#307 チャンピオンズリーグ2018 横浜大会 自分が出来るポケモンカードとの新しい向き合い方を精一杯考えて優勝したお話(①:前日&予選5戦目まで)
#307 チャンピオンズリーグ2018 横浜大会 自分が出来るポケモンカードとの新しい向き合い方を精一杯考えて優勝したお話(①:前日&予選5戦目まで)
#307 チャンピオンズリーグ2018 横浜大会 自分が出来るポケモンカードとの新しい向き合い方を精一杯考えて優勝したお話(①:前日&予選5戦目まで)
夜分遅くにこんばんは、朗です。

横浜大会が終わってから具体的な対戦レポートよりも先に、使用したデッキのレシピの解説などを出来るだけ分かりやすく書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。なるべくわかりやすい言葉を選び、シチュエーションに応じて必要なカードなどをイメージしやすいように書いてみたのですが、それでも「よくわからないぞ!」という方は是非一度手に取って回してみて下さい。そこで初めて発見出来る何かがあるかもしれません。

さて、簡易的な対戦対戦結果は最初の報告時にまとめていましたが、久しぶりにより詳しくイベントレポートを書いてみようと思います。最近は簡易的な内容のみだったり簡単な感想文の程度だったりで終わらせていましたが、これだけ喜ばしい結果を残したとなると出来るだけ思い出を記録として残しておきたくなります。僕の思い出話はどうでもいいから、さっさと対戦レポートを読みたい!という方は次に太字の箇所が出てくるところまでスクロールで飛ばして下さい(笑)


今回も金曜日の深夜から高速バスで東京に入りました。もはや社会人になってからもいつも通りの交通手段となってしまっていますが、自分の身の丈に合ったこの交通手段は自分の身体にガタが来るまでまだまだ止められません。

といっても、疲れた体で高速バスに乗ったまま東京に着いて疲労が回復するほど便利な身体でもないので、今回は土曜日の早朝に東京へ到着した際にTwitterで話題になっていた鶯谷駅近くにある「ひだまりの泉 萩の湯」というすごい銭湯で朝風呂をキメてきました。詳しくはこちらのサイトをご覧ください(https://travel.spot-app.jp/haginoyu_yoppy/

こちらはここ最近オープンしたばかりの銭湯ようでして、設備が物凄く整っていました。何かとメディアでよく話題に上がる炭酸泉があるんです。僕は熱いお風呂に入るのが苦手なので程々に温いお湯に浸かることが多いのですが、この炭酸泉のお陰で血行が良くなりバス移動で疲れた体も入浴とストレッチでリフレッシュ出来ました。そしてお風呂上りにはやはり牛乳…この流れを東京に来て真っ先に出来るだなんて最高以外の何物でもありません。

銭湯を出た後は秋葉原駅に荷物を置き、東京駅を経由して地下街のお寿司さんにて優雅に朝ご飯を堪能。雨の中の移動で冷えてしまった僕の身体をだし茶漬けが温めてくれます。そのまま品川駅に移動し、午前中はそのままアクアパーク品川という水族館に行ってきました。(http://www.aqua-park.jp/aqua/

アクアパーク品川では「室内でイルカのショーが見れる」という、仙台の水族館では体験できないであろう点がすごく気になっていたのです。また、こちらも何かと現在メディアでホットな場所らしくイケメンボイスの魚が喋るそうです。何を言っているのかよく解らないとおもいますが、詳しくは検索してみて下さい。僕にもよく解らなかったです(笑)

水族館の中は最新のバーチャル技術を使った展示なども行われていた一方で、非日常的かつ幻想的な水族館という空間があらゆる意味で疲れ切ってしまった僕の心を癒してくれました。見たいと願っていたイルカのショーも観ることが出来、ペンギンの運動会といった小さなショーも見れて面白いことだらけでした。ただ、こういった水族館で動物を見るたびに「お!ヨワシの群れだ!」とか「あぁ…ウツロイドGXにうつろなひかりを使われる…」と反射的に考えてしまうどころか言ってしまうのは、ポケモンカードプレイヤーならではなのかもしれませんね。これが普通の女の子とのデートだとしたら御法度です!

水族館を出たら急に天気が良くなったので、「雨が降っていて行けなかったところへ行こう!」と思い、別の場所へ行動開始。最初は、品川駅近くのセブンイレブンへ行き、何故か北海道・東北では販売されていないという最近発売したチョコミント大福を食べつつ電車で浅草方面へと移動します。「何でこんな美味しい商品が東北で取り扱っていないんだ!」と考えると誠に遺憾です。浅草に到着してからは東京スカイツリーを目指します。ちょっと歩けば着くかなと考えていたのですが、思ったより遠かった…到着後はソラマチの洋食屋さんでボークカツを食べて一息つきました。

お腹を満たしたので早速スカイツリーに登ろう!と意気込むも、入場券を購入するために待ち時間メガバトル開始…30分近く並んだ末に地上350mの天望デッキへと登ります。遠い昔に東京タワーへ登った覚えはちょっとだけあるのですが、大人になってからこういった場所に来るのはこれが初めてです。午前中まで曇っていた空が嘘のように雲と雲の間から陽が差し、展望台から見える景色は普段ではなかなか見られない幻想的な街並みとなっていました。折角、ここまで来たのだからさらに上の天望回路へ登ろうと、チケットを購入して地上450mの展望回路へ向かいます。天望回路へ登ると先ほどとは全然違う創りとなっており、落ち着いて東西南北あちこちの風景をみることが出来ました。僕の地元があるであろう方面を見つめたり、翌日の横浜大会の会場であるパシフィコ横浜があるであろう方面を見つめたり、その最中に記念写真を撮るなど様々な過ごし方をしていました。ここで同じく観光目的でスカイツリーにやってきていた岩手勢のゆづきさんとバッタリエンカウント。普段会わないであろう場所での出会いにわりと驚きましたが、「お互い明日頑張ろうね!」と声をかけ天望回路を共に後にします。

しかし、ここで何かより深い思い出を作っておきたいと思い、僕は帰りに天望デッキのカラス床のスペースで記念写真を撮りました。ポーズはもちろん宮城の公認自主イベントでは定番となっている「ワンダー?タッチ!」のアレです。手の平にカプ・テテフGXをもってカメラに向かってキメ顔。「これで明日の横浜大会でもしっかりワンダー・タッチを決められますように!」という願掛けのようなものでもありました。僕のデッキはカプ・テテフデッキでしたからね。こういう遊び心は大事!

その後は、天望デッキから降りてソラマチにあるポケモンセンター スカイツリータウンへ行き、去年の愛知大会でお世話になったレックウザへ一礼を済ませます。軽く店内を見た後に、同じくソラマチにある「共楽堂」という和菓子屋さんでひとつぶのマスカットという美味しいお菓子をお土産に購入…試食で大粒1個分食べさせてくれた店員さんの気前がとても良かったです。そして、スカイツリーを後にしたあとは秋葉原にてチムロリ本部長と奥さんと合流!横浜大会に向けてのちょっとしたお話と主にチムロリ関東勢の面白いエピソードを聞きながら、楽しく美味しいお酒を飲んでいました。気が付いたらもう夜の21時半…このまま宿を取っていた川崎へと移動しました。

宿に到着してからは最終確認がてらデッキシートを書いて、お風呂に入って寝るだけです。他にやることなんてありません。特に、前日にポケモンカードだけは絶対にやらないと心に決めていました。今日まで出来るだけの練習を仙台でしてきたのだから、このタイミングになって追い込みでやる必要はありません。それに、「せっかく東京へ来たのだからこっちでしか出来ないことを沢山やろう!」と思って、横浜大会前日は主に観光を楽しみました!

例えばの話ですが、遠征のためにやってきた土地で女の子と一緒にいたとしたら、自分が住んでいる地域と同じ通りのノリで一緒にカードショップばかりを観に行くような人っていないですよね?もし僕が女の子の立場だったらそういう男は絶対に無理なので、前日はとにかくポケモンカードから離れてリラックスすることを心がけました。だって、その方が人生楽しいでしょう?そのリラックスが出来たお陰で僕はデッキシートを書いた時に最後の気がかりな点(※カプ・テテフGXを4枚のままでいいのか)に冷静になって気付くことが出来、最後の直感でカプ・テテフGXを1枚抜いてプラターヌ博士を3枚から4枚にするという微調整が出来たので、結果的にこれは大正解だったと思っています。


横浜大会当日の朝を迎え、ホテルで優雅に朝ごはんを食べてからパシフィコ横浜へ向けて出発!川崎から横浜へ乗り換え、横浜からみなとみらいへ向かう電車のホームでとーま君から声をかけられ、ご一緒にいたまどまぎさんやディグさんともバッタリ遭遇します。大会当日のこの程よい緊張感と和気あいあいとした雰囲気は本当にいいですね。会場に到着したのは8時を過ぎた頃でした。

会場の中に入ると、僕が知る限り今までで最も広大なスペースを使用したイベント会場を目の当たりにします。「この会場で優勝出来たならそれはどれだけ素敵なことだろうか…」など、少し考えはしましたがこの時は目の前を相手に勝ち続けることが大事です。マッチアップを確認し、卓へを座り、対戦相手を待ちました…当たり前ですが相手はやってきました。愛知からいらっしゃった方のようです。どうやら僕は今回も不戦勝を引くことが出来なかったので、毎回しっかり勝たないといけないのだなと思わされました。こればかりは仕方ない…というか、勝ちたければそんなに甘いことは考えちゃいけませんでしたね。

※前置きが長くなりましたがここからがレポートになります!

そして、僕のチャンピオンズリーグ2018 横浜大会への挑戦が始まりました。

使用デッキ「カプ・テテフとゾロアークのおもちゃ箱」
2ヶ月前に組んだカプ・テテフバレットの型からずっと使い続けてきたこのデッキにはとにかく迷いがありませんでした。沢山の方々から「そのデッキはやばい!」と良い意味で背中を押してもらいました。僕のポケモンカード史上、指折りレベルの自信作とも呼べるデッキが横浜大会で光りました(デッキレシピと解説はこちら→http://akira3.diarynote.jp/201709062011299799/

1戦目 ○ 1-0 オーロットBREAKネクロズマGXカプ・テテフ 先攻
初っ端から運良くじゃんけんに勝ち、こちらはゾロア×2体のスタートでカプ・テテフGXも手札にあって理想的なスタートがきれそうです。相手の1回のマリガンでオーロットBREAKと炸裂バルーン等を見て、じゃんけんに勝ったことに心から安堵します。相手は非GXのカプ・テテフ単騎でのスタート。こちらは先攻で順当に場を展開しますが、返しのターンで相手はプラターヌ博士を打ってもたねポケモンを引けませんでした。2ターン目にゾロアークGXに進化し、ベンチにポケモンが5体並んでライオットビート120ダメージで勝利…こればかりは流石に運が良すぎました。

とはいえ、この運を活かし続けないと先に続かないので、この試合が終わってからはその時に対戦しているプレイヤー全デッキの統計を取ります。全体的にはルガルガンゾロアークが大部分を占めて、ボルケニオン、グソクムシャ、よるのこうしんといったデッキが多いことを確認し、自分のデッキのメタ読みが間違っていないことを確信します。とはいえ、不戦勝の方を含めてまだ見えていないデッキも多数あるので油断なりません。気持ちを切り替えて次の対戦に臨みました。

2戦目 ○ 6-5 サーナイトGXエルレイドゾロアークGX(ペケ君)後攻
相手は2016年日本代表選手のペケ君…公式大会での対戦は2014年の秋の東京大会から3年ぶりとなります。勝ち続ければいつかは強い人とは当たるとわかっていても、序盤でこれほど強い相手と当たってしまうとやはりビクッとしてしまいますね。また、対戦前のじゃんけんには負け…厳しい戦いの始まりでした。

相手はアズサでこちらのゾロアを見た瞬間にウソッキーを出しながらラルトス、ゾロアを順当に並べ始めます。サーナイトゾロアーク…何度も仮想敵として練習してきた相手です。こちらもゾロアークラインをメインに展開しようと試みますが、たねポケモンが並んでもなかなかゾロアークGXを引くことが出来ません。そうこうしているうちにお互いにNを打ち合ってそれを繰り返していました。

場が動いたのはこちらがゾロアークGXを立て、相手がサーナイトではなくエルレイドを立てたところから。こちらは山札にミミッキュがいることを確認していたのでまねっこセンシングブレードでカウンターをしてやろうと常に意識していました…がオカルトマニアを打たれるなどしてテンポを崩されてしまいます。こちらのゾロアークGXがやられ、ミミッキュでカウンターをしてやるというタイミングで無理やりとりひきからのプラターヌ博士で圧縮&次に繋がる展開&まねっこを炸裂させた直後に問題発生。

「あ、さっきのターンオカルトマニアを使っていたのでとりひきが使えなかったです」とペケ君から言われ頭が真っ白になります。その場ですぐにジャッジを呼び、相手の申告には何も間違いが無くオカルトマニアを失念していた自分が悪いとお話します。そこで出た裁定はサイドペナルティ1枚を受けることとなりました。

サイド差がここで2-3になってしまったのでもうどうしようもなくなり負けたと思ったのですが、相手がダブル無色エネルギーなかなか呼び込めない上に2体目のエルレイドを立てられず、サーナイトGXもエネルギーを呼び込めないままバトルは終盤へ。ネクロズマGXで相手の場にダメカンを蓄積させ再び有利を取り、序盤に全く使っていなかった余っていたバトルサーチャーを使用し、グズマでカプ・テテフGXを呼び出しライオットビートで勝利…

自分のあり得ないミスのせいで後味が悪くなってしまったことが本当に申し訳なくてサイドペナルティを受けたミスに対し、僕はペケ君にひたすら謝っていました。それに対して彼は、「デッキが強かったから仕方ないです。この後も頑張って下さい!」と心強い言葉を僕に送ってくれて、「ありがとう」と僕は涙目になりながら感謝の気持ちを握手で返しました。この時の僕はメンタル的にボロボロになってしまいましたが、彼の紳士的な対応に物凄く救われたんです。

一旦、喫煙所へ一服しに行ったタイミングですれ違ったしょうこパパさんには「調子が悪そう」と捉えられたようで、喫煙所でバッタリあったトムリンさんにその出来事をお話して「ここから気持ちを切り替えていきましょう」というアドバイスを頂きましま。僕は3回戦を迎える前に両手で思い切り頬を叩き、気持ちを引き締めて次の戦いに臨みました。

3戦目 ○ 6-4 ラプラスGXマナフィGXカプ・レヒレGX 後攻
バトル場を見ると相手はラプラスGX…おそらくWTBだろうなと考えましたが、それにしてもこのデッキタイプは久しぶりに見ました。マナフィGXやシェイミEXで爆発的な展開をしながら、ピーピーマックスで場に水エネルギーを貯めていきます。デッキ相性的にどこかで闘魂のまわしを巻いたカプ・テテフGXがカウンターを決めるんだろうなと考えながら、順当にマナフィEXとシェイミEXを倒して積極的にサイドをリードしていきます。相手も負けじとカプ・レヒレGXのハイドロシュートでアセロラで回収できなかった深手を負ったゾロアークGXを狙いサイドを詰めていきます。やはり、ベンチ狙撃は強いですね。

と、よく手札を見ているとひかるゲノセクトとダブル無色エネルギーとバトルサーチャーがあって、場にはレインボーエネルギーがある…相手のベンチにはマナフィEXがいる…これはアレを決めるかと考え、場に出したひかるゲノセクトがエナジーリロードでレインボーエネルギーを身に着け、さらに手札からダブル無色エネルギーを身に着け、バトルサーチャーでグズマを使用しマナフィEXとひかるゲノセクトがご対面。ガイブラスター140ダメージで一撃を決め再度を取り切り勝利。相手は突然現れたひかるゲノセクトの予想だにしない動きを目の当たりにしてポカンとしていました。そりゃあ、ルガルガンGXを見て採用したカードが突然出てきたら驚きますよね…

4戦目 ○ 6-4 よるのこうしんマーシャドーGXガマゲロゲEX(てぃあ君)後攻
マッチングが決定し、名前を見たらよく知っている相手がやってきました。東北を離れ、今は静岡で活動している東北勢のてぃあ君です。「公式大会で対戦するのは何気にこれが初めてだね」と話していました。これはデッキレシピを書いていて思い出したことなのですが、僕のデッキを「おもちゃ箱みたいだ」と表現してくれたのは実は彼なのです。2012年の秋に札幌でクライマックスステージへ進出した風変りなシビビールレックウザデッキを公開した際に頂いた感想でしたね。僕はそこからおもちゃ箱というフレーズをとても気に入ってしまいました(笑)

それで対戦はというと、序盤の展開はお互いに上手くいったもののこちらがダブル無色エネルギーを引けずに出遅れ、相手のデッキに次元の谷が入っていないことを見誤りこちらから出してしまったことでバケッチャの進撃を許してしまいます。無理やりオドリドリで返そうとするものの当然、積極的に狙われはしますが後半に逆転の一手を打てると信じ耐え凌ぎます。相手の残りサイドが2枚になったタイミングでNを打ち込み、相手の引きを2ターン止めることに成功。そこで登場したネクロズマGXでブラックレイGXを決めて、相手のダメージカウンターを1個ずつあやかしのまいで乗せておいたシェイミEX2体(1体はまわし付き)に炸裂させます。そのまま相手の打つ手がなくなりこちらの勝ちに。ラスト2ターンで手札が芳しくないものになった彼が発した「本ッ当にNってカードはさぁ…」という一言が全てでした。

5戦目 × 5-6 ルガルガンGXゾロアークGX(よんさん)後攻
マッチングが発表されて名前を見るとこれまた見覚えが…対戦卓にやってきたのはチャンピオンズリーグ2017 FINALの4戦目で対戦したよんさんでした。FINALではオーロットデッキを使用していましたが、今回は何デッキを使っているのかは全くわからず。順当にいけばそろそろルガルガンゾロアークを踏むんだろうなと予想していました。

お互いに対戦したことがある相手ということで和やかな雰囲気に包まれていたと同時に、準備中は程よい緊張感にも包まれていました。その準備の過程で相手から申告があり「実はこのオリジナルGXマーカーの裏側にちょっとしたネタを仕込んでいるんですが、前もって見せた方がいいですか?」と言われ、「そうなんですか?対戦に影響があると困るのでよろしくお願いします」と返しました。

「はい!」と言われ、オリジナルのGXマーカーを裏返されて出てきたのは

熱盛

気付いたら、「失礼しました、熱盛と出てしまいました」と僕は口に出していて、「今日の対戦相手で初めてそのリアクションを頂きました!それを待っていたんです!」と返されました。目の前に現れた赤い枠の中に赤く太文字で描かれていたロゴの影響で頭の中に「アツモリィ!!」という効果音が流れてきた上に、対戦前の緊張感がぶっ飛んでしまいました。旬なネタをありがとうございます(笑)

対戦がスタートすると場にいたのは、イワンコとゾロア…よんさんは王道のデッキを使用してくる気がしたのでやはり予想通りでした。とりあえず、お互いにご挨拶代わりにウソッキーを出し合うところからスタート。序盤にNを打たれたこところからこちらが1手で遅れてしまい、相手に終始テンポを取られてしまいます。相手が一手先へ行くために貼っていたエネルギーもストロングエネルギーではなく基本闘エネルギーだったため、改造ハンマーとクセロシキが効きません!これが最後まで響きます!

何とか出遅れたテンポを取り戻そうとして無理やりサイド差を5ー4まで詰めましたが、最後は突然出てきた相手のゾロアーク(XY8 なりかわる)の存在を見抜けず、ウソッキーがいないスカイフィールドを逆手にとってベンチに並べたポケモンが痛手となり、カプ・テテフGXがマインドジャックで1撃で倒されてしまいゲームセット。序盤に突き放されそうになった割にはよく頑張れたと思います。ルガルガンゾロアークというデッキのゲームテンポを崩せなかった一方で、自分が順調なゲームテンポを最初から作れなかったこと…それが敗因です。FINALでは勝利できましたが、今回は逆にリベンジを決められてしまいました。相手は本当にお見事で僕の完敗でした。

対戦終了後に相手は後半に突然出てきて僕のベンチにいたひかるゲノセクトをさし、「それの採用理由が最後までわからなかったです」と聞かれたので丁寧に運用方法を伝えてみたところ、相手は目を見開いて「すごい!!」と驚かれていました。どうやら、このデッキにはルガルガンゾロアークに対して、とんでもない勝ち筋が仕込まれていたことを実感して頂けたようです。この反応を頂いたお陰で、この後にルガルガンゾロアークに当たっても「これなら負ける気がしない」と自信をもって臨めると思えるようになりました。

そう、この時の叩きも後半の戦いに。これまでの出来事もこの日のために。全ては繋がっているのです。ここで負けてしまったことで「もう後がない」と再度気持ちを引き締めることが出来ました。僕は再度、対戦に臨む前に両頬を思い切り叩いて、次のマッチアップを待ちました。

※思いのほかレポートが長くなってきたのでここで一旦切ります。続きはまた後日に!

コメント

しょうこパパ
2017年9月8日8:23

改めて横浜大会お疲れ様でした。
なるほど、2戦目のすれ違いには、そういったエピソードがあったわけですね。
しかし、気合入れ直しからの復活劇!?は読んでてアツくなりました。
後半のレポも楽しみにしています!

朗(あきら)
2017年9月12日18:57

> しょうこパパさん
コメントありがとうございます。返信が遅くなってしまい申し訳ございません。

はい、そういうことでした。あの時は、本当に余裕が無かったのです…(笑)
あの状況から気合を入れ直して復活するには、僕1人の力では絶対に無理だったと思っています。詳しくは後半のレポートで書いていきます!お楽しみに!

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索