#158.5 第37回 みらチャン杯に準優勝する(予選5戦目以降)
2015年12月31日 イベントレポート コメント (2)
おはようございます。朗です。
昨日は同窓会で普段は飲まないお酒を大分飲み過ぎたようで、帰りの地下鉄でグッナイベイビーを決めてしまい終点まで寝過ごし、挙句の果てには何とか帰宅した後にソファに倒れこみ愛犬に哀れみの目が見られてからの記憶がなく、そのまま朝を迎えてしまったようでレポートの続きを書けませんでした…楽しみにして下さっていた皆さんには申し訳ありません。
ということで、今年の出来事は今年のうちにケリをつけておきたいので予選5戦目以降のレポートを引き続き書きます!
使用デッキ「モノクロパズルレック」
予選5戦目 ○ 6-2 ドータクン・ゾロアーク・ディアルガEX・ヒードラン・シェイミEX(みれさん)
マッチアップが発表されて名前が出たのは何と広島大会のプレミアステージ3戦目でも対戦したみれさんでした。予選2戦目で1番卓2番卓と並んで座っていたのでお互いにデッキは概ねバレている状態です。僕は相手のゾロアークの存在を警戒しつつ対戦に臨みました。それにしてもみれさんがドータクン系統を使用しているのはとても珍しかったので新鮮でしたね。
対戦の肝となったのはやはりお互いにそれぞれ有効なアタッカーであるMレックウザEXとゾロアークの立ち回り方。僕のMレックウザEXが相手のゾロアークにOHKOされないようにベンチに出すポケモンの枚数を絞りながら戦います。おそらくちからのハチマキも入っているので7体以上はうかつに出せません。
相手はゾロアークで攻められないタイミングでディアルガEXを出してクロノワインドにより足止めを決めてくる盤面がありましたが、そのタイミングでベンチに控えていたもう1匹のMレックウザEXと交代して、攻撃に必要なパーツを時のパズルでトラッシュからピックアップしてOHKOで返すプレイングを行い、相手に対して程よく返しづらい盤面を心がけます。また、みれさんのトラッシュにはエリートトレーナーがあったのでバトルサーチャーからの起動を軽軽しつつ、トレーナーズポストや残っているシェイミEXは極力手札にキープをしておき、最後の〆に必要な盤面まで取っておきます。
相手はラストターンにそのエリートトレーナーを打ち込んでパラレルシティ青をこちら側に向けて貼るつもり…だったようですが、誤ってエリートトレーナーを打つ前にこちら側に向けてしまうプレイングミスをやってしまいます。これによりゾロアークの打点が100ダメージしか出なくなってしまったので、MレックウザEXもきぜつしなくなってしまいました。その代わりにクセロシキで僕のMレックウザEXに貼ってあったダブル無色エネルギーを剥がしてマインドジャックでターンエンド。返しのターンに手札にあったダブル無色エネルギーを貼ってエメラルドブレイクでサイドカードを引き切って勝利しました。
みれさん曰く、自身のデッキタイプを使い慣れていないところがここで出てしまったとのことです。とはいえ、みれさんとの対戦はとても緊張感があり一進一退の真剣勝負が行えたのでとても面白かったですね。
予選6戦目 ○ 6-0 イベルタル・イベルタル・ダークライEX・ゾロアーク・シェイミEX(かえでさん)
「今日の僕はもしかしたら何かを持っているのかもな」と考えていた矢先、最終戦のマッチアップが発表されて開いた口が塞がらなくなりました。今度は広島大会派の最終戦を対戦したかえでさんがお相手です。隣で見ていたクラさんから「今季の振り返りのようなマッチアップですね(笑)」と言われてしまいましたがまさにそんな感じです。
とはいえ、今回のかえでさんはみらチャン杯にカレーを食べに来たとのことなのでバトフェスよりもゆるーい気持ちで試合に臨むことができました。あまり相手にしたくないゾロアーク2連戦を経てこの場にいるのですから、「今日は何となくいけるだろう」と謎の自信はありました。と、思いきや最終戦のデッキにもゾロアークが。もう勘弁して下さい…()
試合の流れとしてはこちらが先行1ターン目から超速の展開を決めつつオカルトマニアを打つことに成功します。これで相手への足止めが上手くいったようで、相手は思うように1ターン目から立ち回ることが出来ませんでした。それに手札4枚の状態でゾロアからあまえごえを打たれましたが、引かれたらまずいプラターヌ博士をピックされずに済んだので2ターン目からエンジンをかけて攻撃を開始することが出来ました。
その後はフライトナイトイベルタルにこちらの展開及び攻撃を邪魔されつつも基本的にはこちらのペースへ試合を運ぶことに成功します。また、相手がピーピーマックスでエネルギーを引き当てない不運もあり、相手はサイドを取る意味がないと中打点でひたすらMレックウザEXにダメージを乗せていきますが、僕が相手の場にいるシェイミEXを率先して取れる流れになっていたので、そのままサイドカードを6枚取り切って完勝です!
相手の不運もありながらも、全く違うデッキで広島大会のリベンジを決めることが出来たのは本当に嬉しかったですね。それと同時に「今日の自分は本当に持っている」ということを改めて実感しました。
ここで予選リーグが終了。予選突破のボーダーラインが4勝2敗かつ僕が唯一負けてしまったひびき君も常に上位卓にいてくれたので安心した気持ちで結果発表を迎えることが出来ました。
その結果、5位で決勝トーナメントへ進出決定です!初めて参加した時以来の予選突破でした!
小休憩を挟んだ後に決勝トーナメントのマッチアップが発表されました…が、対戦相手は予選5戦目で対戦したみれさんとの再戦が決定です。まさかのゾロアーク4連戦…ここまで来たらどんな強豪プレイヤーと当たってもおかしくないのですが、苦手なデッキタイプかつみらチャン杯の最多優勝タイトルホルダーが相手となると流石にビビってしまいますね。
しかしながら、相手も「レックと当たるとは思っていなかった」と予選終了後に仰っていたので、「今の流れは自分に来ている」と信じつつ決勝トーナメントの対戦に臨みました。
【第37回みらチャン杯 決勝トーメント】
使用デッキ「モノクロパズルレック」
決勝1回戦 ○ 6-2 ドータクン・ゾロアーク・ディアルガEX・ヒードラン・シェイミEX(みれさん)
予選で一度対戦しているだけあってお互いに手の内はほぼバレてしまっています…と思いきや、この対戦では相手のデッキから先ほどの対戦では1体も出てこなかったヒードランが2体も登場します。今度はゾロアークだけではなくこのアタッカーの存在がこのポケモンの存在がこの試合の肝になるであろうと考え、先ほどと同様の動きで僕は超速展開を目指しました。
しかしながら、予選5戦目と比べるとみれさんのデッキの動き方はやや遅かったように感じます。特にドータクンが並ぶスピードがやや遅かったです。そのためにゾロアーク、ディアルガEX、ヒードランが起動するタイミングが遅くなったり、展開のためにシェイミEXを2体も場に出さなければいけない状況に陥ります。そのため相手はサイドレースに関してもかなり不利な状況に陥っていました。
相手にとっては貴重な回復手段であるAZも150ダメージ乗ったディアルガEXに使ってしまい、その回復したディアルガEXを再び出して攻撃しにいかなくてはならない盤面になっていたので、そこを返すために2体目のMレックウザEXのためにラストターンで2枚の時のパズルでパーツを揃えてOHKOを返し、サイドカードを6枚引き切り勝利しました。
2回目のマッチアップということで予選での対戦経験を活かすことが出来たのではないかと思います。広島大会での対戦もあり今季は普段対戦することが無かったみれさんとは何かしら縁があったので不思議でしたね…ありがとうございました!
決勝2回戦 ○ 3-0 オーロットBREAKシェイミEX(シャーク・タク君)
相手はみらチャン杯の決勝トーナメント結果で間接的によく名前をみる男の子でした。ちゃんとお話をしたり対戦をするのはこれが初めてです。相手のデッキタイプが全く分からなかったのですが自分の手札があまりピンと来なかったので、何が来てもいいように前はイベルタル、ベンチにレックウザEXという布陣で相手を迎え討ちます。
場をオープンすると相手のバトル場にはシェイミEX、そしてベンチにはボクレーが並んでいました。最初のポケモンの選択が功を奏したようです。相手は最初のターンの動きがあまり好ましくなく、手札からシェイミEXを使用しても思い通りにサポーターを打つことが出来ずにターンを返してきます。
それに対して、こちらはトップで引き当てたバトルコンプレッサーで超速展開を開始!フラダリでボクレーを呼び出しつつ、シェイミEXなどによる爆発的な展開を経て、最初のターンから2枚の時のパズルを使用して、MレックウザEXを盤面を完成させ、突然のオーロットの登場に供えます。そのままデスウィングでサイドを先行。
そうすると相手は手札にサポーターが無かったようで、シェイミEXのスカイリターンで1体だけ残ってしまったシェイミEXの延命による賭けに出ます…が、返しのターンでかるいしでイベルタルが逃げてMレックウザEXがエメラルドブレイクを打ち込んで相手の場にポケモンがいなくなり勝利しました。もはや運だけで勝ってしまった感が否めませんでしたね…
準決勝 ○ 4-0 よるのこうしん(マキノコウキさん)
お互いに初顔合わせ&初対戦でした。後からわかったことですが、互いにリンクしているあべさんの後輩だったとか。初めましてのご挨拶を済ませ、相手の先行で勝負がスタートしました。
バトル場をオープンすると相手の場にはバケッチャ…ここでまさかのよるのこうしんです!僕のデッキにはチルタリスを積んでいますがオカルトマニアにより弱点を消されてしまうのでゾロアーク以上に対戦したくないデッキタイプでした。先行1ターン目から順調によるのこうしんパーツをトラッシュし、サポートーもトラッシュされていき、バトル場のバケッチャに闘魂のまわしを巻かれてイベルタルによるOHKOを狙えなくなったので、半ば頭の中では負けを覚悟してしまいます。
しかしながら、相手はバケッチャとシェイミEX以外のポケモンが並ばずにサポートも打ってこないままターンを返したのでチャンスが到来!そこから後1オカルトマニアを絡めながらベンチにイベルタルを並べながらMレックウザEXの制圧盤面を完成させて、江目レルドブレイク連打!
そのまま相手はまともに展開が出来ないまま僕にオカルトマニアを打ち続けられ、ひたすらドローゴーでターンを返されたので相手の場からポケモンがいなくなり勝利しました。決勝戦進出です!もはや苦手なデッキに対してこの立ち回りが出来た辺り、「今日持っている何かだけでここまで来ちゃったな」という感じがすごかったです…(笑)
決勝戦 × 5-0 ホエルオーEX・ギルガルドEX・ホルビー(wakaさん)
決勝戦の相手はやはりというかwakaさんでした。予選の時に遠目でデッキを拝見していたのですが、彼が使用していたのはホエルオーEXが水エネルギーを5枚つけてハイブリーチングを繰り出す恐ろしいものでした。デッキのコンセプトとしては山札切れを狙うものではありましたが、ホエルオーEXが殴る側面も持っています。ちなみに本人曰く「MジュカインEXやビークインなど草タイプをメインとするデッキは切っている」そうです。何とも潔いデッキですね…お陰様で最後の最後でHP的な意味でとんでもない壁が立ちはだかるハメになりました…
ちなみにこの試合では運営のkiraさんのご厚意により、WCS2015のプレイマット フルsizeを決勝戦にて使用させて頂きました。お互いに使用していたハーフプレイマットはあったのですが、折角の機会なのでこのプレイマットの上で対戦をさせて頂くことに。何やらこのプレイマットをみらチャン杯ではこのタイミングで初めて導入されたようです。この機会に立ち会えたことを光栄に思います。kiraさんありがとうございました!
試合運びとしては僕はシェイミEXスタートだったのですが相手にエネルギーを剥がされることを考えた時と、うねりの大海を出される前にダメージカウンターを乗せることに意味があると考えていたので、シェイミEXを使用して小突いてからMレックウザEXを使用するプランニングに。そしてOHKOはほぼ無理だと感じたのでエメラルドブレイク150ダメージを刻みながら、ホエルオーEXを2パンで倒していくことを心がけます。また、山札切れを警戒&エネルギーを剥がしてくるであろうカードを流すことを意識してバトルサーチャーからジャッジマンを使用するタイミングを常に心がけます。
エメラルドブレイクを打ち込むタイミングで序盤からフレア団のしたっぱ、クセロシキ、改造ハンマーなどを使用されてエネルギーを剥がされてしまう上にホエルオーEXに闘魂のまわしを巻かれてHPの底上げを図られてしまいますが、その都度メガターボなどを使用しバトル場のMレックウザ悪エネルギーを3枚つけて迎え討ちます。対戦が進むにつれてまんたんのくすり、AZ、クロケアなどで当然のように回復をされることも多々ありましたが、カスミのやる気やプラターヌを使用しても引かれなかったタイミングがあったので全く何も出来なかったというわけではありません。
また、エネルギーを剥がされ続けたのもあって2枚の時のパズルも使用してエネルギーも戻して常にエメラルドブレイクを打つ盤面を整えますが、ホエルオーEXを2体取ったタイミングでホルビーが登場しました。山札切れを狙ってほるほるにより2枚山札をトラッシュされてしまいますが、その時にダブル無色エネルギーを1枚トラッシュされたのがとてつもない痛手となってしまいます。そのままホルビーもエメラルドブレイクで吹き飛ばしますが、残り1体のホエルオーEXの存在が大きな壁となってしまいます。
この辺りで山札が残り3枚となりライブラリアウトを警戒しなくてはならなくなったので、渾身のジャッジマンを打ち込みます。すると、相手はなんとその4枚(+1枚?)から時のパズルを2枚引き当てて、トラッシュからホルビーとフレア団のしたっぱをピックされてしまいました。この瞬間、「マジかー!」と天を仰ぎギャラリーにもどよめきが走ります。
こうして僕のMレックウザEXに貼れるエネルギーどころかデッキに入っているエネルギーは枯渇してしまい、さらに相手のタイミングで山札を枯らす準備負けを覚悟します…が、よくよく見ると相手も山札の消耗具合が激しく「逆に山札切れを狙えるのではないか」と考え、なかなか下がらないホエルオーEXとバトル場に登場しない手札にいるホルビーを睨みながら、少ない勝ち筋を狙ってフラダリでベンチのホエルオーEXを縛ります。そこからお互いにドローゴーを繰り返し「どうぞ!」「どうぞ!」「どうぞ!」を繰り返します。後は相手のサイド落ちを願うばかりです。
ですが、最後は相手が手札からベンチへホルビーを繰り出し、ホエルオーEXをAZで回収しほるほるを決められ僕の山切れで敗北しました。いやぁ…ラスト1枚のサイドが遠かった。だけど、ギャラリー的にも見応えのある白熱した勝負が出来たのではないかと思います。とにかく楽しかったです!
ということで、今年のポケモンカードを締めくくるみらチャン杯は準優勝という結果に終わりました。
前回の日記にも書きましたが、ここまで行き着くのにとても時間がかかったので表彰された時には感無量でした。そういえば今年の最初には僕がマンツーマンで稽古をつけていたチームサニー(当時は未加入ですが)のちゃきが準優勝しましたね。年の最初から最後まで東北のプレイヤーの強さを見せつけられたのではないかと思います。来年はこれよりももっとすごい物を見せてやる所存です。東北の皆さんも、全国の皆さんもお楽しみに!
また、表彰式終了後にはゆうたママさんからお声がけ頂いたのでフリー対戦をしました。使用デッキは「僕が考えた最悪の竜王戦デッキ」 で、ゆうたママさんは 「ガブリアスルカリオルチャブル」を使用されました。相手が思うように展開が出来ず、結果として6-3で僕が勝利致しました。
そして、この対戦は僕の今年のポケモンカード納めとなりました。フリー対戦の場ではありますが、今年の日本代表選手であるゆうたママさんと対戦出来てとても光栄した。ありがとうございました!
みらチャンの会場を後にしてからはHKさんと共に移動し、チムLOLIの有栖川本部長夫妻と4人でから揚げ食べ放題がある最強の飲み屋でひたすら飲んでは食べてデデ活をしていました。から揚げ食べ放題もとても魅力的ではありましたが、特に自家製の豆腐が美味しかったですね!
ガッツリ食べて飲んだ後は本部長夫妻のお家にお世話になりました。2人の好きな物が沢山並んだ素敵なお部屋でしたね。いつか僕もこういったお部屋に人を呼んでみたいです。僕が1人暮らしをしていた頃の部屋はわりと地味(?)な作りだったので…(笑)
その翌日は本部長と共に第2回 竜王戦を観戦し仙台に帰りました。今年の最後の週末は沢山の方々のお陰でとにかく充実した時間を過ごせました。皆さんお世話になりました!そして、ありがとうございました!
また、後ほど今年のまとめ日記とコメント返信を行いますので、そちらもよろしくお願いします!
昨日は同窓会で普段は飲まないお酒を大分飲み過ぎたようで、帰りの地下鉄でグッナイベイビーを決めてしまい終点まで寝過ごし、挙句の果てには何とか帰宅した後にソファに倒れこみ愛犬に哀れみの目が見られてからの記憶がなく、そのまま朝を迎えてしまったようでレポートの続きを書けませんでした…楽しみにして下さっていた皆さんには申し訳ありません。
ということで、今年の出来事は今年のうちにケリをつけておきたいので予選5戦目以降のレポートを引き続き書きます!
※前回の記事はこちら #158 第37回 みらチャン杯に準優勝する(予選4戦目まで)
http://akira3.diarynote.jp/201512301801383595/
使用デッキ「モノクロパズルレック」
予選5戦目 ○ 6-2 ドータクン・ゾロアーク・ディアルガEX・ヒードラン・シェイミEX(みれさん)
マッチアップが発表されて名前が出たのは何と広島大会のプレミアステージ3戦目でも対戦したみれさんでした。予選2戦目で1番卓2番卓と並んで座っていたのでお互いにデッキは概ねバレている状態です。僕は相手のゾロアークの存在を警戒しつつ対戦に臨みました。それにしてもみれさんがドータクン系統を使用しているのはとても珍しかったので新鮮でしたね。
対戦の肝となったのはやはりお互いにそれぞれ有効なアタッカーであるMレックウザEXとゾロアークの立ち回り方。僕のMレックウザEXが相手のゾロアークにOHKOされないようにベンチに出すポケモンの枚数を絞りながら戦います。おそらくちからのハチマキも入っているので7体以上はうかつに出せません。
相手はゾロアークで攻められないタイミングでディアルガEXを出してクロノワインドにより足止めを決めてくる盤面がありましたが、そのタイミングでベンチに控えていたもう1匹のMレックウザEXと交代して、攻撃に必要なパーツを時のパズルでトラッシュからピックアップしてOHKOで返すプレイングを行い、相手に対して程よく返しづらい盤面を心がけます。また、みれさんのトラッシュにはエリートトレーナーがあったのでバトルサーチャーからの起動を軽軽しつつ、トレーナーズポストや残っているシェイミEXは極力手札にキープをしておき、最後の〆に必要な盤面まで取っておきます。
相手はラストターンにそのエリートトレーナーを打ち込んでパラレルシティ青をこちら側に向けて貼るつもり…だったようですが、誤ってエリートトレーナーを打つ前にこちら側に向けてしまうプレイングミスをやってしまいます。これによりゾロアークの打点が100ダメージしか出なくなってしまったので、MレックウザEXもきぜつしなくなってしまいました。その代わりにクセロシキで僕のMレックウザEXに貼ってあったダブル無色エネルギーを剥がしてマインドジャックでターンエンド。返しのターンに手札にあったダブル無色エネルギーを貼ってエメラルドブレイクでサイドカードを引き切って勝利しました。
みれさん曰く、自身のデッキタイプを使い慣れていないところがここで出てしまったとのことです。とはいえ、みれさんとの対戦はとても緊張感があり一進一退の真剣勝負が行えたのでとても面白かったですね。
予選6戦目 ○ 6-0 イベルタル・イベルタル・ダークライEX・ゾロアーク・シェイミEX(かえでさん)
「今日の僕はもしかしたら何かを持っているのかもな」と考えていた矢先、最終戦のマッチアップが発表されて開いた口が塞がらなくなりました。今度は広島大会派の最終戦を対戦したかえでさんがお相手です。隣で見ていたクラさんから「今季の振り返りのようなマッチアップですね(笑)」と言われてしまいましたがまさにそんな感じです。
とはいえ、今回のかえでさんはみらチャン杯にカレーを食べに来たとのことなのでバトフェスよりもゆるーい気持ちで試合に臨むことができました。あまり相手にしたくないゾロアーク2連戦を経てこの場にいるのですから、「今日は何となくいけるだろう」と謎の自信はありました。と、思いきや最終戦のデッキにもゾロアークが。もう勘弁して下さい…()
試合の流れとしてはこちらが先行1ターン目から超速の展開を決めつつオカルトマニアを打つことに成功します。これで相手への足止めが上手くいったようで、相手は思うように1ターン目から立ち回ることが出来ませんでした。それに手札4枚の状態でゾロアからあまえごえを打たれましたが、引かれたらまずいプラターヌ博士をピックされずに済んだので2ターン目からエンジンをかけて攻撃を開始することが出来ました。
その後はフライトナイトイベルタルにこちらの展開及び攻撃を邪魔されつつも基本的にはこちらのペースへ試合を運ぶことに成功します。また、相手がピーピーマックスでエネルギーを引き当てない不運もあり、相手はサイドを取る意味がないと中打点でひたすらMレックウザEXにダメージを乗せていきますが、僕が相手の場にいるシェイミEXを率先して取れる流れになっていたので、そのままサイドカードを6枚取り切って完勝です!
相手の不運もありながらも、全く違うデッキで広島大会のリベンジを決めることが出来たのは本当に嬉しかったですね。それと同時に「今日の自分は本当に持っている」ということを改めて実感しました。
ここで予選リーグが終了。予選突破のボーダーラインが4勝2敗かつ僕が唯一負けてしまったひびき君も常に上位卓にいてくれたので安心した気持ちで結果発表を迎えることが出来ました。
その結果、5位で決勝トーナメントへ進出決定です!初めて参加した時以来の予選突破でした!
小休憩を挟んだ後に決勝トーナメントのマッチアップが発表されました…が、対戦相手は予選5戦目で対戦したみれさんとの再戦が決定です。まさかのゾロアーク4連戦…ここまで来たらどんな強豪プレイヤーと当たってもおかしくないのですが、苦手なデッキタイプかつみらチャン杯の最多優勝タイトルホルダーが相手となると流石にビビってしまいますね。
しかしながら、相手も「レックと当たるとは思っていなかった」と予選終了後に仰っていたので、「今の流れは自分に来ている」と信じつつ決勝トーナメントの対戦に臨みました。
【第37回みらチャン杯 決勝トーメント】
使用デッキ「モノクロパズルレック」
決勝1回戦 ○ 6-2 ドータクン・ゾロアーク・ディアルガEX・ヒードラン・シェイミEX(みれさん)
予選で一度対戦しているだけあってお互いに手の内はほぼバレてしまっています…と思いきや、この対戦では相手のデッキから先ほどの対戦では1体も出てこなかったヒードランが2体も登場します。今度はゾロアークだけではなくこのアタッカーの存在がこのポケモンの存在がこの試合の肝になるであろうと考え、先ほどと同様の動きで僕は超速展開を目指しました。
しかしながら、予選5戦目と比べるとみれさんのデッキの動き方はやや遅かったように感じます。特にドータクンが並ぶスピードがやや遅かったです。そのためにゾロアーク、ディアルガEX、ヒードランが起動するタイミングが遅くなったり、展開のためにシェイミEXを2体も場に出さなければいけない状況に陥ります。そのため相手はサイドレースに関してもかなり不利な状況に陥っていました。
相手にとっては貴重な回復手段であるAZも150ダメージ乗ったディアルガEXに使ってしまい、その回復したディアルガEXを再び出して攻撃しにいかなくてはならない盤面になっていたので、そこを返すために2体目のMレックウザEXのためにラストターンで2枚の時のパズルでパーツを揃えてOHKOを返し、サイドカードを6枚引き切り勝利しました。
2回目のマッチアップということで予選での対戦経験を活かすことが出来たのではないかと思います。広島大会での対戦もあり今季は普段対戦することが無かったみれさんとは何かしら縁があったので不思議でしたね…ありがとうございました!
決勝2回戦 ○ 3-0 オーロットBREAKシェイミEX(シャーク・タク君)
相手はみらチャン杯の決勝トーナメント結果で間接的によく名前をみる男の子でした。ちゃんとお話をしたり対戦をするのはこれが初めてです。相手のデッキタイプが全く分からなかったのですが自分の手札があまりピンと来なかったので、何が来てもいいように前はイベルタル、ベンチにレックウザEXという布陣で相手を迎え討ちます。
場をオープンすると相手のバトル場にはシェイミEX、そしてベンチにはボクレーが並んでいました。最初のポケモンの選択が功を奏したようです。相手は最初のターンの動きがあまり好ましくなく、手札からシェイミEXを使用しても思い通りにサポーターを打つことが出来ずにターンを返してきます。
それに対して、こちらはトップで引き当てたバトルコンプレッサーで超速展開を開始!フラダリでボクレーを呼び出しつつ、シェイミEXなどによる爆発的な展開を経て、最初のターンから2枚の時のパズルを使用して、MレックウザEXを盤面を完成させ、突然のオーロットの登場に供えます。そのままデスウィングでサイドを先行。
そうすると相手は手札にサポーターが無かったようで、シェイミEXのスカイリターンで1体だけ残ってしまったシェイミEXの延命による賭けに出ます…が、返しのターンでかるいしでイベルタルが逃げてMレックウザEXがエメラルドブレイクを打ち込んで相手の場にポケモンがいなくなり勝利しました。もはや運だけで勝ってしまった感が否めませんでしたね…
準決勝 ○ 4-0 よるのこうしん(マキノコウキさん)
お互いに初顔合わせ&初対戦でした。後からわかったことですが、互いにリンクしているあべさんの後輩だったとか。初めましてのご挨拶を済ませ、相手の先行で勝負がスタートしました。
バトル場をオープンすると相手の場にはバケッチャ…ここでまさかのよるのこうしんです!僕のデッキにはチルタリスを積んでいますがオカルトマニアにより弱点を消されてしまうのでゾロアーク以上に対戦したくないデッキタイプでした。先行1ターン目から順調によるのこうしんパーツをトラッシュし、サポートーもトラッシュされていき、バトル場のバケッチャに闘魂のまわしを巻かれてイベルタルによるOHKOを狙えなくなったので、半ば頭の中では負けを覚悟してしまいます。
しかしながら、相手はバケッチャとシェイミEX以外のポケモンが並ばずにサポートも打ってこないままターンを返したのでチャンスが到来!そこから後1オカルトマニアを絡めながらベンチにイベルタルを並べながらMレックウザEXの制圧盤面を完成させて、江目レルドブレイク連打!
そのまま相手はまともに展開が出来ないまま僕にオカルトマニアを打ち続けられ、ひたすらドローゴーでターンを返されたので相手の場からポケモンがいなくなり勝利しました。決勝戦進出です!もはや苦手なデッキに対してこの立ち回りが出来た辺り、「今日持っている何かだけでここまで来ちゃったな」という感じがすごかったです…(笑)
決勝戦 × 5-0 ホエルオーEX・ギルガルドEX・ホルビー(wakaさん)
決勝戦の相手はやはりというかwakaさんでした。予選の時に遠目でデッキを拝見していたのですが、彼が使用していたのはホエルオーEXが水エネルギーを5枚つけてハイブリーチングを繰り出す恐ろしいものでした。デッキのコンセプトとしては山札切れを狙うものではありましたが、ホエルオーEXが殴る側面も持っています。ちなみに本人曰く「MジュカインEXやビークインなど草タイプをメインとするデッキは切っている」そうです。何とも潔いデッキですね…お陰様で最後の最後でHP的な意味でとんでもない壁が立ちはだかるハメになりました…
ちなみにこの試合では運営のkiraさんのご厚意により、WCS2015のプレイマット フルsizeを決勝戦にて使用させて頂きました。お互いに使用していたハーフプレイマットはあったのですが、折角の機会なのでこのプレイマットの上で対戦をさせて頂くことに。何やらこのプレイマットをみらチャン杯ではこのタイミングで初めて導入されたようです。この機会に立ち会えたことを光栄に思います。kiraさんありがとうございました!
試合運びとしては僕はシェイミEXスタートだったのですが相手にエネルギーを剥がされることを考えた時と、うねりの大海を出される前にダメージカウンターを乗せることに意味があると考えていたので、シェイミEXを使用して小突いてからMレックウザEXを使用するプランニングに。そしてOHKOはほぼ無理だと感じたのでエメラルドブレイク150ダメージを刻みながら、ホエルオーEXを2パンで倒していくことを心がけます。また、山札切れを警戒&エネルギーを剥がしてくるであろうカードを流すことを意識してバトルサーチャーからジャッジマンを使用するタイミングを常に心がけます。
エメラルドブレイクを打ち込むタイミングで序盤からフレア団のしたっぱ、クセロシキ、改造ハンマーなどを使用されてエネルギーを剥がされてしまう上にホエルオーEXに闘魂のまわしを巻かれてHPの底上げを図られてしまいますが、その都度メガターボなどを使用しバトル場のMレックウザ悪エネルギーを3枚つけて迎え討ちます。対戦が進むにつれてまんたんのくすり、AZ、クロケアなどで当然のように回復をされることも多々ありましたが、カスミのやる気やプラターヌを使用しても引かれなかったタイミングがあったので全く何も出来なかったというわけではありません。
また、エネルギーを剥がされ続けたのもあって2枚の時のパズルも使用してエネルギーも戻して常にエメラルドブレイクを打つ盤面を整えますが、ホエルオーEXを2体取ったタイミングでホルビーが登場しました。山札切れを狙ってほるほるにより2枚山札をトラッシュされてしまいますが、その時にダブル無色エネルギーを1枚トラッシュされたのがとてつもない痛手となってしまいます。そのままホルビーもエメラルドブレイクで吹き飛ばしますが、残り1体のホエルオーEXの存在が大きな壁となってしまいます。
この辺りで山札が残り3枚となりライブラリアウトを警戒しなくてはならなくなったので、渾身のジャッジマンを打ち込みます。すると、相手はなんとその4枚(+1枚?)から時のパズルを2枚引き当てて、トラッシュからホルビーとフレア団のしたっぱをピックされてしまいました。この瞬間、「マジかー!」と天を仰ぎギャラリーにもどよめきが走ります。
こうして僕のMレックウザEXに貼れるエネルギーどころかデッキに入っているエネルギーは枯渇してしまい、さらに相手のタイミングで山札を枯らす準備負けを覚悟します…が、よくよく見ると相手も山札の消耗具合が激しく「逆に山札切れを狙えるのではないか」と考え、なかなか下がらないホエルオーEXとバトル場に登場しない手札にいるホルビーを睨みながら、少ない勝ち筋を狙ってフラダリでベンチのホエルオーEXを縛ります。そこからお互いにドローゴーを繰り返し「どうぞ!」「どうぞ!」「どうぞ!」を繰り返します。後は相手のサイド落ちを願うばかりです。
ですが、最後は相手が手札からベンチへホルビーを繰り出し、ホエルオーEXをAZで回収しほるほるを決められ僕の山切れで敗北しました。いやぁ…ラスト1枚のサイドが遠かった。だけど、ギャラリー的にも見応えのある白熱した勝負が出来たのではないかと思います。とにかく楽しかったです!
ということで、今年のポケモンカードを締めくくるみらチャン杯は準優勝という結果に終わりました。
前回の日記にも書きましたが、ここまで行き着くのにとても時間がかかったので表彰された時には感無量でした。そういえば今年の最初には僕がマンツーマンで稽古をつけていたチームサニー(当時は未加入ですが)のちゃきが準優勝しましたね。年の最初から最後まで東北のプレイヤーの強さを見せつけられたのではないかと思います。来年はこれよりももっとすごい物を見せてやる所存です。東北の皆さんも、全国の皆さんもお楽しみに!
また、表彰式終了後にはゆうたママさんからお声がけ頂いたのでフリー対戦をしました。使用デッキは「僕が考えた最悪の竜王戦デッキ」 で、ゆうたママさんは 「ガブリアスルカリオルチャブル」を使用されました。相手が思うように展開が出来ず、結果として6-3で僕が勝利致しました。
そして、この対戦は僕の今年のポケモンカード納めとなりました。フリー対戦の場ではありますが、今年の日本代表選手であるゆうたママさんと対戦出来てとても光栄した。ありがとうございました!
みらチャンの会場を後にしてからはHKさんと共に移動し、チムLOLIの有栖川本部長夫妻と4人でから揚げ食べ放題がある最強の飲み屋でひたすら飲んでは食べてデデ活をしていました。から揚げ食べ放題もとても魅力的ではありましたが、特に自家製の豆腐が美味しかったですね!
ガッツリ食べて飲んだ後は本部長夫妻のお家にお世話になりました。2人の好きな物が沢山並んだ素敵なお部屋でしたね。いつか僕もこういったお部屋に人を呼んでみたいです。僕が1人暮らしをしていた頃の部屋はわりと地味(?)な作りだったので…(笑)
その翌日は本部長と共に第2回 竜王戦を観戦し仙台に帰りました。今年の最後の週末は沢山の方々のお陰でとにかく充実した時間を過ごせました。皆さんお世話になりました!そして、ありがとうございました!
また、後ほど今年のまとめ日記とコメント返信を行いますので、そちらもよろしくお願いします!
コメント
けどおもしろかったです(^^)
みらちゃん杯お疲れ様でした!おかげで年明け早くもポケカがしたくなりました。
コメントありがとうございます!長いのは仕様なので許して下さい…
2016年もポケモンカードをスーパー楽しんでいきましょう!!