レックウザメガバトル千葉大会お疲れ様でした。

ここ数日間の疲れがしんどくてさっさと眠ってしまおうかと思っていたのですが、皆さんのレポートを読んでいるうちに僕の中で熱い気持ちがこみ上げてきたので簡易的に(?)ではありますがレポートを書きたいと思います。まずは前回書けなかった名古屋大会のおさらいレポートから。

【レックウザメガバトル 名古屋大会】
使用デッキ「ドンファンルチャブルロボ」

これまでの自主大会の結果を受けチムロリ最強デッキビルダーレイネ君から強く薦められ、大会1週間前にデッキ組み始め手に馴染んだのでそのまま実戦投入!

権利トーナメント1戦目 ○ 4-3 ドンファンルチャブルナンス(B兄君)
対戦内容は割愛しますが前回の記事のトラブルが起こった試合です。良い勝負だったのですが時間切れによるサドンデスに突入した返しのターンで僕がサイドを取り勝利しました。普通に試合を続けていれば僕が負けていたと思います。

千葉大会の時には気軽に話しかけてきてくれた彼にはとても感謝しています。彼はとても強く素晴らしいプレイヤーです。2013年のバトルカーニバル以来の対戦ではありましたが久々に戦えて嬉しかったです。本当にありがとうございました。

権利トーナメント2戦目 × 0-6 ライチュウゲンガーナンスダスト(メビさん)
先行7ターンもの間サポートを引きませんでした…相手の使用するプラターヌ博士を見て「私にもそれを使わせてください!」とぼそっと言ってしまうほどの引きで察しました。ひたすらロボ、ゴマゾウ、ルチャブルなどを出して延命するも最後の最後までサポートを引けず負け。

気を取り直してセカンドステージへ再挑戦。

セカンドステージ1戦目 ○ 6-2 イベルタルダークライ
黒相手には負けません。ドンファンとルチャブルを使い分けながら一方的に試合の展開を自分のペースに持っていきそのまま勝利。

セカンドステージ2戦目 × 4-6 ガマゲロゲムシャーナ(あめあられ君)
去年の秋にも対戦したあめあられ君。今回は妖怪の被り物を身に着けていなかったので素で誰だかわかりませんでした()

対戦内容は相手が一方的に攻めているようで盤面的には実はお互いに崖っぷちのゲーム。最終的にはフラダリでシェイミを呼び出せば勝ちの盤面で2回投げられたクラッシュハンマーがすべて表で殴れず、そのまま逆にフラダリでドンファンを縛られて負け。

奥の手を含めてハンマーを11回投げられ、そのうち8回も表が出たので流石に厳しかったですね…それでも良い勝負でした!


この辺りで待ち列を見て「あぁ…もうクライマックスステージへのチャンスは無いな…」と自ら諦めてしまい、ここでドロップアウト。こういう場面で諦めが悪いことが僕の取り柄なのに僕らしくなかったですね。名古屋大会はそんな自分自身に勝つことが出来ませんでした。

決勝トーナメントを観戦しているうちに前回の記事でも書いた通り「次の大会では絶対に勝ってやる!」という気持ちがこみ上げてきたので、同じ目標を持った方々と約束を交わし名古屋大会を終えました。


【レックウザメガバトル 千葉大会1日目】
使用デッキ「オーロットライチュウ」

名古屋大会の結果を受けメタ読み的にこのままドンファンでいくのはきついのではないかと思い、名古屋でのりPさんが使用したデッキを真似て練習しそのまま大会に持ち込む。思えばここで自分の特徴というか傾向に気が付けなかったのが大きなミスだった。

権利トーナメント1戦目 × 3-5 オーロットアギルダー(カイリさん)
「東北でやれ!」なマッチアップ。僕がポケカを初めてから最も付き合いの長い仲間との対戦です。ちなみに僕らのブロックでは僕とカイリさん以外不戦勝…気持ちを切り替えてお互い公式大会では初めての真剣勝負。

じゃんけんに負けてお互いオーロットミラーであることを確認しどちらも萎えるが相性的には僕の方が不利。そのまま時間切れまで彼にペースを保たれてサイド差がついて敗北しました。

お互いに「この後も勝ちに行こう!」とを応援し合い、僕はファーストステージの列に向かいました。カイリさんから「また後で上で会おう!」って言われたのにそれを叶えられなかったのは本当に悔しかったですね。


使用デッキ「リーフィアライチュウ」
オーロットライチュウの使用に不安を感じ名古屋大会まで最も煮詰めるのに時間をかけていた本命デッキで突撃!

ファーストステージ1戦目 × 4-6 ガマゲロゲムシャーナ
1時間以上もの列に並びやっと対戦卓に着くことが出来ました。

じゃんけんに負け、場をオープンすると場にはガマゲロゲとムンナが。「デッキ相性は有利!これは行ける!」と思いハイパーボールで山札を見ると信じられない出来事が…サイドにリーフィアがすべて落ちている!何度確認してもリーフィアが1枚もない!しかもライチュウも1枚落ちている!

何とか立てられたライチュウで無理やりシェイミを呼び出して倒しながらサイドからリーフィアを救出しますが、相手のクラッシュハンマーがことごとく表が出てブルブルパンチを繰り返される。そのままエネもサポも引けなくなってひたすらドローゴー。押し切られました。この負け方は流石にメンタルに響きましたね。


使用デッキ「オーロットライチュウ」
クライマックスステージを目指すには時間的にもうどうしようもなかったので、せめてメガターボだけでもと対戦時間があまりかからないデッキで再度チャレンジ。僕の諦めの悪さをここで活かしてやる!

ファーストステージ2戦目 ○ 6-3 Mサーナイトフレフワン
対戦相手は1勝中の女性プレイヤーさん。じゃんけんにはまた負けました。

この試合ではライチュウが一方的に相手のサーナイトEXとシェイミEXをひたすらOHKOしながらオーロットを壁にしてライチュウを量産して勝ちました。Mサーナイトが出てきた時にOHKO出来なかったので勝ったとしても中身としてはややきつかったですね。

ファーストステージ3戦目 × 2-6 Mレックウザシェイミチルタリス
「最近ポケモンカードを始めたばかりなんですよー」と気さくにお話して下さった青年が相手でした。そして、じゃんけんには痛恨の負け。

場をオープンするとそこにはレックウザの姿が…相手は1ターン目からソリティアの如くフル展開をしベンチにはチルットの姿が…「それでも巻き返してやる!」と後攻で山札を確認するとピカチュウが2、ライチュウが1で落ちてる様子…これはあかん…

無理やりオーロットを立てようとするもパーツがそろわずエネが付かなかったのでそのままフラダリでシェイミを狩ることしか出来ないで成す術なく負け。「何でみんな揃ってサイド落ちするんだよ…」って泣きべそかいていました。


ファーストステージ4戦目 × 0-2 チケットラティオスEXシェイミEX(柳さん)
同ステージの受付が終了する間際に何とか並び直し対戦卓へ…相手は有名な柳さんでした。僕はたねポケモン1枚をバトル場に出して対戦準備を終えるも、相手はマリガンでファーストチケットとダブルドラゴンエネルギーなどを見せられ、ここで心が完全に折れました。

試合はもちろんファーストチケットを使われて何も出来ないままバトル場のEXが駆られて負け。


最後まで挑戦を諦めなかった自分のことは褒めてあげたいですが、それに対してこの仕打ちは酷いです。酷すぎます。終わった後はチームメンバーと合流するもみんなから「朗君大丈夫?顔が死んでるよ?」と言われてしまうほど酷い顔をしていたと思います。

そりゃあ自分がメガターボを取れないほど弱いんだということを痛感させられたらいつも通り平気でヘラヘラ笑っていられるわけがありませんでした。この日は気を紛らわすかのごとく、いつも以上にクライマックスステージのデッキ分布の調査とカメラで写真を撮って過ごしていました。

何だかんだで表彰式までいましたがBリーグ決勝戦の熱い試合を見て「明日はこんな試合が出来るように勝ちたい」と心に誓い、先に会場から離脱していたチームメンバーの元へ合流しました。

みんなは焼き肉やらお酒を飲んでいましたが、僕はただ合流しただけで何も飲まず食わずで今日の環境をひたすら振り返って考察&研究をしチームメンバーへそのデータを送っていました。その時の僕にはみんなのテンションについていける気力と体力が無かったみたいです。それでも一緒にこの場に居させてくれたメンバーには本当に感謝しています。


さて、この日の最大の反省ですが「自分がじゃんけんが弱すぎること」でした。わかりやすく言えば「じゃんけんに負けても勝てるデッキ」を使わなかったことが最大の敗因と言えます。僕は本当にじゃんけんが弱いんですよ。

彼女と会うたびにいつも7回以上じゃんけんしているんですけど、実は勝率が20%切ってます。対人メタを貼られているだけだとは思いますが、それでもここでじゃんけんに負け続けるということは本当にじゃんけんが弱いんだと思います。

ということで、この反省が決め手で次の日の使用デッキが決まりました。この日使用した2つのデッキには宿に帰ってからひたすら謝っていました。「自分が弱いせいで勝てなくてごめんな…」って。デッキは間違いなく強いのでそれを使いこなせなかった自分が悪いんです。デッキは決して悪くないんです。


【レックウザメガバトル 千葉大会2日目】
使用デッキ「ドンファンルチャブルロボ」

名古屋大会で使用したレシピから数枚差し替えました。このデッキなら自分がじゃんけん負けても十分巻き返せるであろうポテンシャルを信じての再投入です。パーツが足りなかったため本部長からパーツという名の力を借り、自信を持ってラストチャレンジ予選に臨みました。

ファーストステージ1戦目 ○ 6-3 ガマゲロゲムシャーナ
対戦開始までの待ち時間の間、相手とお話し始めたところ何と69歳のご高齢とのこと。息子さんとお孫と3世代でポケモンカードを楽しんでいるようでした。

「まずは1回戦勝利おめでとうございます」、「私はとりあえずどこかで1勝が出来ればいいのでお手柔らかにお願いします」と言われましたが、対戦が終わるまで油断はできません。世代を超えた真剣勝負が握手を交わした後に始まりました。じゃんけんには負けたけど今日の僕は昨日とは違う!

場をオープンすると相手の場にはガマゲロゲEXが…お孫さんと遊んでるからほのぼのとしたはじめてセットで構築したデッキかなぁとか淡い期待を抱いていたのですがそんなことはありませんでした。お孫さんにブルブルパンチを打ち込んで鍛えられているのですね…わかります()

対戦は相手のプレイングミスもあり、序盤にロボとルチャブルを数体並べてひたすらファイティングプレスでゴリ押しして勝ちました。サイレントラボなども入っていたためモノホンのガチデッキで焦りました…シェイミが使い物にならなくなるのは流石に焦りました。世代を超えた勝利を喜びつつ次の対戦へ。

ファーストステージ2戦目 ○ 6-0 ルカランドチャーレムカイリキー
相手のマリガンによりマツブサ軸の闘デッキと判明。アーケオスを警戒しつつルチャブルとゴマゾウを並べるも、バトル場を開けると相手はチャーレムが2体。そしてじゃんけんは珍しく勝ち。

アーケオスがいないと呼んでドンファンを複数体立てロボを並べてスピニングターン2回とぶちこわすを2回打ってゲームセット。

何とか昨日達成できなかったメガターボをゲットを喜びながらセカンドステージへ足を運びます。そこで待っていると現れたのは…


セカンドステージ1戦目 ○ 6-1 Mライボルトダストナンス(なつみさん)
関東最大のサプライズ集団チームヤンチャムのなつみさんがお相手になりました。相手は「私のクライマックスステージ進出の夢が…」とゲンナリされていましたが対戦が終わるまでどうなるかはわかりません。

ここでも珍しくじゃんけんに勝ち、相手の場にはナンスが2体とヤブクロン1体。ライボではないかと読み、ルチャブルスタートだったので前にゴマゾウを出しロボとゴマゾウをもう1体並べて相手にターンを渡すと、場にはライボが現れる。こうなるとストロングエネルギーとハチマキをまいたドンファンがファイテングスタジアムで大暴れすればいいだけなので、ドンファンを3体立ててフラダリでひたすらライボルトを呼び出してスピニングターンとぶちこわすを連打して勝ち。相性差による一方的なゲームでした。

セカンドステージ2戦目 ○ 6-2 ガマゲロゲムシャーナ
相手は明大のポケモンサークルの方でした。ここでもじゃんけんになんとか勝ち、場をオープンするとバトル場にはムンナ単。とりあえずあいさつ代わりにルチャブルを2体、ゴマゾウ、ロボを並べて相手のガマゲロゲEXの登場に構える姿勢を取ります…が相手は次のターンにムンナ以外のポケモンを引けずになんとターンが返ってきました。

「これは2キルいけるで!」と思うも僕もパーツがそろわなかったのでドンファンやゴマゾウを量産しそのまま相手にターンを渡しました。次のターンに相手がアララギを使って展開してきたので普通のゲーム展開になりましたね。ただ、相手のクラッシュハンマーがことごとく裏だったり、僕が苦し紛れに打った奥の手がブッ刺さって、そのままガマゲロゲEXにひたすらスピニングターンを繰り返し、最後はぶちこわすでOHKOして勝利しました。

名古屋、千葉1日目にやられたデッキを2回倒せたのでこのデッキには確かな手ごたえを感じましたね。

セカンドステージ3戦目 ○ 6-4 イベダークアブアーケオス
昨日は辿り着くことが出来なかったセカンドステージ…まるで嘘のように僕は2勝同士の対戦卓に3人目で辿り着きました。何とかじゃんけんに勝って対戦が始めると相手の場にはアブソルが。「黒なら行ける!」と思ったのも束の間、ここから3ターンもの間サポートを引けなかった自分がいました。

何とかルチャブルを並べる物の後攻2ターン目でマツブサからアーケオスが立ちドンファンが使い物にならなくなってしまいました。それでも4ターン目に何とかサポートを引くことが出来たので、ここからルチャブルによる数の暴力でフラダリでひたすら相手が育てていたメインアタッカーへ先にダメカンを載せて2回の攻撃でサイドを先制していきます。

相手はルチャブルの数に驚き、イベルタルでの進撃を諦めサイドが残り2枚のところでダークライにアタッカーを切り替えてきます。ここで序盤にエネルギーを貼ったゴマゾウが最後に役に立つのではないかと思いバングルを貼り、ダークライにワンパンを当てて80点を乗せます。相手はルチャブルとゴマゾウを同時に倒すことが出来なかったのでNを打ち込み僕のサイドを2枚にし残りサイド2枚でターンを返します。ベンチにいるシェイミEXが呼び出されて倒されたらその瞬間、僕は負けです。

運命の返しのターン…僕が引いたのはみがわりロボとアクロマ!迷わずアクロマで7ドローを狙うも相手からしているとファイテングスタジアムかストロングエネルギーを引かれたら負けの盤面です。相手は念入りに僕の山札をシャッフルしました。そして7ドローするもファイティングスタジアムかストロングエネルギーは引けず…とよくよく手札を見てみるとまだ可能性があることに気が付きました。手札からベンチにポケモンを出し、ハイパーボールで山札にあるシェイミEXを持ってきて渾身のセットアップ4枚!!そして引いたのは…ファイティングスタジアムでした!!

この瞬間、バングルを巻いたゴマゾウがファイティングスタジアムでダークライに向かってたいあたりが決まり、120Dでゲームセット!!クライマックスステージ進出決定です!!

久しぶりに声をあげて喜びました。というか、喜びのあまり涙を流してしまったようにも思います。アーケオスを立てられたイベダークに勝てた喜びはとてつもなかったです。昨日の反省を活かせたこと、自分の信じたデッキでここまで勝ち上がれたことは本当に嬉しかったです。諦めない大切さを改めて実感しました。


その後はクライマックスステージが始まるまで近くにいたチムロリメンバーとデッキ選択の相談…迷った結果ドンファンを続投することに決めました。この日、一番の喜びを共に分かち合えたデッキで行けるところまで行きたいのが一番の決定打でしたね。

またチムロリからも僕を含めて4人、チームサニー率いる東北勢からも多数のクライマックスステージへの進出者が出てテンションはMAX!!

「最後まで勝ち続けてやる!!」という気持ちを胸に僕はクライマックスステージへ足を運びました。


クライマックスステージ1回戦 × 5-6 ビリゲノデオキライチュウ(tommyさんの息子さん)
対戦相手はおそらく高校生ぐらいの年齢でした。朝一で70近いご高齢の方と対戦したり、ここでは10代の方と対戦したり、ポケモンカードは様々な世代が同じ目線で真剣勝負ができる素敵なコミュニケーションツールですね。もちろん朝一同様に油断はせず平常心でこの試合に臨みました。

マリガンで相手のデッキがおそらくビリゲノであることを確認し、ルチャブルとドンファンの使い方を頭の中でイメージしながらゲームプランを組み立てていく。そしてじゃんけんは痛恨の負けでした。

序盤は相手がアララギでフウロを3枚切らざる負えないほどサポが固まっていて尚且つ前にピカチュウ、ベンチにゲノセクトEX1体しか置けない状況下にあったようです。ゲノセクトEXが2体並び草エネルギーをつけられたままターンを返されます。

それに対しこちらはゴマゾウにストロングエネルギーをつけ、バトル場のルチャブルと交代したいあたりでOHKO。返しにゲノセクトEXにエネルギーをつけられますがビリジオンは登場せず、そのままターンを返されました。バトル場のゴマゾウはドンファンに進化しハチマキも身に着け、さらにダブル無色エネルギーでぶちこわすの体制のプレッシャーを与え、スピニングターンで1ロボを前に出して交代します。それを恐れたのか、相手はレッドシグナルでそのドンファンを呼び出してそのままGブースターを打ち込みまれました。ここでビリジオンEXもベンチに登場しました。

そこからはルチャブルによる数の暴力によるゲームが始まります。ゲノセクトを倒し、前に出てきたビリジオンに草エネルギーをつけてターンを返され、僕はそのままルチャブルでワンパンを当てます。そのまま当たり前のようにハチマキをビリジオンに巻かれエメラルドスラッシュでルチャブルが倒されます。そしてエネルギーはゲノセクトへ。

返しにルチャブルでビリジオンを倒しサイドを残り1枚に持っていきますが、ここで相手から渾身のN!そして突然のデオキシスEXの登場!僕は手札がファイティングスタジアムだけになってしまいました…そのまま2ターンともエネルギーもサポートも引けずロボを壁にしても悉くレッドシグナルでルチャブルが狙われてサイドを残り2枚になるまで引かれ、最後は何も出来なくなった返しのターンにレッドシグナルからシェイミEXを呼ばれてゲームセット。ちなみに次のトップドローはバトルサーチャーでした。1ターン遅かった…


相手は序盤から思うように展開出来なかったためにかなり苦しい戦いを強いられたと思います。それでもサイド残り1枚からのNで逆転するというポケモンカードゲームにおける王道のゲーム展開により僕は負けました。デッキ相性は五分五分、先行を取られれば4:6ぐらいで考えていましたが、相手の展開の遅さにより全く負ける気がしていなかったので負けてしまった時はショックでしたね。

それでもこの対戦は本当に面白くて逆転されたのにむしろ気持ちよく対戦を終えることが出来ました。熱い勝負が出来たお互いを称えあい握手をガッチリと交わし、僕はクライマックスステージを後にしました。

そういえばまたクライマックスステージ敗北の歴史に新たな記録をつけてしまいましたね。4位、ベスト8、ベスト16、ベスト32と続いて今回はベスト48ですか…あまりにも悔しいので次こそは盾を取ってやる!表彰台に立ってやる!

あ、でも、今日は自分の最低限の目標が達成できたので落ち着いていられました。それからはひたすらクライマックスステージに残っているチムロリメンバーの応援といつも通りのカメラマンやってました。


時間が流れ、気が付けば準決勝。僕の目の前で行われたマッチアップは東北の大事なポケカプレイヤー チームサニーのてぃあ君 vs チムロリの大事なメンバー チップ君…チームは違えど2人とも僕の大事な仲間です。

この2人の対戦前に色々な人からこう言われました「朗君は複雑だよね」って。そりゃそうですよ。出来ることなら決勝戦の舞台で2人が戦ってほしかった…複雑じゃないわけがないでしょう。

でも、僕の頭の中にあったので去年のリザードンメガバトルの日本一決定戦を終えた後にてぃあ君から言われたこの言葉でした。

「チムロリとはチームの垣根なんて全く無しにいつも仲良くしてもらって、それでいていつも刺激してくれる最高のチームで、そして最高のライバルです。お互いに次の世界大会、その後の公式大会も突っ走っていきましょう!」

僕はこの言葉通りチームサニーの最高のライバルとしてチップ君のことを心の底から応援し、2人の戦いの行く末を見守りました。いつも通りカメラを撮って過ごしていたけど内心は本当にきつかったですよ。お互いの手札を見ながらの試合観戦だったのでてぃあ君がサイドを4枚先行した時は負けてしまうのではないかと思いました。

しかし、そんな気持ちを良い意味で裏切ってくれるかの如く、チップ君はいつも以上に冷静で数少ない勝ち筋へ辿り着こうと最高のプレイングと引きを見せてくれました。結果はてぃあ君がサイド残り2枚の状態からNを刺して、そのままバッフロンでMレックウザEX、フラダリでシェイミEXを2枚取っての3枚抜きでチップ君が勝利。

チームメンバーの勝利が決まった瞬間に本部長を始めとする共に見守っていたメンバーと共に声をあげ抱き合って喜びあいました。チムロリからまた日本代表選手が出たのです。嬉しすぎるに決まっているじゃないですか。チップ君の勝利は心の底から本当に喜べました。

それに対し、メンバーの敗北に涙を見せるチームサニーのメンバーもいましたね…そりゃそうですよ。僕だって大事なチームメンバーがこの大一番で負けてしまったら悔しくて泣いてしまうと思います。

みんなそれぞれがチームの誇りを持ってこの大会に臨んでいるんですもの。大事な仲間が、みんなが目指している目標へ向けてあと1歩のところで負けたら泣いてしまうほど悔しいに決まっているじゃないか。それだけ僕たちはこの大会に思いを馳せて戦っているんだよ。

チップ君の勝利を喜びながらも心のどこかには複雑な気持ちがまだありました。チームは違えどてぃあ君もチームサニーもみんな大事な東北のポケカ仲間ですから。だけど、この瞬間に立ち会えて本当に良かったと思っています。何というか1年に1回だけある大会だからこそ見れた青春ドラマのような出来事でしたね。


その後、決勝戦に進んだチップ君は見事に優勝を決め、千葉大会2日目の優勝者となりました。チームメンバーが公式大会で優勝する姿をBリーグで見れたのはこれが初めてです。彼の勇姿をしっかりと目に焼き付け、表彰式では大きな声援を送らせて頂きました。2年前にチムロリに入って本当に良かった。チームで共に分かち合える最高の喜びを彼からもらいました。

チップ君本当にありがとう!そしておめでとう!日本一を目指して次も勝ちに行こうぜ!


表彰式が終わってからはチップ君の帰りを待ち、みんなで彼の優勝を祝うべく胴上げ!…気が付いたら、そのままてぃあ君も次の大会に向けた験担ぎを兼ねてそのまま胴上げしていました()


その後、てぃあ君が帰り際にチップ君にこう言いました。
「じゃあチップさん、次は日本一決定戦で会うからよろしく!」
男同士のとても熱い約束が交わされた瞬間でした。僕らも熱くなりましたね。

そんなこんなで残っているメンバーで簡単にチップ君の祝勝会を終え、僕らの千葉大会は終了しました。


さて、チームメンバーから優勝者(日本代表選手)が出たからといって、日本一決定戦に彼だけで臨ませるわけにはいきません。チムロリのメンバーは1人だけじゃなく、みんながチップ君と同じ場所を目指してレックウザメガバトルへ臨んでいます。

同じチムロリのメンバーとして彼に続けるように、残りの札幌大会、大阪大会に僕らは勝ちに行きます!日本一決定戦でチップ君だけにカッコいい姿を見せられるわけにはいかないぜ!どうせやるなら一緒にカッコいい姿をみんなで見せつけてやろう!僕らも最後の最後まで負けられないぜ!気合を入れてレックウザメガバトル後半戦行くぞー!

コメント

ゲンシクリボー
2015年5月12日6:47

千葉1日目、メガターボもとれず落ち込んでいた人が、
1日で見事に立ち直って次の日に決勝トーナメントに
進出するのはさすがです。
後半戦も頑張って下さい。

tommy
2015年5月12日7:16

おひさしぶりです。
息子と対戦していたとは、DNを読ませてもらって初めて知りました。
カズシに状況を聞くと「あー、対戦したよー。」と…。言わんかい!!
対戦のくわしい状況を読ませてもらい、記憶力のすばらしさに頭が下がります。
カズシの状況をお伝えします。

>そこからはルチャブルによる数の暴力によるゲームが
このあたりで、カズシの手札にはNがあり、今の状況では使用が躊躇われる。
相手にサイドを取ってもらって、1枚の状況でNするほうが効果的と判断し、温存。
ビリジオンEXを倒されてから、正しく渾身のN!
デオキシスEXを持ってきて、ゲノセクトEXが110点出せる状況を作れたとのこと。

手札事故ってもらっている間にサイドを追いつき、最後はプラズマエネルギーを引き、
シェイミEXを倒すことができたそうです。

また、対戦する機会がありましたら、親子共々よろしくお願いします。(^^)

カズシより
おつかれさまです。対戦ありがとうございました。
ギリギリの勝負でおもしろかったです。
そのあとの2回戦では、ライチュウクロバットにあっさり負けてしまい、
すみません…。(^^;) 練習・対策不足で、自分の選択ミスでした。
くわしい状況は、後日父がDNでUPしますので、ご覧ください。

Jury
2015年5月12日7:28

お疲れ様でした(=´∀`)人(´∀`=)

あぁして、席についてから挨拶した人がもう何人もいますw
レイをかけた姿、やっぱいいもんですね。

りょ→
2015年5月12日7:40

力のこもったレポに朝から熟読しちゃいました。
熱い想いが伝わってきますね。
実力者である朗さんには是非勝ち残ってもらいたいです。

ちなみに私もじゃんけん弱く
毎朝めざましじゃんけんで練習してますが
先週はほぼ全敗でした。(・ω・)

でいとな
2015年5月12日22:45

お疲れ様でした。
先日の死にそうな顔の理由が良く判りました。

孫と楽しむために始めた優しそうなおじいちゃんは、
関東では「レジェンド」DNユーザーからは「ぶるぶるおじいちゃん」と呼ばれている御大では?

朗(あきら)
2015年5月13日0:07

> ゲンシクリボーさん
名古屋大会前日から千葉大会までお世話になりました。
僕が2日目に立ち直れたのはチームメンバーのお陰だと思っています。
この経験と気持ちを大切にして後半戦に臨みます!またお会いしましょう!

朗(あきら)
2015年5月13日0:17

> tommyさん
お久しぶりです。コメントありがとうございます。

試合が終わってからクライマックスステージから出てきた息子さんと軽くお話した際にtommyさんの息子さんと知り、2年前にtommyさんと対戦した時の記憶が蘇りました。ちょうど会場もあの時と同じ幕張メッセだったのでこれも何かの縁でしょう。

息子さん側の詳しい状況説明ありがとうございます。そういえば後半はアララギを打ってこなかったのでNを握られていたと考えるのは自然ですね。温存されていたNが僕にとっては痛恨のタイミングで刺さりました。先を見据えた巻き返しのプレイング…お見事でしたね。

こちらこそまた大会シーズンでお会いする機会がありましたらよろしくお願いします。対戦も是非やりましょう!

> 息子さんへ
改めて対戦ありがとうございました。その後、負けてしまったのは仕方のない出来事ですよ。あの時に僕より強い貴方が負けてしまったとしても、僕はきっと勝ち残れなかったでしょう。

グッズロックが環境を制圧している状況下であのような相手のリソースを読み合い、そして急所を突いて一気に試合を傾けるようなゲーム…久々にこれぞポケモンカードという勝負が出来たと思います。だからこそ、あの舞台でこういった勝負が出来たことを僕は喜ばしく思っています。

次に対戦する時は僕が勝ちますのでよろしくお願いします!

朗(あきら)
2015年5月13日0:20

> Juryさん
お疲れ様でした。やっとご挨拶が出来ましたね(笑)

レイをかけた姿はあの日、僕の憧れだったので本当に嬉しかったです。しかし、今の僕にとってはもう憧れではなくもう一度身に着けるべきアイテムなのでまた掴み取りに行きます!

朗(あきら)
2015年5月13日0:25

> りょ→さん
お疲れ様でした。そして、ありがとうございます。
久々に勢いに任せて熱い気持ちをレポートに込めてしまいました(笑)

何をもって実力者とするのは人それぞれですが、この環境で勝ち続けられるような存在に僕はなりたいです。だからこそ、後半戦は負けられませんね。

また、りょ→さんも1日目のクラマックスステージ進出お見事でした。たいけ→君と共にレイを身に着けている姿を再び見れる日を楽しみにしています。

めざましじゃんけんはいい練習になりそうですね!日曜夕方のあのじゃんけんも欠かさず積み重ねれば後半戦までにじゃんけんの実力を高めることが出来るかも?(笑)

朗(あきら)
2015年5月13日0:27

> でいとなさん
お疲れ様でした。
僕はとても素直な性格なもので辛い時は顔にわかりやすく出てしまうのです。

レジェント…ぶるぶるおじいちゃん…ポケモンカードのにはまだまだ僕の知らない世界があるのですね。とても良い経験になりました。このような一期一会の機会があるからこそポケモンカードはやめられません!

ヒサシ
2015年5月13日23:55

セカンド1戦目の者です。
対戦ありがとうございました!
とても楽しく対戦出来ました、また機会があればよろしくお願いします。
リンク頂いていきます。

おかも
2015年5月19日21:06

はじめめまして、山梨の親子ポケカプレーヤーのおかもと申します。

臨場感あふれる対戦記を拝見させて頂き、ポケカに対する情熱をひしひしと感じさせていただきました。過去の日記も非常に参考になるので、勝手に読ませてもらっています。

今後も愛読させて下さい。よろしくお願いいたします。
リンク頂いていきますね。

朗(あきら)
2015年5月19日23:04

> ヒサシさん
コメントありがとうございます!また、対戦ありがとうございました!

ヒサシさんの対戦レポートを拝見させて頂きましたが自分の記憶に違いがあったのを確認出来た上に、ヒサシさん側の状況がわかりやすい内容だったので、読みながらあの時の試合を改めて振り返ることができて良かったです!また対戦しましょう!

リンクありがとうございます!こちらも頂きましたので今後ともよろしくお願いします!

朗(あきら)
2015年5月19日23:06

> おかもさん
初めまして!コメントありがとうございます!

臨場感あふれると言って頂いて嬉しい限りです。情熱は僕の取り柄のようなものなのでこれからもポケカへ惜しまずに注いでいきたいですね!

こちらもリンク頂きました!今後ともよろしくお願いします!

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