夜分遅くにこんばんは、朗です。
気が付いたらもう2回寝ると大阪大会ですか。時間が経つのは早いものです。そんな中で僕は毎日元気にハリマロンデッキを使用する毎日を送ったり、寒暖差の激しい季節の変わり目にやられて風邪を引いてダウンしかけていました。
何とか体調は持ち直しましたが、また崩れて日常生活に支障を来すといけないので明後日の大阪大会では万全の状態で臨みます。決して、熱さまシートとマスクで顔を隠していても不審者とかではないのでお気になさらず!
あ、それと近日中に公式HPでも正式告知されると思いますが、6/11(土)に開催する「東北チャンピオンシップス2016」の実施概要を公開致しました。詳しくは下記のページをご覧ください。参加も受け付けていますのでお気軽にどうぞ!
さて、既に11日ほど経った愛知大会のレポートですが大阪大会へ向けての荷造りもあるので簡易的に書きたいことを残しておこうと思います。もしかしたら、カメックスメガバトル全日程が終わって余裕が出来たら完全版を投稿するかもしれません。現在はそれぐらい色々な意味で時間に追われています。どうかご容赦ください。
【ファーストステージ】
使用デッキ「セカンドステージパス」
後半の会場にこれが残っているの気が緩むと考え、最初の会場でさっさと使うことにしました。ファーストステージの街ち列がとんでもないことになっていたので結果的には大正解だったと思います。チームメンバーが6:30に並んだにも関わらず、ギリギリ初卓に座れたとかそれは大型公式イベントとしてどうなんでしょうね。
1戦目 ○ 0-0 不戦勝
【セカンドステージ】
使用デッキ「ダークライギラティナイベルタル」
デッキの出来に自信があったのと、何となくオーロットが多そうな予感がしたので敢えてメタど真ん中で行ってみました。優秀なデッキ監修者もいたので、その存在も後押しになりましたね。
1周目 1戦目 ○ 6-2 ダークライギラティナイベルタルゾロアーク
相手はカラマネロEXでベンチにゾロアやギラティナEXなどが並んでいきなりのミラーマッチでした。メタど真ん中だから仕方ないですね。
あまり余計なカードを入れずにシンプルな構築にしていたので、こちらが爆発的な展開を先に仕掛けて圧勝しました。
1週目 2戦目 × 4-6 ジガルデレジロックランドロスルチャブル
セカンドステージ2週目の少年でした。初戦はシェイミ単で何も出来ずに負けた模様です…と思ったら、今度のスタートもシェイミEX。「これは行ける!」と思い速攻をかけようとするも、相手の手札から貼られたのは闘エネルギーで内心「ゲッ」ってなりました。
と、ここで問題発生。相手が山札の中身をまだ見ていない状態でプラターヌ博士を使い、山札からカードを8枚引いてしまいました。即ジャッジを呼び、相手に対して「警告」を付け8枚目のカードを交えて山札をシャッフルして頂きました。
緊張していたからだと思いますが、公式大会ではこういったミスが命取りになり兼ねないので、公平なゲームが出来るようにジャッジに判断を仰ぐことにしました。とはいっても、この対戦相手は"自分から"「8枚目のカードを引いてしまったこと」を自分から言ってくれました。プレイマナーとして大変素晴らしいと思います。
その後はスカイフィールドを出されいっぱい出てきたレジロックEX達とジガルデEX達が闘魂のまわしやきあいのタスキを巻いた上にピーピーマックスで爆発的な加速をして、セルストーム無双をされ、こちらの場が壊滅状態に。
数少ない勝ち筋であるライブラリアウトを狙ってフラダリでレジロックEXを縛るも、しっかりとポケモンいれかえを握っていたようで、そのまま僕の場にいたポケモンが軒並み倒されてゲームセット。完敗でした。
ここで少し周りを見る余裕が出来たので、見渡してみるとデッキはこのままで良さそうな気がしたので引き続き同じデッキを続投です。
2周目 1戦目 ○ 6-0 ダークライギラティナサザンドライベルタル
場をオープンするとギラティナEX同士がご対面…またミラーマッチでした。もしかしたら名古屋で一番流行っていたデッキタイプなのかもしれませんね。
相手はフーパEXを使用して意気揚々と場にサザンドラEX2体とギラティナEXとダークライEXなどを並べてきました…が、こちらがその直後に打った青いパラレルシティで機能不全に陥ってくれました。どうやらシェイミEXなどを使えずオカルトマニアを打つぐらいしか出来ることがなかったようです。
しかしながら、特に何も言わずに長考されるお相手だったので「すいません、考える時は前もって伝えて頂けますか?」と2回ほど言いました。その影響で、対戦時間はやや長かったように思えます。長考されるのは構いませんが断りの一言は欲しかったですね…
とはいいつつも、こちら側がボードアドバンテージを維持しつつ完勝です。
2周目 2戦目 ○ 6-2 Mレックウザシェイミフーパサンダースジラーチ
奈良県からいらっしゃったお父さんプレイヤーでした。「このデッキ使い慣れていないんですよね」と言われて場をオープンすると、そこにはレックウザEXが…使い慣れていないなりにフーパEXを用いて、気持ちいいほどの爆発的な展開をかましてきました。
こちらのギラティナEXが完成した頃にクセロシキを使用してダブル無色エネルギーをはがすことに成功したので、相手はアタッカーをサンダースに切り替えてきます。フラッシュレイ…強力ですね。だけども、こちらにはサザンドラEXという協力なアタッカーがいました。相手はそのワザの効果を知らなかったようです。一度、ジラーチのスターダストでダブルドラゴンエネルギーを剥がされましたが、手札にあったダブルドラゴンエネルギーを再度はってひきさく。
そして、サンダースEXを整えるためにフーパEXを壁にしてきましたが、場には悪エネルギーと換算されるエネルギーがあふれていたので闘魂のまわしダークライEXのあくのはどうでOHKO。そのままフラダリでMレックウザEXも呼び出してOHKO。
後半はひたすら打ち込まれるサンダースEXのフラッシュレイに対してひたすらひきさきまくって、最後はベンチに控えていたダブルドラゴンエネルギー×2枚と闘魂のまわしがついたギラティナEXを出し、フラダリでシェイミEXを呼び出しカオスウィールで勝利です。何気にスカイフィールドを割るためのスタジアムがサイドに落ちていたのでオカルトマニアを引かれていたら危なかったかもしれませんね。
ここでプレミアステージ進出&闘魂のまわし(キラ)をゲットしました。さて、問題はここからです。セカンドステージまでのフィーリングを元にここでデッキチェンジを決意!
【プレミアステージ】
使用デッキ「メレシーレジロックチャーレムルカリオジガルデ」
カメックスメガバトルを迎えるまでに何となく使用していた闘デッキが思いの外、手に馴染んでくれたのでそのまま実戦投入することに。色々な人から「何でそんなに色々なパーツが入ってるの!?」と驚かれるぐらい、僕の闘デッキからは沢山のものが飛んできます。それぐらい構築は煮詰まっていたので自信がありました。今度はダークライギラティナを狩る側に回ります!
1戦目 ○ 1-3 オーロット単
場をオープンするとこちらジガルデEXで相手はボクレー×2匹…お決まりのじゃんけんの弱さが表れ、内心「終わった」と思いました。
しかしながら、幸いにも相手は先行でオーロットを立てることに失敗します。それに対してこちらはジガルデEXにまわしを巻いてだいちの鼓動でちょびっとダメカンを載せることに成功します。流石にここでストロングエネルギーを引けるほどの人間力は持っていませんでした。
その後、オーロットが2体体制でサイレントフィアーやウッドスラムでジガルデEXを叩いてきます。ベンチには申し訳程度にメレシーBREAK2体とチャーレムを待機させますが、結果的にこの子たちは戦わずしてダメカンをのせられて退場していきました。
そこで残ったのはまわしを巻いてひたすらセルストームを打ち続ける孤高のジガルデEXただ1匹…オーロット側にとってはその壁があまりにも熱かったようです。
最終的にはオーロット側がクラッシュハンマーなどを多く呼び込もうとして山札を削り過ぎて、勝ち目がないと判断したのかプラターヌ博士で山札を全て引き切って僕の勝利となりました。オーロットが立つ前にしっかりとジガルデEXに闘魂のまわしを巻けたのであり得ないほど運が良かったと思います。
2戦目 ○ 6-3 よるのこうしん(アリスさん)
東京からきた学生さんでした。相手は僕の名前を知っていたようですが、僕はわからないまま対戦に突入。場をオープンするとバチュルとバケッチャが…今大会の本命とも呼べるよるのこうしんデッキですね。僕も去年この会場でお世話になりました。
相手は最初のターンに爆発的な展開をしかけてきましたが、その過程で打ったタウンマップでサイドの中に見えてしまった「びっくりメガホン」の存在がこの勝負の全てを分けました。こちら側としてはやや事故気味でありながらも、びっくりメガホンを打ってくるタイミングを警戒して道具の貼り方を考えればいいのでゲームのプランニングがとても楽でした。相手は動揺してわざと殴らないターンを作ったみたいですが、結果的にそれが致命的なプレイングミスになってしまったようです…
メレシーでダイヤモンドギフトをしながらチャーレムのヨガキックの準備をしたり、後半は闘魂のまわしを巻いたジガルデEXでゴリ押しを決めて勝利。タウンマップを使用した時にサイドにびっくりメガホンが見えていなかったら、どうなっていたかわかりませんでしたね。
3戦目 ○ 6-2 ダークライギラティナイベルタルサザンドラ(ばすーさん)
プレミアステージ最終戦の相手を待っているとそこにやってきたのは、なんとダイスロールのマスター ばすーさん…あれ?確か年明けに名古屋でお世話になった際に「今度は是非とも公式大会で対戦したいですね」ってお互いに話したばかりじゃなかったですっけ…この大一番でやるんかい!
相手はクライマックスステージの常連選手でもあり、プレミアステージの文字通りラスボスとして気持ちを引き締めて臨みました。初手はお互いに事故気味でしたが、僕のデッキには常に相手の先を行くためのカードが沢山仕込まれています。それが初っ端からブッ刺さり相手からは「それが来るんじゃないかとは予想していました…」と辛そうな表情で口に出されます。
その後、相手も初ターン以降の回りが芳しくなかったようでオカルトマニアやフラダリなどで一時凌ぎの手を打たれます。とはいっても、僕もやや事故気味だったのでお互いに展開は爆発的なものは望めません。先に動いたのは次に続けるプラターヌ博士を先に引いたこっちでした。そこからメレシーBREAKとまわしを巻いたデスウィングのイベルタルの低打点&加速の小競り合いでした。
しかし、その過程で相手が普段ならば絶対にありえないプレイングミスをしていまいます。メレシーBREAKに30ダメージが乗るものだと勘違いしてスカイリターンを打ってきます…下のメレシーはしんぴのまもりでした。相手は「やってしまった!」と声に出し、そのミスで頭を抱えます。
その後はバトルサーチャーを繰り返し多用しながらNを打ち込まれますが、幾度となくルカリオEXのスクリューブローでかわし続け、相手にダメージカウンターを蓄積させながら盤面をリードします。そして、最後のNをスクリューブローでかわした後に、残りサイド2枚で手札にフラダリを呼び込めた状態で自分にターンが回ってきました。
次のターンに相手のベンチにいた手負いのイベルタルEXをフラダリで呼び出し、スクリューブローでゲームセット!無事にクライマックスステージ進出です!お互いに健闘を称えあいばすーさんとガッツリと握手を交わしました!
…すると、クライマックスステージ進出者の受付場の近くには、何とフラワーレイをかけた仙台最強ジュニア勢のリュウ君の姿が!!初めての名古屋で初めてのクライマックスステージ進出を決めたようです!!思わず彼に抱き着いてしまうほど喜びました!!
リュウ君はカメックスメガバトルに向けてストイックに練習を積み重ねてきて、今では仙台のジュニアで1,2位を争うほどの実力者となりました。去年の東北チャンピオンシップス2015のサイドイベントでも2位になっていましたね。
今シーズンは仙台ジムバトルの愉快な親子プレイヤー達&とんぽけ勢で毎週のように練習会をして僕らが鍛えられていたのですが、その成果を2人でこの名古屋大会という舞台で残せたことを心の底から喜びました。仙台に残った同じ調整仲間である魔剤なメンバーにも状況を報告するとお互いに興奮がMAX!「もうこれはやるしかねぇ!」となりましたね。
さて、クライマックスステージのデッキですが実のところ大変悩みました。それはオーロットデッキとゲッコウガデッキの存在です。実際にプレミアステージ以降でもこれらのデッキタイプはちらほらと見かけました。この2つを意識すると、どうしてもデッキ選択が難しくなります。例えば、プレミアステージで使用した茶色デッキは論外です。
また、セカンドステージで使用したダークライギラティナイベルタルは付け焼刃で習得したデッキだったので、ゲッコウガ相手には勝てる自信が正直ありませんでした。その2つはすぐに選択肢は消えてしまいました。
それともう1つ。僕は理不尽な負け方をするようなデッキは選びたくないと考えていました。具体的には「事故って何も出来なくて負けた」というのがそれに当たります。
その時に僕の手元にあったのは15個のデッキがありましたが「迷ったらこれ」というものは名古屋大会に参加するまでに既に決めていました。だけど、「それでいいのか?後悔はしないか?」という気持ちが僕の頭の中で渦巻きます。デッキ提出までの1時間の間、僕はプレミアステージを眺めながらずっとずっと悩みました。そして、その時が訪れたのです。
「決めた。最初からこれにするって決めたデッキで行く」
僕はあのフーパスリーブに入ったデッキ持って「僕はこのデッキと心中します!」といってスタッフに手渡しました。もう迷いなんてものはありません。
クライマックスステージの集合時間を迎えて、グループを決めるくじ引きを行いました。僕は10番目にクライマックスステージに進出したので、順番通りにクジを引いた結果「C-2」でCグループの2番に座りました。後ろには9番でクジを引いていたはわさんの姿が…そして、僕の目の前に現れたのはお初となる関西のプレイヤー じょにーさんでした。また、Cグループの残りの1人は去年のレックウザメガバトル Aリーグ日本チャンピオンのマエケン君でした。
この時点では、相手にとって不足無しのグループだと思っていたのですが、まさか蓋をあけたら魔のグループと呼ばれるほどヤバい場所に足を突っ込んでいたことを、僕はまだ知らなかったのです。そんな未来が訪れる前に、僕はじょにーさんとお互いにTwitterでフォローし合ってました。公式大会とは言えど、こういう独特の緊張感と緩さはいいですね(笑)
【クライマックスステージ】
使用デッキ「コンシールレック」
デッキ名を見て「コンシール」って書いてありますがコレ何だと思います?似たような言葉に「化粧品のコンシーラー」ってありますね。「コンシール」は「隠す、ぼかす」という意味です。このデッキ名の元は「ジュペッタ(XY6)」が持つ「特性:どうぐかくし」の英語版「Tool Concealment」から来ています。
早い話がジュペッタ入りのMレックウザEXデッキです。昨年末のみらチャンで使用したイベルタル(XY30)と組み合わせた「モノクロパズルレック」を元に、色はそのままでどうぐかくしのジュペッタを仕込みました。一般的に苦手とされているよるのこうしんデッキを相手にした時には違うコンセプトに化けます。
そして何よりも、このデッキは僕が持っているデッキの中でも最高にブン回ってくれる自信があり、それを支えるかのように同じ東北勢のてぃあ君から託されたフーパスリーブを纏っています。東北のMレックウザ使いと言えば彼なので肖りました。僕は僕なりのMレックウザデッキでクライマックスステージ優勝を目指しました。
1戦目 × 1-3 ゲッコウガジラーチ(じょにーさん)
相手の先行でケロマツが2体でこちらはイベルタルスタート…内心ニヤリとしていました。相手は手札にキーパーツを握っていたようで少し考えた後に、ケロマツにエネルギーをつけたままターンを返してきました。
それに対してこちら側は1ターン目からハイパーボールを使用してフーパEXを持ってきて爆発的な展開を開始!レックウザEXとシェイミEXを並べた瞬間に「くぅ~ッ!」と嫌そうな顔を見せます。ゲッコウガ相手にはその顔が見たかった!
次のターンに向けて盤面を整えつつ、フラダリで後ろのケロマツを呼び出してデスウィングで軽く小突いて終了。エネルギーはMレックウザEXにつきます。次のターンに相手はゲコガシラに進化をして、流れるようなプレイングでジラーチを並べつつみずぶんしんを決めてきます。ここからはいかにしてオカルトマニアを打ち込みながら圧倒するかが勝負…そう思っていました。
ゲコガシラをエメラルドブレイクで取った後に、当たり前のようにジラーチが出てきてスターダストをかましてきます。「1体ぐらいなら…」と思いながら、攻撃をイベルタルに切り替えた次のターンにまずいことが起こりました。なんと、サポートで手札を流された後に2体目のジラーチが相手の場に出てきたのです!!
こればかりは流石に驚いたあまり変な声が挙がりました。流石に2枚目のジラーチは想定外です。そのまま相手はスタジアムを張り替えてゲッコウガBREAKを2体立ててかげぬいを打ち込みペースを持っていかれます。それに対して僕はシェイミEXによるセットアップが出来なくなったり、スタジアムをスカイフィールドに切り替えられずゲッコウガBREAKをOHKO出来なくなってしまいます。
そのまま負けを認めて残りサイド5枚の状態でバトルコンプレッサーを使用し、山札を削ってNを使用したら山札が無くなるように自害しました。粘ってサイドカードを取れる気が全くしなかったので、それだったら潔く自害したほうがマシです。悲しいことに色々なシチュエーションであと1枚足りないキーカードも全てサイドにいってしまいました。
相手も自分が意図的に負けようとしていることを察して、きょだいみずしゅりけんを使用して取れるだけのサイドカードを取りにきました。ということで、1-3で山札切れにより僕の敗北です。「オカルトマニアを連打したMレックウザは簡単に止められない!」と高を括っていた僕の完敗でした。
対戦後に話を聞くと、やはりMレックウザを意識してジラーチを2積みにしたんだとか…メタったはずがメタられてしまったんですね。次は負けません!
2戦目 ○ 6—0 ドータクンゲノセクトギルガルド(はわさん)
浜松勢でこれまで何度か顔を合わせ、実はちゃんと挨拶をしたのがこの時が初めてのはわさんでした。共通の友人との会話にもよく話題に上がっていた人物なので、強豪プレイヤーであることに少しビビりながらも、「自分は自分の出来ることを全力でやるぞ」と心に決め対戦に臨みました。
先行を取り、挨拶がわりにハイパーボール→フーパEXのバンデットリングでベンチにポケモンを沢山並べます。そのまま、前のレックウザEXをMレックウザEXへΔ進化をしてターンを渡しました。
それに対して相手は痛恨のシェイミEXスタート。そこから何とかしてポケモンを並べようとサポートを使用しますが、なかなかボールを引けずにドーミラー(XY10)を1体出すのが精いっぱいの様子でした。そのままシェイミにかるいしがついて、ドーミラーと交代。まさかのてっぺきを打たれます…コインは表!
こちらはやることが特にまだ無いので盤面を整えつつ、リソースを確認しながら200Dオーバーのエメラルドブレイクをてっぺきドーミラーに打ち込みます!
「エメラルドブレイク!」 (カキン!) 「くっ!」
みたいな矛と盾のようなやり取りは超楽しかったですね(笑)
その後も相手はNを打ちながら盤面を整えようとしますが、イマイチ芳しくない様子…そのまま2度目のてっぺきを打たれました。しかも、また表(笑)
この様子だと相手のシェイミEXをさっさと倒すことにはかなり意味があると思い、フラダリでシェイミEXを呼び出し、エメラルドブレイクでサイドを先制!そこからはドーミラー、ドータクンの順にエメラルドブレイクでひたすら相手の場のポケモンをなぎ倒していきます。
そして最後に立ちはだかったのは鋼エネルギーが2枚付いたギルガルドEXでした。相手は思うようにエネルギーを呼び込めなかったものの、青いパラレルシティをこちら側に向けて渾身のNを打ってきました。手札に来たのはスカイフィールドとカゲボウズ…勝負は次のトップ次第になります。
トップドローは…シェイミEX!!思わず、「偉い!!」と声に出してしまいました。
スタジアムをスカイフィールドに張り替えてカゲボウズを置いてからの、シェイミEXで6枚ドロー!イベルタルを置いて、バトルサーチャーからのオカルトマニアでエメラルドブレイク180ダメージで勝負ありでした!初戦で6-0で圧勝されていたはわさん相手に、まさか6-0で勝てるとは思っていませんでしたがやりました!こうなるとCグループの結末はまだわかりません!
3戦目 × 0-6 ガマゲロゲギラティナヤドキング(マエケン君)
何度か同じ場に居たもののちゃんとお話したのはこの日が初めてでした。中学生上がりでクライマックスステージに進出するとは流石の一言に尽きます。相手はこの時点で2連敗をして内心諦めていたようにも見受けられましたが、「最後まで思い切り楽しもう!」と握手を交わし僕の愛知大会ラストゲームが始まりました。
こちらのカゲボウズスタートに対し、相手の場にはガマゲロゲEXとギラティナEXの姿が…「あ、これゲッコウガジラーチよりもやばい奴だ」と頭の中で警報が流れます。とりあえず、場にエネルギーをプールしておくと多分剥がされるんだろうなーと思いながら、手札にエネルギーをプールしておいてカゲボウズを逃がしつつ、ベンチのギラティナをとりあえずフラダリで呼び出して、レックウザEXをΔ進化させてターンを返します。
その返しに相手からヘッドノイザーが2枚もこちら側のレックウザにペタペタと張り付けられます。どうぐかくしがサイド落ちしていなかったので、そこまで心配はしていなかったのですが、問題は目の前にいるギラティナEXに早速ダブルドラゴンエネルギーがついてしまったことです。
頭の中で「いや、これどうすんだよwwwww流石にクセロシキとオカルトマニアを同時に打つ術なんてねーよwwwwwww」って考えながらも、相手が理想の展開を出来ないように、再度フラダリでガマゲロゲEXをベンチからひきずり出します。すると、相手はフレア団のしたっぱや改造ハンマーをからめながらしっかりブルブルパンチを決めてきます。そりゃあそうですよね…
もうしゃーないからシェイミEXのスカイリターンループでガマゲロゲEXを取ろうとしたら、突如手札から出てきたクロケアで山札に帰っていって心が折れました。ベンチからダブルドラゴンエネルギーとダブル無色エネルギーを纏ったギラティナEXの登場です。そこから怒涛のカオスウィールラッシュ…流石に無理ですwwwwwwwww手札にダブル無色エネルギーが4枚あって「これは流石に無理って奴じゃないか?(笑)」と口に出すレベルで参ってました。肝心の僅かな基本悪エネルギーもトラッシュに落ちていてイベルタルに付けられない痛恨のサイド落ちです。
しかも、ベンチにヤドンまで出てきて色々と察しました。ガマゲロゲとギラティナ以上に無理な奴がそこにはいたんです。そのままひたすらカオスウィールを決められるのも癪なので、クセロシキでダブルドラゴンエネルギーを剥がしてやりました。
すると、相手は残りの山札をしっかりと確認し、シェイミEXのセットアップとプラターヌ博士で山札を引き切ってしっかりと残りのダブルドラゴンエネルギーをギラティナEXに付けてカオスウィールを打ち、サイドカードが6枚取られてゲームセット。
ぐうの音も出ないほどの完敗でした。最後の最後に日本チャンピオンというタイトルの貫禄を見せつけられました。しっかりと熱い握手を返してくれた彼に感謝です。
そんなこんなで全対戦が終わり、後ろのテーブルでは何とはわさんが6-0でじょにーさんに勝利していました。これにより、はわさんとじょにーさんの負けた試合のサイドの枚数が同数となった上に、直接対決で勝利したためはわさんがCグループの優勝者として日本チャンピオン決定戦に進出することが決定しました!!
この出来事で、改めてクライマックスステージにおける独自ルールの奥深さを感じました。本当におめでとうございます!!
はわさんに6-0で勝てても、僕は他の2人にボロ負けだったので3位でした。それでもこのMレックウザデッキは僕のことを裏切らず、期待通りにブン回ってくれたので本当に感謝しています。結果として負けてしまったけど、このデッキを選んだことは後悔していません。一緒に戦ってくれてありがとうな。Mレックウザは最高だよ。
また、ジュニアリーグの結果も気になっていた中で初クライマックスステージのリュウ君は見事グループ2位で入賞を決めました!!これは本当にすごいことです!!東北のジュニアリーグの子ども達の希望になったのではないでしょうか!!次は一緒に日本チャンピオン決定戦へ行けるように別の会場で勝とうね!!本当におめでとう!!
そんなこんなで僕のカメックスメガバトル愛知大会は幕を閉じました。簡単に書くとか言っておきながら、結局1万字越えの長文を書いてしまった辺り、書いているうちに色々なものがこみ上げてきたんだと思います。
そして、今の僕の気持ちは愛知大会の直後からずっと大阪大会へ向けられています。クライマックスに残るのが当たり前のレベルまでやってこれたのだから、あと一歩、そのあと一歩をどうにかして掴み取るために、僕はこれから大阪の地へ向かいます。
また、今回は東北最強のジュニアメンバーのイオリン君が参加します。今度は彼と共に最高の舞台へ立てるように、僕の大好きな東北からまた新たな日本代表選手が生まれるように、精一杯戦ってきます。
特に大阪大会の裏でうんざり会に参加される皆さん、吉報を楽しみにしていて下さい。
気が付いたらもう2回寝ると大阪大会ですか。時間が経つのは早いものです。そんな中で僕は毎日元気にハリマロンデッキを使用する毎日を送ったり、寒暖差の激しい季節の変わり目にやられて風邪を引いてダウンしかけていました。
何とか体調は持ち直しましたが、また崩れて日常生活に支障を来すといけないので明後日の大阪大会では万全の状態で臨みます。決して、熱さまシートとマスクで顔を隠していても不審者とかではないのでお気になさらず!
あ、それと近日中に公式HPでも正式告知されると思いますが、6/11(土)に開催する「東北チャンピオンシップス2016」の実施概要を公開致しました。詳しくは下記のページをご覧ください。参加も受け付けていますのでお気軽にどうぞ!
#178 【6/11】東北チャンピオンシップス2016開催のお知らせ【TCS2016】
http://akira3.diarynote.jp/201605031039456098/
さて、既に11日ほど経った愛知大会のレポートですが大阪大会へ向けての荷造りもあるので簡易的に書きたいことを残しておこうと思います。もしかしたら、カメックスメガバトル全日程が終わって余裕が出来たら完全版を投稿するかもしれません。現在はそれぐらい色々な意味で時間に追われています。どうかご容赦ください。
【ファーストステージ】
使用デッキ「セカンドステージパス」
後半の会場にこれが残っているの気が緩むと考え、最初の会場でさっさと使うことにしました。ファーストステージの街ち列がとんでもないことになっていたので結果的には大正解だったと思います。チームメンバーが6:30に並んだにも関わらず、ギリギリ初卓に座れたとかそれは大型公式イベントとしてどうなんでしょうね。
1戦目 ○ 0-0 不戦勝
【セカンドステージ】
使用デッキ「ダークライギラティナイベルタル」
デッキの出来に自信があったのと、何となくオーロットが多そうな予感がしたので敢えてメタど真ん中で行ってみました。優秀なデッキ監修者もいたので、その存在も後押しになりましたね。
1周目 1戦目 ○ 6-2 ダークライギラティナイベルタルゾロアーク
相手はカラマネロEXでベンチにゾロアやギラティナEXなどが並んでいきなりのミラーマッチでした。メタど真ん中だから仕方ないですね。
あまり余計なカードを入れずにシンプルな構築にしていたので、こちらが爆発的な展開を先に仕掛けて圧勝しました。
1週目 2戦目 × 4-6 ジガルデレジロックランドロスルチャブル
セカンドステージ2週目の少年でした。初戦はシェイミ単で何も出来ずに負けた模様です…と思ったら、今度のスタートもシェイミEX。「これは行ける!」と思い速攻をかけようとするも、相手の手札から貼られたのは闘エネルギーで内心「ゲッ」ってなりました。
と、ここで問題発生。相手が山札の中身をまだ見ていない状態でプラターヌ博士を使い、山札からカードを8枚引いてしまいました。即ジャッジを呼び、相手に対して「警告」を付け8枚目のカードを交えて山札をシャッフルして頂きました。
緊張していたからだと思いますが、公式大会ではこういったミスが命取りになり兼ねないので、公平なゲームが出来るようにジャッジに判断を仰ぐことにしました。とはいっても、この対戦相手は"自分から"「8枚目のカードを引いてしまったこと」を自分から言ってくれました。プレイマナーとして大変素晴らしいと思います。
その後はスカイフィールドを出されいっぱい出てきたレジロックEX達とジガルデEX達が闘魂のまわしやきあいのタスキを巻いた上にピーピーマックスで爆発的な加速をして、セルストーム無双をされ、こちらの場が壊滅状態に。
数少ない勝ち筋であるライブラリアウトを狙ってフラダリでレジロックEXを縛るも、しっかりとポケモンいれかえを握っていたようで、そのまま僕の場にいたポケモンが軒並み倒されてゲームセット。完敗でした。
ここで少し周りを見る余裕が出来たので、見渡してみるとデッキはこのままで良さそうな気がしたので引き続き同じデッキを続投です。
2周目 1戦目 ○ 6-0 ダークライギラティナサザンドライベルタル
場をオープンするとギラティナEX同士がご対面…またミラーマッチでした。もしかしたら名古屋で一番流行っていたデッキタイプなのかもしれませんね。
相手はフーパEXを使用して意気揚々と場にサザンドラEX2体とギラティナEXとダークライEXなどを並べてきました…が、こちらがその直後に打った青いパラレルシティで機能不全に陥ってくれました。どうやらシェイミEXなどを使えずオカルトマニアを打つぐらいしか出来ることがなかったようです。
しかしながら、特に何も言わずに長考されるお相手だったので「すいません、考える時は前もって伝えて頂けますか?」と2回ほど言いました。その影響で、対戦時間はやや長かったように思えます。長考されるのは構いませんが断りの一言は欲しかったですね…
とはいいつつも、こちら側がボードアドバンテージを維持しつつ完勝です。
2周目 2戦目 ○ 6-2 Mレックウザシェイミフーパサンダースジラーチ
奈良県からいらっしゃったお父さんプレイヤーでした。「このデッキ使い慣れていないんですよね」と言われて場をオープンすると、そこにはレックウザEXが…使い慣れていないなりにフーパEXを用いて、気持ちいいほどの爆発的な展開をかましてきました。
こちらのギラティナEXが完成した頃にクセロシキを使用してダブル無色エネルギーをはがすことに成功したので、相手はアタッカーをサンダースに切り替えてきます。フラッシュレイ…強力ですね。だけども、こちらにはサザンドラEXという協力なアタッカーがいました。相手はそのワザの効果を知らなかったようです。一度、ジラーチのスターダストでダブルドラゴンエネルギーを剥がされましたが、手札にあったダブルドラゴンエネルギーを再度はってひきさく。
そして、サンダースEXを整えるためにフーパEXを壁にしてきましたが、場には悪エネルギーと換算されるエネルギーがあふれていたので闘魂のまわしダークライEXのあくのはどうでOHKO。そのままフラダリでMレックウザEXも呼び出してOHKO。
後半はひたすら打ち込まれるサンダースEXのフラッシュレイに対してひたすらひきさきまくって、最後はベンチに控えていたダブルドラゴンエネルギー×2枚と闘魂のまわしがついたギラティナEXを出し、フラダリでシェイミEXを呼び出しカオスウィールで勝利です。何気にスカイフィールドを割るためのスタジアムがサイドに落ちていたのでオカルトマニアを引かれていたら危なかったかもしれませんね。
ここでプレミアステージ進出&闘魂のまわし(キラ)をゲットしました。さて、問題はここからです。セカンドステージまでのフィーリングを元にここでデッキチェンジを決意!
【プレミアステージ】
使用デッキ「メレシーレジロックチャーレムルカリオジガルデ」
カメックスメガバトルを迎えるまでに何となく使用していた闘デッキが思いの外、手に馴染んでくれたのでそのまま実戦投入することに。色々な人から「何でそんなに色々なパーツが入ってるの!?」と驚かれるぐらい、僕の闘デッキからは沢山のものが飛んできます。それぐらい構築は煮詰まっていたので自信がありました。今度はダークライギラティナを狩る側に回ります!
1戦目 ○ 1-3 オーロット単
場をオープンするとこちらジガルデEXで相手はボクレー×2匹…お決まりのじゃんけんの弱さが表れ、内心「終わった」と思いました。
しかしながら、幸いにも相手は先行でオーロットを立てることに失敗します。それに対してこちらはジガルデEXにまわしを巻いてだいちの鼓動でちょびっとダメカンを載せることに成功します。流石にここでストロングエネルギーを引けるほどの人間力は持っていませんでした。
その後、オーロットが2体体制でサイレントフィアーやウッドスラムでジガルデEXを叩いてきます。ベンチには申し訳程度にメレシーBREAK2体とチャーレムを待機させますが、結果的にこの子たちは戦わずしてダメカンをのせられて退場していきました。
そこで残ったのはまわしを巻いてひたすらセルストームを打ち続ける孤高のジガルデEXただ1匹…オーロット側にとってはその壁があまりにも熱かったようです。
最終的にはオーロット側がクラッシュハンマーなどを多く呼び込もうとして山札を削り過ぎて、勝ち目がないと判断したのかプラターヌ博士で山札を全て引き切って僕の勝利となりました。オーロットが立つ前にしっかりとジガルデEXに闘魂のまわしを巻けたのであり得ないほど運が良かったと思います。
2戦目 ○ 6-3 よるのこうしん(アリスさん)
東京からきた学生さんでした。相手は僕の名前を知っていたようですが、僕はわからないまま対戦に突入。場をオープンするとバチュルとバケッチャが…今大会の本命とも呼べるよるのこうしんデッキですね。僕も去年この会場でお世話になりました。
相手は最初のターンに爆発的な展開をしかけてきましたが、その過程で打ったタウンマップでサイドの中に見えてしまった「びっくりメガホン」の存在がこの勝負の全てを分けました。こちら側としてはやや事故気味でありながらも、びっくりメガホンを打ってくるタイミングを警戒して道具の貼り方を考えればいいのでゲームのプランニングがとても楽でした。相手は動揺してわざと殴らないターンを作ったみたいですが、結果的にそれが致命的なプレイングミスになってしまったようです…
メレシーでダイヤモンドギフトをしながらチャーレムのヨガキックの準備をしたり、後半は闘魂のまわしを巻いたジガルデEXでゴリ押しを決めて勝利。タウンマップを使用した時にサイドにびっくりメガホンが見えていなかったら、どうなっていたかわかりませんでしたね。
3戦目 ○ 6-2 ダークライギラティナイベルタルサザンドラ(ばすーさん)
プレミアステージ最終戦の相手を待っているとそこにやってきたのは、なんとダイスロールのマスター ばすーさん…あれ?確か年明けに名古屋でお世話になった際に「今度は是非とも公式大会で対戦したいですね」ってお互いに話したばかりじゃなかったですっけ…この大一番でやるんかい!
相手はクライマックスステージの常連選手でもあり、プレミアステージの文字通りラスボスとして気持ちを引き締めて臨みました。初手はお互いに事故気味でしたが、僕のデッキには常に相手の先を行くためのカードが沢山仕込まれています。それが初っ端からブッ刺さり相手からは「それが来るんじゃないかとは予想していました…」と辛そうな表情で口に出されます。
その後、相手も初ターン以降の回りが芳しくなかったようでオカルトマニアやフラダリなどで一時凌ぎの手を打たれます。とはいっても、僕もやや事故気味だったのでお互いに展開は爆発的なものは望めません。先に動いたのは次に続けるプラターヌ博士を先に引いたこっちでした。そこからメレシーBREAKとまわしを巻いたデスウィングのイベルタルの低打点&加速の小競り合いでした。
しかし、その過程で相手が普段ならば絶対にありえないプレイングミスをしていまいます。メレシーBREAKに30ダメージが乗るものだと勘違いしてスカイリターンを打ってきます…下のメレシーはしんぴのまもりでした。相手は「やってしまった!」と声に出し、そのミスで頭を抱えます。
その後はバトルサーチャーを繰り返し多用しながらNを打ち込まれますが、幾度となくルカリオEXのスクリューブローでかわし続け、相手にダメージカウンターを蓄積させながら盤面をリードします。そして、最後のNをスクリューブローでかわした後に、残りサイド2枚で手札にフラダリを呼び込めた状態で自分にターンが回ってきました。
次のターンに相手のベンチにいた手負いのイベルタルEXをフラダリで呼び出し、スクリューブローでゲームセット!無事にクライマックスステージ進出です!お互いに健闘を称えあいばすーさんとガッツリと握手を交わしました!
…すると、クライマックスステージ進出者の受付場の近くには、何とフラワーレイをかけた仙台最強ジュニア勢のリュウ君の姿が!!初めての名古屋で初めてのクライマックスステージ進出を決めたようです!!思わず彼に抱き着いてしまうほど喜びました!!
リュウ君はカメックスメガバトルに向けてストイックに練習を積み重ねてきて、今では仙台のジュニアで1,2位を争うほどの実力者となりました。去年の東北チャンピオンシップス2015のサイドイベントでも2位になっていましたね。
今シーズンは仙台ジムバトルの愉快な親子プレイヤー達&とんぽけ勢で毎週のように練習会をして
さて、クライマックスステージのデッキですが実のところ大変悩みました。それはオーロットデッキとゲッコウガデッキの存在です。実際にプレミアステージ以降でもこれらのデッキタイプはちらほらと見かけました。この2つを意識すると、どうしてもデッキ選択が難しくなります。例えば、プレミアステージで使用した茶色デッキは論外です。
また、セカンドステージで使用したダークライギラティナイベルタルは付け焼刃で習得したデッキだったので、ゲッコウガ相手には勝てる自信が正直ありませんでした。その2つはすぐに選択肢は消えてしまいました。
それともう1つ。僕は理不尽な負け方をするようなデッキは選びたくないと考えていました。具体的には「事故って何も出来なくて負けた」というのがそれに当たります。
その時に僕の手元にあったのは15個のデッキがありましたが「迷ったらこれ」というものは名古屋大会に参加するまでに既に決めていました。だけど、「それでいいのか?後悔はしないか?」という気持ちが僕の頭の中で渦巻きます。デッキ提出までの1時間の間、僕はプレミアステージを眺めながらずっとずっと悩みました。そして、その時が訪れたのです。
「決めた。最初からこれにするって決めたデッキで行く」
僕はあのフーパスリーブに入ったデッキ持って「僕はこのデッキと心中します!」といってスタッフに手渡しました。もう迷いなんてものはありません。
クライマックスステージの集合時間を迎えて、グループを決めるくじ引きを行いました。僕は10番目にクライマックスステージに進出したので、順番通りにクジを引いた結果「C-2」でCグループの2番に座りました。後ろには9番でクジを引いていたはわさんの姿が…そして、僕の目の前に現れたのはお初となる関西のプレイヤー じょにーさんでした。また、Cグループの残りの1人は去年のレックウザメガバトル Aリーグ日本チャンピオンのマエケン君でした。
この時点では、相手にとって不足無しのグループだと思っていたのですが、まさか蓋をあけたら魔のグループと呼ばれるほどヤバい場所に足を突っ込んでいたことを、僕はまだ知らなかったのです。そんな未来が訪れる前に、僕はじょにーさんとお互いにTwitterでフォローし合ってました。公式大会とは言えど、こういう独特の緊張感と緩さはいいですね(笑)
【クライマックスステージ】
使用デッキ「コンシールレック」
デッキ名を見て「コンシール」って書いてありますがコレ何だと思います?似たような言葉に「化粧品のコンシーラー」ってありますね。「コンシール」は「隠す、ぼかす」という意味です。このデッキ名の元は「ジュペッタ(XY6)」が持つ「特性:どうぐかくし」の英語版「Tool Concealment」から来ています。
早い話がジュペッタ入りのMレックウザEXデッキです。昨年末のみらチャンで使用したイベルタル(XY30)と組み合わせた「モノクロパズルレック」を元に、色はそのままでどうぐかくしのジュペッタを仕込みました。一般的に苦手とされているよるのこうしんデッキを相手にした時には違うコンセプトに化けます。
そして何よりも、このデッキは僕が持っているデッキの中でも最高にブン回ってくれる自信があり、それを支えるかのように同じ東北勢のてぃあ君から託されたフーパスリーブを纏っています。東北のMレックウザ使いと言えば彼なので肖りました。僕は僕なりのMレックウザデッキでクライマックスステージ優勝を目指しました。
1戦目 × 1-3 ゲッコウガジラーチ(じょにーさん)
相手の先行でケロマツが2体でこちらはイベルタルスタート…内心ニヤリとしていました。相手は手札にキーパーツを握っていたようで少し考えた後に、ケロマツにエネルギーをつけたままターンを返してきました。
それに対してこちら側は1ターン目からハイパーボールを使用してフーパEXを持ってきて爆発的な展開を開始!レックウザEXとシェイミEXを並べた瞬間に「くぅ~ッ!」と嫌そうな顔を見せます。ゲッコウガ相手にはその顔が見たかった!
次のターンに向けて盤面を整えつつ、フラダリで後ろのケロマツを呼び出してデスウィングで軽く小突いて終了。エネルギーはMレックウザEXにつきます。次のターンに相手はゲコガシラに進化をして、流れるようなプレイングでジラーチを並べつつみずぶんしんを決めてきます。ここからはいかにしてオカルトマニアを打ち込みながら圧倒するかが勝負…そう思っていました。
ゲコガシラをエメラルドブレイクで取った後に、当たり前のようにジラーチが出てきてスターダストをかましてきます。「1体ぐらいなら…」と思いながら、攻撃をイベルタルに切り替えた次のターンにまずいことが起こりました。なんと、サポートで手札を流された後に2体目のジラーチが相手の場に出てきたのです!!
こればかりは流石に驚いたあまり変な声が挙がりました。流石に2枚目のジラーチは想定外です。そのまま相手はスタジアムを張り替えてゲッコウガBREAKを2体立ててかげぬいを打ち込みペースを持っていかれます。それに対して僕はシェイミEXによるセットアップが出来なくなったり、スタジアムをスカイフィールドに切り替えられずゲッコウガBREAKをOHKO出来なくなってしまいます。
そのまま負けを認めて残りサイド5枚の状態でバトルコンプレッサーを使用し、山札を削ってNを使用したら山札が無くなるように自害しました。粘ってサイドカードを取れる気が全くしなかったので、それだったら潔く自害したほうがマシです。悲しいことに色々なシチュエーションであと1枚足りないキーカードも全てサイドにいってしまいました。
相手も自分が意図的に負けようとしていることを察して、きょだいみずしゅりけんを使用して取れるだけのサイドカードを取りにきました。ということで、1-3で山札切れにより僕の敗北です。「オカルトマニアを連打したMレックウザは簡単に止められない!」と高を括っていた僕の完敗でした。
対戦後に話を聞くと、やはりMレックウザを意識してジラーチを2積みにしたんだとか…メタったはずがメタられてしまったんですね。次は負けません!
2戦目 ○ 6—0 ドータクンゲノセクトギルガルド(はわさん)
浜松勢でこれまで何度か顔を合わせ、実はちゃんと挨拶をしたのがこの時が初めてのはわさんでした。共通の友人との会話にもよく話題に上がっていた人物なので、強豪プレイヤーであることに少しビビりながらも、「自分は自分の出来ることを全力でやるぞ」と心に決め対戦に臨みました。
先行を取り、挨拶がわりにハイパーボール→フーパEXのバンデットリングでベンチにポケモンを沢山並べます。そのまま、前のレックウザEXをMレックウザEXへΔ進化をしてターンを渡しました。
それに対して相手は痛恨のシェイミEXスタート。そこから何とかしてポケモンを並べようとサポートを使用しますが、なかなかボールを引けずにドーミラー(XY10)を1体出すのが精いっぱいの様子でした。そのままシェイミにかるいしがついて、ドーミラーと交代。まさかのてっぺきを打たれます…コインは表!
こちらはやることが特にまだ無いので盤面を整えつつ、リソースを確認しながら200Dオーバーのエメラルドブレイクをてっぺきドーミラーに打ち込みます!
「エメラルドブレイク!」 (カキン!) 「くっ!」
みたいな矛と盾のようなやり取りは超楽しかったですね(笑)
その後も相手はNを打ちながら盤面を整えようとしますが、イマイチ芳しくない様子…そのまま2度目のてっぺきを打たれました。しかも、また表(笑)
この様子だと相手のシェイミEXをさっさと倒すことにはかなり意味があると思い、フラダリでシェイミEXを呼び出し、エメラルドブレイクでサイドを先制!そこからはドーミラー、ドータクンの順にエメラルドブレイクでひたすら相手の場のポケモンをなぎ倒していきます。
そして最後に立ちはだかったのは鋼エネルギーが2枚付いたギルガルドEXでした。相手は思うようにエネルギーを呼び込めなかったものの、青いパラレルシティをこちら側に向けて渾身のNを打ってきました。手札に来たのはスカイフィールドとカゲボウズ…勝負は次のトップ次第になります。
トップドローは…シェイミEX!!思わず、「偉い!!」と声に出してしまいました。
スタジアムをスカイフィールドに張り替えてカゲボウズを置いてからの、シェイミEXで6枚ドロー!イベルタルを置いて、バトルサーチャーからのオカルトマニアでエメラルドブレイク180ダメージで勝負ありでした!初戦で6-0で圧勝されていたはわさん相手に、まさか6-0で勝てるとは思っていませんでしたがやりました!こうなるとCグループの結末はまだわかりません!
3戦目 × 0-6 ガマゲロゲギラティナヤドキング(マエケン君)
何度か同じ場に居たもののちゃんとお話したのはこの日が初めてでした。中学生上がりでクライマックスステージに進出するとは流石の一言に尽きます。相手はこの時点で2連敗をして内心諦めていたようにも見受けられましたが、「最後まで思い切り楽しもう!」と握手を交わし僕の愛知大会ラストゲームが始まりました。
こちらのカゲボウズスタートに対し、相手の場にはガマゲロゲEXとギラティナEXの姿が…「あ、これゲッコウガジラーチよりもやばい奴だ」と頭の中で警報が流れます。とりあえず、場にエネルギーをプールしておくと多分剥がされるんだろうなーと思いながら、手札にエネルギーをプールしておいてカゲボウズを逃がしつつ、ベンチのギラティナをとりあえずフラダリで呼び出して、レックウザEXをΔ進化させてターンを返します。
その返しに相手からヘッドノイザーが2枚もこちら側のレックウザにペタペタと張り付けられます。どうぐかくしがサイド落ちしていなかったので、そこまで心配はしていなかったのですが、問題は目の前にいるギラティナEXに早速ダブルドラゴンエネルギーがついてしまったことです。
頭の中で「いや、これどうすんだよwwwww流石にクセロシキとオカルトマニアを同時に打つ術なんてねーよwwwwwww」って考えながらも、相手が理想の展開を出来ないように、再度フラダリでガマゲロゲEXをベンチからひきずり出します。すると、相手はフレア団のしたっぱや改造ハンマーをからめながらしっかりブルブルパンチを決めてきます。そりゃあそうですよね…
もうしゃーないからシェイミEXのスカイリターンループでガマゲロゲEXを取ろうとしたら、突如手札から出てきたクロケアで山札に帰っていって心が折れました。ベンチからダブルドラゴンエネルギーとダブル無色エネルギーを纏ったギラティナEXの登場です。そこから怒涛のカオスウィールラッシュ…流石に無理ですwwwwwwwww手札にダブル無色エネルギーが4枚あって「これは流石に無理って奴じゃないか?(笑)」と口に出すレベルで参ってました。肝心の僅かな基本悪エネルギーもトラッシュに落ちていてイベルタルに付けられない痛恨のサイド落ちです。
しかも、ベンチにヤドンまで出てきて色々と察しました。ガマゲロゲとギラティナ以上に無理な奴がそこにはいたんです。そのままひたすらカオスウィールを決められるのも癪なので、クセロシキでダブルドラゴンエネルギーを剥がしてやりました。
すると、相手は残りの山札をしっかりと確認し、シェイミEXのセットアップとプラターヌ博士で山札を引き切ってしっかりと残りのダブルドラゴンエネルギーをギラティナEXに付けてカオスウィールを打ち、サイドカードが6枚取られてゲームセット。
ぐうの音も出ないほどの完敗でした。最後の最後に日本チャンピオンというタイトルの貫禄を見せつけられました。しっかりと熱い握手を返してくれた彼に感謝です。
そんなこんなで全対戦が終わり、後ろのテーブルでは何とはわさんが6-0でじょにーさんに勝利していました。これにより、はわさんとじょにーさんの負けた試合のサイドの枚数が同数となった上に、直接対決で勝利したためはわさんがCグループの優勝者として日本チャンピオン決定戦に進出することが決定しました!!
この出来事で、改めてクライマックスステージにおける独自ルールの奥深さを感じました。本当におめでとうございます!!
はわさんに6-0で勝てても、僕は他の2人にボロ負けだったので3位でした。それでもこのMレックウザデッキは僕のことを裏切らず、期待通りにブン回ってくれたので本当に感謝しています。結果として負けてしまったけど、このデッキを選んだことは後悔していません。一緒に戦ってくれてありがとうな。Mレックウザは最高だよ。
また、ジュニアリーグの結果も気になっていた中で初クライマックスステージのリュウ君は見事グループ2位で入賞を決めました!!これは本当にすごいことです!!東北のジュニアリーグの子ども達の希望になったのではないでしょうか!!次は一緒に日本チャンピオン決定戦へ行けるように別の会場で勝とうね!!本当におめでとう!!
そんなこんなで僕のカメックスメガバトル愛知大会は幕を閉じました。簡単に書くとか言っておきながら、結局1万字越えの長文を書いてしまった辺り、書いているうちに色々なものがこみ上げてきたんだと思います。
そして、今の僕の気持ちは愛知大会の直後からずっと大阪大会へ向けられています。クライマックスに残るのが当たり前のレベルまでやってこれたのだから、あと一歩、そのあと一歩をどうにかして掴み取るために、僕はこれから大阪の地へ向かいます。
また、今回は東北最強のジュニアメンバーのイオリン君が参加します。今度は彼と共に最高の舞台へ立てるように、僕の大好きな東北からまた新たな日本代表選手が生まれるように、精一杯戦ってきます。
特に大阪大会の裏でうんざり会に参加される皆さん、吉報を楽しみにしていて下さい。
コメント
名古屋大会お疲れ様でした♪
こちらもリンク頂いておきます(^ー^)
明日は皆でドキドキしながら吉報をお待ちしています。
いつもの全力投球で頑張ってください!
コメント及びリンク返しありがとうございます。愛知大会お疲れ様でした。
クライマックスステージではゲッコウガスリーブが決まっていましたね。
また何処かでお会いしましょう。今後ともよろしくお願い致します。
コメントにて労いのお言葉ありがとうございます。
明日は東北のみんなで大阪をかき回してきます。
うんざり会の皆さんを喜びで爆発させられますように。
長文レポ読み応えがありました。
大阪で代表戦行き決めてください。応援してます。
コメントありがとうございます。返信が遅くなってしまい申し訳ありません。
あの場におけるメタの読み合いはかなり頭を抱えました。喜んで頂けて幸いです。
大阪、千葉2日間と足掻きましたが代表戦への壁はまだ高そうです。
とはいえ、まだチャンスはあるので僕らしく最後まで足掻いてきます。応援よろしくお願いします!