こんばんは、朗です。
今日はちょいとバトルフェスタ前に組んだ風変りなデッキをご紹介したいと思います。名古屋大会のレポートはもう少しだけお待ちください。
今回ご紹介するデッキはちょっと前のうんざり会のイベントレポートにも書いた「赤い大道芸」ことバオッキーペロリームデオキシスです。レシピ紹介の前に「うんざり会」の紹介をさせて頂きます。
僕が住んでいる宮城県のお隣にある福島県では、毎月1回のペースでH2さんという親子プレイヤーが主催されている「うんざり会」というイベントがあります。その名前の通り「うんざりするほど1日中ポケモンカードが出来る会」となっております。
僕はこのイベントに今年の2月に初参加してから4月、5月、7月、8月、9月、10月、11月とほぼ毎回参加させて頂いては、経験を積ませてもらっていました。宮城県では週末に行われるジムバトルにほとんど人が集まりません。集まっても4人、多い時は7人ぐらいでしょうか…一言で表すと宮城県はポケモンカードを本気でやるのにあまり適していない地域だと思っています。
そして、レックウザメガバトルシーズンを終えてから僕は自主的にポケモンカードをひたすら練習し続ける場所を求めて、毎月1回行われているうんざり会へ時間とお金をかけて通い始めました。
うんざり会というイベントに参加される方々のレベルは高過ぎず低すぎず、簡単に言うとガチと緩さが程よく調和しているようなイベントです。僕のように楽しむことに重きを置いているプレイヤーからしてみると、まさにうってつけのイベントですね。
このイベントに参加すれば色々なデッキを沢山回せるし、子ども達から沢山のパワーを頂けます。子ども達も大人顔負けの実力を持ち合わせていますのでとても良い刺激を受けることができます。先月のうんざり会では45人もの参加者が集ったみたいです。福島県でこれほどまでに人が集まってみんなでポケモンカードが出来る辺り、主催者であるH2さんの人望とイベントに対する熱い思い入れを感じます。
そんな僕が、あまりジムバトル環境に恵まれていない地域に住んでいるにも関わらず今回のバトルフェスタシーズンにてそれなりの成果を残せたのはうんざり会のお陰だと本気で思っています。
また、うんざり会では毎回のように「祭り」と題して特殊なレギュレーションで大会が行われています。今回のデッキを紹介する時の特殊レギュレーションは以下の通りでした。
この限定レギュレーションでデッキを作ろうとすると、例えばよるのこうしん系統、ビークイン系統、ガマゲロゲ系統、あるいはサポートポケモンにブースターを選択し炎タイプを付随させる、シャワーズを選択して炎タイプの弱点を突くことが十分に可能なんですが「そういったデッキが勝っても面白くないよね」ということが懸念されたので、一番下の空気を読むということが重要となりました(笑)
さて、前置きが長くなりましたが僕がこの大会で使用したデッキ「赤い大道芸」ことバオッキーペロリームデオキシス…そのレシピは以下の通りです。どうぞ、ご覧ください。
バオッキー(XY8)の活躍を盛り上げるために、初手からデオキシス(XY6)がファーストコンタクトで挨拶をし、それを楽しみにしているかるいしを身につけてスマートになったペロリーム(XY4)がお菓子をテイスティングしながら見守り、ティエルノがバックダンサーとして踊り続け、その後は満を持してひたすらバオッキーが増えに増えた手札を使ったハンドスリングで見事な大道芸を見せてくれます。よってアタッカーはバオッキー(XY8)とバオップ(HXY)のみです。
というか、特殊レギュレーションによるエネルギー制限の影響で攻撃が出来るポケモンをあえてこれしか入れてません。ラッキーメットも被ったりしながら素敵なショーを見せてくれるのです。ただ、ハンドスリングが順調に決まらなければこのデッキは終わりです。というか、大道芸が失敗したら持ち直すのは大変困難ですよね。そんなイメージです。こうやってデッキを説明するとストーリーがあっていいですね(?)
このレギュレーションであればジャッジマン、エリートトレーナー、レッドカードを使用する人がほぼいないであろう今回の環境における読みのデッキ選択でした。見方によっては賭けとも言います。自分の期待通りに真っ向勝負をしてくれるであろうバオッキーの芸人魂に僕は全てを賭けました。
ちなみにこのデッキを組むに当たって僕は先日、公式ホームページのデッキレシピ紹介に「ヤナッキー+バオッキー+ヒヤッキーデッキ」が掲載されていたことを知り、「あれ?アイディアが周りと被るかも…」と呆然としていました。それでも「どうせやるならとことん突き詰めたいよね」ということで使用に至った次第です。
正直、いつ負けてもいいような気持ちはありました。今回の僕が抱いていた趣旨は勝ちに行くことよりもこのデッキ選択でうんざり会の祭りを沸かせることだったので…いわゆるファンタジスタって奴に憧れたんです。…しかしながら、この時に浜松より遥々参加して下さったつばさパパさんとコンセプトが丸被りしてしまいました。サポートポケモンの違いはあれど、思いませんでした。やはり似たようなことを思い付いて下さる方はいるんですね(笑)
(※ここまではイベントレポートで書いた内容のほぼコピペでございます)
このデッキを使用して叩き出した最大出力は270ダメージでした。ちぴパパさんんが使用されたMリザードンEXが無傷であったにも関わらずに1撃で吹っ飛んでいきました。その勢いに任せてこの日の祭りでは優勝してしまいました。その時の内容は以下のイベントレポートをご覧ください。
上記にも書きましたが、相手がジャッジマン、エリートトレーナー、レッドカードなど自分の手札に干渉するようなカードを打ち込まれない限り、このデッキは恐ろしい出力を出し続けるコンセプトになります。しかも使用ポケモンは全て非EX…相手によっては驚異にならざるおえないとしか言いようがありません。
ちなみにこのレシピで使い方が肝となるカードは実は鍛冶屋だったりします。このカードのお陰でバオッキーがワザを打つ前に、炎エネルギー、バトルサーチャーといったカードがエネルギーつけかえの役割を持てることになります。採用ポケモンがすべて逃げる1なのが美しいですね。また、このデッキを使用する上でバオップは、はじめてセットXYに収録されているHP70の物以外考えられません。手札を増やすことが重要になるデッキであるため、1エネで使用できる「もってくる」だって有効なワザとなります。
シンプルに手札を3枚増やせるカードであるティエルノ以外で採用している、ダイゴとポケモン大好きクラブは状況に応じて手札を増やすだけでなく、次のターンのプランを組み立てる上で有効なカードとなり得ます。好きなサポーター、エネルギー、たねポケモンを手札にピック出来るのはとても強力なサポーターでした。また、ピン差しのプラターヌ博士は最初にしか打つ気はありません。あえてプラターヌ博士を用いて展開をしないのもXYレギュレーションでは前衛的な構築かもしれませんね。
このデッキは普段とは違ういわゆるメタデッキとは違うほぼオリジナルのコンセプトデッキで勝ちに行くために、僕が1から構築したものでした。僕はデッキビルダーと名乗るにはあまりにも技術が不足しているので、口が裂けても「僕はデッキビルダーだ!」なんてことは、お恐れがたくて言えないのですが、これだけ納得がいったデッキを自力で組めたことは確かな自信になりました。
そんな僕の自信作とも呼べるデッキを、オフシーズンの今だからこそ是非試してみてくださいね♪
> P.S
もしこの日記をご覧の方の中にバトルフェスタ2015 広島大会か名古屋大会にて僕が表彰台に乗っている時の写真をお持ちの方がいらっしゃいましたら、nekowaru@gmail.comまで送って下さると幸いです。よろしくお願いします。
今日はちょいとバトルフェスタ前に組んだ風変りなデッキをご紹介したいと思います。名古屋大会のレポートはもう少しだけお待ちください。
今回ご紹介するデッキはちょっと前のうんざり会のイベントレポートにも書いた「赤い大道芸」ことバオッキーペロリームデオキシスです。レシピ紹介の前に「うんざり会」の紹介をさせて頂きます。
うんざり会
http://unzarikai.diarynote.jp/
僕が住んでいる宮城県のお隣にある福島県では、毎月1回のペースでH2さんという親子プレイヤーが主催されている「うんざり会」というイベントがあります。その名前の通り「うんざりするほど1日中ポケモンカードが出来る会」となっております。
僕はこのイベントに今年の2月に初参加してから4月、5月、7月、8月、9月、10月、11月とほぼ毎回参加させて頂いては、経験を積ませてもらっていました。宮城県では週末に行われるジムバトルにほとんど人が集まりません。集まっても4人、多い時は7人ぐらいでしょうか…一言で表すと宮城県はポケモンカードを本気でやるのにあまり適していない地域だと思っています。
そして、レックウザメガバトルシーズンを終えてから僕は自主的にポケモンカードをひたすら練習し続ける場所を求めて、毎月1回行われているうんざり会へ時間とお金をかけて通い始めました。
うんざり会というイベントに参加される方々のレベルは高過ぎず低すぎず、簡単に言うとガチと緩さが程よく調和しているようなイベントです。僕のように楽しむことに重きを置いているプレイヤーからしてみると、まさにうってつけのイベントですね。
このイベントに参加すれば色々なデッキを沢山回せるし、子ども達から沢山のパワーを頂けます。子ども達も大人顔負けの実力を持ち合わせていますのでとても良い刺激を受けることができます。先月のうんざり会では45人もの参加者が集ったみたいです。福島県でこれほどまでに人が集まってみんなでポケモンカードが出来る辺り、主催者であるH2さんの人望とイベントに対する熱い思い入れを感じます。
そんな僕が、あまりジムバトル環境に恵まれていない地域に住んでいるにも関わらず今回のバトルフェスタシーズンにてそれなりの成果を残せたのはうんざり会のお陰だと本気で思っています。
また、うんざり会では毎回のように「祭り」と題して特殊なレギュレーションで大会が行われています。今回のデッキを紹介する時の特殊レギュレーションは以下の通りでした。
・XYレギュ60枚
・使用可能なエネルギーは基本炎とバーニングとダブル無色のみ
・この祭りは炎ポケモンで殴り合おうというのが主旨
・サポートポケモンをうまく組み合わせて欲しいためタイプは制限しない
・(アタッカー及びサポートポケモンの選択には)空気を読むこと(重要)
この限定レギュレーションでデッキを作ろうとすると、例えばよるのこうしん系統、ビークイン系統、ガマゲロゲ系統、あるいはサポートポケモンにブースターを選択し炎タイプを付随させる、シャワーズを選択して炎タイプの弱点を突くことが十分に可能なんですが「そういったデッキが勝っても面白くないよね」ということが懸念されたので、一番下の空気を読むということが重要となりました(笑)
さて、前置きが長くなりましたが僕がこの大会で使用したデッキ「赤い大道芸」ことバオッキーペロリームデオキシス…そのレシピは以下の通りです。どうぞ、ご覧ください。
「赤い大道芸」
(スタンダード・XY1-XY8 特殊レギュレーション)
4 デオキシス(XY6)
4 バオップ(HXY)
4 バオッキー(XY8)
3 ペロッパフ(XY1)
3 ペロリーム(XY4)
(ポケモン 18)
6 基本炎エネルギー
4 ダブル無色エネルギー
(エネルギー 10)
4 ティエルノ
3 ポケモン大好きクラブ
3 ダイゴ
1 プラターヌ博士
3 フラダリ
2 鍛冶屋
4 バトルサーチャー
4 レベルボール
2 リピートボール
1 せいなるはい
3 ラッキーメット
2 かるいし
(トレーナー 32)
バオッキー(XY8)の活躍を盛り上げるために、初手からデオキシス(XY6)がファーストコンタクトで挨拶をし、それを楽しみにしているかるいしを身につけてスマートになったペロリーム(XY4)がお菓子をテイスティングしながら見守り、ティエルノがバックダンサーとして踊り続け、その後は満を持してひたすらバオッキーが増えに増えた手札を使ったハンドスリングで見事な大道芸を見せてくれます。よってアタッカーはバオッキー(XY8)とバオップ(HXY)のみです。
というか、特殊レギュレーションによるエネルギー制限の影響で攻撃が出来るポケモンをあえてこれしか入れてません。ラッキーメットも被ったりしながら素敵なショーを見せてくれるのです。ただ、ハンドスリングが順調に決まらなければこのデッキは終わりです。というか、大道芸が失敗したら持ち直すのは大変困難ですよね。そんなイメージです。こうやってデッキを説明するとストーリーがあっていいですね(?)
このレギュレーションであればジャッジマン、エリートトレーナー、レッドカードを使用する人がほぼいないであろう今回の環境における読みのデッキ選択でした。見方によっては賭けとも言います。自分の期待通りに真っ向勝負をしてくれるであろうバオッキーの芸人魂に僕は全てを賭けました。
ちなみにこのデッキを組むに当たって僕は先日、公式ホームページのデッキレシピ紹介に「ヤナッキー+バオッキー+ヒヤッキーデッキ」が掲載されていたことを知り、「あれ?アイディアが周りと被るかも…」と呆然としていました。それでも「どうせやるならとことん突き詰めたいよね」ということで使用に至った次第です。
正直、いつ負けてもいいような気持ちはありました。今回の僕が抱いていた趣旨は勝ちに行くことよりもこのデッキ選択でうんざり会の祭りを沸かせることだったので…いわゆるファンタジスタって奴に憧れたんです。…しかしながら、この時に浜松より遥々参加して下さったつばさパパさんとコンセプトが丸被りしてしまいました。サポートポケモンの違いはあれど、思いませんでした。やはり似たようなことを思い付いて下さる方はいるんですね(笑)
(※ここまではイベントレポートで書いた内容のほぼコピペでございます)
このデッキを使用して叩き出した最大出力は270ダメージでした。ちぴパパさんんが使用されたMリザードンEXが無傷であったにも関わらずに1撃で吹っ飛んでいきました。その勢いに任せてこの日の祭りでは優勝してしまいました。その時の内容は以下のイベントレポートをご覧ください。
#140 うんざり会に祭りで優勝し、そのまま最多連勝で優秀賞を取り、うんざり会初の2連覇を達成する
http://akira3.diarynote.jp/201510190136534250/
上記にも書きましたが、相手がジャッジマン、エリートトレーナー、レッドカードなど自分の手札に干渉するようなカードを打ち込まれない限り、このデッキは恐ろしい出力を出し続けるコンセプトになります。しかも使用ポケモンは全て非EX…相手によっては驚異にならざるおえないとしか言いようがありません。
ちなみにこのレシピで使い方が肝となるカードは実は鍛冶屋だったりします。このカードのお陰でバオッキーがワザを打つ前に、炎エネルギー、バトルサーチャーといったカードがエネルギーつけかえの役割を持てることになります。採用ポケモンがすべて逃げる1なのが美しいですね。また、このデッキを使用する上でバオップは、はじめてセットXYに収録されているHP70の物以外考えられません。手札を増やすことが重要になるデッキであるため、1エネで使用できる「もってくる」だって有効なワザとなります。
シンプルに手札を3枚増やせるカードであるティエルノ以外で採用している、ダイゴとポケモン大好きクラブは状況に応じて手札を増やすだけでなく、次のターンのプランを組み立てる上で有効なカードとなり得ます。好きなサポーター、エネルギー、たねポケモンを手札にピック出来るのはとても強力なサポーターでした。また、ピン差しのプラターヌ博士は最初にしか打つ気はありません。あえてプラターヌ博士を用いて展開をしないのもXYレギュレーションでは前衛的な構築かもしれませんね。
このデッキは普段とは違ういわゆるメタデッキとは違うほぼオリジナルのコンセプトデッキで勝ちに行くために、僕が1から構築したものでした。僕はデッキビルダーと名乗るにはあまりにも技術が不足しているので、口が裂けても「僕はデッキビルダーだ!」なんてことは、お恐れがたくて言えないのですが、これだけ納得がいったデッキを自力で組めたことは確かな自信になりました。
そんな僕の自信作とも呼べるデッキを、オフシーズンの今だからこそ是非試してみてくださいね♪
> P.S
もしこの日記をご覧の方の中にバトルフェスタ2015 広島大会か名古屋大会にて僕が表彰台に乗っている時の写真をお持ちの方がいらっしゃいましたら、nekowaru@gmail.comまで送って下さると幸いです。よろしくお願いします。
コメント
いつも拝見しております。こっそりファンです。
リンク拾って頂き大変恐縮です。
まさかバトルフェスタ優勝者の方に拾って頂けるなんて本当にうれしいです!
改めまして、おめでとうございます!!
これからも何度もお邪魔しますがよろしくお願いいたします。
ブログを始める前より朗さんの日記は読ませていただいておりました。
この度は私のリンクを拾っていただきありがとうございます。相互リンクいただいていきます。
今回紹介なさっているデッキは、朗さんの狙いがきっちりまとまっていて面白いと思います。私では考えつかない戦い方なのでとても参考になりました。
これからもどうぞよろしくお願いします。
褒めすぎですから・・・ありがとうございます。
会自体の運営はダラダラですが、確かに参加してくださる皆さんの情熱や楽しく遊ぼうという心意気は一級品だと思ってます。そういう雰囲気の中、リラックスして対戦することが良い意味でのリフレッシュになったのだとしたら、とても嬉しいことです。
祭りはなんとなくノリで始まったのですが、デッキ構築の練習会みたいになって予想以上に面白くなってよかったなと思います。そんな中、朗さんのような強い方のデッキをのぞかせていただくことは、本当に勉強になります。というか、驚くばっかりで、実力の差を感じるだけなんですが・・・。
うんざり組も楽しく遊びたいと思う一方で、やっぱり出来る事なら強くなりたいという気持ちを持っているので、朗さんのようなチャンピオン級の人に参加していただけるのはありがたい事です。
これからも(遠いところ恐縮ですが)ご参加いただければ幸いです。
よろしくお願い致します。