日本中のポケカプレイヤーたちが色々な思いをぶつけて戦った熱いシーズンが終わりましたね。結果はDN等でご存じでしょうしそこら辺に関しては割愛します。

今日はこのDNをご覧のポケカプレイヤーの皆さんにまつわるコラムを久々に書かせて頂きたいと思います。だけど、その前にこれだけ書かせて下さい。

カズヒックさん日本一おめでとう!
そして、東北にトロフィーを持ち帰ってきてくれてありがとう!
これからはチャンピオンとして東北だけでなく日本で
そして世界で輝き続けていてください!
今度は僕がそこまで追いついてやるからな!


よしっ、本題に戻りましょう。
今日のテーマはポケカプレイヤーにおけるデッキにスポットを当てたお話です。

それは「デッキの中身」だとか「デッキのバリエーション」などそういったデッキに関するお話がメインではなく、「デッキという概念」がメインのお話です。

まず最初の質問です。皆さんには自分の得意なデッキ、好きなデッキはありますか?

例えば、「俺はプラズマ団が大好きだし強いと思うからずっと使い続けている!」と自分から得意と言える人もいれば、「○○さんといえばシビビールデッキだよね!」と他人からの評価でデッキのイメージが身についている人もいるでしょう。特に後者は公式大会の実績などで拍が付くことが多々ありますね。

その方々にとってそのデッキはどんな存在なのでしょうか?

別の角度からも見てみましょう。デッキタイプによってはその否定的な目で見る人もいるでしょう。例えば、僕の場合はゼクビール。このデッキだけはずっと使いこなせなかった。好きになれなかった。使うのも使われるのも苦手なデッキです。つまり簡単にいうと相性が悪い。

僕にとってこのデッキに対する僕との相性って何でしょう?逆に相性が良いデッキは?

こういう言い回しだとわりとしっくりくる人もいるのではないでしょうか。
自分とこのデッキは相性が良い。使いこなせる。
自分とこのデッキは相性が悪い。使いこなせない。

60枚という限られた枠の中で構築されるデッキには色々な姿、タイプ、バリエーションがあります。1種類のデッキに限らず、様々なデッキを操るプレイヤーは世界中どこにでもいるでしょう。

だけど、1回の対戦で使えるデッキはたった1つだけ。その対戦の時間を共有出来るのはたった1つのデッキだけなのです。言うまでもなく当たり前ですね。それではここで今回のテーマにまつわる質問です。

「あなたにとってデッキってどんな存在ですか?」

全国には色々な考え方を持ったプレイヤーがいて、人によっては面白い表現をする方がいます。そこで僕が実際に出会ったプレイヤーの中でこの質問に対して印象的な回答して下さった2人の言葉をご紹介します。

「私はデッキと仲良くすることが勝つために大事なことだと思います!デッキは友達です!」

仲良くするという表現が指す真の意図がどのようなものかはその人にしかわかりませんが、僕にはその人にとってデッキとは一人回しで調整をしたり、対戦で使うことで、どんな時も一緒に過ごす時間を過ごせる仲の良い友達のように見えました。そして、友達の種類(デッキのタイプ)によって相性の良し悪しも出て、それが対戦の勝敗などに大きく影響しているようにも見えます。

「友達」という表現はどことなく可愛らしい表現ではありますが、その言葉を当てはめてデッキというものを改めてイメージしてみると、何となく自分の抱いているデッキのイメージも出来るのではないでしょうか?ちなみにデッキのお話をしていた時に「デッキにも感情がある」と表現していた人もいましたね。友達と同じくくりで考えてみるとこの表現はとても面白い。

もう1人の回答もご紹介致しましょう。

「デッキは剣です。日々一生懸命研いで、輝かせた結晶になるものであり、相手と本気でぶつかる時に手に握っているものですから私にとっては剣そのものです」

これはとてもカッコいい回答だなと思いました。仲良くなる存在ではなく、自分が日々磨いて強くする武器。いくら武器という道具であるからといっても強い思い入れがあるでしょう。手に握っているものとしてと表現した辺りが非常にイカしてますね。他にも似たような回答として「自分の分身」と答えた人もいました。その人にとって自分とデッキは一心同体なんだとか。この回答もカッコいい。

さて、この2人の回答を読んでなんとなく察しがついた方もいらっしゃると思いますが、実は前者が女性プレイヤー、後者が男性プレイヤーの回答でした。おそらく男性、女性における感受性によってデッキに対する見方がだいぶ違うのだと思います。そして、この方々はそれぞれが互いに違うスポーツの経験があり、そこからデッキに対するイメージにも繋がっていたようです。

このような視点から自分が使うデッキを見てみると、普段とは違ったイメージが出来るかと思います。デッキの種類はそれぞれ違う友達(相手)、別の剣に置き換えることもできますし、そこで相性として合う合わないが出てくるのも必然ですね。

他人の回答だけでは流石に申し訳ないので僕にとってのデッキという存在も書かせていただきます。

「僕にとってデッキとは相棒です。使い手によって、パーツを差し替えることによって、色々な顔を見せてくれる。時にはブン回ったり、事故ったりと色々なコンディションと感情を自分と共有してくれる。そして何よりも、どんな時でも苦楽を共にできる。そんな、パートナーです」

相棒という発想が真っ先に出てきたのはおそらく僕が楽器をやっていたから。吹奏楽部でサックスを吹いていた時、僕にとってサックスは相棒でした。バンドをやっている今ではマイクが相棒ですけどね。僕の言いたいことは上記に集約されているのでこの辺で。「

他にもデッキに対する見方を聞いたことはないのですが、よく「デッキが懐く、懐いてくれない」と表現する人も何人がいらっしゃいました。その方々にとってデッキとはどんな存在なんでしょうね。是非ともお聞きしてみたい!

さて、これだけ色々な見方があれば自分にとってデッキがどんな存在なのかはおそらく皆さんもイメージできたでしょう!ということで最後に皆さんへ今一度問います!

「あなたにとってデッキってどんな存在ですか?」

もしよかったらコメントなどでご紹介して下さると幸いです。よろしくお願いします!

コメント

ギリー
2014年6月10日1:20

デッキってある意味人生の縮図だよね。
あの時、あのカードを切っていなければとか
先にこっちを使っていればとか
あげればキリがないくらい。

経験から培われるものあるし、事故る時は事故るし
噛み合わない時だってある。
デッキも一つの生き物なのかもしれない。


H2
2014年6月10日2:37

ご無沙汰しています、リザードンメガバトルお疲れさまでした。
結果は残念でしたが、準備も含めて熱い日々を過ごされたようで、
充実感が伝わってきました。

デッキについてですが、強い人ってどんなデッキでも使いこなすし、
こだわりのデッキよりは、環境を読んでその時々でデッキを変えるもの、
と思っていたので、結構驚きでした。

で、僕のデッキに対する思いはというとリクに対するものと同じ感じ。
つまり「出来の悪い息子」のような感じですかね。
親としても出来が悪いので、うまく育ててあげられていない、もどかしさや
申し訳なさを、常に感じています。

つまらないコメント失礼いたしました。

またお会いできる日を楽しみにしています。

キンゴ
2014年6月10日3:46

実践で使わなければどういうものか絶対分からず、それがたとえうまくいってもいかなくてもいつまでたっても未練がこびりつく感じがするので、「中身が見えない泥沼の中にある探し物」という感じですかね。

しんいちパパ
2014年6月10日6:04

私にとってデッキとは、妻のようなものですかねぇ…。時に機嫌よく回ってくれることもあれば、時に前ぶれもなくヘソを曲げることもある。尽くせば応えてくれるところも似ている気がします。(笑)

おのでぃ
2014年6月10日17:22

祝福コメントありがとう!
自分は「先を行った」とか「越えた」とか思ってないけど
これからも切磋琢磨していければいいよね!

さてデッキって何なんだろねー
一つ思うのは、
自分の感情とシンクロする感じがあるんだよね
「これダメじゃね?」って思ってると、引き弱くなるし。
気分乗ってるときは、ちゃんと引けたりね。

「分身」といえばいいのかなー
ちょっとふわっとした回答になっちゃったwごめんww

近衛イヴ
2014年6月10日20:02

私にとってデッキとはそのゲームでしたいことを体現?するものですね。
そんな感じがしっくりきます。ゲッコウガがそんな感じです

M(えむ)
2014年6月10日21:55

お久しぶりです!
カズヒックさん凄いですよねぇ本当に!
次は朗さんも是非頂点に!ヽ(*´∀`)ノ

僕にとってのデッキとは「子供」みたいな存在です。
最近全然構ってやれてないので寂しいです。

ボヤッキー
2014年6月11日0:31

自分は朗さんと同じく、苦楽を共にする又は共にした「相棒」という感じです。

みょん
みょん
2014年6月11日10:03

自分にとってデッキは恋人ですかねw自分好みになるようにうまいこと調整して、時にデレてぶん回ったり時にツンと回らなくなったりと苦楽を共にする物だと思います。XYになってようやく自分の恋人とも呼べるデッキに巡り合えたので結婚(実績)まで持っていければ最高ですね

朗(あきら)
2014年6月21日21:16

ギリーさん>
人生の縮図!!その発想はありませんでした!!
言われて見れば自分の辿ってきた道程を表現するとしたらピンときます。
そして、デッキが生き物というのは僕も同意ですね。

朗(あきら)
2014年6月21日21:19

H2さん>
お久しぶりです。今日お会い出来るとは思いませんでした(笑)
リザードンメガバトルはとても充実したシーズンでした。
また次のシーズンに向けてマイペースでやっていきます。

出来の悪い息子ですか。
とあるデザイナーが自分の作品に対して娘と表現していたことを思い出しました。
そういう意味では共に歩みがいのある相手とも思えるかもしれません。
いえいえ、素敵なコメントありがとうございました!

朗(あきら)
2014年6月21日21:21

キンゴさん>
デッキとしての個体はあるのに中身が見えないって不思議な表現ですね。
しかしながら、キンゴさんが伝えたいことは何となくではありますが伝わります。
斬新なコメントをありがとうございます!

朗(あきら)
2014年6月21日21:24

しんいちパパさん>
妻ですか!実はその類のコメントを待っていました!

僕も自分のデッキを相棒とは別の呼び名で表すならば彼女だと思っています!
細かいことは置いといてデッキは女の子だと思って紳士的に扱うのが大事かなって!
何の話かずれそうですが僕の言いたいことはしんいちパパさんとわりと近いです!

朗(あきら)
2014年6月21日21:27

カズヒックさん>
そういったコメントを頂けて嬉しいです!
今後とも東北で切磋琢磨していきましょう!

> 自分の感情とシンクロする感じがあるんだよね
その一言に尽きますね。僕の場合は共有と表現しましたが
そういった観点では分身はまさにしっくり来る表現だと思います。

朗(あきら)
2014年6月21日21:28

イヴ君>
なるほど。体現するものか。
そういったアプローチからデッキを見ると相棒やら分身といった見方とは別に
また違った表現でデッキをみることが出来そうだ!

朗(あきら)
2014年6月21日21:31

Mさん>
お久しぶりでした!今日は対戦ありがとうございました!
マイペースでもいいからカズヒックさんと同じところに立てるように今後とも精進します!

子ども!H2さんと近い物を感じますが末尾の1文がなかなか響きますね(笑)
僕のデッキも構ってあげないとデッキが寂しがっちゃうんですよ。わりと本当に。

朗(あきら)
2014年6月21日21:32

ボヤッキーさん>
おぉ!同じ表現でデッキを見てくださって何となく嬉しいです!
これからも相棒とは仲良くありたいですね!(笑)

朗(あきら)
2014年6月21日21:35

天空橋 星梨花さん>
コメントありがとうございます!
いいですね!恋人!僕も彼女のように思っています!
更に、実績が結婚という表現は素敵ですね。
そんな僕はその都度その都度デッキと心中する構えです(笑)

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