#165 第1回 岩手ケルディオ杯に惨敗する
夜分遅くにこんばんは、朗です。

先週末は宣言通り岩手県は盛岡市で開催された公認自主イベント「第1回 岩手ケルディオ杯」へと参加してきました。お車にて同乗させて下さったTAMAさんありがとうございます!

今回はチームサニー 兼 東北イベントオーガナイザー3銃士のてぃあ君と普段ジムバトル等でお世話になっているイオリン君親子を誘い、みんなで岩手へと乗り込んでみました。まさか、その後チームサニーからギリーちゃんとやまねまで参加するとは思いませんでした(笑)

実際に参加された人数は22名とのことで南は福島、北は青森と東北の各県から様々な世代のポケカプレイヤーが集結したようです。悪天候かつ盛岡という少し遠い地域でこれだけの人数が集まるのは実にすごいことですね。岩手ケルディオ杯に見られたイベントとしての特徴などはとりあえず後回しにして、今回は久しぶりに対戦レポートを書いてみようと思います。

【岩手ケルディオ杯 予選リーグ】
使用デッキ「お前にレインボーフォース」

今回のイベントでは「あまり使われていない(見かけない)カードを使用したデッキで出場し、対戦した相手を驚かせちゃおう!」と思い立ったのがこのデッキ選択のスタート。みらチャン杯などでここ数回決勝トーナメントにあがっていたというゼルネアス(XY8)を主軸としたデッキを組みたくなったので自分なりに構築してみました。

このデッキにおけるコンセプトは「後攻1ターン目からレインボーフォースで最大260ダメージを叩き出す!」というものです。9種類ものタイプのポケモンが採用されています。具体的には草:オーロットEX、炎:リザードンEX、水:ガマゲロゲEX、雷:サンダースEX、超:フーパEX、鋼:ギルガルドEX、竜:クリムガン、妖:ゼルネアス、無:シェイミEX・ドーブルといったように、相手に合わせてゼルネアス以外にも様々なアタッカーを実際に使用するというやや変わり種なデッキです。

勝つことに重きを置いたガチデッキで行くよりも、面白さに比重を置いた楽しいデッキで臨みましたが決して手は抜いていません。実際に今月のジムバトルでも2位になれたのでデッキの完成度には概ね満足いっていました。やるからにはとことん楽しもうということで、デッキスリーブはイベント名にちなんでケルディオスリーブを選択しました。

予選1戦目 × 0-6 MミュウツーEX(X)ソーナンス(ギリーちゃん)
いきなり「ナナホシ杯でやれ!」なマッチアップ。前回のナナホシ杯ではガブリアス系統を使用していましたが、メジャーなデッキよりややずれたデッキを選択してくる傾向のあるプレイヤーだったのでアタッカーの選択はかなり慎重になっていました。すると、場をオープンするとミュウツーEX(チェンジダメージ)とゼルネアスがご対面…これは初っ端から1撃で吹き飛ばさないと勝てないと最初から全力でたたみかけることに。

しかしながら、相手は初っ端からミュウツーEXにとつげきチョッキを貼り僕の目論見に対し早々に「待った」をかけました。これの影響で相手は遅めの展開になったとしてもそう簡単にOHKOされないように盤面を整えることができます。とつげきチョッキを剥がす術はあったものの、展開用パーツを揃える術と兼用できずに泣く泣くMミュウツーへ与えたダメージは190ダメージだけでした。相手からしてみれば、いきなり3エネ起動する構築で高出力が繰り出されるので「怖えぇ…」とのこと。相手が相手なので一撃で吹き飛ばせなければ意味がないんですけどね()

その後はサンダースのスピードスターで小突きながらダメカンを蓄積させつつゼルネアスをベンチで育てていましたが、フラダリでひたすら後ろを狙われたりチェンジダメージを繰り返されて完全敗北でした。デッキ相性というよりも1ターン目でミュウツーEXを吹き飛ばせなかったのが全てです。

予選2戦目 × 3-6 ゲッコウガBREAKオニゴーリEXマナフィEXミルタンク(シシコ君)
相手は地元岩手のシシコ君でした。東北チャンピオンシップスでも活躍していた子とこの場で対戦出来たのは何となく不思議な気持ちでしたね。

相手はバトル場にオニゴーリEXを繰り出しましたが、ベンチにはケロマツやマナフィが。やや変則的なゲッコウガデッキでした。こちらは後攻スタートで初っ端からフーパEXが手札に来てくれたので「よーし!初っ端から大ダメージを目指してレインボーフォースをぶっ放すぞー!」と思いバンデットリングで山札を確認すると、何度確認してもシェイミEXが見つかりませんでした。デッキに入っているシェイミEXがすべてサイドカードへ行ってしまったようです。泣く泣く、相手が嫌がるであろうオーロットEXやガマゲロゲEXといったカードを並べてブルブルパンチをしながら盤面を整えにかかります。

ブルブルパンチが刺さり相手の展開がとても遅くなるものの、相手から打たれたジャッジマンでこちらの引きが絶望的になりサポート、ダブル無色エネルギー、闘魂のまわしなど使いたい時に手札へ握っておきたいカードを引けずにいました。また、3回打ったピーピーマックスがすべて不発に終わるという事態…これはやばい。

後半はレインボーフォースで220ダメージを繰り出したり、ゲッコウガBREAKを縛るべくオーロットEXにくらいもりを打って牽制するも、ダブル無色エネルギーを引けずに高出力のダメージを繰り出せないままバトルは最終局面を迎えます…最後はベンチにいたダメージカウンターが6個乗っていたサンダースへみずしゅりけん+ひゃくにんりきで倒されて負けました。何とかサイドを3枚引くことは出来ましたが、その残りのサイドにシェイミEXは残ったままでしたね…構築にもプレイングにも手を抜いていないだけにわりと心が折れました。

予選3戦目 ○ 3-5 ガラガラBREAKルカリオEXルチャブルランドロスロボ(TAMAさん)
場所的な意味でも勝利数的にも「何でここで当たるんですか?」という印象しかありませんでした。今日はお互いに芸人日和な1日でしたね…()

肝心な対戦である初手が「フーパEX、バトルサーチャー×2枚、ダブル無色エネルギー×2枚、AZ、基本妖エネルギー」で、ほぼ負けを覚悟します。ランドロスとフーパEXが対面し、相手は順当に盤面を整えていきます。一方こちらはトップドローがすごいつりざお…フーパEXにダブル無色エネルギーを貼ってターンを返します。相手もこの行動には驚かれたようで、「闇には闇だ!」とクセロシキでフーパEXのダブル無色エネルギーを、ハチマキストロングだいちのさけびでベンチのガラガラにエネルギーを付けて、さらに盤面を整えます。

次のターンのトップドローもバトルサーチャーで冗談抜きでどうしようもなくなります。同じくフーパEXにダブル無色エネルギーを付けてターンを返すと、相手は冗談抜きでポカーンとします。当たり前ですね…そのまま同じく盤面を整えながらだいちのさけびで累計120ダメージが乗ります。次に何も引けなかったら僕の負けです。「これで何も引けなかったらAZを使用して投了しよう…」と考えながら、引いてきたのはドーブルでした。

「どうやら諦めるにはまだ早いのかもしれない」と考え、ベンチにドーブルを出してフーパEXをAZで回収し、そこから再びベンチにフーパEXを出して盤面を整えに行きます。ギルガルドEX、ガマゲロゲEX、シェイミEXを呼び出して、バトル場のドーブルを逃がし、ギルガルドEXを壁に盤面を整え始めました。そこからはオカルトマニアを挟まれたり、パラレルシティで自分のベンチを3体に制限されたりと、これ以上の展開を許さない盤面になってしまいましたが、レインボーフォース×2(140ダメージ)でランドロスやガラガラBREAKを取り、タスキがついているガラガラBREAKを闘魂のまわしスカイリターンと闘魂のまわしリベンジで落として何とかサイドを3枚取り返します…が、この時にバトル場にいたクリムガンを取られて相手の残りサイドが2枚に。絶体絶命です。

ここで、相手の山札をよく見るとかなり薄くなっていること&トラッシュにバトルサーチャーが4枚とフラダリが1枚あることに気が付きます。もしかしたら、闘魂のまわしスカイリターンからのギルガルドEXを壁にするプレイングで山札切れを狙えるかもしれないと考え、最後のフラダリボーンリベンジでシェイミEXがOHKOされないように、シェイミEXに闘魂のまわしを常に貼っておくプレイングでOHKOを回避します。相手にとってはそれが相当痛手だったようで、泣く泣くクリムガンを倒してサイドカードを残り1枚まで詰めます。

後はひたすらスカイリターンでギルガルドEXを出す、フラダリでベンチのエネルギーがついていないランドロスを縛るなどを繰り返し、最後はOHKOをされない読みでスカイリターンからバトル場にリザードンEXを繰り出したら、そのまま山札0枚のままだいちのさけびでターンが返ってきます。まさかの勝利確定です。思わず「よっしゃ!」と口に出してしまうほど勝てるとは思ってもみませんでした。嬉しかったです。


ということで、僕の岩手ケルディオ杯 本大会の成績は1勝2敗で予選落ちでした。望ましい結果が伴わなかったものの、デッキのインパクトや最終戦などで見どころを作れたのではないかと思います。いやぁ、楽しかったですね。


また、岩手ケルディオ杯ではサイドイベントとして「サイドカード3枚戦」が行われていたので、折角だからこちらも目いっぱい楽しもうとこの時のためにイベントへ向かう道中の車内で組んだデッキで臨みました。

【岩手ケルディオ杯 サイドイベント】
使用デッキ「ポッチャマのホームランダービー」

「あまり使われていない(見かけない)カードを使用したデッキで出場し、対戦した相手を驚かせちゃおう!」というポリシーを遵守すべく、その道では大家とも呼べるチムLOLIが誇るデッキビルダーであるHKさんが組み、今月のとーしん杯やみらチャン杯などで使用していたエンターテイメント性抜群のデッキ、「ヤドラン(XY9)のミラクルホームラン」を打って勝利するデッキを僕なりにサイド3枚戦向けとしてアレンジして組んでみました。サイド3枚戦ならやるしかないでしょう…夢のミラクルホームラン!

活力剤やメガターボ(意味深)などでパワーアップしたチームメイトのポケモンと共に、ミラクルホームランを打って勝利しようというデッキです。制作者曰く「ミラクルホームランを打つためだけのデッキなのでヤドラン(XY9)以外は自由枠です。ポスト清原を狙っています」とのことで、法律の向こう側へかっ飛んでいかない程度に楽しんでみようと思いました。

以下は、サイドイベントだったため簡易レポ―トになりますご了承ください。

1戦目 ○ 2-0 ゲンガーEXソーナンス
ミラクルホームランで勝利!

2戦目 ○ 3-0 ガブリアスルカリオEXMミュウツーEXガマゲロゲEXルチャブル
ミラクルホームラン成功ならず…サイドを引き切って勝利。

3戦目 ○ 3-0 サザンドラエーフィEXオンバーン
ミラクルホームラン成功ならず…サイドを引き切って勝利。

4戦目 ○ 2-0 MゲンガーEXソーナンス
ミラクルホームランで勝利!

5戦目 ○ 2-0 ガブリアス
相手が大事故を起こしていたためサイドを引き切って勝利。

(※最終戦はタイムアップだったため成績にはノーカウントだった模様です)


5打席 5安打 2打点でした。ドラフト1位待ったなしの成績かなと。

サイドイベントの結果としては負けなしだったため「優勝できたかな?」と思いきや、時間内に5勝したプレイヤーがいたり、同勝利数のプレイヤー同士は"引いたサイドカードの枚数で順位を決定する"というよくあるルールの存在を失念していて、ミラクルホームランを決めたことが裏目に出て3位でした。ぐぬぬ…

とはいえ、ミラクルホームランを決めて勝利をするという最低限の目標を2回も達成出来たので使用感としては悪くなかったのかなと。景品として賞状とプロモパック第2弾 1箱を頂きました。ありがとうございます。


そんなこんなで、ドキドキワクワク岩手遠征はとても楽しい一時を過ごすことができました。一緒に行ったイオリン君も予選全勝で1位、そのまま準優勝と優秀な成績を収めてくれたのでとても嬉しかったです。yはり普段から仲良くしている子が活躍すると僕としても嬉しいですね。これから始まるカメックスメガバトルシーズンでもどんな躍進劇を見せてくれるのかが楽しみです!


さて、日付が変わりそうなので続きは明日辺りに書くであろう2月のまとめ日記に書こうと思います。そちらにはイベントオーガナイザーとしての視点で感じたことをちらほらと書く予定です。お楽しみに!

岩手ケルディオ杯を開催して下さった皆さん、楽しい時間をありがとうございました!そして、参加された皆さんお疲れ様でした!またお会いしましょう!

コメント

KOH-
2016年3月1日0:06

お疲れさまですノシ
いやぁ楽しいデッキで尚且つ勝利も収められるとは尊敬します、こちらも頑張らなければ。
ひみつ)対戦数羨ましい~

しゃろん
2016年3月1日0:14

ミラクルホームラン……決まったらさぞ気持ちが良いのでしょうね(´ω`)

おぺら
2016年3月1日18:47

遠路はるばるお越しいただきありがとうございました&お疲れ様でした。
まさかミラクルホームランでくるとは(笑)
サイド少ない試合ならではなデッキでした。
20数名規模の大会でこのしんどさなら60名オーバーだった東北CSはどれ程大変だっただろうと…
改めて東北オーガナイザー三銃士のお三方には頭の下がる思いです。

またこちらから伺う機会があれば是非ともよろしくお願いします。

じか星
2016年3月2日21:27

はじめまして。
リンクいただいたので、伺いました。
東北エリアには、伺うことは有りませんが、公式大会などでお会いできればと思います。
リンクいただいていきます。

nophoto
マイコー
2016年3月4日12:23

先日は遠方からありがとうございました。
楽しんでもらったみたいなのでよかったです。
差し入れまで頂いて大変ありがとうございました。

今度はそちらに行きますのでその時はよろしくお願いします。

東北のレベルアップの為、又、大型大会の上位入賞者をたくさん出るようイベントオーガナイザーの名に恥じぬようお互い頑張りましょう。

朗(あきら)
2016年3月4日23:12

> KOH‐さん
コメントありがとうございます。返信が遅くなってしまい申し訳ありません。

レインボーフォースもミラクルホームランもガチで組んでガチで勝ちに行ったとはいえ、変わり種のデッキで臨んだものですからいつもよりも勝った時の喜びは大きかったですね。

ひみつの内容に関しては今シーズンのためにやれるだけのことをひたすらやってきた次第です。個人的には今週末から始まるカメックスジムバトルシーズンでしっかりと結果を残したいと考えています。

朗(あきら)
2016年3月4日23:13

> しゃろんさん
コメントありがとうございます。返信が遅くなってしまい申し訳ありません。

ミラクルホームランを宣言して決まった瞬間と相手のポカーンとした顔はわりとやみつきになります(笑)

朗(あきら)
2016年3月4日23:20

> おぺらさん
コメントありがとうございます。返信が遅くなってしまい申し訳ありません。

岩手のイベントオーガナイザーを始めとする皆さんのお陰で、オフシーズンの〆にとっても楽しい時間を過ごせました。行って良かったと心から思っています。レインボーフォースはやや不発に終わりましたが、ミラクルホームランも無事に決まったので良かったですね(笑)

当日の役割担当を振られていて、そういった目線でもイベントを観ていましたが本当にお忙しそうでしたね。特に東北チャンピオンシップスと比べて低学年の子ども達への声掛けなどは私たちの比では無かったと思います。

そういった意味で輪投げコーナーを設置するなどの工夫は、「すごい!これこそ実質バトルフェスタの会場じゃないか!」と心から驚かされた次第です。お互いに無事にイベントを成功させることが出来て本当に良かったです。

僕らも次回のTCSを岩手ケルディオ杯に負けないようにまた成功させますので是非遊びに来てくださいね♪今後ともイベントオーガナイザー同士、改めてよろしくお願いします!

朗(あきら)
2016年3月4日23:23

> じか星さん
コメント及びリンクありがとうございます。返信が遅くなってしまい申し訳ありません。

公式大会などで何かしらの機会があれば東北に訪れる機会があるかもしれませんね…逆に私は大阪方面へ、今後の公式大会などで伺いますので、どこかでお会い出来れば幸いです!今後ともよろしくお願いします!

朗(あきら)
2016年3月4日23:30

> マイコーさん
コメントありがとうございます。
お陰様で楽しいオフシーズンの最終日を過ごせました。
差し入れに関しても優勝者や子ども達に行き渡って嬉しいです。
これだからUFOキャッチャーはやめられない(笑)

是非ともカメックスメガバトルの前後でご都合がよろしければ遊びに来てください!岩手ケルディオ杯にも負けないように私たちも楽しいイベントをやり続けます!

私は東北のジュニア、オープン問わずレベルアップはもちろんのこと、イベントオーガナイザーだけではなくポケカプレイヤーとしても、全国各地でもっともっと活躍して、東北という地域のすごさをアピールしたいので、今後ともあらゆる形で努力を惜しまない所存です。

お互いに誇りを持って、やれることをやり続けていきましょう!よろしくおねがいします!

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