#144 バトルフェスタ2014 広島大会 ~8年半をかけて叶えた悲願の3位入賞と8年ぶりの再開と~ ②
#144 バトルフェスタ2014 広島大会 ~8年半をかけて叶えた悲願の3位入賞と8年ぶりの再開と~ ②
#144 バトルフェスタ2014 広島大会 ~8年半をかけて叶えた悲願の3位入賞と8年ぶりの再開と~ ②
(#143 バトルフェスタ2014 広島大会 ~8年半をかけて叶えた悲願の3位入賞と8年ぶりの再開と~ ①の続きとなります)
http://akira3.diarynote.jp/201511060934542261/

その後、ちょうど近くに居合わせてNムラーさんとクライマックスステージのデッキ選択に関して「ちょっと見てほしい」ぐらいの気持ちで中身を見せると「何も言うことはないですね」といつものニコニコフェイスで返して下さいました。これで安心した気持ちで「ありがとうございます!よしっ!」とクライマックスステージ用のデッキケースにデッキを入れてスタッフへと手渡しました。

実は、僕は今回、広島大会のクライマックスステージへ進出したら使うデッキはずっと決めていました。具体的にはポケモンセンター トウホクのプレバトルでそのデッキを使用して優勝した時に決まりました。そう、エルレイドです。関西ネクストジェネレーションカップでMライボゲンガーナンスが優勝したことにより、メタ読み的にはかなりの向かい風が吹いていたために、沢山の人から「何で朗さんはあんなに沢山デッキを持っているのにクライマックスでエルレイドを使ったの?」という声をいっぱい頂きました。それでも僕にはこの広島大会でどうしてもこのデッキを使用したい理由がありました。それが最初に書いた広島大会へ参加した3つ目の理由です。

この記事を読んでいる方の中に「2006年のジュニア日本チャンピオンのRちゃんという女の子」をご存じの方はいらっしゃいますでしょうか?僕はこのRちゃん親子に8年前の公式大会 バトルロード☆2007サマー 関東B大会で大変お世話になったことがあるのです。

当時、日本代表選手としてWCS2007に参加した直後に関東B大会に参加したRちゃん親子。僕は当時高校3年生、Rちゃんは昔のシニアリーグ上がりに該当する中学1年生になったばかりでした。Rちゃんのお母さんとは当時、mixiで繋がり親交があったためWCS2007の直後に関東B大会でお会いする運びとなっていました。そして、Rちゃんは初めて会った僕にWCSのお土産として「ウィンディの海外スリーブ」と「ゲンガーの海外カードボックス」を僕にくれたのです。僕にとって初めて手にした海外サプライでした。

また、Rちゃんがこの時にWCS帰りということで日本の公式大会のレギュレーションに合わせたデッキを持ち合わせていなかったことから、僕が貸したデッキが「サーナイトエルレイドピジョット」という当時のメタデッキであり、僕がその時に自分で使用したデッキは「エルレイドアブソル」というこれまた当時のメタデッキの一角として猛威を振るっていたデッキでした。そして、ここにはあまり書けないことなのですが、僕は恥ずかしいことにこの時の大会の帰りに財布を落としてしまいました。それ関係であって間もないRちゃん親子の前で大泣きするレベルでお世話になった経験があるのです。その直後、僕の財布は無事に見つかって事なきを得たのですが、僕にとってこの8年前のこの出来事は今でも昨日のことのように覚えています。最後にその極め付けはRちゃん親子は広島在住の一家であることでした。もうおわかりですね?

僕が今回広島大会に参加した1番の理由はRちゃん親子に8年ぶりに会いに行くためです。そして、エルレイドデッキを使用したのはRちゃん親子と僕を繋いでくれたカードがエルレイドだったからです。更にクライマックスステージでは上記のウィンディスリーブを使用しました。僕にとってこれ以上、思い入れを持てるデッキを使用できるタイミングは他ならぬこの時にしかありません。

環境を読んでデッキ選択で勝ちに行くとか広島大会のクライマックスステージの僕にとっては正直どうでもいい。僕はこのデッキでポケモンセンター トウホクも征しました。だから、デッキの構築にもプレイングにも自信はある。あとはこの広島大会でこのエルレイドデッキを使用して、自分がカッコいいところを見せるだけだ。僕が広島に来るきっかけをくれたRちゃん親子に向けて最高の形で活かせるように!

もちろん、チムロリメンバーとしての成績を残す意味合いもありましたけどね。とはいえ、権利などがかかっていないシーズンである上に、クライマックスステージ1回戦が無い初めての大会だったため本当に楽な気持ちで臨むことができました。実は過去に9回進出したクライマックスステージうち2回を除いて全て1回戦敗退だったもので…これは僕にとって大きな追い風となりました。

集合時間を迎えるまでにしろなさんと合流し、近くの定食屋さんでお昼ご飯を食べて一休みした後に、同じくクライマックスステージ進出者のかえでさん、カイゲンさんと共に近くにあったわなげコーナーで白熱したクソゲーを楽しみ、いよいよクライマックステージに出場する選手が入場し、僕は第3試合の卓に着席し対戦相手である関東勢のテルさんと程よい緊張感の中でお話していました。ちなみにテルさんは出身が広島とのことで地元で勝ちたい気持ちが強かったようです。その気持ち…わかります!

【クライマックスステージ】
使用デッキ「エルレイドルチャブルミルタンク」

使い方は今更解説するまでもないですね。非EXアタッカーとして強力なエルレイドを量産、特性:さきよみによるコントロールをしながらセンシングブレードを相手に打ち込んでいくデッキです。エルレイド以外にもミルタンクとルチャブルが戦いをサポートします。時々、シェイミEXも攻撃するかも?僕のエルレイドデッキはエルレイドを5体立てるコンセプトで相手を制圧する構築だったのでこれが吉と出るか凶とでるか…ちなみにポケモンセンター トウホクの構築からは数枚差し替えています。

1戦目 ⚪︎ 6-3 MレックウザEXシェイミEXゾロアークチルタリスフーパEX(テルさん)
相手は初手でマリガンをしチルタリスとメガターボと悪エネルギーが見える…おそらく白レックゾロアークだなと考え、エルレイドを使用してシェイミEXを率先して倒し、サイドレースを先行していくゲームプランを意識しながら、対戦をスタートしました。

初手で僕はアンノーンしか引けませんでしたが、手札にはポケモン大好きクラブがあったのでそれを使用してラルトスを2体並べます。その次のターンで相手も思うようにパーツが揃わずにフウロを使用して少しづつ場を展開するもアンノーンは倒されません。その次のターンでアメとエルレイドが揃ったので、攻撃を始めるであろう3ターン目に向けてエルレイドの量産体制に入って、エルレイドにタスキを貼って相手のターンを待ちかまえます。

その後、アンノーンがエメラルドブレイクで倒されますが、返しのターンでラルトスを置きつつフラダリセンシングブレードでシェイミEXを1体倒します。このままタスキエルレイドでゴリ押ししてシェイミEXを3体食っていこうと考えたのですが、それに待ったをかけたのが相手がフウロから持ってきた「びっくりメガホン」でした。タスキ等を警戒して積んでいたようです。

しかしながら、フウロを見た瞬間に「これはメガホンが入っていてもおかしくないだろうな」と考え、わざと2枚目以降のきあいのタスキは手札と山札にキープして2体目のエルレイドに貼りながらセンシングブレードによる2ヒットKOで白レックを倒します。返しのターンで2体目のエルレイドを倒されますが、そのままフラダリでシェイミEXを呼び出し、3体目のエルレイドでセンシングブレードを決めサイドを取り切りゲームセット!

相手としっかり熱い握手を交わしました!「朗君のエルレイドの選択がめちゃめちゃ強かった!ありがとう!」と言ってもらえて嬉しかったですね。後からわかったことですが、プレミアステージで同じチームメンバーのSAIちゃんがテルさんの白レックゾロアークにやられてしまっていたようなので、無事にかたきうちができたことも良かったです。そして何よりも、久々にクライマックスステージ1戦目の壁を乗り越えることができました!

2戦目 ⚪︎ 6-3 ガラガラBREAKルカリオEXランドロスルチャブル(りょうたぱぱさん)
マッチアップ的にスイスドローであるならば隣で5-0で勝利していたかえでさんとの対戦になるはずでしたが、何故か反対側で3-0で勝利していたりょうたぱぱさんとの対戦に…スタッフに問い合わせてみたところ「この組み合わせは勝利数によりランダムで決定しました」とのこと。出場選手もみんな首を傾け、中には納得がいかずに抗議を行う方もいらっしゃいました。当たり前ですね。スイスドローの意味を履き違えてランダムなマッチアップになるというのは流石に意味がわかりません。混乱を避けるためにも今後の大会では改善されることを望むばかりです。

りょうたぱぱさんとはみらチャン杯などでお近くにいらっしゃったのにちゃんとお話したのはこれが初めてでした。お子さんが今年の日本2位、そして広島大会でのビクトリーバトルでも活躍されていると聞いて、親子揃って最高の舞台で活躍されているとは、お父さんプレイヤーとしてとてつもなくかっこいい存在に見えました。そういった状況下でここで対戦出来ることに感謝し、戦いの火蓋が切って落とされました。

初手で再びアンノーン単…またかよと思いながらも相手はたねポケモン無しのご様子。このマリガンで相手手札にガラガラとハンマー系統のカードが見えたのでダブル無色エネルギーを大切に使ったプレイングを心がけるゲームプランを組み立てることに決めます。そして僕がトップで引いてきたのはラルトス…よしっ!

序盤にコルニでレベルボールを持ってきてラルトスを2体並べがら順調に展開する一方、相手はコルニで闘ポケモンとバトルサーチャーを持ってきながらゆっくりと展開していきます。「闘デッキでコルニでバトルサーチャーを持ってくる=あまり調子がよろしくないこと」の表れであることは、自分の闘ポケモン使いとしての長年の経験が活かされていたので、この隙にガンガン展開することにしました。相手はランドロスにハチマキとストロングエネルギーを貼って、ちからのさけびでアンノーンを倒すもののエネルギーがつきません。

そのままこちらはエルレイドを2体、ルチャブル2体と並べながらランドロス、ルカリオEX、ガラガラBREAK、ルチャブルなどを迎え討ちます。順当にルカリオEXを倒したところまでは良かったのですが、途中できあいのタスキを身に着けたガラガラBREAKがバトル場に君臨します。そうなるとこちらも一筋縄ではいかないので、お互いにきあいのタスキを潰しながらの小細工勝負に発展していきました。

そこで取った僕の最強のプレイングはさきよみ→シェイミEXでセットアップ、ニコタマをシェイミに貼ってスカイリターンでルチャブルを差し出すという物でした。このプレイングを受けたりょうたぱぱさんは、表情をしかめて「ゲッ!」という顔をしたと思います。この試合はカメラ席で行われていたのですが、その様子を見ていたスクリーン側からも声が挙がりました。

こうなると僕は相手のタスキを潰すタイミングでさきよみスカイリターンを決めながらセンシングブレードを決めればいいだけなので、盤面のコントロールがスムーズに出来ました。途中でエコアームを使われてタスキが山札に戻っていって僕も大きなリアクションをしてしまいましたが、結果的には引けなかったようです。他にも先読みをした時にプラターヌ博士が3枚連続で来た時にその様子がカメラに映ったようで、スクリーン側から笑い声も起こっていたようです…(笑)

そのままラストで相手が渾身のジャッジマンを決めるも僕のシェイミとプラターヌは再び手札に戻ってきました。最後はバトル場にきあいのタスキがついたガラガラ、ベンチにルチャブルがいる盤面であなぬけのヒモを使用して後ろのルチャブルを引っ張り出してセンシングブレードで勝負あり!闘ポケモン同士の熱い勝負を制しました!

この時点でサイド枚数が6-3,6-3ということでオポーネント的にもぶっちぎりで最終戦のマッチアップを迎えることとなりました。いつもクライマックスステージで1没してしまうようなこの僕がまさかのトップです。どういうことだってばよ!

そして、やはりというべきか最終戦のお相手はお隣で激闘を制されたかえでさんに決定しました。去年の秋ごろから親交が深くなったのですが、実は対戦するのはこれが初めてだったんですよね。今回僕が使用したエルレイドデッキも一番最初に結果を残したのはかえでさんです。いわゆる起源(?)ですね。そのお相手とクライマックスステージ最終戦という名誉ある場所で初めての対戦が出来、それで広島大会を〆ることが出来る。何も思い残すことはありません。例えデッキ相性が不利だったとしても、僕は全力でかえでさんとの試合に臨むだけでした。

3戦目 × 2-6 MライボルトEXMゲンガーEXソーナンスフーパEX(かえでさん)
勝ち筋としては相手がライボルトEXを出さざる負えない状況に陥ること…例えばライボルトEXスタートとかですね。それ以外はゲンガーEXとソーナンスによる陣形を整えられてしまったら、僕のエルレイドデッキはまず無理です。相性が悪すぎます。

しかしながら、今回のクライマックスステージの順位は負けた試合て取ったサイドの数を優先事項として決定するということを説明されていたので、仮に負けたとしてもいっぱいサイドを引きに行こうという気持ちでこの試合に臨みました。

相手の先行でソーナンスが2体並んでしまい、シェイミEXによる展開を妨害されてしまいます…が、ここでまさかの「どうぞ!」のドローゴー!

「えええええええ!」というリアクションもとりながらも僕のバトル場はミルタンク、ベンチにはラルトスが1体、手札にはニコタマ、ストロングエネルギー、きあいのタスキ、フラダリ、ジャッジマン、すごいつりざおと何とも微妙な手札だったので、「相手はソーナンスを出しているからシェイミEXで展開してくることはほぼない…それならばここで率先して場を整えに行かなければ負けてしまう!」と考え、僕はラルトスにタスキとニコタマを貼って「打ちたくないけど…ジャッジマーン!」と言いながらジャッジマンを決め、相手は「よっしゃー!」といいながらお互いに手札をシャッフルします。来たカードはアンノーン×2とオカルトマニア、プラターヌ…素晴らしい!

しかし、その返しでかえでさんはプラターヌ博士を引いていました。使われたときに僕は「つえー!」と声を出すも、そのくせサーチャーが2枚も手札から落ちたので一長一短だったようです。そこからゲンガーEXを引き当て場に出し、ハチマキとエネルギーがついてターンを返されます。こちらもプラターヌを打っておきてがみを2回打ち、エルレイドを立てて、ラルトスやルチャブルを並べながらミルタンクに闘エネルギー貼ってひゃくにんりきで応戦していきます。その次のターンにかえでさんは「んじゃ、こっちもジャッジマーン!」で「うわー!」と言いながら手札のサポーターが沢山流されてしまいました。

ちなみにこのセリフはマジでお互いに言っていました。これがあの広島大会クライマックスステージ最終戦最上位卓の雰囲気です…皆さん信じられますか?めちゃめちゃ楽かったんですよ(笑)

そこからソーナンスにかるいしがついてやみのかいろう→ソーナンス前の陣形が整い始めました。再びひゃくにんりきでソーナンスを1体倒すも、ハチマキかいろうでこちらのミルタンクもターン終了後にピッタリ落ちてしまいます。こうなるとこちら側は圧倒的に不利なので勝つのはどう考えても難しいですwwwフラダリでエルレイドを呼び出されて両手で頭を抱えたレベルでどうしようも無かったですwww

ということで、ここからはひたすらサイドを取る方向にプレイングを転換しました。途中でサポーターを使えないセンシングブレードでソーナンスを殴るもまんたんで回復されて、そのままやみのかいろうを決められもしましたが、フラダリで呼び出したハチマキソーナンスにセットアップできないシェイミEXにハチマキを巻いてスカイリターンをしたり、挙句の果てにはラルトスで3回ほどつぶやくを決めるなど、もはや必至の抵抗を繰り返していました。

試合が決まったのはかえでさんが逃がせないソーナンスにエネルギーを貼って、フウロで次元の谷を持ってきた時ですね。「あぁ、これをやられたら僕はエルレイドがサイコダメージで倒されてしまってどうしようもない。僕はやれるだけのことをやったよ。参った」と思い、僕はプラターヌですべての山札を引き切ってセンシングブレードでもう1体のソーナンスを倒して、最後はかえでさんのゲンガーEXが僕のエルレイドにやみのかいろうを決めてゲームセット!

その瞬間、ギャラリーからは拍手が湧き起こり、僕は自分からかえでさんに握手を求めていました。とにかく楽しい対戦でした!相手がかえでさんで良かった!


クライマックスステージも全試合が終了し、隣で対戦されていたりょうたぱぱさんは最終戦を見事に勝利されました。そして気になる順位ですが、勝ち数が同じ場合は負けた試合における引いたサイドの数によって順位が決定するのですが、りょうたぱぱさんは僕に3-6で勝利しているので、かえでさんに2-6で勝利している僕よりも順位が上となります。尚、直接対決の結果が影響するのはサイド関係の後の計算になるようです。いやぁ…悔しいですね(笑)

そんな中、不安な気持ちに駆られながらも運命の結果発表…1位がかえでさん、2位がりょうたぱぱさん、そして3位で僕の名前が呼ばれ入賞が決まりました!

その瞬間、色々な思いが爆発して両手をあげて喜び、ギャラリーに向かって大声で「ありがとうございます!」と一礼させて頂きました。多分、あの入賞者の中で一番喜んでいたんじゃないかな。

2010年の冬に僕がポケモンカードを復帰してからずっと目指していた「表彰台に再び上る」という夢が5年かけてやっと叶ったのです!!まさに悲願でした!!

僕が最後に表彰台に上った2007年の春から8年半ぶりの表彰台でした。本当に嬉しかったです。それと同時に東北に、チムロリに盾を持ち帰ることが出来たのです。自分の力だけではなく様々な縁を全て使って手に入れた念願の盾でした。そして、何よりもそれを決めた会場がRちゃん親子がきっかけをくれた広島で決めたデッキがエルレイド…もう何も思い残すことはありません。最高って奴です。

尚、りょうたぱぱさんに順位では負けてしまいましたが、直接対決では勝っているのでその盾の色は関係ありません。僕は表彰台に上るという目標を達成したのです。その事実だけで僕は十分でした。

表彰式ではいつも僕と一緒に戦ってくれたシシコと一緒に上りました。実はこのシシコはWCS2014にて日本代表選手として参加したチムロリメンバー HKさんのお土産なんです。日本代表決定戦が終わった直後に電話で「今回は俺の番だっただけやで?」って僕に言ってくれたのを今でもよく覚えています。それからの公式大会で僕は常にシシコと一緒に戦っていました。次は僕の番だって気持ちを胸に。

8年半ぶりに上った表彰台からの景色は昔見たものとかなり違っていましたが、皆さんが僕らに向けて大きな拍手をして下さったことは今でも同じでした。感無量です。


そのまま、表彰式が終了し、僕は次の目的地に向かいました。それはRちゃん親子との会食です。

実は今回広島大会遠征にあたって数ヶ月前から前もってRちゃんのお母さんに連絡をしていました。そして、今回広島大会の会場にRちゃんのお母さんは応援に来てくださっていました。到着したのはちょうどクライマックスステージが始まる頃で一番カッコいいところをRちゃんのお母さんの前で見せることが出来たと思います。また、大会終了後にその日バイトがある「Rちゃんと一緒にみんなでご飯を食べに行こう!」という流れをセッティングしてくれていたのです。それが僕が盾をゲットしたことにより祝勝会にまで発展してしまいました。

Rちゃんは地元の某大学に籍を置いて立派に学生生活を送っているようです。大学3年生とのことで、その話を聞いた時に「あれ?Rちゃんってよくよく考えてみると僕の彼女と同い年じゃん…」という軽いカルチャーショックを受けました。こう考えてみると8年の歳月ってすごいですね()

また、偶然にもしろなさんもRちゃん親子と以前親交があったことにより、その会食はしろなさんも同席して下さいました。こうやって東北の僕から繋がった縁がここでも繋がるっていうのは本当に面白いです。

そして、会食の場所で8年ぶりにRちゃんとご対面…彼女はとっても美人でオシャレな女の子になっていました。冗談抜きで誰だかわからないレベルでです。

「Rちゃん久しぶり。僕のこと覚えているかい?」
「ううん、よく覚えてない」
「じゃあ、これはみたことあるかな」
(ウィンディのスリーブを使ったエルレイドデッキとゲンガーのデッキケースを見せる)

「あー!これ昔あげたやつだー!懐かしいねー!」
「僕は今日これを使ったデッキで勝つことが出来たんだよ!本当にありがとうね!」


この会話をしながら内心泣きそうになっていました。色々な運命や縁が巡り巡って広島大会の日に辿り着いたのです。こう何年もかけたフラグってなかなか無いですよね。これが運命って奴なんだと思います。僕は広島大会に参加して本当に良かったです。

その後は世間話をしたり、昔のお話を振り返ったり、写真を撮ったり…22時ぐらいまでその場所で素敵な時間を過ごしました。8年ぶりの再会なのにいっぱいお話して下さったRちゃん親子には本当に感謝しています。

宿に戻ってからは彼女に電話したり、東北のポケカプレイヤーのみんな、チムロリのみんなに勝利の報告をして色々やっているうちに深夜の2時に…次の日は朝の10時までお布団でゆっくり休んでいました。

最終日は汁なし担々麺を食べて、原爆ドームと平和記念公園を観光し、お昼過ぎにはRちゃんのお母さんが車を出して下さって、お家のかわいい愛犬君を連れてきてくれました。とっても元気で可愛かったです。早速、シシコとフリー対戦を申し込みましたが0-6で惨敗…対戦ありがとうございました()

広島を離れるまでにRちゃんのお母さんとお茶をしながら色々なお話をし、お土産まで頂いてしまいました。8年ぶりにお会いしたというのに至れり尽くせりでしたね…とはいえ、また広島に来る大きな動機が出来たので今度は彼女と一緒にポケカは関係無しで行きたいと思います!

そして、広島駅で高速バスを待つまでに揚げもみじ饅頭を堪能し、あとはバスに乗ったらいつのまにか空港にワープしていました。その後、飛行機にも乗ったらいつのまにか仙台へワープしていました。科学の力ってすげー!ただ、寝ていただけな気がするけどすげー!こうして僕の広島遠征は終了しました。

さて、次は神奈川大会です。今回、僕は盾をゲットしたので次に向けて新たな目標が出来ました。それを達成するためにも、残りのバトルフェスタも全力で楽しみたいと思いますので、どこかの会場でお会いされる皆さんよろしくお願いします!みんなで明日からまた始まるバトルフェスタをスーパー楽しみましょう!!

(追記)
コロコロチャレンジの公式サイトに入賞者の方々が紹介されていました。一番下の面白メガネは一体、誰なんですかね…まさか公式サイトに顔が載ってしまう日が来るとは思わなかったよ(°_°)

「ポケモンカードゲーム コロコロチャレンジ」広島大会の上位入賞者発表! | 「コロコロチャレンジ」公式サイト
http://www.pokemon.co.jp/ex/corocorochallenge/news/report_151106_01.html

コメント

ホドホド
2015年11月6日11:12

心が暖まりました。
クライマックスの白熱さ、楽しさが伝わってきました。
僕もいつか登ってみたいなぁ。改めておめでとうございます!

KOH-
2015年11月6日12:07

ホント今回の入賞は感慨深いですね、おめでとうございます。

ひみつ)
やはり境遇が似ている気がしてきた

タカ
タカ
2015年11月6日12:55

感動しました!
素敵なレポをありがとうございました。
残りのバトフェスでのご活躍を期待しています!

レッズ
2015年11月6日14:24

ひみつの最後の1文、素敵ですね。
特にリングを贈れてよかったという締めに感動させられました。
色々な想いがこもった場所での入賞、本当におめでとうございます!

りょうへい&みずき
2015年11月6日14:25

当日、遠目で観戦させて頂きました。勝手ながら、リンク頂きました。

テル
2015年11月6日18:30

朗さん、
はじめまして、神奈川のテルと申します。
年取るとダメですね、涙がゆるい。単純に感動しました。
リンク頂いていきます。
最後におめでとうございます。
明日自分も会場におります。対戦することになりましたらよろしくお願いします。

ともっち
2015年11月6日21:44

はじめまして。愛媛のへっぽこプレイヤーです。
セカンド対戦記事を見て、あれ、朗さんと対戦しましたっけ!?と勘違いするデジャブなデッキ同士でした(笑)
クライマックスは時間の都合で最後まで見れませんでしたが、熱さの伝わる記事でいつか自分もと、新たな目標になりました。
改めておめでとうございます。
リンク頂かせていただきます。

094
2015年11月6日22:03

チームDのゲンガーです.
先日は対戦ありがとうございました.
また,入賞おめでとうございます.
次回はリベンジさせて頂きます!

庭師
2015年11月6日22:18

レポ待ってました。
めっちゃドラマチックな展開だったんですね。
朗さんらしい熱いレポ。毎回の長文。いつも公式シーズンの楽しみになっているのは僕だけじゃないはず・・
他会場でも入賞期待してます。僕も精一杯息子と一緒に勝利を目指します。

朗(あきら)
2015年11月11日23:17

> ホドホドさん
コメントありがとうございます!
心を温める狙いは全くなかったのですがエピソードがエピソードなので…(笑)

クライマックスステージの緊張と楽しさは表裏一体です。いつか経験してみるとわかると思いますよ。是非、登ってみてくださいね♪

朗(あきら)
2015年11月11日23:32

> KOH-さん
コメントありがとうございます!
本当に感慨深くてレポートにも熱が入ってしまいました。

お?境遇ですか?それは気になりますね!是非とも教えてほしいです!

朗(あきら)
2015年11月11日23:44

>タカさん
コメント並びに感動して下さってありがとうございます。
実はレポートを書きながら色々なことを思い出して目頭が熱くなっていました…(笑)

今回のようなレポートをまた書けるかはわかりませんが、今回以上の活躍をまたどこか出来るように今後とも精進していく所存です。とりあえず次は名古屋大会ですね!ご期待に応えられますようにしっかりとやり遂げます!

朗(あきら)
2015年11月12日1:24

> レッズさん
コメント並びにお祝いの言葉ありがとうございます。
ビクトリーリングを手に入れた時には絶対にこの1文を書きたかったのです。
その夢もこの日叶えることが出来ました。今度は色を変えてまた贈りたいですね。

朗(あきら)
2015年11月12日1:46

> りょうへい&みずきさん
コメント&リンクありがとうございます。
観戦して下さって光栄です。お楽しみ頂けたでしょうか?
こちらもリンク頂きました。今後ともよろしくお願いします!

朗(あきら)
2015年11月12日2:05

> テルさん
初めまして、朗です。
コメント並びにリンクとお祝いのお言葉ありがとうございます。

特に感動させる狙いで書いた気は無かったのですが
自分でも書いているうちに自分で感動してしまいました…(笑)
会場でもしかしたらすれ違ったかもしれませんね。
また、どこかで出会いあわよくば対戦できる日を楽しみにしております。
こちらもリンク頂きました。今後ともよろしくお願いします!

朗(あきら)
2015年11月12日2:26

> ともっちさん
初めまして、朗です。
コメント並びにリンクありがとうございます。

僕もともっちさんの記事を読んで「あれ?もしかしてセカンドで対戦した方かな?」となりました。こういうことがあると勘違いしてそのまま受け入れていまいそうですね…(笑)

クライマックスステ―ジの熱さが伝わったようで何よりです!いつかともっちさんも同じ舞台に立てるように願っております!お祝いのお言葉ありがとうございました!

こちらもリンク頂きました。今後ともよろしくお願いします!

朗(あきら)
2015年11月12日11:07

> 094さん
コメント並びに対戦、お祝いのお言葉ありがとうございます。
そんな気はしていたのですがやはり094さんだったのですね。
あそこまでゲンガーを使用する上で気合を入れていた方は初めて見ました!
次はデッキを変えて勝負しましょう!今後ともよろしくお願いします!

朗(あきら)
2015年11月12日11:58

> 庭師さん
コメントありがとうございます。
ドラマチックという言葉がピッタリのレポートになりましたね…(笑)
期待に応えられたようで嬉しいです。またこういったレポート書けるように精進します。
はい!庭師さん親子も勝利を目指して楽しんでくださいね!名古屋でお会いしましょう!

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