目は先1クサイハナまでしか咲かず、相手を止めるまでに至りませんでした。そのまま相手へ展開を許してしまい敗北。宮城から愛知へと遠征までしてそういったデッキを自分が使うとは夢にも思いませんでした。それでもこのデッキでなければここまで駆け上がることは出来なかった。この選択に後悔はしていません。
ラフレシアデッキは自分のプレイングスタイルとして苦手意識を持っているデッキではありますが、僕の気持ちにはわりかし応えてくれたように思います。貴重な体験が出来ました。ありがとうジガルデラフレシア。
振り返ってみると、プレミアステージに3回挑むも、1勝も出来なかった新潟大会と比べるとそれなりの成績を残せたと思います。メタ読みを大きく外した新潟大会と比べ、愛知大会のメタ読みはわりと当てることが出来ていたようも考えています。
それでも勝てなかったのは相手が自分よりも強かったから、練習量が足りなかったから、運を呼び込むことが出来てもそれを活かすことが出来なかったからなどいくらでも思い付きます。
その時に自分が出来る限りのことをやって勝てなかったのならば仕方がないです。それがその時の実力…極端な言い方をすれば限界だったように考えています。
また、ちょっとした不完全燃焼感を払拭しようと昭和 vs 平成バトルに、今シーズン最もお気に入りデッキであったタコさんジガルデで臨むも、ゲッコウガスターミーに惨敗…
その後、主に2ポイントゲットが目的で参加したい考えていた3on3バトルに、しょうこパパさんファミリーが協力してくださり、そのまま3on3バトルに初参加。普段はサイドイベントには出ずクライマックスステージを観戦している僕ですが、この日は幸か不幸か時間が大分押していたので、1戦だけ楽しむことが出来ました。
そこで使用したデッキはビークインゾロアークドータクンシャワーズガマゲロゲマギアナジラーチホルビーという、何とも欲張りな通称:ビーゾロデッキでした。原案は福島勢のゆっけ君で、構築はカメックスメガバトルで対戦したビークインオオスバメで有名なヤナギブソンさんをリスペクトしたものとなっております。そちらはサイド0-3の圧倒的不利な状況から無事にサイド2,2,2の6枚抜きを達成して勝利。チームでも全員勝利となかなか喜ばしい結果でありました。協力して下さったしょうこパパさんファミリーありがとうございます!
3on3が終わった後は、クライマックスステージでTAMAさんを初めとする、ま・つ父さん、たね○○パパさん、couto君などの勇姿を見届け、愛知大会の上位デッキがオーロットで制圧する様に首を捻り、表彰式後に発表されたチャンピオンズリーグの情報にて開催地に僕の地元である「宮城」の文字を見つけた瞬間、思わず「宮城だー!!」と両手を上げて喜び、閉場後はZEROリアンな皆さまと夕ご飯をご一緒し、そのまま夜行バスに乗って仙台へと帰りました。
ということで、様々な出来事があった愛知大会が終わった直後は、どうやら燃え尽きてしまったようでポケモンカードに触れることすらしませんでした。また、26日に今年もマツコ・デラックスと共に誕生日を迎え、無事に27歳になりましたが今年はこれといったイベントも無く、アニバーサリーフェスタで疲れ切った身体を回復させるための時間に当てていました。
そんな最中、土曜日には東北大学祭、日曜日には仙台バトルスタジアムを控え、金曜日の夜を迎えますが、どうやらメンタルまでは回復していなかったようで「ポケモンカードやりたくない…」みたいな状態に陥ってしまいました。
そういった気持ちがデッキに乗り移ってしまったのか、東北大学祭では愛知大会のクライマックスステージで使用予定だったデッキを握って、まさかの1勝4敗でした…デッキ調整及び選択に手を抜いていなかったのにかつてないほどの惨敗です。引きも展開もことごとく噛み合わず、ボルケニオンの圧倒的なパワーに押し切られたり、オーロットに当たり前のごとくロックを仕掛けられたりして負けるのはまだよかったのですが、それ以外にもまさかMリザードンEXからグレンダイブを連発されたり、キュレムEXからアイスキャリバーを連発されて負ける日が来るとは思いませんでした。こういった大会でここまで負けたのは久しぶりでした。
しかし、そこで良い感じに吹っ切れたのかその後はフリー対戦をひたすら繰り返してトータルで8勝2敗。気が付けばそこには「ポケモンカードが楽しい!」と素直に考えることが出来る、いつもの自分がいました。あまりオカルトじみた言い訳はしたくないのですが、僕にとっては必要な日だったように思います。
お陰様で日曜日に開催した仙台バトルスタジアムはいつも以上に大盛況…そちらは詳しいレポートを先日書き上げたので興味がある方は2つ前の記事を読んで頂けると幸いです。この日は対戦は1度も行いませんでしたが、参加して下さった皆さんのお陰でとても充実した1日を過ごすことが出来ました。まさか運営のためにお絵描きガチ勢になる日が来るとは思いませんでした(笑)
さてさて、有意義な出来事が沢山あった土日を終え、今の僕は明日開催されるみらチャン杯へ参加するために東京に向かっております。今回はバトクロ東京大会ということで運良く参加抽選に当選したので、無事に第一希望の東京大会に参加することが出来ます。ちなみに第二希望はGGCでした。
「何で朗さんは地元のナナホシ杯に出ないの!?」と驚かれた方々が沢山いらっしゃったと思いますが、実はこの計画は各予選開催日が告知された時から始まっていました。その辺りのお話はまた後日にでも改めて書こうと思います。とにかく僕はバトクロ予選は東京大会に出場します。
出るからにはバトクロ本線出場権を勝ち取りたいですね。アニバーサリーフェスタ新潟・愛知大会そして土日の経緯もあって、現在は色々と回復したと思いますので万全な状態で臨むことが出来ます。自分が勝ちに行くための意思を最も体現してくれるであろうデッキも無事に決まりました。あとは今日の夜から久しぶりにあのお決まりパターンをこなしてゆっくりと休み、明日会場へ向かうだけです。
ということで、明日のみらチャン杯へ参加される皆さん、対戦される皆さん、よろしくお願い致します。バトクロ予選東京大会を楽しみましょう!
遅ればせながらアニバーサリーフェスタ愛知大会、第68回東北大学祭企画 【2日目】ポケモンカード大会、仙台バトルスタジアム Octoberに参加された皆さんお疲れ様でした。
ここ2週間はイベントオーガナイザー活動関連の記事を書いたぐらいで、アニバーサリーフェスタ愛知大会が終わってからというもの、軽くバーンアウトをしてしまったようで直後は5日間ほどポケモンカードから完全に離れていました。
アニバーサリーフェスタ名古屋大会の詳細なレポートは後日改めて書きます。今はメモがてら簡易的な結果だけ載せておこうと思います。
【ファーストステージ1周目】
使用デッキ「ボルケニオン」
○ 6-5 ボルケニオン(コハク君)
○ 6-1 ゲッコウガオクタン
【プレミアステージ1周目】
使用デッキ「Mレックウザ」
○ 6-0 Mジュカインガマゲロゲメタモン
× 3-6 ダークライギラティナボーマンダダストダス(ヤスノリ君)
【ファーストステージ2周目】
使用デッキ「Mレックウザ」
× 0-4 オーロットにレッドカードを投げられる
【ファーストステージ3周目】
使用デッキ「ボルケニオン」
○ 6-4 ジガルデルカリオメレシーダストダス
○ 2-0 ゼルネアスギラティナボーマンダ
【プレミアステージ2周目】
使用デッキ「朝一の思い付きで組んだジガルデラフレシア」
○ 3-0 Mサーナイトマニューラ
○ 6-0 イベルタルゾロアークガマゲロゲ
× 1-6 ゲッコウガオクタン
何とかプレミアステージ3戦目まで食らいつくも、対戦中にクライマックスステージの規定人数が埋まってしまいました…が、いずれにしてもその試合は負けでした。
ファーストステージ・プレミアステージ1周目で使用したボルケニオンとMレックウザデッキは、共に新潟大会で使用したものを名古屋大会に向けて再調整を施したもの。やはり僕にはぶん回して高出力をぶっ放し続けるデッキが性に合うようです。
そして、プレミアステージ2周目で使用したデッキは、大会当日の早朝に「もしも2回目のプレミアステージへ臨む時には、短期決戦を仕掛けて一気にゴボウ抜きが出来そうなデッキを使おう」と思い立ち、宿にて即興で組んだジガルデラフレシアでした。そのため練習はおろか1人回しも0。舐めプもいいところです。
実は全日にトレカプラザ55 のジムバトルにて、俗に言うラフレシアツールボックスデッキを使用したら、見事に全敗してしまったので「魔が差したとしてもラフレシアデッキは絶対に使わない!」と心に決めていたのですが…「むしろ、形を変えれば逆に使えるのではないか?」というデッキの声を聞いたような感覚があり、組むに至った次第です。
オーロットやラフレシアが大嫌いな僕にとっては自分からこのようなデッキを使用するというのはかなり思い切った選択だったと思います。1戦目、2戦目とラフレシアは無事に花咲いたのですが、3戦目は先1クサイハナまでしか咲かず、相手を止めるまでに至りませんでした。そのまま相手へ展開を許してしまい敗北。宮城から愛知へと遠征までしてそういったデッキを自分が使うとは夢にも思いませんでした。それでもこのデッキでなければここまで駆け上がることは出来なかった。この選択に後悔はしていません。
ラフレシアデッキは自分のプレイングスタイルとして苦手意識を持っているデッキではありますが、僕の気持ちにはわりかし応えてくれたように思います。貴重な体験が出来ました。ありがとうジガルデラフレシア。
振り返ってみると、プレミアステージに3回挑むも、1勝も出来なかった新潟大会と比べるとそれなりの成績を残せたと思います。メタ読みを大きく外した新潟大会と比べ、愛知大会のメタ読みはわりと当てることが出来ていたようも考えています。
それでも勝てなかったのは相手が自分よりも強かったから、練習量が足りなかったから、運を呼び込むことが出来てもそれを活かすことが出来なかったからなどいくらでも思い付きます。
その時に自分が出来る限りのことをやって勝てなかったのならば仕方がないです。それがその時の実力…極端な言い方をすれば限界だったように考えています。
また、ちょっとした不完全燃焼感を払拭しようと昭和 vs 平成バトルに、今シーズン最もお気に入りデッキであったタコさんジガルデで臨むも、ゲッコウガスターミーに惨敗…
その後、主に2ポイントゲットが目的で参加したい考えていた3on3バトルに、しょうこパパさんファミリーが協力してくださり、そのまま3on3バトルに初参加。普段はサイドイベントには出ずクライマックスステージを観戦している僕ですが、この日は幸か不幸か時間が大分押していたので、1戦だけ楽しむことが出来ました。
そこで使用したデッキはビークインゾロアークドータクンシャワーズガマゲロゲマギアナジラーチホルビーという、何とも欲張りな通称:ビーゾロデッキでした。原案は福島勢のゆっけ君で、構築はカメックスメガバトルで対戦したビークインオオスバメで有名なヤナギブソンさんをリスペクトしたものとなっております。そちらはサイド0-3の圧倒的不利な状況から無事にサイド2,2,2の6枚抜きを達成して勝利。チームでも全員勝利となかなか喜ばしい結果でありました。協力して下さったしょうこパパさんファミリーありがとうございます!
3on3が終わった後は、クライマックスステージでTAMAさんを初めとする、ま・つ父さん、たね○○パパさん、couto君などの勇姿を見届け、愛知大会の上位デッキがオーロットで制圧する様に首を捻り、表彰式後に発表されたチャンピオンズリーグの情報にて開催地に僕の地元である「宮城」の文字を見つけた瞬間、思わず「宮城だー!!」と両手を上げて喜び、閉場後はZEROリアンな皆さまと夕ご飯をご一緒し、そのまま夜行バスに乗って仙台へと帰りました。
ということで、様々な出来事があった愛知大会が終わった直後は、どうやら燃え尽きてしまったようでポケモンカードに触れることすらしませんでした。また、26日に今年もマツコ・デラックスと共に誕生日を迎え、無事に27歳になりましたが今年はこれといったイベントも無く、アニバーサリーフェスタで疲れ切った身体を回復させるための時間に当てていました。
そんな最中、土曜日には東北大学祭、日曜日には仙台バトルスタジアムを控え、金曜日の夜を迎えますが、どうやらメンタルまでは回復していなかったようで「ポケモンカードやりたくない…」みたいな状態に陥ってしまいました。
そういった気持ちがデッキに乗り移ってしまったのか、東北大学祭では愛知大会のクライマックスステージで使用予定だったデッキを握って、まさかの1勝4敗でした…デッキ調整及び選択に手を抜いていなかったのにかつてないほどの惨敗です。引きも展開もことごとく噛み合わず、ボルケニオンの圧倒的なパワーに押し切られたり、オーロットに当たり前のごとくロックを仕掛けられたりして負けるのはまだよかったのですが、それ以外にもまさかMリザードンEXからグレンダイブを連発されたり、キュレムEXからアイスキャリバーを連発されて負ける日が来るとは思いませんでした。こういった大会でここまで負けたのは久しぶりでした。
しかし、そこで良い感じに吹っ切れたのかその後はフリー対戦をひたすら繰り返してトータルで8勝2敗。気が付けばそこには「ポケモンカードが楽しい!」と素直に考えることが出来る、いつもの自分がいました。あまりオカルトじみた言い訳はしたくないのですが、僕にとっては必要な日だったように思います。
お陰様で日曜日に開催した仙台バトルスタジアムはいつも以上に大盛況…そちらは詳しいレポートを先日書き上げたので興味がある方は2つ前の記事を読んで頂けると幸いです。この日は対戦は1度も行いませんでしたが、参加して下さった皆さんのお陰でとても充実した1日を過ごすことが出来ました。まさか運営のためにお絵描きガチ勢になる日が来るとは思いませんでした(笑)
さてさて、有意義な出来事が沢山あった土日を終え、今の僕は明日開催されるみらチャン杯へ参加するために東京に向かっております。今回はバトクロ東京大会ということで運良く参加抽選に当選したので、無事に第一希望の東京大会に参加することが出来ます。ちなみに第二希望はGGCでした。
「何で朗さんは地元のナナホシ杯に出ないの!?」と驚かれた方々が沢山いらっしゃったと思いますが、実はこの計画は各予選開催日が告知された時から始まっていました。その辺りのお話はまた後日にでも改めて書こうと思います。とにかく僕はバトクロ予選は東京大会に出場します。
出るからにはバトクロ本線出場権を勝ち取りたいですね。アニバーサリーフェスタ新潟・愛知大会そして土日の経緯もあって、現在は色々と回復したと思いますので万全な状態で臨むことが出来ます。自分が勝ちに行くための意思を最も体現してくれるであろうデッキも無事に決まりました。あとは今日の夜から久しぶりにあのお決まりパターンをこなしてゆっくりと休み、明日会場へ向かうだけです。
ということで、明日のみらチャン杯へ参加される皆さん、対戦される皆さん、よろしくお願い致します。バトクロ予選東京大会を楽しみましょう!
夜分遅くにこんばんは、朗です。
昨日はポケモンカードゲーム 20thアニバーサリーフェスタ 新潟大会に参加してきました。
前日に下見を行い、初卓の少なさを危惧して朝6時過ぎから並ぶも既に人がいっぱい…ポケモンカードプレイヤーの朝は早いですね。無事初卓に着くことが出来ましたが6:30ぐらいに並ばれた友人が初卓を確保出来ていなかったので、流石にビクッとしました。後から卓数が追加されたようですが、それでもさほど多くなかったので初卓に座りたかったら7:00前に並ぶのが良いのかもしれません。
ということで、早起きメガバトルのレポートでした。ここからはポケモンカードゲーム 20th アニバーサリーバトルのレポートをお伝え致します。
【ファーストステージ 1周目】
使用デッキ「よるのこうしん」
何だかんだで「カリンが出てからも強いだろう」と思っていたデッキです。朝一からぶんぶん回してファーストステージ突破を目指します。
1戦目 × 0-6 オーロットシェイミ
ししゃもさんのお友達で「カジュアル勢です!」と仰っていた方でした。相手が1回マリガンを行いオーロットやレッドカードが見え、更に場に2体ポケモンを並べられて概ね負けを覚悟します。とはいえ、今回のイベントでは背負っているものが特に無かったので「さっさと全力でぶつかってやるだけのことをやり遂げよう」と考え、相手と握手を交わし僕の新潟大会が始まりました。
対戦内容は特に語ることがありません。先攻は取れた物の1ターン目からブン回し後に、2ターン連続でレッドカードが飛んできて機能不全になり、大して抵抗も出来ないままサイレントフィアー連打で僕の場が壊滅しました。
後から聞いたところデッキ内容はこの日ベスト8まで上り詰めたししゃもさんと60枚同じとのこと。デッキ相性はともかくそれは強いわけですわ…
ここですぐさま並び直しましたが負けたことは大して気にしていませんでした。1回負けてからごぼう抜きするのが僕にはよくあるパターンなので30分ほどぼんやりと並びながら、ファーストステージへデッキを変えて再挑戦です。
【ファーストステージ 2周目】
使用デッキ「ボルケニオン」
何となくこれがその場で最も使いたいデッキだったので握りました。先ほど使用したよるのこうしんほどではありませんが、速度とデッキパワーが申し分ないほど強いと考えていたので、そのままGO!
1戦目 ○ 6-0 Mレックウザシェイミフーパサンダース
相手が大事故を起こしたのでボルカニックヒートを連打し、速攻で押し切りました。
2戦目 ○ 6-5 よるのこうしん(ナベさん)
長野のイベントオーガナイザーであるナベさんとの対戦です。対戦卓に座られた時に「朗さんですよね?」と声をかけられわりと驚きます。やはりトレードマークとして黄色いメガネというアイテムは今日も絶好調のようです()
対戦はまさに速攻&高出力同士の正面衝突!こちらは順当に相手のアタッカーを倒していきますが、相手も手を緩めることなくひたすら非EXのボルケニオンを返り討ちに合わせます。ラスト2ターンで闘魂のまわしを身に着けたボルケニオンEXが相手の攻撃が20ダメージ足りずに耐え、最後はNゲーを征しこちらの勝利。常に相手の先を行く強気のプレイングが功を奏しました。
ここでプレミアステージ進出です。さて、問題はここからです。このステージにて最も使用したいデッキをチョイスしてクライマックスステージを目指します。
【プレミアステージ 1周目】
使用デッキ「タコさんジガルデ」
早い話がジガルデEXメレシーBREAKオクタン…通称:タコさんジガルデとして、ナナホシ杯からみらチャン杯など様々な所で使用した変わったデッキタイプです。闘デッキはもちろんのこと、このデッキで勝ち上がりたいという気持ちが強かったので、タコさんジガルデの可能性を信じて握りました。
1戦目 × 0-6 Mレックウザシェイミフーパサンダースカイリュー
Mレックウザデッキとの相性は5分5分だと思っているのですが、相手に2回マリガンを許した上にテッポウオ×2スタートで初っ端から窮地に立たされます。先行を取りサイレントラボを置いてから場を整えにいきますが、なかなか必要なパーツを呼び込めず揃ってくれません。相手は最初のターンからスカイフィールドに張り替えて爆発的な展開を試みて速攻をかけてきます。その上、相手のメインアタッカーであるMレックウザは基本雷エネルギー3枚を身に着け、改造ハンマーによる妨害が効きません!
途中から闘魂のまわしジガルデがひたすら耐えて相手のリソースを全て刈り取り、山札切れを目指すこわいおねえさんによる戦法を試みますが、中盤に使用された時のパズルで全てを台無しにされます。こわいおねえさんを炸裂させても、青いパラレルシティを相手に向けても、時のパズルを活用しながらこちらの妨害アクションを交わしてきます。
最後はリソースを完全にカットできずにオカルトマニアを打たれてメレシーBREAKがエメラルドブレイクで吹き飛ばされて敗北。僕の完敗でした。時のパズル構築のMレックウザは昨年末に使用していましたが、僕のような妨害の型を取るデッキには回答を作りやすいので強いですね。勉強不足でした。
ちなみにこの方はそのままクライマックスステージへ進出し、ベスト8まで上り詰めました。Mレックウザを使用されたプレイヤーは新潟大会に沢山いらっしゃいましたが、クライマックスステージまで勝ち残ったのは彼だけでした。現環境のデッキ選択の難しさを思い知らされますね…
気持ちを切り替えてファーストステージから再挑戦!そこまで待たずに対戦卓に着くことが出来ました。
【ファーストステージ 3周目】
使用デッキ「Mレックウザ」
現環境トップクラスの早さとパワーを兼ね揃えたデッキなので、思い切って僕も使うことにしました。今大会では何だかんだで使いたいデッキをチョイスしていましたね。
1戦目 ○ 6-2 ゲッコウガオクタン
後攻を取るも、初っ端からデッキがブン周りMレックウザがエメラルドブレイクを連発させる体制を整えます。相手は何度もNを打ち手札を流してきますが、3ターン連続でオカルトマニアを使用することに成功し、リードを広げます。しかし、ジャッジマンという良識のあるサポートを使用された直後にはオカルトマニアを呼び込むことが出来ず、相手の展開を許してしまいサイレントラボも置かれ、そのままかげぬいでMレックウザが気絶してしまいます。
返しのターンでセットアップを使わずに(そもそも使えない)シェイミEXを場に起き、プラターヌ博士を使用したらパーツが揃ったので、そのまま後続のMレックウザがエメラルドブレイクを打ち、ゲッコウガを吹き飛ばして勝利です。対戦相手曰く「魔剤係数がありえん高い試合」でした。
2戦目 ○ 1-0 オーロットMフーディン
オーロットを踏んだのは良いんですが、初手がシェイミEX、シェイミEX、スカイフィールド×2、レックウザソウルリンク、オカルトマニア、ダブル無色エネルギーでどうしろと…トップ解決も出来ないまま、ひたすらスカイリターンを打っていました。しかも、相手から打たれたNでほぼ同じ手札が戻ってくるなど…何て日だ!
相手は僕の場にいるシェイミを倒そうとスプーンを曲げたりサイレントフィアーを試みますが、常に手札に逃げ続けては30ダメージを乗せ続けるシェイミをなかなか仕留められません…そのままリソースを使い過ぎたようで、気が付けば残りの山札がわずかに…ん?バトルサーチャーがトラッシュに4枚あるぞ?
フラダリで相手の場にいたフーディンEXを縛り、相手の山札が残り2枚、手札が4枚であることを確認し、バトルサーチャーでNを手札に加え、そのままライブラリアウトで勝利しました。冗談抜きでこのやり方で勝てるとは思っていなかったのでビックリです。
再びプレミアステージの舞台に戻ってきます…が、プレミアステージで対戦するまでには25分ほどかかったと思います。何でこんなところで待たされなきゃいけないんだろうと思いつつも「この場に辿り着くまで2度負けた自分が悪い」と自分に言い聞かせダラダラと対戦の時を待ちます。この形式ならば、中盤からプレミアステージの進出者数が多くなることはわかりきっていたことなので名古屋大会ではどうか改善してほしいですね。
やっと訪れた対戦の機会ですが何となくボルケニオンを再び使用したくなったので、また握ることにしました。
【プレミアステージ 2周目】
使用デッキ「ボルケニオン」
1戦目 × 6-3 Mレックウザシェイミフーパジラーチマギアナ
プレミアステージ2周目2戦目に行ったパワー対決の再来です。ボルケニオンはMレックウザに不利との声も聞きますが、僕はそこまでではないと思っています。体感としては五分五分程度です。つまり、「どちらかの手が1度でも止まればそのまま負ける」ぐらいの気持ちでぶつかりました。
上記の想定通り、互いに割けるだけのリソースを駆使して、あの手この手で大ダメージを出し合う戦いになりました。しかしながら、僕はサイドカードにエネルギー回収が2枚も落ちてしまい、さらに中盤に相手から打たれたNが刺さり、エネルギーを呼び込めず打点不足に悩まされます。
相手が終盤にプラターヌ博士で色々な物を思い切ってぶった切りながらエメラルドブレイクで闘魂のまわしを巻いたボルケニオンEXを吹き飛ばしたり、ラストターンで詰めのオカルトマニアを打たれて負けを確信します。そのまま、打点不足のボルカニックヒートを打つも相手の本丸を崩せず…そのまま、エメラルドブレイクで僕のボルケニオンEXが吹き飛ばされてゲームセット。とても熱い試合で楽しめました!!
この時点でクライマックスステージ進出者が規定人数に達していないとのことだったので再度チャレンジ!デッキはそのまま今が熱いボルケニオンで突撃です!
【ファーストステージ 4周目】
1戦目 ○ 6-0 ボルケニオンオクタンスターミー
ミラーマッチとなりますが、相手は様々なサポートポケモンを搭載したタイプのボルケニオンデッキでした。こちらはあまり小細工をしていないので、後攻1ターン目から鍛冶屋を決めながらボルカニックヒートを打ちに行くなど強気の攻めを見せます。そのまま、勢いに乗り、4ターンでサイドカードを6枚取り、速攻で勝利しました。
2戦目 ○ 6-2 イベルタルルギアダストダス
お子さんの付き合いで参加したお母さんプレイヤーのでした。ダストダスにどうぐを貼って相手を止めながら、イベルタルとルギアで相手を圧倒していく解りやすくも強力なコンセプトデッキが僕の前に立ちはだかります。
とはいえ、あまり使い慣れていないような場面もあり、ダストダスにかるいしを貼った直後にシェイミを出してセットアップをしようとし「待った」をかける場面がありました。簡単なコンセプトのようでテクニカルな動きをするデッキなので難しいところですね。こちらは順当にパーツを揃えて、相手にとって一番嫌なタイミングでダストダスの道具を剥がし、イベルタルEXにばくねつほうを打ち込んで勝利です。
と、この対戦中にクライマックスステージ進出者が規定人数に達してしまいました。「せめて勝利賞だけでも」と思い、一縷の望みをかけてボルケニオンデッキでこのまま3度目のプレミアステージに突撃です。そこで待っていたのは…
【プレミアステージ 3周目】
1戦目 × 2-6 ガマゲロゲマナフィフリーザーシェイミフーパ
いわゆるWTB(ウォーターツールボックス)と呼ばれている、今年のWCSでも注目されていたデッキタイプですね。ボルケニオンデッキに対してはゲッコウガよりも有利とされています。それで、何でここで踏むんだ…()
相手の初手がフーパスタートにより芳しくなくないことを良いことに、1ターン目から鍛冶屋ボルカニックヒートを打ち込んで1キル勝利を目指しますが1点が足りずに、取り逃してしまいます。そのまま、相手が順当にガマゲロゲにピーピーマックスやエネルギー付け替えで3枚の水エネルギーを付けることに成功し、グレネードハンマーの連射体制が完成。そのままボルケニオンEX、ボルケニオン、ボルケニオン、ボルケニオンEXと4タテされて敗北してしまいました。
何故か最後の最後までボルケニオンEXが2体以上並ばなかったんですよね。デッキ自体も燃え尽きてしまったようです。
ここでプレミアステージを後にすると、ファーストステージの受付が終了しており、僕に新潟大会への挑戦が終わりました。いやー、主に色々なデッキ選択が裏目に出てしまった大会だったように思います。連取不足というよりも、環境を読み間違えてしまいましたね。まさかあんなにオーロットが増えるとは思いませんでした。後半は速度とオーロットのことだけを考えていたら、ボルケニオンぐらいしか自信を持って握れるデッキはありませんでした。まだまだ実力が足りませんね。また、名古屋大会に向けて精進します。
その後はトレードステーションに行ってΔプラスのオオスバメが当たって大喜びし、そのまま羽ばたきながら昭和vs平成バトルに並び、相手のお父さんプレイヤーとコインを投げ合う対戦をして無事に勝利し、既に始まっていたクライマックスステージを観戦しながら色々な人とお話をして、最後の表彰式まで新潟大会を楽しんでいました。
ホールを出てからは当日になかなかお話出来る時間が無かった全国各地のプレイヤーとその日の環境のプチ振り返りを行ったり、レアリティの高いカードを手に入れて狂喜乱舞して後転をしている某カードショップのマスターへのリアクションに困ったりしながら、会場を後にしました。
帰りには万代のバスターミナル上で新潟のB級グルメ「みかづきのイタリアン」を堪能。今回の遠征でも色々な物を食べては飲んでばかりでした。ただ、その後はバスの待合室で疲れがどっと来てしまったようで、バスの出発時間までずっと寝ていました。当然、バスの中でもぐっすり…バスに乗って30分ぐらいは起きていたと思いますが、あっという間に仙台に到着していました。
結果的には悔しい思いばかりが残ってしまった新潟大会でしたが、ポケモンカード20周年というイベント、このシーズンでしか味わえない特有の真剣勝負の雰囲気、新潟のご当地グルメなどなど、精一杯楽しむことが出来たので、今回も楽しい遠征となりました。
当日お世話になった沢山の方々、対戦して下さった方々、本当にありがとうございました!また、名古屋大会でお会いしましょう!
昨日はポケモンカードゲーム 20thアニバーサリーフェスタ 新潟大会に参加してきました。
前日に下見を行い、初卓の少なさを危惧して朝6時過ぎから並ぶも既に人がいっぱい…ポケモンカードプレイヤーの朝は早いですね。無事初卓に着くことが出来ましたが6:30ぐらいに並ばれた友人が初卓を確保出来ていなかったので、流石にビクッとしました。後から卓数が追加されたようですが、それでもさほど多くなかったので初卓に座りたかったら7:00前に並ぶのが良いのかもしれません。
ということで、早起きメガバトルのレポートでした。ここからはポケモンカードゲーム 20th アニバーサリーバトルのレポートをお伝え致します。
【ファーストステージ 1周目】
使用デッキ「よるのこうしん」
何だかんだで「カリンが出てからも強いだろう」と思っていたデッキです。朝一からぶんぶん回してファーストステージ突破を目指します。
1戦目 × 0-6 オーロットシェイミ
ししゃもさんのお友達で「カジュアル勢です!」と仰っていた方でした。相手が1回マリガンを行いオーロットやレッドカードが見え、更に場に2体ポケモンを並べられて概ね負けを覚悟します。とはいえ、今回のイベントでは背負っているものが特に無かったので「さっさと全力でぶつかってやるだけのことをやり遂げよう」と考え、相手と握手を交わし僕の新潟大会が始まりました。
対戦内容は特に語ることがありません。先攻は取れた物の1ターン目からブン回し後に、2ターン連続でレッドカードが飛んできて機能不全になり、大して抵抗も出来ないままサイレントフィアー連打で僕の場が壊滅しました。
後から聞いたところデッキ内容はこの日ベスト8まで上り詰めたししゃもさんと60枚同じとのこと。デッキ相性はともかくそれは強いわけですわ…
ここですぐさま並び直しましたが負けたことは大して気にしていませんでした。1回負けてからごぼう抜きするのが僕にはよくあるパターンなので30分ほどぼんやりと並びながら、ファーストステージへデッキを変えて再挑戦です。
【ファーストステージ 2周目】
使用デッキ「ボルケニオン」
何となくこれがその場で最も使いたいデッキだったので握りました。先ほど使用したよるのこうしんほどではありませんが、速度とデッキパワーが申し分ないほど強いと考えていたので、そのままGO!
1戦目 ○ 6-0 Mレックウザシェイミフーパサンダース
相手が大事故を起こしたのでボルカニックヒートを連打し、速攻で押し切りました。
2戦目 ○ 6-5 よるのこうしん(ナベさん)
長野のイベントオーガナイザーであるナベさんとの対戦です。対戦卓に座られた時に「朗さんですよね?」と声をかけられわりと驚きます。やはりトレードマークとして黄色いメガネというアイテムは今日も絶好調のようです()
対戦はまさに速攻&高出力同士の正面衝突!こちらは順当に相手のアタッカーを倒していきますが、相手も手を緩めることなくひたすら非EXのボルケニオンを返り討ちに合わせます。ラスト2ターンで闘魂のまわしを身に着けたボルケニオンEXが相手の攻撃が20ダメージ足りずに耐え、最後はNゲーを征しこちらの勝利。常に相手の先を行く強気のプレイングが功を奏しました。
ここでプレミアステージ進出です。さて、問題はここからです。このステージにて最も使用したいデッキをチョイスしてクライマックスステージを目指します。
【プレミアステージ 1周目】
使用デッキ「タコさんジガルデ」
早い話がジガルデEXメレシーBREAKオクタン…通称:タコさんジガルデとして、ナナホシ杯からみらチャン杯など様々な所で使用した変わったデッキタイプです。闘デッキはもちろんのこと、このデッキで勝ち上がりたいという気持ちが強かったので、タコさんジガルデの可能性を信じて握りました。
1戦目 × 0-6 Mレックウザシェイミフーパサンダースカイリュー
Mレックウザデッキとの相性は5分5分だと思っているのですが、相手に2回マリガンを許した上にテッポウオ×2スタートで初っ端から窮地に立たされます。先行を取りサイレントラボを置いてから場を整えにいきますが、なかなか必要なパーツを呼び込めず揃ってくれません。相手は最初のターンからスカイフィールドに張り替えて爆発的な展開を試みて速攻をかけてきます。その上、相手のメインアタッカーであるMレックウザは基本雷エネルギー3枚を身に着け、改造ハンマーによる妨害が効きません!
途中から闘魂のまわしジガルデがひたすら耐えて相手のリソースを全て刈り取り、山札切れを目指すこわいおねえさんによる戦法を試みますが、中盤に使用された時のパズルで全てを台無しにされます。こわいおねえさんを炸裂させても、青いパラレルシティを相手に向けても、時のパズルを活用しながらこちらの妨害アクションを交わしてきます。
最後はリソースを完全にカットできずにオカルトマニアを打たれてメレシーBREAKがエメラルドブレイクで吹き飛ばされて敗北。僕の完敗でした。時のパズル構築のMレックウザは昨年末に使用していましたが、僕のような妨害の型を取るデッキには回答を作りやすいので強いですね。勉強不足でした。
ちなみにこの方はそのままクライマックスステージへ進出し、ベスト8まで上り詰めました。Mレックウザを使用されたプレイヤーは新潟大会に沢山いらっしゃいましたが、クライマックスステージまで勝ち残ったのは彼だけでした。現環境のデッキ選択の難しさを思い知らされますね…
気持ちを切り替えてファーストステージから再挑戦!そこまで待たずに対戦卓に着くことが出来ました。
【ファーストステージ 3周目】
使用デッキ「Mレックウザ」
現環境トップクラスの早さとパワーを兼ね揃えたデッキなので、思い切って僕も使うことにしました。今大会では何だかんだで使いたいデッキをチョイスしていましたね。
1戦目 ○ 6-2 ゲッコウガオクタン
後攻を取るも、初っ端からデッキがブン周りMレックウザがエメラルドブレイクを連発させる体制を整えます。相手は何度もNを打ち手札を流してきますが、3ターン連続でオカルトマニアを使用することに成功し、リードを広げます。しかし、ジャッジマンという良識のあるサポートを使用された直後にはオカルトマニアを呼び込むことが出来ず、相手の展開を許してしまいサイレントラボも置かれ、そのままかげぬいでMレックウザが気絶してしまいます。
返しのターンでセットアップを使わずに(そもそも使えない)シェイミEXを場に起き、プラターヌ博士を使用したらパーツが揃ったので、そのまま後続のMレックウザがエメラルドブレイクを打ち、ゲッコウガを吹き飛ばして勝利です。対戦相手曰く「魔剤係数がありえん高い試合」でした。
2戦目 ○ 1-0 オーロットMフーディン
オーロットを踏んだのは良いんですが、初手がシェイミEX、シェイミEX、スカイフィールド×2、レックウザソウルリンク、オカルトマニア、ダブル無色エネルギーでどうしろと…トップ解決も出来ないまま、ひたすらスカイリターンを打っていました。しかも、相手から打たれたNでほぼ同じ手札が戻ってくるなど…何て日だ!
相手は僕の場にいるシェイミを倒そうとスプーンを曲げたりサイレントフィアーを試みますが、常に手札に逃げ続けては30ダメージを乗せ続けるシェイミをなかなか仕留められません…そのままリソースを使い過ぎたようで、気が付けば残りの山札がわずかに…ん?バトルサーチャーがトラッシュに4枚あるぞ?
フラダリで相手の場にいたフーディンEXを縛り、相手の山札が残り2枚、手札が4枚であることを確認し、バトルサーチャーでNを手札に加え、そのままライブラリアウトで勝利しました。冗談抜きでこのやり方で勝てるとは思っていなかったのでビックリです。
再びプレミアステージの舞台に戻ってきます…が、プレミアステージで対戦するまでには25分ほどかかったと思います。何でこんなところで待たされなきゃいけないんだろうと思いつつも「この場に辿り着くまで2度負けた自分が悪い」と自分に言い聞かせダラダラと対戦の時を待ちます。この形式ならば、中盤からプレミアステージの進出者数が多くなることはわかりきっていたことなので名古屋大会ではどうか改善してほしいですね。
やっと訪れた対戦の機会ですが何となくボルケニオンを再び使用したくなったので、また握ることにしました。
【プレミアステージ 2周目】
使用デッキ「ボルケニオン」
1戦目 × 6-3 Mレックウザシェイミフーパジラーチマギアナ
プレミアステージ2周目2戦目に行ったパワー対決の再来です。ボルケニオンはMレックウザに不利との声も聞きますが、僕はそこまでではないと思っています。体感としては五分五分程度です。つまり、「どちらかの手が1度でも止まればそのまま負ける」ぐらいの気持ちでぶつかりました。
上記の想定通り、互いに割けるだけのリソースを駆使して、あの手この手で大ダメージを出し合う戦いになりました。しかしながら、僕はサイドカードにエネルギー回収が2枚も落ちてしまい、さらに中盤に相手から打たれたNが刺さり、エネルギーを呼び込めず打点不足に悩まされます。
相手が終盤にプラターヌ博士で色々な物を思い切ってぶった切りながらエメラルドブレイクで闘魂のまわしを巻いたボルケニオンEXを吹き飛ばしたり、ラストターンで詰めのオカルトマニアを打たれて負けを確信します。そのまま、打点不足のボルカニックヒートを打つも相手の本丸を崩せず…そのまま、エメラルドブレイクで僕のボルケニオンEXが吹き飛ばされてゲームセット。とても熱い試合で楽しめました!!
この時点でクライマックスステージ進出者が規定人数に達していないとのことだったので再度チャレンジ!デッキはそのまま今が熱いボルケニオンで突撃です!
【ファーストステージ 4周目】
1戦目 ○ 6-0 ボルケニオンオクタンスターミー
ミラーマッチとなりますが、相手は様々なサポートポケモンを搭載したタイプのボルケニオンデッキでした。こちらはあまり小細工をしていないので、後攻1ターン目から鍛冶屋を決めながらボルカニックヒートを打ちに行くなど強気の攻めを見せます。そのまま、勢いに乗り、4ターンでサイドカードを6枚取り、速攻で勝利しました。
2戦目 ○ 6-2 イベルタルルギアダストダス
お子さんの付き合いで参加したお母さんプレイヤーのでした。ダストダスにどうぐを貼って相手を止めながら、イベルタルとルギアで相手を圧倒していく解りやすくも強力なコンセプトデッキが僕の前に立ちはだかります。
とはいえ、あまり使い慣れていないような場面もあり、ダストダスにかるいしを貼った直後にシェイミを出してセットアップをしようとし「待った」をかける場面がありました。簡単なコンセプトのようでテクニカルな動きをするデッキなので難しいところですね。こちらは順当にパーツを揃えて、相手にとって一番嫌なタイミングでダストダスの道具を剥がし、イベルタルEXにばくねつほうを打ち込んで勝利です。
と、この対戦中にクライマックスステージ進出者が規定人数に達してしまいました。「せめて勝利賞だけでも」と思い、一縷の望みをかけてボルケニオンデッキでこのまま3度目のプレミアステージに突撃です。そこで待っていたのは…
【プレミアステージ 3周目】
1戦目 × 2-6 ガマゲロゲマナフィフリーザーシェイミフーパ
いわゆるWTB(ウォーターツールボックス)と呼ばれている、今年のWCSでも注目されていたデッキタイプですね。ボルケニオンデッキに対してはゲッコウガよりも有利とされています。それで、何でここで踏むんだ…()
相手の初手がフーパスタートにより芳しくなくないことを良いことに、1ターン目から鍛冶屋ボルカニックヒートを打ち込んで1キル勝利を目指しますが1点が足りずに、取り逃してしまいます。そのまま、相手が順当にガマゲロゲにピーピーマックスやエネルギー付け替えで3枚の水エネルギーを付けることに成功し、グレネードハンマーの連射体制が完成。そのままボルケニオンEX、ボルケニオン、ボルケニオン、ボルケニオンEXと4タテされて敗北してしまいました。
何故か最後の最後までボルケニオンEXが2体以上並ばなかったんですよね。デッキ自体も燃え尽きてしまったようです。
ここでプレミアステージを後にすると、ファーストステージの受付が終了しており、僕に新潟大会への挑戦が終わりました。いやー、主に色々なデッキ選択が裏目に出てしまった大会だったように思います。連取不足というよりも、環境を読み間違えてしまいましたね。まさかあんなにオーロットが増えるとは思いませんでした。後半は速度とオーロットのことだけを考えていたら、ボルケニオンぐらいしか自信を持って握れるデッキはありませんでした。まだまだ実力が足りませんね。また、名古屋大会に向けて精進します。
その後はトレードステーションに行ってΔプラスのオオスバメが当たって大喜びし、そのまま羽ばたきながら昭和vs平成バトルに並び、相手のお父さんプレイヤーとコインを投げ合う対戦をして無事に勝利し、既に始まっていたクライマックスステージを観戦しながら色々な人とお話をして、最後の表彰式まで新潟大会を楽しんでいました。
ホールを出てからは当日になかなかお話出来る時間が無かった全国各地のプレイヤーとその日の環境のプチ振り返りを行ったり、レアリティの高いカードを手に入れて狂喜乱舞して後転をしている某カードショップのマスターへのリアクションに困ったりしながら、会場を後にしました。
帰りには万代のバスターミナル上で新潟のB級グルメ「みかづきのイタリアン」を堪能。今回の遠征でも色々な物を食べては飲んでばかりでした。ただ、その後はバスの待合室で疲れがどっと来てしまったようで、バスの出発時間までずっと寝ていました。当然、バスの中でもぐっすり…バスに乗って30分ぐらいは起きていたと思いますが、あっという間に仙台に到着していました。
結果的には悔しい思いばかりが残ってしまった新潟大会でしたが、ポケモンカード20周年というイベント、このシーズンでしか味わえない特有の真剣勝負の雰囲気、新潟のご当地グルメなどなど、精一杯楽しむことが出来たので、今回も楽しい遠征となりました。
当日お世話になった沢山の方々、対戦して下さった方々、本当にありがとうございました!また、名古屋大会でお会いしましょう!
#214 第46回 みらチャン杯に惨敗する
2016年9月19日 イベントレポートこんばんは、朗です。
昨日はナナホシ杯に参加して来たはずなんですが、帰りに仙台から南へ向かおうと思いきや勢い余って東京まで来てしまいました。電車を乗り違えてしまったようです。
実は来週に行われる第2回 彩の国ブイズカップに参加する予定で計画を立てていたのですが、同日に自身が主催する公認自主イベント:仙台バトルスタジアム Septemberと丸かぶりしてしまったので、今回は抑えきれない対戦欲に任せてみらチャン杯に参加してきました。
会場に着くと「あれ?昨日、ナナホシ杯に出てませんでした?」、「おっ!今日も相変わらず(メガネが)黄色いね…って、あれ?」などの声をかけられ概ね期待通りの反応をして頂けて嬉しかったです。
ということで、帰りのバスの時間まであと3時間ぐらい暇をしているので今日のレポートを書いてみようと思います。コンセントとWi-Fiを無料で使わせてくれる池袋のマクドナルドに感謝。スマホからの投稿なのでやや読みにくいかもしれませんがご了承下さい。
使用デッキ「ジガルデEXメレシーBREAKオクタン」
当初は別のデッキを使用する予定でしたが、前日のナナホシ杯で確かな手応えを感じたのでみらチャン杯でも通じるのかを試してみるべく続投することに。尚、構築はナナホシ杯のものとは数枚変えています。
1戦目 × 2-5 龍MレックウザEXレシラムサザンドラEXギラティナEX(さこパパさん)
初めてみらチャン杯へ参加した時に対戦して早3年。未だにマッチアップ的な意味でご縁があるさこパパさんとの対戦です。
何を思ったのか「あぁ、ここはみらチャンなんだな!」と当たり前のことを再認識し気合を入れて臨みますが、初っ端から3ターンサポートを引かない大事故発生。エネルギーを素引きでギラティナEXを倒すも、後続を止めることが出来ずそのままガリョウテンセイと3回言われて敗北。ダブルドラゴンエネルギーを1枚剥がすだけが精一杯でした。
2戦目 ○ 6-3 ラフレシアツールボックス(ロジュニさん)
じゃんけんに負け、相手は先行でラフレシアを立てることに成功します。そのまま同時進行で育ったオーロットEXにジガルデEXとテッポウオを狙われ、サイドを3枚ほど持っていかれます。
ふと、途中から「もしかしてこのデッキはメレシーを突破する手段が無いのでは?」と考え、ひたすらパワージェムと言っていたらオーロットEXが倒れ、そのまま後続のサンダースEXが出てきたタイミングでオカルトマニアを打ち、そのまま闘魂のまわしを巻いたら、そのメレシー君が最後まで頑張ってくれたため、サイドカードを取りきって勝ちました。こればかりは正直、ラッキーだったなと。
3戦目 ○ 6-3 イベルタルEXイベルタルゾロアークBREAK(そうめんさん)
序盤に相手がイベルタル(フライトナイト)を多用し攻めてきますが、磁気嵐を引けたのでひたすらセルストームを繰り返しながら相手のイベルタルを2ヒットで倒していきます。
中盤からこわいおねえさんを数回打ったら相手の手札からバトルサーチャーやダブル無色エネルギーがトラッシュされていき、心を折ることに成功しました。そのまま押し切り勝ちです。
4戦目 ○ 6-2 よるのこうしんラグラージルギアEX(しゅんしゅんパパさん)
公式イベントなど色々な場所でお話をするも、対戦をするのはこれが初めて。前の対戦で隣同士だったので、お互いに使用しているデッキタイプは把握しています。
序盤から立ち上がりが微妙な相手に対し、要所要所でこわいおねえさんを数回打って相手のリソースをひたすらカットしていき、そのまま相手のパーツが中途半端な状態を維持したまま、相手の場をセルストームで壊滅させました。久しぶりにアオギリの切り札でラグラージを立てる様を直に見れたので、トリッキーな動きがとても面白かったですね。
5戦目 ○ 2-0 ゲッコウガBREAKオクタン(PAS君)
何気に初対戦…肝心な場面での対戦だったため試合開始前から冷や汗が止まりませんでした()
ただ、対戦内容としては、相手がNを2回繰り返し打ってもケロマツが2体しか並ばず、あわも不発に終わり、だいちのこどうを2回響かせたのみ…
流石にこのままで終わってしまうと不完全燃焼感が拭えないので、直後にフリー対戦を申し込み、その際に行なったゲームはサイド4-0から見事に捲られて負けてしまいました。1勝1敗なので次は公式戦…ですかね!
6戦目 × 2-6 ボルケニオンEXボルケニオン(wakaさん)
初戦を落としているのでここで勝たないと決勝トーナメントにはオポーネント的な意味で進出出来ません。お互いにひたすら抵抗飛行でじわじわと上位卓に上がってきたWAKAさん。お昼ご飯をご一緒した時に「多分、そろそろ当たるよね?」と話していたのですが、運命からは抗えず最後の最後に当たってしまいました。
対戦内容はというと、先行1ターン目のNからエネルギーやら何やら全てを流されてしまい、要所で打った妨害ソースもほぼ毎回のように避けられ、ひたすら高打点の繰り出され、そのまま押し切りの負けでした。
ボルケニオンデッキはそれなりに意識していたのですが、構築の時点で対処のやり方がやや甘かったように思います。それにしても、wakaさんによる攻め時と待ち時のプレイングの使い分けが本当にお見事でした。完敗です。そして、準優勝おめでとうございます!
4勝2敗 オポーネントにより予選敗退(順位不明)
事故負け然り、プレイングの差然り、デッキ選択及び構築然り、これが今の実力なのだなと思い知らされました。予選結果発表が終わった後は、ここ2日間の疲れがどっと来たようでしばらく休んでいました。流石にドーピング(エナジードリンク)が切れてしまったようです(笑)
実は1年前の9月にもみらチャン杯には参加しているのですが、その時も4勝2敗だったはず…この1年でどれくらい成長出来たのかなと考えもしましたが、そこまで大したことはありませんでした。せめて予選は抜けたかったですね。いやぁ、素直に悔しい。
急な思い付きでここ2日間愛用したデッキである「ジガルデEXメレシーBREAKオクタン」ですが、草デッキにさえ当たらなければそれなりの位置には居座れるんじゃないかなと感じました。しかしながら、ナナホシ杯とは違いみらチャン杯では至るところでメガヤンマやビークインが使用されていて、マッチアップの度にずっとビクビクしていました。これじゃいけませんね。また新しい構築やらデッキタイプを考えてみようと思います。
それと、休憩時間にみらチャン運営の方々から素敵なサプライを頂いてしまいました。こちらは自身が主催するイベントで使用する予定です。この場にて改めて御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
とりあえず、今回のレポートはこんなところでしょうか。またいつかみらチャン杯に参加する時には、今以上の実力を身に付けて成果を残したいですね。またふらっと現れます。
みらチャン杯を運営して下さった皆さん、参加された皆さんお疲れ様でした。そして、お疲れ様でした。
またどこかでお会いしましょう!
昨日はナナホシ杯に参加して来たはずなんですが、帰りに仙台から南へ向かおうと思いきや勢い余って東京まで来てしまいました。電車を乗り違えてしまったようです。
実は来週に行われる第2回 彩の国ブイズカップに参加する予定で計画を立てていたのですが、同日に自身が主催する公認自主イベント:仙台バトルスタジアム Septemberと丸かぶりしてしまったので、今回は抑えきれない対戦欲に任せてみらチャン杯に参加してきました。
会場に着くと「あれ?昨日、ナナホシ杯に出てませんでした?」、「おっ!今日も相変わらず(メガネが)黄色いね…って、あれ?」などの声をかけられ概ね期待通りの反応をして頂けて嬉しかったです。
ということで、帰りのバスの時間まであと3時間ぐらい暇をしているので今日のレポートを書いてみようと思います。コンセントとWi-Fiを無料で使わせてくれる池袋のマクドナルドに感謝。スマホからの投稿なのでやや読みにくいかもしれませんがご了承下さい。
使用デッキ「ジガルデEXメレシーBREAKオクタン」
当初は別のデッキを使用する予定でしたが、前日のナナホシ杯で確かな手応えを感じたのでみらチャン杯でも通じるのかを試してみるべく続投することに。尚、構築はナナホシ杯のものとは数枚変えています。
1戦目 × 2-5 龍MレックウザEXレシラムサザンドラEXギラティナEX(さこパパさん)
初めてみらチャン杯へ参加した時に対戦して早3年。未だにマッチアップ的な意味でご縁があるさこパパさんとの対戦です。
何を思ったのか「あぁ、ここはみらチャンなんだな!」と当たり前のことを再認識し気合を入れて臨みますが、初っ端から3ターンサポートを引かない大事故発生。エネルギーを素引きでギラティナEXを倒すも、後続を止めることが出来ずそのままガリョウテンセイと3回言われて敗北。ダブルドラゴンエネルギーを1枚剥がすだけが精一杯でした。
2戦目 ○ 6-3 ラフレシアツールボックス(ロジュニさん)
じゃんけんに負け、相手は先行でラフレシアを立てることに成功します。そのまま同時進行で育ったオーロットEXにジガルデEXとテッポウオを狙われ、サイドを3枚ほど持っていかれます。
ふと、途中から「もしかしてこのデッキはメレシーを突破する手段が無いのでは?」と考え、ひたすらパワージェムと言っていたらオーロットEXが倒れ、そのまま後続のサンダースEXが出てきたタイミングでオカルトマニアを打ち、そのまま闘魂のまわしを巻いたら、そのメレシー君が最後まで頑張ってくれたため、サイドカードを取りきって勝ちました。こればかりは正直、ラッキーだったなと。
3戦目 ○ 6-3 イベルタルEXイベルタルゾロアークBREAK(そうめんさん)
序盤に相手がイベルタル(フライトナイト)を多用し攻めてきますが、磁気嵐を引けたのでひたすらセルストームを繰り返しながら相手のイベルタルを2ヒットで倒していきます。
中盤からこわいおねえさんを数回打ったら相手の手札からバトルサーチャーやダブル無色エネルギーがトラッシュされていき、心を折ることに成功しました。そのまま押し切り勝ちです。
4戦目 ○ 6-2 よるのこうしんラグラージルギアEX(しゅんしゅんパパさん)
公式イベントなど色々な場所でお話をするも、対戦をするのはこれが初めて。前の対戦で隣同士だったので、お互いに使用しているデッキタイプは把握しています。
序盤から立ち上がりが微妙な相手に対し、要所要所でこわいおねえさんを数回打って相手のリソースをひたすらカットしていき、そのまま相手のパーツが中途半端な状態を維持したまま、相手の場をセルストームで壊滅させました。久しぶりにアオギリの切り札でラグラージを立てる様を直に見れたので、トリッキーな動きがとても面白かったですね。
5戦目 ○ 2-0 ゲッコウガBREAKオクタン(PAS君)
何気に初対戦…肝心な場面での対戦だったため試合開始前から冷や汗が止まりませんでした()
ただ、対戦内容としては、相手がNを2回繰り返し打ってもケロマツが2体しか並ばず、あわも不発に終わり、だいちのこどうを2回響かせたのみ…
流石にこのままで終わってしまうと不完全燃焼感が拭えないので、直後にフリー対戦を申し込み、その際に行なったゲームはサイド4-0から見事に捲られて負けてしまいました。1勝1敗なので次は公式戦…ですかね!
6戦目 × 2-6 ボルケニオンEXボルケニオン(wakaさん)
初戦を落としているのでここで勝たないと決勝トーナメントにはオポーネント的な意味で進出出来ません。お互いにひたすら抵抗飛行でじわじわと上位卓に上がってきたWAKAさん。お昼ご飯をご一緒した時に「多分、そろそろ当たるよね?」と話していたのですが、運命からは抗えず最後の最後に当たってしまいました。
対戦内容はというと、先行1ターン目のNからエネルギーやら何やら全てを流されてしまい、要所で打った妨害ソースもほぼ毎回のように避けられ、ひたすら高打点の繰り出され、そのまま押し切りの負けでした。
ボルケニオンデッキはそれなりに意識していたのですが、構築の時点で対処のやり方がやや甘かったように思います。それにしても、wakaさんによる攻め時と待ち時のプレイングの使い分けが本当にお見事でした。完敗です。そして、準優勝おめでとうございます!
4勝2敗 オポーネントにより予選敗退(順位不明)
事故負け然り、プレイングの差然り、デッキ選択及び構築然り、これが今の実力なのだなと思い知らされました。予選結果発表が終わった後は、ここ2日間の疲れがどっと来たようでしばらく休んでいました。流石にドーピング(エナジードリンク)が切れてしまったようです(笑)
実は1年前の9月にもみらチャン杯には参加しているのですが、その時も4勝2敗だったはず…この1年でどれくらい成長出来たのかなと考えもしましたが、そこまで大したことはありませんでした。せめて予選は抜けたかったですね。いやぁ、素直に悔しい。
急な思い付きでここ2日間愛用したデッキである「ジガルデEXメレシーBREAKオクタン」ですが、草デッキにさえ当たらなければそれなりの位置には居座れるんじゃないかなと感じました。しかしながら、ナナホシ杯とは違いみらチャン杯では至るところでメガヤンマやビークインが使用されていて、マッチアップの度にずっとビクビクしていました。これじゃいけませんね。また新しい構築やらデッキタイプを考えてみようと思います。
それと、休憩時間にみらチャン運営の方々から素敵なサプライを頂いてしまいました。こちらは自身が主催するイベントで使用する予定です。この場にて改めて御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
とりあえず、今回のレポートはこんなところでしょうか。またいつかみらチャン杯に参加する時には、今以上の実力を身に付けて成果を残したいですね。またふらっと現れます。
みらチャン杯を運営して下さった皆さん、参加された皆さんお疲れ様でした。そして、お疲れ様でした。
またどこかでお会いしましょう!
#213 第16回 七夜の願い星カップ(ナナホシ杯)に3位入賞する
2016年9月18日 イベントレポート
夜分遅くにこんばんは、朗です。
本日は以前からDNでも宣言していた第16回 七夜の願い星カップ(通称:ナナホシ杯)に参加してきました。
一応、前大会優勝者ということもあって2連覇を目指そうと、普段のジムバトルは元より先週末に参加したうんざり会辺りから色々と練習らしきことをしていました。
うんざり会に関してはそこまで狙っていたわけではないのですが、久しぶりに最多勝を獲得出来たのでその勢いに乗ろうと、2連覇を目指すための調整に身が入っていたと思います。
その結果、うんざり会の帰りにイオリン君親子の車で話題に上がった闘デッキが候補に…土曜日はジムバトルには参加出来なかったので、ぶっつけ本番でそのデッキを使用するに至りました。
ちょいと台風が近付いてる影響か頭から体が重くてぐったりしているので、今回のレポートは簡単にまとめます。眠い…
使用デッキ「ジガルデEXメレシーBREAKオクタン」
ガンダムでおなじみジガルデEXが(磁気)嵐の中で輝いているデッキです。この環境でそこそこ戦える茶色デッキはどんな構築だろう?と考えていたところ、アニポケにてうにょうにょした植物にミアレシティが包まれているのを見て、そこからオクタンを採用するヒントを得た得なかったとか。簡単にまとめると殴りながらあの手この手でうにょうにょするデッキです。
《予選》
○ 6-0 MタブンネEXゼルネアスディアンシーEX
最近イメージチェンジをした可愛い女の子がお相手です…が、ひたすらセルストームを繰り返していたら相手の場が吹き飛んでいきました。
○ 6-2 MライボルトEXダストダスソーナンス(フェムトさん)
ナナホシ杯因縁の対決その1。途中でフラッシュエネルギーを挟まれますがちゃんとピンポイントで処理出来たので相性で押し切り。
× 4-6 ゲッコウガBREAKオクタン(ちゃき)
ナナホシ杯因縁の対決その2。ゲッコウガには基本的に有利だと思っていますが、ここでキーパーツのサイド落ちを確認し忘れるプレイングミスが勃発。そのしわ寄せが後半に来ます。後半は山札切れを狙うも、新弾のサポートカード タケシのガッツに心を折られ敗北を喫しました。サンキューガッツ!
○ 6-2 ジガルデEXメレシーBREAKラフレシア(ゴトウ君)
最近めきめきと力をつけている東北期待のジュニアプレイヤー ゴトウ君…前回もあいうえお君をベスト8で下して4位に入賞しましたね。メレシーBREAK同士の殴り合いになるかなと思いきや、相手の場にはメレシーBREAKが出なかったので、ひたすらセルストームを連打し続け、ラストはフラダリシェイミEXグランドフォースで〆。
○ 3-0 ミュウツーEXファイアロー(よしの君)
肝心なところで大事故を起こしました。しかも、5ターンぐらいサポーターが来ない…ジガルデEXスタートだから良かったものの相手も相当な大事故に苛まれます。相手はヤヤコマ単騎でひたすらつつき続けてジガルデEXとメレシーBREAKにトータル160ダメージぐらい与えたんじゃないでしょうか…先にこっちが動けたのでそのまま押し切り勝ち。
4勝1敗 5位で決勝トーナメント進出
《決勝トーナメント》
1回戦 ○ 6-5 ジガルデEXメレシーBREAKラフレシア(ユイト君)
ナナホシ杯というかうんざり会のサイドイベントなど肝心な所で当たる因縁の対決です。前回も準決勝で当たりました。初手がテッポウオスタートで手札がストロングエネルギー×3、レッドカード、こわいおねえさん、バトルコンプレッサーでどうしろと…
ゆっくりと場を整えつつも相手のメレシーBREAKに進撃を許してしまい、サイドを5枚先行されますが、そこからまさかの反撃が成功し、相手のジガルデEX、ジガルデ、メレシーBREAK、シェイミEXを取って勝利。ギャラリーからも驚かれました。自分が1番驚いていました。
準決勝 × 4-6 ゲッコウガBREAKオクタン(ちゃき)
ナナホシ杯因縁の対決その2 リベンジマッチ。今度は1戦目よりも円滑に場を整えられましたが、再戦のためお互いにお互いのデッキを理解している状態でゲームが進んでいきます。
僕は1戦目以上に相手のジラーチの処理に困り、挙げ句の果てにはこの試合で1度もオカルトマニアを打てなかったため、再び敗北をしてしまいました。1番意識をしていたデッキタイプに2度も負けるのは流石に悔しかったですね。
3位決定戦 ○ 4-0 ミュウツーEXファイアロー(よしの君)
予選5戦目と同じよしの君との対戦です。先ほどの対戦ではお互いに事故ってしまったので、このデッキの本質が全く解っていない状態での再戦でした。
相手はファイアロースタートからじわじわとクラッシュハンマーやフレア団のしたっぱなどでエネルギーを剥がしながら、エアロブリッツで場を整えてきます…その傍らで貼られる炸裂バルーン…途中で使われるエコアーム…なかなかセルストームを打つ間を作らせてくれません。
ゲーム中盤にバトルサーチャーを1度も使用していなかったことをいいことに、トラッシュにあったクセロシキを連打しながら炸裂バルーンを剥がし続けてダメージを与えることに成功します…が、途中でセルストームの返しにミュウツーEX(CP6)がひたすら「さいせい」を繰り返してきて、「何だこの生き物は…」と自分だけではなくギャラリーも驚き。
何とかグランドフォースで倒せる圏内に持っていくも再度、ファイアローが立ちはだかります。エアロブリッツを打たれてはN、レッドカードを繰り返して打ち、最後は無傷のファイアローに磁気嵐まわしストロンググランドフォースでOHKOで勝利。自身が山札切れで負けてしまう線まであったのでわりと見応えのある試合になりました。
2勝1敗で3位入賞
ということで、2連覇をかけて臨んだ今回のナナホシ杯は3位という結果で終わりました。自身のメタ読みによるデッキ選択は概ね合っていたと思うのですが、肝心な場面で勝てなかったのは単純に練習不足です。この形の闘デッキでもっと実践練習を積むべきでした。
ちなみに今回の入賞をもってナナホシ杯での入賞盾が1位から4位まで全て揃いました。これをナナホシ杯の参加者で揃えることが出来たのはてぃあ君以来だそうです。3位の盾を取るのはある意味1番難しいことだと思っているので、素直に嬉しかったですね。だけど、2連覇したかったなぁ…
さて、あと半月ちょっともすれば20周年アニバーサリーフェスタという公式大会を迎えます。僕は新潟大会、名古屋大会ともに参加しますので、いずれの大会でも自分が掴み取りたい結果を手に入れるまで、引き続き練習を繰り返して臨む所存です。
うんと、書いているうちに段々と眠くなってきてしまいました。多分この日記を書き終えたらそのまま寝落ちします。10月の公認自主イベントの告知もありますが、今日はこの辺で失礼致します。
ナナホシ杯に参加された皆さん、運営して下さった皆さん、ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。
またどこかでお会いしましょう。おやすみなさい。
本日は以前からDNでも宣言していた第16回 七夜の願い星カップ(通称:ナナホシ杯)に参加してきました。
一応、前大会優勝者ということもあって2連覇を目指そうと、普段のジムバトルは元より先週末に参加したうんざり会辺りから色々と練習らしきことをしていました。
うんざり会に関してはそこまで狙っていたわけではないのですが、久しぶりに最多勝を獲得出来たのでその勢いに乗ろうと、2連覇を目指すための調整に身が入っていたと思います。
その結果、うんざり会の帰りにイオリン君親子の車で話題に上がった闘デッキが候補に…土曜日はジムバトルには参加出来なかったので、ぶっつけ本番でそのデッキを使用するに至りました。
ちょいと台風が近付いてる影響か頭から体が重くてぐったりしているので、今回のレポートは簡単にまとめます。眠い…
使用デッキ「ジガルデEXメレシーBREAKオクタン」
《予選》
○ 6-0 MタブンネEXゼルネアスディアンシーEX
最近イメージチェンジをした可愛い女の子がお相手です…が、ひたすらセルストームを繰り返していたら相手の場が吹き飛んでいきました。
○ 6-2 MライボルトEXダストダスソーナンス(フェムトさん)
ナナホシ杯因縁の対決その1。途中でフラッシュエネルギーを挟まれますがちゃんとピンポイントで処理出来たので相性で押し切り。
× 4-6 ゲッコウガBREAKオクタン(ちゃき)
ナナホシ杯因縁の対決その2。ゲッコウガには基本的に有利だと思っていますが、ここでキーパーツのサイド落ちを確認し忘れるプレイングミスが勃発。そのしわ寄せが後半に来ます。後半は山札切れを狙うも、新弾のサポートカード タケシのガッツに心を折られ敗北を喫しました。サンキューガッツ!
○ 6-2 ジガルデEXメレシーBREAKラフレシア(ゴトウ君)
最近めきめきと力をつけている東北期待のジュニアプレイヤー ゴトウ君…前回もあいうえお君をベスト8で下して4位に入賞しましたね。メレシーBREAK同士の殴り合いになるかなと思いきや、相手の場にはメレシーBREAKが出なかったので、ひたすらセルストームを連打し続け、ラストはフラダリシェイミEXグランドフォースで〆。
○ 3-0 ミュウツーEXファイアロー(よしの君)
肝心なところで大事故を起こしました。しかも、5ターンぐらいサポーターが来ない…ジガルデEXスタートだから良かったものの相手も相当な大事故に苛まれます。相手はヤヤコマ単騎でひたすらつつき続けてジガルデEXとメレシーBREAKにトータル160ダメージぐらい与えたんじゃないでしょうか…先にこっちが動けたのでそのまま押し切り勝ち。
4勝1敗 5位で決勝トーナメント進出
《決勝トーナメント》
1回戦 ○ 6-5 ジガルデEXメレシーBREAKラフレシア(ユイト君)
ナナホシ杯というかうんざり会のサイドイベントなど肝心な所で当たる因縁の対決です。前回も準決勝で当たりました。初手がテッポウオスタートで手札がストロングエネルギー×3、レッドカード、こわいおねえさん、バトルコンプレッサーでどうしろと…
ゆっくりと場を整えつつも相手のメレシーBREAKに進撃を許してしまい、サイドを5枚先行されますが、そこからまさかの反撃が成功し、相手のジガルデEX、ジガルデ、メレシーBREAK、シェイミEXを取って勝利。ギャラリーからも驚かれました。自分が1番驚いていました。
準決勝 × 4-6 ゲッコウガBREAKオクタン(ちゃき)
ナナホシ杯因縁の対決その2 リベンジマッチ。今度は1戦目よりも円滑に場を整えられましたが、再戦のためお互いにお互いのデッキを理解している状態でゲームが進んでいきます。
僕は1戦目以上に相手のジラーチの処理に困り、挙げ句の果てにはこの試合で1度もオカルトマニアを打てなかったため、再び敗北をしてしまいました。1番意識をしていたデッキタイプに2度も負けるのは流石に悔しかったですね。
3位決定戦 ○ 4-0 ミュウツーEXファイアロー(よしの君)
予選5戦目と同じよしの君との対戦です。先ほどの対戦ではお互いに事故ってしまったので、このデッキの本質が全く解っていない状態での再戦でした。
相手はファイアロースタートからじわじわとクラッシュハンマーやフレア団のしたっぱなどでエネルギーを剥がしながら、エアロブリッツで場を整えてきます…その傍らで貼られる炸裂バルーン…途中で使われるエコアーム…なかなかセルストームを打つ間を作らせてくれません。
ゲーム中盤にバトルサーチャーを1度も使用していなかったことをいいことに、トラッシュにあったクセロシキを連打しながら炸裂バルーンを剥がし続けてダメージを与えることに成功します…が、途中でセルストームの返しにミュウツーEX(CP6)がひたすら「さいせい」を繰り返してきて、「何だこの生き物は…」と自分だけではなくギャラリーも驚き。
何とかグランドフォースで倒せる圏内に持っていくも再度、ファイアローが立ちはだかります。エアロブリッツを打たれてはN、レッドカードを繰り返して打ち、最後は無傷のファイアローに磁気嵐まわしストロンググランドフォースでOHKOで勝利。自身が山札切れで負けてしまう線まであったのでわりと見応えのある試合になりました。
2勝1敗で3位入賞
ということで、2連覇をかけて臨んだ今回のナナホシ杯は3位という結果で終わりました。自身のメタ読みによるデッキ選択は概ね合っていたと思うのですが、肝心な場面で勝てなかったのは単純に練習不足です。この形の闘デッキでもっと実践練習を積むべきでした。
ちなみに今回の入賞をもってナナホシ杯での入賞盾が1位から4位まで全て揃いました。これをナナホシ杯の参加者で揃えることが出来たのはてぃあ君以来だそうです。3位の盾を取るのはある意味1番難しいことだと思っているので、素直に嬉しかったですね。だけど、2連覇したかったなぁ…
さて、あと半月ちょっともすれば20周年アニバーサリーフェスタという公式大会を迎えます。僕は新潟大会、名古屋大会ともに参加しますので、いずれの大会でも自分が掴み取りたい結果を手に入れるまで、引き続き練習を繰り返して臨む所存です。
うんと、書いているうちに段々と眠くなってきてしまいました。多分この日記を書き終えたらそのまま寝落ちします。10月の公認自主イベントの告知もありますが、今日はこの辺で失礼致します。
ナナホシ杯に参加された皆さん、運営して下さった皆さん、ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。
またどこかでお会いしましょう。おやすみなさい。