こんばんは、朗です。
昨日の記事を改めて読み返してみたのですが、デッキ構築のお話をベースとしてポケモンカードにおけるセンスへの自論を展開してみたはいいものの、何やら話のまとめ方がイマイチ…というか、デッキ構築のお話に絞って書けていなかったような気がしました。
書いてみたいことを勢いに任せて書いてみたのはいいものの、勇み足で投稿してみたのはコラムと銘打って掲載するにはまずかったかもしれませんね。とはいっても、自身のDNに書いてある内容のほとんどが自己満足で出来ているので、今度は少しでも納得がいく内容を書いてみようかなと。
ちなみに僕とは違ってしっかりした展開によりセンスに対する考察を、現東北チャンピオンのあへ君が考察していたので、是非とも読んで頂きたいので紹介します。流石は東北が誇る優秀な理系人間の考察だと思わされました。
ということで、今回は1ヶ月前の福岡大会で使用したドータクンゲノセクトデッキをご紹介してみようと思います。このデッキは2人のプレイヤーのデッキコンセプト及びデッキレシピに大きな影響を受け作成し、使用するに至りました。どうぞご覧下さい。
デッキコンセプトは極めて簡単。2ターンでドータクンを並べて、ゲノセクトEXによるラピッドブラスターの大ダメージを連射。相手によってはドータクンBREAKがゴールドレインで相手の場にダメカンをばらまいてサイドカードの一気取りを狙います。ギルガルドEXが入っていない、とってもシンプルな鋼デッキです。
このデッキを組むに当たって最も参考にしたのは、千葉大会2日目クライマックスステージにて対戦したユウリさんのデッキコンセプトと構築でした。当時の対戦で0-6で敗北したことがきっかけとなり、同様のデッキコンセプトでいくなら「自分はどうやって組むか」ということを考えながら組んだレシピが上記のものになります。
また、このデッキを組むに当たって同じく参考にしたのははわさんが愛知大会のクライマックスステージで使用し、見事に日本チャンピオン決定戦への出場権を獲得した構築でした。千葉大会でユウリさんからお聞きした話だと、彼もはわさんのデッキレシピに影響を受けていたようです。
僕は千葉大会が終わるまで別のドータクンデッキを組んでいたのですが、それはゲノセクトEX、ギルガルドEX、ハッサムEX、ミュウEXといったアタッカーを相手によって使い分けるコンセプトで、ややトリッキーな動きをするものでした。とはいっても、実際に使うには至らなかったのです。何故なら僕の肌には合わなかったから。もっとわかりやすく言うと僕には使いこなせなかったから。
ここで少し古いお話をしましょう。僕は2014年のリザードンメガバトルシーズンで、当時のチームメンバーが使用していたゼクロム・シビビール(通称:ゼクビール)デッキを使いこなせませんでした。理由はダブル無色エネルギー、どくさいみん光線、タチワキシティジム、ちからのハチマキなどのカードを臨機応変に使いこなせず、いくら練習しても肌に合いませんでした。
その一方で、レックウザEX・シビビール(通称:レックビール)デッキは、僕の肌にとても合いました。実際に同様のコンセプトデッキでクライマックスステージへ進出したこともありましたね。あんまり細かいことを考えず、とにかく勢いよくブン回してそのまま相手を圧倒するのが、僕の性格には合っていたようです。似たようなお話を、前回のダークライギラティナデッキの紹介記事で「イベルタルダークライを使用するのが苦手だった」という形でしましたね。感覚としてはわりと似たような感じです。
そんな中で、今回紹介したデッキコンセプトはまさにレックビールを彷彿とさせるような動き方をしました。ドータクンBREAKがライコウEXのボルテージアローのような動きをする一方で、ゴールドレインはダメカンを分散させることが出来るので、HPが低いポケモンを場に沢山出して戦うデッキにはこのドータクンBREAKの存在が刺さることになります。しかも、このドータクンBREAKは2枚も入っています。ゲームメイクで非常に重要になる存在ということですね。
おそらく勘の良い読者の方ならもうお気付きでしょう。このデッキコンセプトは積極的に攻撃する形で「よるのこうしんデッキ」を意識しています。闘魂のまわしを吹き飛ばすためのびっくりメガホンが2枚も採用しているのも特徴的ですね。
僕の知る限りでは当時の鋼デッキはドータクンBREAKは1枚だけデッキに採用するのがメジャーな風潮であったイメージがありました。(とはいっても、福岡大会で入賞した鋼デッキは2枚採用されていたので必ずしもそうとは言い切れないのですが…)
だからこそ、ドータクンBREAKが1枚トラッシュへいくだけで相手はすごいつりざおで山札に戻らない限りそこまで警戒しなくても良いというプレイングが出来ました。それで相手は予想だにしていなかったタイミングで突然出てきた2枚目のドータクンBREAKが、ゴールドレインをかましてサイドカードを一気に3枚取るような試合も度々ありましたね。その話を聞いた、東北の強豪プレイヤー てぃあ君は「酸性雨かよ」と興味深い言葉で返してくれました(笑)
細かいカードの採用理由は好みによるものが多いので割愛しますが、相変わらず僕らしく丸い構築であるとは思っています。でも、僕の言う"構築が丸い"はただ使いやすいという意味だけではないですよ。1枚1枚に採用理由と採用した枚数などバランスを考えてデッキを構築しています。いくらデッキレシピに影響された元があったとしても、完全にコピーしてしまったら意味が無いですからね。先述にもある通り「自分はどうやって組むか」ということが大事なんです。
ちなみにこのデッキを福岡大会で使用した理由は至って簡単です。自身が想定するメタゲームで勝ち抜くためのデッキとして条件がハマっていて、とても強いと思ったからです。あとはそれほど福岡大会に至るまで、このデッキコンセプトに衝撃を受けたということですね。結果的にHIROさんのよるのこうしんに勝って、ゆうきパパさんのよるのこうしんに負けてしまったのですが…(笑)
さて、今さらになって公開したのは良い物の、新弾のメインカードとしてMサーナイトEXとボルケニオンEXが猛威を振るっていますね。前者には色相性が良いとは思いますが、後者には色相性が悪いです。また、よるのこうしんデッキにデンチュラという新しい戦力が加わったため、よるのこうしんデッキにベンチバリアのバリヤードを採用する人も日本チャンピオン決定戦では見受けられましたね。オカルトマニアによる特性対策を厚くしていても、バリヤードの存在はかなり困るのでこのデッキに対しての風当たりはそういう方面からも強くなっているように感じます。
ちなみにカメックスメガバトルが終わってからジムバトル等で使用してみましたが、とても楽しく何より沢山の方々からわりと好評価を頂けました。新弾の影響によりこのデッキに対する向かい風はやや強いように思いますが、当たり運によっては今でも強いデッキタイプだとも感じます。
もし良かったら皆さんも使用してみて下さいね!
昨日の記事を改めて読み返してみたのですが、デッキ構築のお話をベースとしてポケモンカードにおけるセンスへの自論を展開してみたはいいものの、何やら話のまとめ方がイマイチ…というか、デッキ構築のお話に絞って書けていなかったような気がしました。
書いてみたいことを勢いに任せて書いてみたのはいいものの、勇み足で投稿してみたのはコラムと銘打って掲載するにはまずかったかもしれませんね。とはいっても、自身のDNに書いてある内容のほとんどが自己満足で出来ているので、今度は少しでも納得がいく内容を書いてみようかなと。
ちなみに僕とは違ってしっかりした展開によりセンスに対する考察を、現東北チャンピオンのあへ君が考察していたので、是非とも読んで頂きたいので紹介します。流石は東北が誇る優秀な理系人間の考察だと思わされました。
≪あへ君の日記:「センス」という単語に関する主観的な基礎的検討≫
http://ahewoods44.diarynote.jp/201606302005527637/
ということで、今回は1ヶ月前の福岡大会で使用したドータクンゲノセクトデッキをご紹介してみようと思います。このデッキは2人のプレイヤーのデッキコンセプト及びデッキレシピに大きな影響を受け作成し、使用するに至りました。どうぞご覧下さい。
「ドータクンゲノセクト」
(スタンダード・XY1-CP4)
3 ドーミラー(XY10)
1 ドーミラー(XY8)
4 ドータクン(XYB)
2 ドータクンBREAK
3 ゲノセクトEX(XY10)
2 シェイミEX(XY6)
(ポケモン 15)
9 基本鋼エネルギー
(エネルギー 9)
4 プラターヌ博士
3 N
1 フウロ
2 フラダリ
2 オカルトマニア
1 AZ
4 バトルサーチャー
1 バトルコンプレッサー
4 レベルボール
4 ハイパーボール
2 びっくりメガホン
1 すごいつりざお
3 かるいし
3 闘魂のまわし
1 パラレルシティ
(トレーナー 36)
デッキコンセプトは極めて簡単。2ターンでドータクンを並べて、ゲノセクトEXによるラピッドブラスターの大ダメージを連射。相手によってはドータクンBREAKがゴールドレインで相手の場にダメカンをばらまいてサイドカードの一気取りを狙います。ギルガルドEXが入っていない、とってもシンプルな鋼デッキです。
このデッキを組むに当たって最も参考にしたのは、千葉大会2日目クライマックスステージにて対戦したユウリさんのデッキコンセプトと構築でした。当時の対戦で0-6で敗北したことがきっかけとなり、同様のデッキコンセプトでいくなら「自分はどうやって組むか」ということを考えながら組んだレシピが上記のものになります。
また、このデッキを組むに当たって同じく参考にしたのははわさんが愛知大会のクライマックスステージで使用し、見事に日本チャンピオン決定戦への出場権を獲得した構築でした。千葉大会でユウリさんからお聞きした話だと、彼もはわさんのデッキレシピに影響を受けていたようです。
≪はわさんによる記事:崩してしまったので記念にゲノセクトギルガルドドータクンのレシピ≫
http://hawahawa.diarynote.jp/201605162304308792/
僕は千葉大会が終わるまで別のドータクンデッキを組んでいたのですが、それはゲノセクトEX、ギルガルドEX、ハッサムEX、ミュウEXといったアタッカーを相手によって使い分けるコンセプトで、ややトリッキーな動きをするものでした。とはいっても、実際に使うには至らなかったのです。何故なら僕の肌には合わなかったから。もっとわかりやすく言うと僕には使いこなせなかったから。
ここで少し古いお話をしましょう。僕は2014年のリザードンメガバトルシーズンで、当時のチームメンバーが使用していたゼクロム・シビビール(通称:ゼクビール)デッキを使いこなせませんでした。理由はダブル無色エネルギー、どくさいみん光線、タチワキシティジム、ちからのハチマキなどのカードを臨機応変に使いこなせず、いくら練習しても肌に合いませんでした。
その一方で、レックウザEX・シビビール(通称:レックビール)デッキは、僕の肌にとても合いました。実際に同様のコンセプトデッキでクライマックスステージへ進出したこともありましたね。あんまり細かいことを考えず、とにかく勢いよくブン回してそのまま相手を圧倒するのが、僕の性格には合っていたようです。似たようなお話を、前回のダークライギラティナデッキの紹介記事で「イベルタルダークライを使用するのが苦手だった」という形でしましたね。感覚としてはわりと似たような感じです。
そんな中で、今回紹介したデッキコンセプトはまさにレックビールを彷彿とさせるような動き方をしました。ドータクンBREAKがライコウEXのボルテージアローのような動きをする一方で、ゴールドレインはダメカンを分散させることが出来るので、HPが低いポケモンを場に沢山出して戦うデッキにはこのドータクンBREAKの存在が刺さることになります。しかも、このドータクンBREAKは2枚も入っています。ゲームメイクで非常に重要になる存在ということですね。
おそらく勘の良い読者の方ならもうお気付きでしょう。このデッキコンセプトは積極的に攻撃する形で「よるのこうしんデッキ」を意識しています。闘魂のまわしを吹き飛ばすためのびっくりメガホンが2枚も採用しているのも特徴的ですね。
僕の知る限りでは当時の鋼デッキはドータクンBREAKは1枚だけデッキに採用するのがメジャーな風潮であったイメージがありました。(とはいっても、福岡大会で入賞した鋼デッキは2枚採用されていたので必ずしもそうとは言い切れないのですが…)
だからこそ、ドータクンBREAKが1枚トラッシュへいくだけで相手はすごいつりざおで山札に戻らない限りそこまで警戒しなくても良いというプレイングが出来ました。それで相手は予想だにしていなかったタイミングで突然出てきた2枚目のドータクンBREAKが、ゴールドレインをかましてサイドカードを一気に3枚取るような試合も度々ありましたね。その話を聞いた、東北の強豪プレイヤー てぃあ君は「酸性雨かよ」と興味深い言葉で返してくれました(笑)
細かいカードの採用理由は好みによるものが多いので割愛しますが、相変わらず僕らしく丸い構築であるとは思っています。でも、僕の言う"構築が丸い"はただ使いやすいという意味だけではないですよ。1枚1枚に採用理由と採用した枚数などバランスを考えてデッキを構築しています。いくらデッキレシピに影響された元があったとしても、完全にコピーしてしまったら意味が無いですからね。先述にもある通り「自分はどうやって組むか」ということが大事なんです。
ちなみにこのデッキを福岡大会で使用した理由は至って簡単です。自身が想定するメタゲームで勝ち抜くためのデッキとして条件がハマっていて、とても強いと思ったからです。あとはそれほど福岡大会に至るまで、このデッキコンセプトに衝撃を受けたということですね。結果的にHIROさんのよるのこうしんに勝って、ゆうきパパさんのよるのこうしんに負けてしまったのですが…(笑)
さて、今さらになって公開したのは良い物の、新弾のメインカードとしてMサーナイトEXとボルケニオンEXが猛威を振るっていますね。前者には色相性が良いとは思いますが、後者には色相性が悪いです。また、よるのこうしんデッキにデンチュラという新しい戦力が加わったため、よるのこうしんデッキにベンチバリアのバリヤードを採用する人も日本チャンピオン決定戦では見受けられましたね。オカルトマニアによる特性対策を厚くしていても、バリヤードの存在はかなり困るのでこのデッキに対しての風当たりはそういう方面からも強くなっているように感じます。
ちなみにカメックスメガバトルが終わってからジムバトル等で使用してみましたが、とても楽しく何より沢山の方々からわりと好評価を頂けました。新弾の影響によりこのデッキに対する向かい風はやや強いように思いますが、当たり運によっては今でも強いデッキタイプだとも感じます。
もし良かったら皆さんも使用してみて下さいね!
コメント
いくらデッキ速度を上げたとしても、まともに殴り合うと行進には
ほぼ負けますので、行進に勝つために必要な
AZ・ドータクンBREAK・シェイミEX・メガホンの4枚は
2枚採用しておりました。
BREAKの2枚採用は、ゲノセクト3枚だけではアタッカーとしての
枚数には少ない為と万が一メガホンを失った後の、ダストダスを
粉砕する為の意味もありました。
後は、闘魂は、カセットチェンジの相性が悪かったので、
力のハチマキを採用・・。
クライマックスでは、手札事故で2戦を台無しにしたので
福岡であるジュニアに使わせた私のデッキは、サポ事故率を
下げたものを・・。
何はともあれ私自身まだ経験不足でした・・。
初動さえ乗り切れば鋼デッキの安定感はあるんですけど
どうしようもない事故がつきもので困ります。
朗さん戦は本当に完敗でしたw
b2枚と釣竿の採用、いいですね。
しっぺがえしドーミラーの採用理由が気になるところです。
あとオーロットまじきちです。
グッズロック許すまじ。
コメント並びに丁寧な解説ありがとうございます。
AZも2枚採用するレベルでよるのこうしんに勝つための必須カードだったんですね。個人的には他のサポートを優先して使いたかったので、2枚採用するまでは考えませんでした。
また、カセットチェンジと闘魂のまわしとの相性が悪いとの評価は意外でした。個人的にはよるのこうしんに勝つためにはこちらの方が必須ではないかと考えていました。そして、ドータクンBREAKでダストダスまで見ていたとは驚きです。きっとユウリさんと僕とは回し方も違うのでしょうね。
とあるジュニアの子が使用していたのを目の前で見ていました。苦手なデッキ相手に押し切る様はまさにお見事としか言いようがありませんでした。
今後とも素敵なデッキを披露して頂けると幸いです!よろしくお願いします!
コメントありがとうございます。
そうですね。初動の安定に寄せてもどこかで理不尽な事故に遭ってしまうことはどこかでありますよね…僕との試合はシェイミEX単スタート+ドーミラー2落ちで大変苦労されたと思います。その対戦を見ていたからこそこの構築に至りました。
それが気になっていたんですよね。はわさんは何故、すごいつりざおを採用していなかったんだろうって。僕としては序盤から後半まで安定性を求めるとどうしても欲しくなってしまうんですよね…ドータクンラインも鋼エネルギーも平気でガンガンぶった切ってはぶん回すので。
しっぺがえしのドーミラーの採用理由ですか?滅多に使うことはないんですけど第3のアタッカーとして仕込んでいました。アタッカーがドータクンBREAKとドータクンとゲノセクトEXしかいないので、最後の最後に2エネでそこそこの打点で殴れるアタッカーが欲しかっただけですよ。だから、基本的にはてっぺきのドーミラーから育てて、しっぺがえしドーミラーは最後の方に残しておきます。あるいは先に場に出さざる負えない時はドータクンBREAKにする進化先にして最後、すごいつりざおで戻して最後にフィニッシャーになる可能性まであります。あくまで可能性レベルですけど…(笑)
オーロットはあまりにも大嫌いすぎてカメックスメガバトルシーズンを通して1度も組みませんでしたね。あのデッキだけはどうしても好きになれない…だけど、ラフレシアは不思議と好きですね(笑)