こんばんは、朗です。
珍しく書きたいジャンルの内容があったのでコラムを書くがてらDNを更新です。
昨日から今朝にかけて興味深い記事を書かれている方々がいました。ということで、僕もその流れに便乗してみようかなと思います。まずは以下の記事をご覧下さい。
どちらの記事も各々の観点からセンスに関しての考え方を展開しており、読んでいてとても面白いです。H2さんの記事に対するシギハラさんのコメントによる切り口も面白いですね。
さてさて、僕はよく特定のポケカプレイヤーに対して無意識に「センスがある」という言葉を使っている傾向があります。折角なので、僕もこの「ポケモンカードにおけるセンス」について自分の考え方を書いてみようと思います。自分の考え方の振り返りにもちょうどいいかもしれませんしね…(笑)
とはいっても、いきなり他者を対象としてセンスのお話をするのも何というか失礼な感じがあるので先に自身を例に出して、後ほど自分が考えるセンスがある人との比較をしてみようかなと思います。
僕は自分に対して「ポケモンカードにおいてセンスがあると思うか?」と問いかけると、すぐさま出てきた答えは「多分無いと思う」って答えます。「多分」と「~と思う」っていう言葉を使っているのが自分でも特徴的だなと思います。おそらくどこかしらに「100% 無いとは言い切れない何か」があるみたいです。僕はBWシリーズ発売後にポケモンカードを復帰してからもう6年目になりますが、今日に至るまでに何だかんだで公式大会等でそれなりの成績を残せているお陰で、わりと自信家にもなれている自分がいるのでしょう。多分、そんな自分が「センスが無いことを少なからずとも否定している」のだと思います。
じゃあ、その"無いを否定"する理由は何でしょう。僕はおそらく自分の強みを理解してポケモンカードをしているからだと思うんです。そして、その自分の強みというのは他人からしてみれば、おそらくその人のポケモンカードにおけるセンスと置き換えることが出来ます。
その強みというものなんですが、僕は当たり前のことを当たり前にこなすようにしている…これに尽きると思っています。わかりやすくデッキ構築を具体例として挙げてこのお話を展開してみましょう。以下の2つのページに掲載しているは、およそ半年前と先日に紹介した僕が公式大会で使用したデッキレシピです。
僕はこの2つのレシピをDNで紹介するよりも前に、何人かに見せた(見て頂いた)方々がいらっしゃいます。その時に必ずこんなことを聞いていました。
「何かこのレシピで難しいことしてますか?」って。そして、その問いに対して「いや、全く…むしろ、かなり解りやすいです」と返してくれることがほとんどでした。それぐらい僕のデッキ構築は丸いです。
エルレイドデッキの紹介ページにもありますが「構築の丸さは美しさ」、「当たり前のことを当たり前にこなすことは強い」と僕は考えています。こういうポリシーをもって強いデッキを組むことに関しては、僕は自分でセンスがあるんじゃないかなと思っています。自意識過剰かもしれませんが、「朗さんのデッキ構築は『使いたいと思うデッキコンセプトの入門編』には調度いい」と太鼓判を押して頂いております。また、丸い構築ということは使用者によるアレンジが容易であるという特徴もありますね。
でも、実はこういったデッキのほとんどが僕が1から作った物ではありません。誰かのアイディア(特にネット上のどこかに落ちているもの)を、自分なりに勝手に丸くアレンジして使用しています。多分、デッキチューナーとしてはそういったセンスがあるんだと思います。以前よりは自分でデッキを組めるようになりましたが、残念ながら僕は相変わらずデッキビルダーではありません。
それと、プレイングや運などに関しては自分にセンスがあるかというと全くわかりません。だから、無いとほぼ同じだと思っています。時たま色々な方々から評価して頂ける部分はあるのかもしれませんが、プレイングや運などに関して特筆して僕に強い部分があるかというと本当にわからないです。プレイングに関しても「当たり前のことをいつも通りに当たり前にやる」ということしか頭にないんですよね…また、公式大会で僕によくありがちな諦めの悪さに関してはセンスと関係ないと思います…(笑)
さて、主にデッキ構築に焦点を当ててポケモンカードにおけるセンスについて自分を例に出して語ってみましたが、ここからは他者を対象として話を展開してみようと思います。
何となくおわかりだと思いますが、僕はデッキ構築を元に他者の「ポケモンカードにおけるセンスを評価する傾向がある」みたいです。プレイングよりも、運よりも、その人が握っているデッキは果たしてどれほどのものなのか?そこから「この人にはセンスがあるなぁ」と思う人は少なからずいらっしゃると思います。ここで今年のカメックスメガバトル 日本チャンピオン決定戦にて各グループ全国上位4位のレシピを見てみましょう。
どのデッキレシピも使用者がこの大会を勝ち抜くためにこだわった特徴が、あらゆる箇所で光っている見事な構築ですね。事細かにDN場で「こんなところがいい!」と評価出来るほど、僕は実力や分析力を持ち合わせていないのでそこは割愛します…が、このページに掲載されたデッキが全国上位4位に輝いたのには必ず理由があります。
そして、その理由はこのデッキレシピからも見受けることが出来、それぞれの入賞者のポケモンカードにおけるセンスを感じ取ることが出来ます。そういった観点からこのデッキレシピを改めて見てみると、その使用者のセンスを見つけられるかもしれませんね。
また、この中でAリーグ準優勝となったReiさんのMライボルトデッキに関する解説は、お父さんであるレーリーさんが解説されているので読んでみることをオススメ致します。これはレーリーさんとReiさんが持ち合わせているセンスを、最大限に生かしたプロセスとその結果も語られているように僕は感じました。
他にも日頃からポケモンカードをやっていて「この人は(この子は)センスがあるなぁ」と思わされるきっかけは、いつでもどこでも周りにあります。
そういえば、僕もここ2年ぐらいで東北のジュニアプレイヤーの子ども達を見る機会が増えました。折角なので簡単に前回の日記にて紹介したリュウ君とリクト君とコウ君とイオリン君のお話をしてみようかなと思います。
リュウ君とリクト君はデッキ構築という観点で、おそらく東北のジュニアプレイヤーの中では群を抜いています。何がすごいって強い大人のプレイヤーのバックアップ無しに強いデッキを組めること…これに対して「この子にはセンスがある」と評価しないわけがありません。最近では、今年の春に突然現れたニューフェイスのコウ君もその節がありますね。自力で強いデッキを組めるジュニアプレイヤーは本当に強いと思います。これから秋以降に化けるのが本当に楽しみです。
また、デッキ構築だけではなく「特定のデッキを使いこなす上で飛びぬけたセンスを持っている」という意味では、イオリン君がそれに当たると思っています。「やべー!これ強えー!」って彼がニコニコしながらとにかくめちゃくちゃ楽しそうにぶん回すデッキは誰も止められそうにありません。さり気なく、そういうデッキを使う時に限って意外と後先を考えたプレイングが出来ているんですよね。本当に不思議です。
そんな感じで主にデッキ構築に焦点を当て、「ポケモンカードにおけるセンス」という言葉に関して色々なことを書いてみましたが、この言葉は僕なりに言いかえれば「強み」だとか「才能」というように捉えられるような気がしました。
実際のところ「センス」って一体、何なのか僕もよくわかっていないです(笑)
だけど、それについて真面目に考えてみるのはとても面白いですね。この記事を読んだ皆さんのご意見もお聞きしてみたいですね…ということで、コメントお待ちしております!
珍しく書きたいジャンルの内容があったのでコラムを書くがてらDNを更新です。
昨日から今朝にかけて興味深い記事を書かれている方々がいました。ということで、僕もその流れに便乗してみようかなと思います。まずは以下の記事をご覧下さい。
≪H2さんによる元記事:ポケモンカードのセンスって?≫
http://hhhhashi.diarynote.jp/201606290034279517/
≪チャーさんによる派生記事:対戦のセンスって話≫
http://sakusqku.diarynote.jp/201606290748268423/
どちらの記事も各々の観点からセンスに関しての考え方を展開しており、読んでいてとても面白いです。H2さんの記事に対するシギハラさんのコメントによる切り口も面白いですね。
さてさて、僕はよく特定のポケカプレイヤーに対して無意識に「センスがある」という言葉を使っている傾向があります。折角なので、僕もこの「ポケモンカードにおけるセンス」について自分の考え方を書いてみようと思います。自分の考え方の振り返りにもちょうどいいかもしれませんしね…(笑)
とはいっても、いきなり他者を対象としてセンスのお話をするのも何というか失礼な感じがあるので先に自身を例に出して、後ほど自分が考えるセンスがある人との比較をしてみようかなと思います。
僕は自分に対して「ポケモンカードにおいてセンスがあると思うか?」と問いかけると、すぐさま出てきた答えは「多分無いと思う」って答えます。「多分」と「~と思う」っていう言葉を使っているのが自分でも特徴的だなと思います。おそらくどこかしらに「100% 無いとは言い切れない何か」があるみたいです。僕はBWシリーズ発売後にポケモンカードを復帰してからもう6年目になりますが、今日に至るまでに何だかんだで公式大会等でそれなりの成績を残せているお陰で、わりと自信家にもなれている自分がいるのでしょう。多分、そんな自分が「センスが無いことを少なからずとも否定している」のだと思います。
じゃあ、その"無いを否定"する理由は何でしょう。僕はおそらく自分の強みを理解してポケモンカードをしているからだと思うんです。そして、その自分の強みというのは他人からしてみれば、おそらくその人のポケモンカードにおけるセンスと置き換えることが出来ます。
その強みというものなんですが、僕は当たり前のことを当たり前にこなすようにしている…これに尽きると思っています。わかりやすくデッキ構築を具体例として挙げてこのお話を展開してみましょう。以下の2つのページに掲載しているは、およそ半年前と先日に紹介した僕が公式大会で使用したデッキレシピです。
#152 【デッキレシピ】エルレイドルチャブルミルタンク(バトルフェスタ2015 広島大会クライマックスステージ使用デッキ)
http://akira3.diarynote.jp/201512011247434876/
#194 【デッキレシピ】ダークライギラティナイベルタル(カメックスメガバトル 名古屋・大阪・千葉2日目・福岡大会使用デッキ)
http://akira3.diarynote.jp/201606191900242890/
僕はこの2つのレシピをDNで紹介するよりも前に、何人かに見せた(見て頂いた)方々がいらっしゃいます。その時に必ずこんなことを聞いていました。
「何かこのレシピで難しいことしてますか?」って。そして、その問いに対して「いや、全く…むしろ、かなり解りやすいです」と返してくれることがほとんどでした。それぐらい僕のデッキ構築は丸いです。
エルレイドデッキの紹介ページにもありますが「構築の丸さは美しさ」、「当たり前のことを当たり前にこなすことは強い」と僕は考えています。こういうポリシーをもって強いデッキを組むことに関しては、僕は自分でセンスがあるんじゃないかなと思っています。自意識過剰かもしれませんが、「朗さんのデッキ構築は『使いたいと思うデッキコンセプトの入門編』には調度いい」と太鼓判を押して頂いております。また、丸い構築ということは使用者によるアレンジが容易であるという特徴もありますね。
でも、実はこういったデッキのほとんどが僕が1から作った物ではありません。誰かのアイディア(特にネット上のどこかに落ちているもの)を、自分なりに勝手に丸くアレンジして使用しています。多分、デッキチューナーとしてはそういったセンスがあるんだと思います。以前よりは自分でデッキを組めるようになりましたが、残念ながら僕は相変わらずデッキビルダーではありません。
それと、プレイングや運などに関しては自分にセンスがあるかというと全くわかりません。だから、無いとほぼ同じだと思っています。時たま色々な方々から評価して頂ける部分はあるのかもしれませんが、プレイングや運などに関して特筆して僕に強い部分があるかというと本当にわからないです。プレイングに関しても「当たり前のことをいつも通りに当たり前にやる」ということしか頭にないんですよね…また、公式大会で僕によくありがちな諦めの悪さに関してはセンスと関係ないと思います…(笑)
さて、主にデッキ構築に焦点を当ててポケモンカードにおけるセンスについて自分を例に出して語ってみましたが、ここからは他者を対象として話を展開してみようと思います。
何となくおわかりだと思いますが、僕はデッキ構築を元に他者の「ポケモンカードにおけるセンスを評価する傾向がある」みたいです。プレイングよりも、運よりも、その人が握っているデッキは果たしてどれほどのものなのか?そこから「この人にはセンスがあるなぁ」と思う人は少なからずいらっしゃると思います。ここで今年のカメックスメガバトル 日本チャンピオン決定戦にて各グループ全国上位4位のレシピを見てみましょう。
カメックスメガバトル 日本チャンピオン決定戦 デッキレシピ
http://www.pokemon-card.com/levelup/recipe/kmbc.html
どのデッキレシピも使用者がこの大会を勝ち抜くためにこだわった特徴が、あらゆる箇所で光っている見事な構築ですね。事細かにDN場で「こんなところがいい!」と評価出来るほど、僕は実力や分析力を持ち合わせていないのでそこは割愛します…が、このページに掲載されたデッキが全国上位4位に輝いたのには必ず理由があります。
そして、その理由はこのデッキレシピからも見受けることが出来、それぞれの入賞者のポケモンカードにおけるセンスを感じ取ることが出来ます。そういった観点からこのデッキレシピを改めて見てみると、その使用者のセンスを見つけられるかもしれませんね。
また、この中でAリーグ準優勝となったReiさんのMライボルトデッキに関する解説は、お父さんであるレーリーさんが解説されているので読んでみることをオススメ致します。これはレーリーさんとReiさんが持ち合わせているセンスを、最大限に生かしたプロセスとその結果も語られているように僕は感じました。
≪レーリーさんによる記事:弱者の戦術~なぜ2回目のTAを取ったのか≫
http://ririrere1214.diarynote.jp/201606242324474570/
他にも日頃からポケモンカードをやっていて「この人は(この子は)センスがあるなぁ」と思わされるきっかけは、いつでもどこでも周りにあります。
そういえば、僕もここ2年ぐらいで東北のジュニアプレイヤーの子ども達を見る機会が増えました。折角なので簡単に前回の日記にて紹介したリュウ君とリクト君とコウ君とイオリン君のお話をしてみようかなと思います。
リュウ君とリクト君はデッキ構築という観点で、おそらく東北のジュニアプレイヤーの中では群を抜いています。何がすごいって強い大人のプレイヤーのバックアップ無しに強いデッキを組めること…これに対して「この子にはセンスがある」と評価しないわけがありません。最近では、今年の春に突然現れたニューフェイスのコウ君もその節がありますね。自力で強いデッキを組めるジュニアプレイヤーは本当に強いと思います。これから秋以降に化けるのが本当に楽しみです。
また、デッキ構築だけではなく「特定のデッキを使いこなす上で飛びぬけたセンスを持っている」という意味では、イオリン君がそれに当たると思っています。「やべー!これ強えー!」って彼がニコニコしながらとにかくめちゃくちゃ楽しそうにぶん回すデッキは誰も止められそうにありません。さり気なく、そういうデッキを使う時に限って意外と後先を考えたプレイングが出来ているんですよね。本当に不思議です。
そんな感じで主にデッキ構築に焦点を当て、「ポケモンカードにおけるセンス」という言葉に関して色々なことを書いてみましたが、この言葉は僕なりに言いかえれば「強み」だとか「才能」というように捉えられるような気がしました。
実際のところ「センス」って一体、何なのか僕もよくわかっていないです(笑)
だけど、それについて真面目に考えてみるのはとても面白いですね。この記事を読んだ皆さんのご意見もお聞きしてみたいですね…ということで、コメントお待ちしております!
コメント
ひみつ)オレが感じた朗さんのセンスの1つは「ポケカへの情熱」だと思ってます。
コメントありがとうございます。
才能に関しては解りかねますが、自分はとても個性的だなとは思います。
情熱をセンスと捉えて良い物か怪しいところですが、そう評価して頂けるのは嬉しいです。