#102 2014年に振り返りたい9つのことと朗のハートビートゲーム
2014年12月31日 ポケカ日記 コメント (5)皆さんお久しぶりです。今年ももう終わりですね。
しばらくの間、DNをほぼ放置していて未だにバトフェス東京大会2日目以降のレポートすらかけていませんが、ほそぼそとポケモンカードをやっています。XY5も初めて手にしたボーナスを使ってドーン!と買ったり、参加できるのが数少ないジムバトルで入賞出来ずに参加賞のジラーチスリーブを貰ったり、そんな感じで楽しんでいますよ。
DN更新に伴ってバトフェスシーズンのレポートを書きたいところですが、それよりも今は2014年の振り返りをしたいところなのでボチボチやっていこうと思います。ほぼ時系列順に印象深かった出来事をピックアップしながら書いていきましょう。
【①:ナナホシ杯にチムLOLI参戦!】
日頃、自分と親しくしてくれているHKさん、mepoさん、Nムラーさんがナナホシ杯にやってきました。そして、前日になって突然あのとーしん君もやってきてくれました。はっしーさんはそのまま地元の仙台に帰ってきました(笑)
結果は皆さんもご存知の通り、HKさんが予選から決勝トーナメントまで全勝で優勝。マフォエンブレックという重量級のデッキを朝一で組んで持ち込みそのまま優勝してしまう辺り彼のポテンシャルはとんでもなかったですね。また、予選から決勝トーナメントの全勝という記録は未だに同じ記録を持つ者がいないので来年は2人目が出るのかな?
ちなみにこの時のナナホシ杯後に東北関東勢の交流会を行ったのですが、あろうことかそこから今年の日本代表が2人(内1人はチャンピオン)も出てしまいましたね。結果としてこういうことも起こったのでこの時のナナホシ杯はとても質の高い時間だったと思います。来年は自分もその枠に入ってみたいものです。
【②:竜王戦決勝大会とCouto君の涙】
大学の卒業式を終え、そのまま夜行バスに乗って向かったのは東京。その目的は竜王戦決勝大会に駒を進めた名古屋大会優勝者 チムLOLIのエースことCouto君の応援のためでした。北は仙台、南は名古屋からCouto君のためにメンバーが集結。
前日調整会のでは色々なデッキを回しながらあーでもないこーでもないと議論し、最終的にはHKさん考案の回復ギミック搭載のワイルドブレイズデッキに決定。調整以外にも自分にできることはないかと考えた時、その場で関東に持ち込んだストレージからすぐにデッキを組めるようにそこにあった完成レシピの内57枚のカードをさっと組み上げ、それをそのままCouto君が使ってくれたことで、僕なりに彼へ自分の魂を託せたことが嬉しかったです。間接的でも関われたからこそ、あのデッキには色々な思いが詰まっていましたね。
結果は準優勝と非常に惜しい物ではありましたが、その時にCouto君が見せてくれた勇姿と涙はこれからもずっと僕の記憶の中から消えないと思います。自分が出場するため以外での遠征はこれが初めてだったのでとても良い経験になりました。今思えば、この経験は現在の僕のポケカライフにおける役割へと繋がるターニングポイントだったのかもしれません。
【③:GGCへ初参戦!東北に咲く一輪の薔薇 キュアローズ!】
2010年冬にポケモンカードの世界へ帰ってきた時にいつの間にか僕の知らない大会が名古屋で根付いていました。そして、その噂、参加レポートを聞くたび見るたびに「いつか参加してみたい」という気持ちが強くなり、学生時代の最後の土日を使って3月にGGCへ初参加してきました。
結果はまさかまさかの3位。あの時に握った「ダストランドM2ライチュウ」は今年一番のお気に入りデッキとなりリザードンメガバトルが終わるまでそのまましばらく使用し続けました。
実はこの時に一番嬉しかった出来事はずっと間接的にお世話になってたたねパパさんと対戦出来て、尚且つ勝てたことなんですよね。その後、たねぼーちゃんには負けてしまいましたが試合が楽しかったので結果オーライ!
たねパパ親子と素晴らしい試合が出来たことの他にも、ウゴリン君という刺激的なジュニアプレイヤーとも対戦できたことなど、普段東北に住んでいるだけではなかなか出来ないことがGGCで出来たのでとっても有意義な時間でした。まさか、その3か月後に再び参加できることになるとは思いませんでしたがそれはまた別のお話…(笑)
あ、ちなみに来年の3月は東北で今一番強いんじゃないかと僕が勝手に思っているあの強豪プレイヤーと共にGGCへの遠征を目論んでいるのでお楽しみに!!
【④:色々な涙を流したリザードンメガバトル】
今年の大型公式大会は東日本大会、西日本大会と両方参加してきました。日頃から共に高めあっているチムLOLIメンバーの力を今こそ見せる時だ!と意気込み迎えるも僕個人としては東日本大会はトーナメント予選敗退、西日本大会はブロック予選敗退でした。それでも、チムLOLIメンバーは各々の力を振り絞り勝ち抜くところまで勝ち抜いていきました。そして、クライマックスステージへ駒を進めることができたのは東日本大会ではCouto君、西日本大会ではHKさんだけでした。
Couto君は竜王戦の雪辱を晴らせずベスト16で終わってしまいましたが、HKさんは激戦を見事に制し西日本大会を3位で勝ち残り日本一決定戦へ駒を進めました。準々決勝でHKさんが勝利した瞬間にその場で見守っていた本部長、微粒さん、レイネ君と抱き合って泣きながら喜びを分かち合ったのは良い思い出です。チムLOLIの強さと力が一つになった瞬間でした。その後日本一決定戦で敗北を喫し6位となるも日本代表選手として世界大会への権利を手に入れ、彼は今年大きな花を咲かせました。
2年前に縁あって彼と知り合い、地方を隔てて一緒にカードをやることになり彼の苦悩を沢山見てきたからこそ自分のように嬉しかったですね。西日本大会、日本一決定戦ではデッキ制作にも携わることが出来てバックアップをすることで得られる楽しみとやり甲斐も感じることが出来て不思議なシーズンでした。
また、実はその裏で僕は別の涙を流していました。それは僕がこの数年間夢を見てきた目標を先に叶えてしまったとある人が現れたからです。具体的に書くのは流石にアレなので抽象的にしか書けませんがその出来事が起こった瞬間、僕はショックで悔しくて自分の弱さ、情けなさに涙をしてしまいました。そのとある人がその夢を叶えたことは決して悪いことじゃないし、むしろ素直におめでとうと賛辞の言葉を送るべきことです。だけど、その一方でその気持ちを隠し切れない自分もいたのが、自分は人としてまだまだだなぁ感じました。
その後色々あって、僕は今ポケモンカードをやることにおいて新しい夢を持つことが出来ました。そして、それを叶えるためにポケモンカードを楽しんでいます。その夢を持つことが出来たのはそのとある人のお陰です。いつか僕が今抱いている夢を叶えた時に、そのとある人に向けて「僕に夢を与えてくれてありがとうございました!」って胸を張って言えるようになりたい、それが来年の僕の目標です。
色々な思いで涙を流した素敵なシーズンでした。
またみんなで叫びたいな。リザードンメガバトル!って(笑)
【⑤:ついにナナホシ杯で優勝!使用デッキはまさかのビリゲノ!】
第1回から皆勤賞で4位、2位と入賞経験はあったもののなかなか出来なかったナナホシ杯でついに優勝することが出来ました。上記の夢のあれこれがあった直後の出来事です。優勝した時は「えっ?何で私が優勝者に?」みたいな感じでしたが、やはり嬉しい物は嬉しかったですね。
ちなみにその時に使用したデッキは自分が今までほとんど見向きもしていなかったビリゲノ。新しいデッキと仲良くなるべく組んだビリゲノが思いのほか強くて、そのまま下半期のポケカライフでも常に僕のそばにいました。また、このビリゲノは主にチムLOLI 中部メンバーのりPさんとこれを機にずっと煮詰め続けていたので非常に愛着が湧きました。
ちなみにその翌週に出たGGCでは別のビリゲノで出て2勝3敗で察しました()
だけど、同じレシピを使用してくれたのりPさんが4位になってくれたので結果オーライ!
このビリゲノがあったからこそ今のポケモンカードがさらに楽しくなったのかも?
【⑥:関西からの刺客 TAMAさん現る!!】
ある日、突然更新されたTAMAさんのDNで知った転勤のお話…そして、その先は何と僕らが住んでいる東北とのこと!!
東北にまた強い人が来る!!これは迎え入れる準備をしなくては!!とTAMAさんが東北にやって来るまでに色々と根回しして迎えたジムバトルやナナホシ杯…だけど、そんな心配もする必要がないほどTAMAさんは能動的かつアクティブに東京や関西などあちこちに遠征していました(笑)
「本当に東北に住んでいるんですか?」と聞きたくなるレベルのライバルが現れた意味では僕にとっても大きい出来事でしたね…ガッテム!(挨拶)
【⑦:夏の終わりまでポケモンカードのモチベーションが何故かどん底に落ちました】
社会人1年目で業界柄夏が繁忙期のお仕事。やること覚えることがいっぱいでポケカどころではなくなってしまい、気がついたら7月初めのジムバトルとナナホシ杯以外ポケカに触れる機会が無くなってしまい、世界大会が行われている最中でも全然ポケモンカードをしなくなってしまった自分がいました。
これには自分でもビックリで、今までの夏はアクティブにポケモンカードに勤しんでいたはずなのにそれが出来ない…社会人になってからポケモンカードとの両立の難しさを初めて知れた気がします。
そんな中お盆過ぎだったかに「最近どう?カードやってる?また次のシーズンになったら一緒にやっていこうぜ!」と声をかけてくれたmepoさんにはその時も今でも本当に感謝していますね。自分がポケカを出来ない時も支えてくれるメンバーがいるのは本当に幸せだなって改めて思える貴重な時間でした。
そして、ファントムゲートが発売した直後から僕のポケカライフが再始動!!
【⑧:バトフェスでカクテル無双!そして、帰ってきたクライマックスステージ!】
今回は6会場で開催された内、4会場に参加してきました。どん底まで下がっていたはずのモチベーションが反動からなのかぐーんと戻ってきてメーターが振り切れたような感じです。いつのまにか、もう1,2ヶ月も前の出来事なんですね。
振り返ると色々キリがないので書きたいことだけピックアップすると、浜松大会で約1年半ぶりにクライマックスステージに進出することが出来ました!…が、ジンクス通りやはり1回戦敗退。また、そのまま東京大会1日目でもクライマックスステージでにも進出!…するも、やはり1回戦敗退した上にベスト32という新たな記録も樹立させてしまいました。このシーズンは自分がポケカプレイヤーとしてどれだけ相対的な技量を持ち合わせているのかを改めて再確認することが出来ましたね。
それは何故かというと夏とは違いモチベーションはあったにもかかわらず、このシーズンは冗談抜きで仕事やらプライベートやらが忙しくて今までの公式大会シーズンと比較しても最もカードの練習をしなかったからです。どれくらい練習しなかったかというと、1人回しすらしていませんでした。だって、カードに触れる時間が本当に無かったんですもん。無理やりポケカやってもいい物は生み出せないのでその気持ちに素直になってこのシーズンを過ごしました。
でも、ポケカのことは四六時中考えていましたよ。考えていた内容、議論していた内容の質の高さには自信があります。それは僕だけではなくチムLOLIメンバー全体の成績、そして僕がこのシーズン最も使ったデッキが物語っているでしょう。
このシーズン僕が浜松大会から握り、その後も良い成果を残し続け名前を知らしめたデッキである「リヴォルヴァー・フェニックス=オン・ザ・ロック (通称:カクテル)」こと早い話がガマゲロゲEXクロバットホウオウEXは僕らの自信作でした。とは言っても、チムLOLIで実際に使用するに至ったのは僕、mepoさん、Couto君のみで、全員クライマックスステージ1回戦負けでしたが間違いなく良いデッキだったと思います。
僕自身もデッキ開発に少しずつも携わることが出来たので、それを実際に使用して成果を残せたことは非常に喜ばしいことでした。また、その影響がメタを回す側の立場にもなったことは今までにない経験だったのでとても面白かったですね。
このような経験がまた出来るかはわかりませんが、「自分にも何かしら出来ることがある」と自信を身に着けることが出来たので、この経験を活かしてまた自分の可能性と力を活かせるように今後もポケモンカードへ勤しんでいきたいです。
【⑨:彼女がポケモンカードに興味を持ってくれました】
ポケモンカードに明け暮れて、自分の誕生日、彼女の誕生日だけでなく、あろうことか昨年に引き続き、2年記念日もポケモンカードに費やしていた酷い彼氏ですが、実は今回のバトフェスシーズンに大きな動きがありました。それは地元仙台でバトフェスが行われたからこそ彼女が遊びに来てくれたことがきっかけです。
僕がクライマックスステージを目指してひたすらカードに熱中していたり、クライマックスステージを観戦しながら写真を撮っている時など、彼女は僕が構ってくれないことでとても退屈にしていました。時には輪投げガチ勢になってポイントを稼いだり、疲れた時には会場の隅っこに座って寝ていました。だけど、実は準決勝辺りからちょっと動きがあったんですよ。
クライマックスステージをスクリーン前で観戦している人たちの様子を見て彼女はある疑問を持ったようです。「何でこの人たちはこんなに見入っているのだろう?」と。そして、今まで間接的に聞かされていたポケカプレイヤーの皆さんの表情や喜びっぷりを間近で見たことで熱い物を直接感じることが出来たみたいです。その日の帰りの電車の中で彼女は僕にこういってくれました。
「私、ポケモンカードのこともっと理解したい。どんなカードが強いとか、色の相性とか、盤面で有利不利だとかが私には全く分からないのが悔しい。もしもあの時に見ていた試合が『どうして面白いのか』が解っていたら、きっと私も楽しめていたんだろうなって。だから、私はポケモンカードのこともっと知りたい。とりあえず、はじめて教室に行ってみる」
惚気まくりで申し訳ないですが、その言葉を聞いてこの子が自分の彼女で良かったなと心から思った瞬間でした。当面の目標は彼女にポケカを教えてある程度のレベルになった頃にナナホシ杯デビューをさせることですね。その時を迎えるのが楽しみだなぁと。ちなみに彼女はいつかHKさんを倒すためにポケモンカードを始めたいという野望があるそうです()
そんなこんなで簡単にしようとしたらやはり長くなってしまった僕の2014年ポケカライフの振り返りでした。
それと書いてる途中に思い付きでやりたくなったので、個人的に今年1年間で自主大会や公式大会などで自分が特に面白かった魂を揺さぶられたと感じた対戦…いわゆる『ハートビートゲーム』を5試合ピックアップしてみようと思います。
【2014年 朗のハートビートゲーム】
① 2月1日(土) ナナホシ杯にて B3さんとの予選4試合目
× 5-6 ハッサムライチュウスイクンシンボラービクティニEX
(僕のデッキはイベルタルEXダークライEXダストダスアブソル)
② 3月30日(土) 金ギャラ杯にて たねパパさんとの予選2試合目
○ 6-4 ボルトロスEXデオキシスEXキュレムゲノセクトEX
(僕のデッキはダストダスランドロスEXミュウツーEXライチュウ)
③ 6月21日(土) ナナホシ杯にて てぃあ君との予選5試合目
× 5-6 フェアリーバレット
(僕のデッキはビリジオンEXゲノセクトEXフワライドデデンネ)
④ 10月26日(日) バトフェス浜松大会にて かっきーさんとのクライマックスステージ1試合目
× よるのこうしん 5-6
(僕のデッキはガマゲロゲEXクロバットホウオウEX)
⑤ 11月1日(土) バトフェス東京大会1日目にて コアラまーさんとのチャレンジステージ2試合目
○ エンペルトテラキオンルチャブルコバルオンEXミルタンクヨノワール 6-5
(僕のデッキはガマゲロゲEXクロバットホウオウEX)
もちろん、それ以外の方々と行った対戦も楽しかったですし、あくまで自分が今年の中で印象に残っている試合です。これでも5試合に絞ってみようと思ったらかなり迷ったんですよ(笑) また、これらの対戦の印象にそれぞれ順位などはなく、これらの試合は特にずっとずっと覚えていたいなぁという思い出的にここに残しておこうと思います。
あ、そういえばなんですが、実は先月にとある筋からポケモン関連のうちわとクリアファイルとフィギュアを僕が沢山頂いたため、それらのグッズ類を12月にうきにん杯・みらチャン杯・GGCへとクリスマス的な景品として提供させて頂きました。年明けの1月の大会では同じく関ジェネとナナホシ杯にも提供させて頂く予定です。もし手に入れた人は大切に使って頂けると幸いです。これから手に入れられそうな人はお楽しみに!
いやぁ、久しぶりに日記らしい日記(?)をいっぱい書いたなぁ。思い出が沢山詰まった良い年だったと思います。来年は更なる高みを目指して今年以上に精一杯ポケモンカードを楽しんで勝ちに行きます!待ってろレックウザメガバトル!そして、WCS!
皆さん今年も大変お世話になりました。ありがとうございます。
来年もよろしくお願いいたします。よいお年を。どうか、よいお年を。
しばらくの間、DNをほぼ放置していて未だにバトフェス東京大会2日目以降のレポートすらかけていませんが、ほそぼそとポケモンカードをやっています。XY5も初めて手にしたボーナスを使ってドーン!と買ったり、参加できるのが数少ないジムバトルで入賞出来ずに参加賞のジラーチスリーブを貰ったり、そんな感じで楽しんでいますよ。
DN更新に伴ってバトフェスシーズンのレポートを書きたいところですが、それよりも今は2014年の振り返りをしたいところなのでボチボチやっていこうと思います。ほぼ時系列順に印象深かった出来事をピックアップしながら書いていきましょう。
【①:ナナホシ杯にチムLOLI参戦!】
日頃、自分と親しくしてくれているHKさん、mepoさん、Nムラーさんがナナホシ杯にやってきました。そして、前日になって突然あのとーしん君もやってきてくれました。はっしーさんはそのまま地元の仙台に帰ってきました(笑)
結果は皆さんもご存知の通り、HKさんが予選から決勝トーナメントまで全勝で優勝。マフォエンブレックという重量級のデッキを朝一で組んで持ち込みそのまま優勝してしまう辺り彼のポテンシャルはとんでもなかったですね。また、予選から決勝トーナメントの全勝という記録は未だに同じ記録を持つ者がいないので来年は2人目が出るのかな?
ちなみにこの時のナナホシ杯後に東北関東勢の交流会を行ったのですが、あろうことかそこから今年の日本代表が2人(内1人はチャンピオン)も出てしまいましたね。結果としてこういうことも起こったのでこの時のナナホシ杯はとても質の高い時間だったと思います。来年は自分もその枠に入ってみたいものです。
【②:竜王戦決勝大会とCouto君の涙】
大学の卒業式を終え、そのまま夜行バスに乗って向かったのは東京。その目的は竜王戦決勝大会に駒を進めた名古屋大会優勝者 チムLOLIのエースことCouto君の応援のためでした。北は仙台、南は名古屋からCouto君のためにメンバーが集結。
前日調整会のでは色々なデッキを回しながらあーでもないこーでもないと議論し、最終的にはHKさん考案の回復ギミック搭載のワイルドブレイズデッキに決定。調整以外にも自分にできることはないかと考えた時、その場で関東に持ち込んだストレージからすぐにデッキを組めるようにそこにあった完成レシピの内57枚のカードをさっと組み上げ、それをそのままCouto君が使ってくれたことで、僕なりに彼へ自分の魂を託せたことが嬉しかったです。間接的でも関われたからこそ、あのデッキには色々な思いが詰まっていましたね。
結果は準優勝と非常に惜しい物ではありましたが、その時にCouto君が見せてくれた勇姿と涙はこれからもずっと僕の記憶の中から消えないと思います。自分が出場するため以外での遠征はこれが初めてだったのでとても良い経験になりました。今思えば、この経験は現在の僕のポケカライフにおける役割へと繋がるターニングポイントだったのかもしれません。
【③:GGCへ初参戦!東北に咲く一輪の薔薇 キュアローズ!】
2010年冬にポケモンカードの世界へ帰ってきた時にいつの間にか僕の知らない大会が名古屋で根付いていました。そして、その噂、参加レポートを聞くたび見るたびに「いつか参加してみたい」という気持ちが強くなり、学生時代の最後の土日を使って3月にGGCへ初参加してきました。
結果はまさかまさかの3位。あの時に握った「ダストランドM2ライチュウ」は今年一番のお気に入りデッキとなりリザードンメガバトルが終わるまでそのまましばらく使用し続けました。
実はこの時に一番嬉しかった出来事はずっと間接的にお世話になってたたねパパさんと対戦出来て、尚且つ勝てたことなんですよね。その後、たねぼーちゃんには負けてしまいましたが試合が楽しかったので結果オーライ!
たねパパ親子と素晴らしい試合が出来たことの他にも、ウゴリン君という刺激的なジュニアプレイヤーとも対戦できたことなど、普段東北に住んでいるだけではなかなか出来ないことがGGCで出来たのでとっても有意義な時間でした。まさか、その3か月後に再び参加できることになるとは思いませんでしたがそれはまた別のお話…(笑)
あ、ちなみに来年の3月は東北で今一番強いんじゃないかと僕が勝手に思っているあの強豪プレイヤーと共にGGCへの遠征を目論んでいるのでお楽しみに!!
【④:色々な涙を流したリザードンメガバトル】
今年の大型公式大会は東日本大会、西日本大会と両方参加してきました。日頃から共に高めあっているチムLOLIメンバーの力を今こそ見せる時だ!と意気込み迎えるも僕個人としては東日本大会はトーナメント予選敗退、西日本大会はブロック予選敗退でした。それでも、チムLOLIメンバーは各々の力を振り絞り勝ち抜くところまで勝ち抜いていきました。そして、クライマックスステージへ駒を進めることができたのは東日本大会ではCouto君、西日本大会ではHKさんだけでした。
Couto君は竜王戦の雪辱を晴らせずベスト16で終わってしまいましたが、HKさんは激戦を見事に制し西日本大会を3位で勝ち残り日本一決定戦へ駒を進めました。準々決勝でHKさんが勝利した瞬間にその場で見守っていた本部長、微粒さん、レイネ君と抱き合って泣きながら喜びを分かち合ったのは良い思い出です。チムLOLIの強さと力が一つになった瞬間でした。その後日本一決定戦で敗北を喫し6位となるも日本代表選手として世界大会への権利を手に入れ、彼は今年大きな花を咲かせました。
2年前に縁あって彼と知り合い、地方を隔てて一緒にカードをやることになり彼の苦悩を沢山見てきたからこそ自分のように嬉しかったですね。西日本大会、日本一決定戦ではデッキ制作にも携わることが出来てバックアップをすることで得られる楽しみとやり甲斐も感じることが出来て不思議なシーズンでした。
また、実はその裏で僕は別の涙を流していました。それは僕がこの数年間夢を見てきた目標を先に叶えてしまったとある人が現れたからです。具体的に書くのは流石にアレなので抽象的にしか書けませんがその出来事が起こった瞬間、僕はショックで悔しくて自分の弱さ、情けなさに涙をしてしまいました。そのとある人がその夢を叶えたことは決して悪いことじゃないし、むしろ素直におめでとうと賛辞の言葉を送るべきことです。だけど、その一方でその気持ちを隠し切れない自分もいたのが、自分は人としてまだまだだなぁ感じました。
その後色々あって、僕は今ポケモンカードをやることにおいて新しい夢を持つことが出来ました。そして、それを叶えるためにポケモンカードを楽しんでいます。その夢を持つことが出来たのはそのとある人のお陰です。いつか僕が今抱いている夢を叶えた時に、そのとある人に向けて「僕に夢を与えてくれてありがとうございました!」って胸を張って言えるようになりたい、それが来年の僕の目標です。
色々な思いで涙を流した素敵なシーズンでした。
またみんなで叫びたいな。リザードンメガバトル!って(笑)
【⑤:ついにナナホシ杯で優勝!使用デッキはまさかのビリゲノ!】
第1回から皆勤賞で4位、2位と入賞経験はあったもののなかなか出来なかったナナホシ杯でついに優勝することが出来ました。上記の夢のあれこれがあった直後の出来事です。優勝した時は「えっ?何で私が優勝者に?」みたいな感じでしたが、やはり嬉しい物は嬉しかったですね。
ちなみにその時に使用したデッキは自分が今までほとんど見向きもしていなかったビリゲノ。新しいデッキと仲良くなるべく組んだビリゲノが思いのほか強くて、そのまま下半期のポケカライフでも常に僕のそばにいました。また、このビリゲノは主にチムLOLI 中部メンバーのりPさんとこれを機にずっと煮詰め続けていたので非常に愛着が湧きました。
ちなみにその翌週に出たGGCでは別のビリゲノで出て2勝3敗で察しました()
だけど、同じレシピを使用してくれたのりPさんが4位になってくれたので結果オーライ!
このビリゲノがあったからこそ今のポケモンカードがさらに楽しくなったのかも?
【⑥:関西からの刺客 TAMAさん現る!!】
ある日、突然更新されたTAMAさんのDNで知った転勤のお話…そして、その先は何と僕らが住んでいる東北とのこと!!
東北にまた強い人が来る!!これは迎え入れる準備をしなくては!!とTAMAさんが東北にやって来るまでに色々と根回しして迎えたジムバトルやナナホシ杯…だけど、そんな心配もする必要がないほどTAMAさんは能動的かつアクティブに東京や関西などあちこちに遠征していました(笑)
「本当に東北に住んでいるんですか?」と聞きたくなるレベルのライバルが現れた意味では僕にとっても大きい出来事でしたね…ガッテム!(挨拶)
【⑦:夏の終わりまでポケモンカードのモチベーションが何故かどん底に落ちました】
社会人1年目で業界柄夏が繁忙期のお仕事。やること覚えることがいっぱいでポケカどころではなくなってしまい、気がついたら7月初めのジムバトルとナナホシ杯以外ポケカに触れる機会が無くなってしまい、世界大会が行われている最中でも全然ポケモンカードをしなくなってしまった自分がいました。
これには自分でもビックリで、今までの夏はアクティブにポケモンカードに勤しんでいたはずなのにそれが出来ない…社会人になってからポケモンカードとの両立の難しさを初めて知れた気がします。
そんな中お盆過ぎだったかに「最近どう?カードやってる?また次のシーズンになったら一緒にやっていこうぜ!」と声をかけてくれたmepoさんにはその時も今でも本当に感謝していますね。自分がポケカを出来ない時も支えてくれるメンバーがいるのは本当に幸せだなって改めて思える貴重な時間でした。
そして、ファントムゲートが発売した直後から僕のポケカライフが再始動!!
【⑧:バトフェスでカクテル無双!そして、帰ってきたクライマックスステージ!】
今回は6会場で開催された内、4会場に参加してきました。どん底まで下がっていたはずのモチベーションが反動からなのかぐーんと戻ってきてメーターが振り切れたような感じです。いつのまにか、もう1,2ヶ月も前の出来事なんですね。
振り返ると色々キリがないので書きたいことだけピックアップすると、浜松大会で約1年半ぶりにクライマックスステージに進出することが出来ました!…が、ジンクス通りやはり1回戦敗退。また、そのまま東京大会1日目でもクライマックスステージでにも進出!…するも、やはり1回戦敗退した上にベスト32という新たな記録も樹立させてしまいました。このシーズンは自分がポケカプレイヤーとしてどれだけ相対的な技量を持ち合わせているのかを改めて再確認することが出来ましたね。
それは何故かというと夏とは違いモチベーションはあったにもかかわらず、このシーズンは冗談抜きで仕事やらプライベートやらが忙しくて今までの公式大会シーズンと比較しても最もカードの練習をしなかったからです。どれくらい練習しなかったかというと、1人回しすらしていませんでした。だって、カードに触れる時間が本当に無かったんですもん。無理やりポケカやってもいい物は生み出せないのでその気持ちに素直になってこのシーズンを過ごしました。
でも、ポケカのことは四六時中考えていましたよ。考えていた内容、議論していた内容の質の高さには自信があります。それは僕だけではなくチムLOLIメンバー全体の成績、そして僕がこのシーズン最も使ったデッキが物語っているでしょう。
このシーズン僕が浜松大会から握り、その後も良い成果を残し続け名前を知らしめたデッキである「リヴォルヴァー・フェニックス=オン・ザ・ロック (通称:カクテル)」こと早い話がガマゲロゲEXクロバットホウオウEXは僕らの自信作でした。とは言っても、チムLOLIで実際に使用するに至ったのは僕、mepoさん、Couto君のみで、全員クライマックスステージ1回戦負けでしたが間違いなく良いデッキだったと思います。
僕自身もデッキ開発に少しずつも携わることが出来たので、それを実際に使用して成果を残せたことは非常に喜ばしいことでした。また、その影響がメタを回す側の立場にもなったことは今までにない経験だったのでとても面白かったですね。
このような経験がまた出来るかはわかりませんが、「自分にも何かしら出来ることがある」と自信を身に着けることが出来たので、この経験を活かしてまた自分の可能性と力を活かせるように今後もポケモンカードへ勤しんでいきたいです。
【⑨:彼女がポケモンカードに興味を持ってくれました】
ポケモンカードに明け暮れて、自分の誕生日、彼女の誕生日だけでなく、あろうことか昨年に引き続き、2年記念日もポケモンカードに費やしていた酷い彼氏ですが、実は今回のバトフェスシーズンに大きな動きがありました。それは地元仙台でバトフェスが行われたからこそ彼女が遊びに来てくれたことがきっかけです。
僕がクライマックスステージを目指してひたすらカードに熱中していたり、クライマックスステージを観戦しながら写真を撮っている時など、彼女は僕が構ってくれないことでとても退屈にしていました。時には輪投げガチ勢になってポイントを稼いだり、疲れた時には会場の隅っこに座って寝ていました。だけど、実は準決勝辺りからちょっと動きがあったんですよ。
クライマックスステージをスクリーン前で観戦している人たちの様子を見て彼女はある疑問を持ったようです。「何でこの人たちはこんなに見入っているのだろう?」と。そして、今まで間接的に聞かされていたポケカプレイヤーの皆さんの表情や喜びっぷりを間近で見たことで熱い物を直接感じることが出来たみたいです。その日の帰りの電車の中で彼女は僕にこういってくれました。
「私、ポケモンカードのこともっと理解したい。どんなカードが強いとか、色の相性とか、盤面で有利不利だとかが私には全く分からないのが悔しい。もしもあの時に見ていた試合が『どうして面白いのか』が解っていたら、きっと私も楽しめていたんだろうなって。だから、私はポケモンカードのこともっと知りたい。とりあえず、はじめて教室に行ってみる」
惚気まくりで申し訳ないですが、その言葉を聞いてこの子が自分の彼女で良かったなと心から思った瞬間でした。当面の目標は彼女にポケカを教えてある程度のレベルになった頃にナナホシ杯デビューをさせることですね。その時を迎えるのが楽しみだなぁと。ちなみに彼女はいつかHKさんを倒すためにポケモンカードを始めたいという野望があるそうです()
そんなこんなで簡単にしようとしたらやはり長くなってしまった僕の2014年ポケカライフの振り返りでした。
それと書いてる途中に思い付きでやりたくなったので、個人的に今年1年間で自主大会や公式大会などで自分が特に面白かった魂を揺さぶられたと感じた対戦…いわゆる『ハートビートゲーム』を5試合ピックアップしてみようと思います。
【2014年 朗のハートビートゲーム】
① 2月1日(土) ナナホシ杯にて B3さんとの予選4試合目
× 5-6 ハッサムライチュウスイクンシンボラービクティニEX
(僕のデッキはイベルタルEXダークライEXダストダスアブソル)
② 3月30日(土) 金ギャラ杯にて たねパパさんとの予選2試合目
○ 6-4 ボルトロスEXデオキシスEXキュレムゲノセクトEX
(僕のデッキはダストダスランドロスEXミュウツーEXライチュウ)
③ 6月21日(土) ナナホシ杯にて てぃあ君との予選5試合目
× 5-6 フェアリーバレット
(僕のデッキはビリジオンEXゲノセクトEXフワライドデデンネ)
④ 10月26日(日) バトフェス浜松大会にて かっきーさんとのクライマックスステージ1試合目
× よるのこうしん 5-6
(僕のデッキはガマゲロゲEXクロバットホウオウEX)
⑤ 11月1日(土) バトフェス東京大会1日目にて コアラまーさんとのチャレンジステージ2試合目
○ エンペルトテラキオンルチャブルコバルオンEXミルタンクヨノワール 6-5
(僕のデッキはガマゲロゲEXクロバットホウオウEX)
もちろん、それ以外の方々と行った対戦も楽しかったですし、あくまで自分が今年の中で印象に残っている試合です。これでも5試合に絞ってみようと思ったらかなり迷ったんですよ(笑) また、これらの対戦の印象にそれぞれ順位などはなく、これらの試合は特にずっとずっと覚えていたいなぁという思い出的にここに残しておこうと思います。
あ、そういえばなんですが、実は先月にとある筋からポケモン関連のうちわとクリアファイルとフィギュアを僕が沢山頂いたため、それらのグッズ類を12月にうきにん杯・みらチャン杯・GGCへとクリスマス的な景品として提供させて頂きました。年明けの1月の大会では同じく関ジェネとナナホシ杯にも提供させて頂く予定です。もし手に入れた人は大切に使って頂けると幸いです。これから手に入れられそうな人はお楽しみに!
いやぁ、久しぶりに日記らしい日記(?)をいっぱい書いたなぁ。思い出が沢山詰まった良い年だったと思います。来年は更なる高みを目指して今年以上に精一杯ポケモンカードを楽しんで勝ちに行きます!待ってろレックウザメガバトル!そして、WCS!
皆さん今年も大変お世話になりました。ありがとうございます。
来年もよろしくお願いいたします。よいお年を。どうか、よいお年を。
コメント
ライバルと言える程の成績が残せなかったので、来年はもうちょっと皆さんに負けないよう足掻きたいと思います。
来年も宜しくお願いします!
では、ガッテム!
感情移入して泣いちゃうんだからねっ!
これからもポケモンカード楽しんでいきましょっ!
竜王戦とバトフェスのデッキはもの凄く思い出になりました。
またお会いできるのを楽しみにしてます。
来年もよろしくお願いします。
頂いた情報をメモメモして、明日仙台市散策を楽しんできます。
いいカードありましたら、日記に載せられたらと思ってます。
ぜひ相互リンクお願いします。