バトルカーニバル千葉大会が終了してから、もう1か月が経ったんですね。
実はあの日から毎日のように、クライマックスステージ準決勝で六輝さんと対戦した時の情景を、僕は無意識に思い浮かべてしまっているのです。そして、その度にその時の自分の気持ち、プレイングをずっとずっと思い返しています。
病院実習中にスタッフとのミーティングが終了して記録をまとめている時に、対戦後の「とあるシーン」が突然フラッシュバックした時がありました。その時は流石に驚きました。それぐらい僕にとっては印象深い対戦だったのでしょう。つまり、僕は未だに「あの時に負けた」という事実を引きずっているんです。
あの時の対戦のことをずっとずっと書きたかったのに、自分の時間の使い方があまりにも下手で、今日までまとまった時間を設けることが出来ずに先延ばしになってしまいました。やっと、あの時の思いを書くことができます。おそらくいつも通りすっごく長くなると思います。それでも最後まで読んでいただけると嬉しいです。心を込めて書かせて頂きますのでよろしくお願いします。
バトルカーニバル千葉大会1日目 Oリーグ
【クライマックスステージ】
使用デッキ:「セレビィGRビリジオンEXゲノセクトEXビクティニ」
http://akira3.diarynote.jp/201305210455489621/
デッキの解説は上記の記事を参照下さい。
準決勝 × 5-6 ランドロスEXレジロックユクシーアグノムエムリットビクティニ(六輝さん)
僕はずっとカイリさんとこの場で対戦することを想定していたため、大変失礼ではありますがこの場で六輝さんと対戦することになるとは思ってもみませんでした。それでも、クライマックスステージ進出者が揃った時に六輝さんから話しかけて下さったお陰で、対戦前から緊張感と和やかな雰囲気が入り混じった状態でお話をすることができました。
僕には「六輝さんに敗れたカイリさんの敵を討つ」という使命があっただけではなく、「クライマックスステージ準決勝という特別な舞台に唯一残れた東北のプレイヤーとして、僕を育ててくれた東北という地域の維持とプレイヤーの強さを証明してやる」という使命も真に勝手ながら背負っていました。
そして僕個人としても、去年は3回もクライマックスステージに進出したにも関わらず全てベスト8という悔しい結果でした。準決勝の時点で自己ベストは更新できたのでそれは素直に嬉しいけど、僕はそれだけじゃ満足はできません。僕が2年前にポケモンカードに復帰してからずっとずっと目指してきた 「表彰台に再び上る」 という、叶えたい大きな目標があったのです。絶対に負けられない、負けたくない勝負でした。
先行は六輝さんが取り、僕のバトル場はビリジオンEXのみ。六輝さんのバトル場はユクシーで、すぐさまアンノーンQを身に着けランドロスEXと交代し早速、たつじんのおびを身に着けたハンマーヘッドで僕の場を荒らし始めます。1エネ50点ってすごいですね。
返しのターンに僕はデュアルボールやゴージャスボールなどを使用しながら、セレビィGR、ユクシー、ドーブル、などで場を展開し、アンノーンQをセレビィGRに張りポケモンいれかえを使用。そのまま、もりのいぶきの効果でビリジオンEXに草エネルギーを張って、そのまま手札からも草エネルギーを張ってエメラルドスラッシュでちびちびとランドロスEXでダメージを蓄積させながら、場に草エネルギーを充足させることを試みました。
ここでポイントとなるのはどのポケモンにエネルギーを充足させるのが効果的かということ。ドーブルは速攻デッキとの相性が良い事で相手にとって脅威になりかねません。ということで、囮として設置させて頂きました。ハンマーヘッドの射程圏内ということで、相手がおそらく狙うであろうもう1匹の対象はセレビィ。この場で一番落とされないであろうポケモンとしてユクシーにエネルギーを充足させました。このプレイングには別の狙いもあり、相手に「ユクシーLv.Xがこの対戦で登場するかもしれない」と思わせることでもあります。2エネがついていることで「しねんのやいば」の可能性を臭わせました。本当の狙いはシェイミの「しゅくふくのかぜ」によるスイッチの条件を揃えることなんですけどね(笑)
そのまま相手は予定通りドーブルをキャッチャーで呼び出し、セレビィGRを狙いました。ここまでは想定通り…ですが、六輝さんのデッキにはビクティニ(Vジェネレート)という、自分自身が強力さをよく知っている僕の想定外のタッチカードが搭載されていました。これがすごく厄介でした。ランドロスEXを倒すためには、僕のデッキに搭載されているビクティニでの(Vジェネレート)という小細工は通用しません。そんな暇があったらあっという間にハンマーヘッドで場を荒らされて負けてしまいます。更には場にはスタジアムとして「ハードマウンテン」が…ということで、僕はビクティニを警戒しながらプレイングをしなければいけないというプレッシャーを六輝さんにかけられてしまったのです。
お陰で終始、ゲノセクトEXによる攻撃のタイミングを伺っていました。次のターンにシェイミで「しゅくふくのかぜ」をゲノセクトEXへスイッチを決めて、メガロキャノンをランドロスEXに打ち込み、20点はビクティニへ。一応、エメラルドスラッシュの射程圏に抑えておくことで相手へプレッシャーを与えました。ハードマウンテンは一度、アララギはかせを使用する前に夜明けのスタジアムで割りましたが、すぐにまた割り返されました。
それに対して、六輝さんはビクティニに闘エネルギーを張って威圧をします。そのまま、ランドロスへワープエネルギーを張り、ユクシーが逃げ帰って、ゲノセクトEXへ「だいちのさばき」が下りました。この時に僕の場には草エネルギーが1枚しかなく、下手にビリジオンEXで攻撃してしまうと、レジロックとハードマウンテンによる加速によってあっという間にサイドを全部引かれて負けてしまいます。ここで僕は起死回生の策として、ギリギリ崖の上を行くようなとてつもないハッタリを思いつきました。
「シェイミが持つ闘抵抗によってハンマーヘッドでの打点は期待できないことによってだいちのさばきを打ってもらう」→「だけど、僕がエネルギーをトラッシュをしなければだいちのさばきによって『シェイミはきぜつをしない』と勘違いしていると思い込ませる」という、シェイミを前に出して時間を稼ぐという物でした。おそらく、そんな馬鹿げたことを六輝さんは考えていなかったと思いますが、僕の本当の狙いは「シェイミを囮にしトラッシュに落としてもらうことで、夜のメンテナンスで回収する」という物でした。
そして、その狙い通りに六輝さんはバトル場に出したシェイミを倒してくれました。そして、六輝さんはそのターンに手札からアララギはかせを使用したことによって炎エネルギーを2枚もトラッシュに落としたのです。「これはもうビクティニによる攻撃はこないだろう。おそらく、あのビクティニの使い方は僕と同じだ。そうでなければ、だいちのさばきのために炎エネルギーを張るはずである」と読み、僕は着々と最後の詰めの準備を行うべく、残りHPが120のビリジオンEXをバトル場に出しました。そして、手張りでビリジオンEXに草エネルギーを張り、場に出したもう1枚のエメラルドスラッシュで草エネルギーを1枚だけ充足させます。これでランドロスEXは合計200ダメージできぜつし、たつじんのおびの効果でサイドを3枚頂きます。
そして、返しのターンに手札から登場したランドロスEXによって手張り+レジサイクル+ハードマウンテンでビクティニとレジロックについた闘エネルギーを張り替えて、ランドロスEXにエネルギーを集めてだいちのさばき手負いのビリジオンEXが吹き飛ばされます。そのまま相手のサイドは残り1枚。ここで僕は相手のトラッシュに大量にサポーターが落ちていることを確認し最後の賭けに出ることにしました。その意志をもって僕は山札を引き夜のメンテナンスを使用して草エネルギー2枚とシェイミを戻して、手札のゲノセクトEXを場に出してから六輝さんにこう言いました。
「俺と…勝負しようかっ…!!アララギはかせっ!!」
思い返してみれば僕は対戦中(勝負中)に何を言っているんでしょうね(笑) 僕は残りの山札の枚数と中身をすべて把握していました。だけど、その時に気が付いていたんです。30ダメージを負ってしまったセレビィGRを回復するための唯一の手段である「夜明けのスタジアム」がサイドに落ちているって。 その中で僕ができる最前のプレイングは残りの山札である9枚のうちにある「Gブースター」、「シェイミ」、「草エネルギー×3枚」「ポケドロアー+」、「ポケモンいれかえ」、「プラズマエネルギー」、そして、「スカイアローブリッジ」をのうちに必要なパーツを全て引きにいくことだって。僕の残ったサイドは「ポケモンいれかえ」、「オーキドはかせの新理論」、「夜明けのスタジアム」って全部記憶していたんです。だから、僕は全力を持って引きに行きました。
その結果、山札に残った最後の1枚は「スカイアローブリッジ」でした。 これで、「ハードマウンテン」をこのターンに割れなくなってしまいました。「もし相手の手札に闘エネルギーとランドロスEXがあれば、手負いのセレビィGRを倒されて負けてしまう…」 そんなのは解っています。だけど、今の僕が出来る限りのことはこのターンで全力を持ってバトル場のランドロスEXを吹き飛ばすことだって。だから、それを実行しました。もりのいぶきでビリジオンEXに草エネルギーを加速し、シェイミのしゅくふくのかぜで全てゲノセクトEXに集め、Gブースターを張って六輝さんのバトル場にいたランドロスEXへ向かって自分の右手を大きく開いて翳しながら「Gブースター!!」 を宣言しました。 これで僕のサイドは残り1枚。残ってしまった最後の1枚は「夜明けのスタジアム」でした。
返しのターンに六輝さんバトル場にユクシーを出して、手札から「ポケモンコレクター」を使用し、山札に残っていたランドロスEXを持ってきて、手札からベンチに出し、闘エネルギーを張って、ハンマーヘッドで僕のセレビィGRを倒して、最後のサイドを引ききって対戦が終了しました。
試合が決まった瞬間に僕は六輝さんに手を差し出して「ありがとうございました!!楽しかった!!すっごく楽しかった!!」 と声に出し、ガッチリと熱い握手を交わしました。この試合を目の前で観戦していたプレイヤーの皆さんからも拍手喝采。「熱い試合で感動して泣きそうになりました!!」「素晴らしい試合をありがとうございました!!」と言われるほどの試合をこのクライマックスステージという舞台で出来たこと、それは僕にとって誇りです。
でもね、やっぱり悔しいです。解ってた。この展開は解ってた。それでもこの思いを堪えきれず、握手を交わした後に山札の残り1枚とサイドの残り1枚を裏返して六輝さんに公開しながら、天に向かって目を瞑りながら「届かなかったっー!!」と悔しさのあまり吠えました。六輝さんは僕が引けなかったスタジアムを目にして相当ビックリしたようです。やっぱり、この日の六輝さんは持ってました。この「一手の差」はとてつもなく大きいです。
この時の僕はプレイングが自分史上最高レベルの物であった自信がありました。デッキの構築も心から自信を持っていた。だから、この試合に関して素直に相手が強かったと認めることは出来ても、僕には自分の持っていた物に対して反省する点が見つかりませんでした。だからこそ、僕は未だにこの時の負けを受け入れられずに引きずっているんだと思います。
後日談ですが、六輝さんの使用デッキレシピが公開された時に驚愕しました。まさか、サポーターの枚数が20枚だったなんて… デッキレシピを見て、初めて自分の実力が至らなかったことを悟りました。本当に悔しいけど、六輝さんは僕よりもとてつもなく強かったです。因縁のリベンジ、決められちゃいましたね。
何となくこのレポートを書いていたら気持ちがスッキリしました。いつまでも引きずっているのも男の子としてみっともないのですよね。今度は僕が六輝さんにリベンジを決めなきゃな!!
3位決定戦 × 2-6 ミュウツーEXユクシーアグノムエムリット(SEIYA君)
準決勝で負けても僕の挑戦は終わっていません。表彰台に上るためのラストチャンス3位決定戦です。相手はクライマックスステージ集合前にtakabashiさんと共にお話した際に挨拶をした息子さんのSEIYA君でした。 「まさかここで対戦することになるとはね(笑)」 とお互いに笑いながら対戦前に写真を撮ったりして過ごし、いよいよ最後の対戦が始まりました。
「相手のデッキはおそらくミュウツーEXをメインアタッカーとして補助するためだけにユクシーアグノムエムリットが入っているのだろう」と予測をしながら、僕は対戦展開のビジョンを構想していました。それならば、ゲノセクトEXに張るエネルギーの枚数を注意しながら、Gブースターを打ち込んで行こうと考えながらプレイしました。しかしながら、この 「だけ」 という構想が僕の殿堂レギュレーションにおける実力不足を露呈させてしまったのです。
相手はテンポ良くUMAを並べながらミュウツーEXでちびちびと殴ってきます。長期戦に持ち込むと不利になりそうなので、僕はGブースターで速攻を仕掛けることにしました。だけど、僕はエムリットについている超エネルギーの意味に気が付いていなかったのです。「サイコドライブも打ち込んでくるデッキなんだろうな」と、悠長なことを考えているのもつかの間、GブースターでミュウツーEXを吹き飛ばしたところ、観戦サイドからとんでもない一言が聞こえてきました。
「ゴッドブラストが飛んでくるぞ」
この瞬間、僕はエムリットLv.Xというとんでもないパワーカードが存在していることを忘れていたことにやっと気が付きました。 そうなると相手はポケモンいれかえを多用して、あっという間に場にLV.XのUMAを揃えてゴッドブラストを放ち、ゲノセクトEXを吹き飛ばしてきました。
僕の返しの手としてはビリジオンEXに3エネをつけながら場にエネルギーを充足させて、シェイミによるスイッチでメガロキャノンに繋げることぐらいでした。だって、スタジアムに「キッサキしんでん」とかいうとんでもないカードが出ている影響でビクティニでエムリットを倒せないんですから… どういうわけか、相手のスタジアムをこの対戦では割ることが出来ませんでした。そのままキャッチャーでエネルギーがついてゲノセクトEXが呼び出されて、ゴッドブラストで吹き飛ばされる。そして、次のターンに再びエネルギーを山札から供給しようとするが、夜のメンテナンスを引けずにプラズマエネルギーしか手札から貼れなくなってしまいました…
そのまま後はミュウツーEXが出てきて、2ターンかけてビリジオンEXが狙われてそのまま勝負あり。もう何ていうか、自分の実力不足があまりにもショックすぎて、「3位決定戦で負けた」という悔しさすらまともに感じることができませんでした。 いくらSEIYA君曰く、「引きがあまりにも良すぎてビックリしました」とのことだけど、2ターン連続でゴッドブラストを放ってくるなんて鬼だろ…
それでも、自分の実力不足も改めて解り、殿堂レギュレーション独特の新しい世界も見えました。得られるものが沢山ありました。だからこそ、この試合は楽しかった。しっかりとSEIYA君の勝利を称え、「ありがとうございました!!」と熱い握手を交わしました。SEIYA君本当におめでとう!!
さて、これで僕は千葉大会1日目 Oリーグの挑戦は4位という成績で終わってしまいました。今まで2位、3位に入賞したことはありますが、4位は初めてでした。
「4位は悔しいけどすっごく楽しかった。ここはこの会場にいる沢山の人が憧れていた舞台なんだ。そんな名誉のある場所で男の子として情けない姿なんて皆さんに見せられない。だから、僕は最後までこの舞台で笑い続ける。そして、笑顔で感謝の気持ちを皆さんに伝える。これは僕のプレイヤーとしてのケジメだ」
そんなことを考えながら、僕はクライマックスステージの舞台を後にしました。ふと出口に向かうと、東北のプレイヤーのみんなの姿が。僕がみんなに向かって笑顔で「みんな、負けちゃってごめんね」と言うと、そこにいたカイリさんが僕にこう言ったんです。
「朗君の4位の悔しい気持ちは痛いほどわかるよ。本当にお疲れ様!!」
カイリさんは去年の秋に札幌大会で4位になってとてつもない悔しさを既に感じていたんです。だからこそ、彼の言葉は僕の心にとてつもなく響いてしまいました。
その言葉を聞いた瞬間に、僕の中でずっと堪えていた涙がどうしようもなく溢れて止まらなくなりました。
「あぁ、僕の本当の気持ちはすっごく悔しかったんだな」って、その時に初めて気が付いたんです。
大人気もなく大勢の人の前で大泣きしながら「カイリさんの分も勝ちたかった。僕がせっかく東北にビクトリーカップを持ち帰るチャンスを手に入れたのに、勝てなくて本当にごめん。すっごく悔しいよ。4位がこんなに悔しいだなんて思わなかった 」と言って、そのまま崩れ落ちてしまいました。カイリさんがいなかったら僕は自分の気持ちにここまで素直になれなかったと思います。カイリさんが僕のことを慰めてくれて本当に嬉しかった。
僕は自分のポケモンカード人生でこれほどまでに悔しい思いをしたことはありませんでした。今までで一番悔しかったです。情けないことに、このレポートを書きながらも涙が止まりません。
今の僕は昔よりもすっごく強くなった。
それでも憧れの舞台には届かなかった。
悔しかった。
本当に悔しかった。
みんなの前でいっぱい泣いて素直な気持ちを吐き出したら落ち着けました。みんながいてくれて本当に嬉しかった。みんなにお礼をいって、そのままクライマックスステージの観戦に戻りました。そのタイミングで六輝さんが勝利し、千葉大会1日目の優勝者として日本代表選手に決定しました。「ありがとう!!」と六輝さんとハイタッチを交わした瞬間気持ちよかったです。 そして、そのまま表彰式を見ていました。
実はこのレポートを書くまでに表彰式の写真も何度も見返しています。
考えることはいつも 「何故、僕はあの場にいないのだろう」 それだけです。
この気持ちに応えるために2日目のBリーグに「とっておきのデッキ」を持って臨みましたが、前日の成績が嘘のように1戦目からチャレンジステージで前日と同じく一手差で負けてしまい、並びなおすもプレミアステージはタイムリミット。あとは鏡を持ち替えるためだけにひたすら対戦し続けていました。どうやら、僕の力は1日目で全て使い果たしてしまったようです。不思議と2日目の負けは悔しくありませんでした。もう自分もいっぱいいっぱいだったんでしょうね。
ちなみに使用したデッキは「プラズマ団(ルギア軸)」 でした。 キュレム0枚な上にヒオウギシティジム など色々と普通のプラズマ団では入らないであろうカードを入れてました。デッキの出来には自信があったんですが、勝てない時は本当に勝てないんですね。いやはや、まだまだ修行が足りませんね!!
こうして僕のバトルカーニバル2013への挑戦は終わりました。去年の春からベスト8 → ベスト8×2 → 4位と着実にレベルアップはしていても表彰台にはまだ届かないようです。
しかしながら、「朗」という名前でポケモンカードの活動を初めてから東日本大震災による影響があった期間を除くと、およそ2年ほど経ちました。「目指すは2年後までのポケカ完全復帰!!」と宣言し、ここまで全力で駆け抜けてきたけど、「入賞すれば完全復帰」だなんてハードルを上げすぎないで、もう自分のことを素直に認めてもいいですよね…?(笑)
ということで、こっそりDiary Noteの帯(?)の紹介文をこっそり差し替えていました。今更感がアレですが一応、書かせてください。
私、朗はポケモンカードプレイヤーとして完全に復帰したことをここに宣言します!!
そんなこんなで、完全復帰したとしても朗さんはいつも通りの朗さんです。特に何かが変わるわけではありません。
あ、でも、完全復帰したからにはみらチャン杯などの、他の地方で開催している自主大会への遠征も視野ですね!!その時は皆さんに会えるのを楽しみにしてます!!
相変わらず長すぎる僕の文章を最後まで読んで頂きありがとうございました。
また、次のシーズンもよろしくお願いします!!
6月25日 朗
実はあの日から毎日のように、クライマックスステージ準決勝で六輝さんと対戦した時の情景を、僕は無意識に思い浮かべてしまっているのです。そして、その度にその時の自分の気持ち、プレイングをずっとずっと思い返しています。
病院実習中にスタッフとのミーティングが終了して記録をまとめている時に、対戦後の「とあるシーン」が突然フラッシュバックした時がありました。その時は流石に驚きました。それぐらい僕にとっては印象深い対戦だったのでしょう。つまり、僕は未だに「あの時に負けた」という事実を引きずっているんです。
あの時の対戦のことをずっとずっと書きたかったのに、自分の時間の使い方があまりにも下手で、今日までまとまった時間を設けることが出来ずに先延ばしになってしまいました。やっと、あの時の思いを書くことができます。おそらくいつも通りすっごく長くなると思います。それでも最後まで読んでいただけると嬉しいです。心を込めて書かせて頂きますのでよろしくお願いします。
バトルカーニバル千葉大会1日目 Oリーグ
【クライマックスステージ】
使用デッキ:「セレビィGRビリジオンEXゲノセクトEXビクティニ」
http://akira3.diarynote.jp/201305210455489621/
デッキの解説は上記の記事を参照下さい。
準決勝 × 5-6 ランドロスEXレジロックユクシーアグノムエムリットビクティニ(六輝さん)
僕はずっとカイリさんとこの場で対戦することを想定していたため、大変失礼ではありますがこの場で六輝さんと対戦することになるとは思ってもみませんでした。それでも、クライマックスステージ進出者が揃った時に六輝さんから話しかけて下さったお陰で、対戦前から緊張感と和やかな雰囲気が入り混じった状態でお話をすることができました。
僕には「六輝さんに敗れたカイリさんの敵を討つ」という使命があっただけではなく、「クライマックスステージ準決勝という特別な舞台に唯一残れた東北のプレイヤーとして、僕を育ててくれた東北という地域の維持とプレイヤーの強さを証明してやる」という使命も真に勝手ながら背負っていました。
そして僕個人としても、去年は3回もクライマックスステージに進出したにも関わらず全てベスト8という悔しい結果でした。準決勝の時点で自己ベストは更新できたのでそれは素直に嬉しいけど、僕はそれだけじゃ満足はできません。僕が2年前にポケモンカードに復帰してからずっとずっと目指してきた 「表彰台に再び上る」 という、叶えたい大きな目標があったのです。絶対に負けられない、負けたくない勝負でした。
先行は六輝さんが取り、僕のバトル場はビリジオンEXのみ。六輝さんのバトル場はユクシーで、すぐさまアンノーンQを身に着けランドロスEXと交代し早速、たつじんのおびを身に着けたハンマーヘッドで僕の場を荒らし始めます。1エネ50点ってすごいですね。
返しのターンに僕はデュアルボールやゴージャスボールなどを使用しながら、セレビィGR、ユクシー、ドーブル、などで場を展開し、アンノーンQをセレビィGRに張りポケモンいれかえを使用。そのまま、もりのいぶきの効果でビリジオンEXに草エネルギーを張って、そのまま手札からも草エネルギーを張ってエメラルドスラッシュでちびちびとランドロスEXでダメージを蓄積させながら、場に草エネルギーを充足させることを試みました。
ここでポイントとなるのはどのポケモンにエネルギーを充足させるのが効果的かということ。ドーブルは速攻デッキとの相性が良い事で相手にとって脅威になりかねません。ということで、囮として設置させて頂きました。ハンマーヘッドの射程圏内ということで、相手がおそらく狙うであろうもう1匹の対象はセレビィ。この場で一番落とされないであろうポケモンとしてユクシーにエネルギーを充足させました。このプレイングには別の狙いもあり、相手に「ユクシーLv.Xがこの対戦で登場するかもしれない」と思わせることでもあります。2エネがついていることで「しねんのやいば」の可能性を臭わせました。本当の狙いはシェイミの「しゅくふくのかぜ」によるスイッチの条件を揃えることなんですけどね(笑)
そのまま相手は予定通りドーブルをキャッチャーで呼び出し、セレビィGRを狙いました。ここまでは想定通り…ですが、六輝さんのデッキにはビクティニ(Vジェネレート)という、自分自身が強力さをよく知っている僕の想定外のタッチカードが搭載されていました。これがすごく厄介でした。ランドロスEXを倒すためには、僕のデッキに搭載されているビクティニでの(Vジェネレート)という小細工は通用しません。そんな暇があったらあっという間にハンマーヘッドで場を荒らされて負けてしまいます。更には場にはスタジアムとして「ハードマウンテン」が…ということで、僕はビクティニを警戒しながらプレイングをしなければいけないというプレッシャーを六輝さんにかけられてしまったのです。
お陰で終始、ゲノセクトEXによる攻撃のタイミングを伺っていました。次のターンにシェイミで「しゅくふくのかぜ」をゲノセクトEXへスイッチを決めて、メガロキャノンをランドロスEXに打ち込み、20点はビクティニへ。一応、エメラルドスラッシュの射程圏に抑えておくことで相手へプレッシャーを与えました。ハードマウンテンは一度、アララギはかせを使用する前に夜明けのスタジアムで割りましたが、すぐにまた割り返されました。
それに対して、六輝さんはビクティニに闘エネルギーを張って威圧をします。そのまま、ランドロスへワープエネルギーを張り、ユクシーが逃げ帰って、ゲノセクトEXへ「だいちのさばき」が下りました。この時に僕の場には草エネルギーが1枚しかなく、下手にビリジオンEXで攻撃してしまうと、レジロックとハードマウンテンによる加速によってあっという間にサイドを全部引かれて負けてしまいます。ここで僕は起死回生の策として、ギリギリ崖の上を行くようなとてつもないハッタリを思いつきました。
「シェイミが持つ闘抵抗によってハンマーヘッドでの打点は期待できないことによってだいちのさばきを打ってもらう」→「だけど、僕がエネルギーをトラッシュをしなければだいちのさばきによって『シェイミはきぜつをしない』と勘違いしていると思い込ませる」という、シェイミを前に出して時間を稼ぐという物でした。おそらく、そんな馬鹿げたことを六輝さんは考えていなかったと思いますが、僕の本当の狙いは「シェイミを囮にしトラッシュに落としてもらうことで、夜のメンテナンスで回収する」という物でした。
そして、その狙い通りに六輝さんはバトル場に出したシェイミを倒してくれました。そして、六輝さんはそのターンに手札からアララギはかせを使用したことによって炎エネルギーを2枚もトラッシュに落としたのです。「これはもうビクティニによる攻撃はこないだろう。おそらく、あのビクティニの使い方は僕と同じだ。そうでなければ、だいちのさばきのために炎エネルギーを張るはずである」と読み、僕は着々と最後の詰めの準備を行うべく、残りHPが120のビリジオンEXをバトル場に出しました。そして、手張りでビリジオンEXに草エネルギーを張り、場に出したもう1枚のエメラルドスラッシュで草エネルギーを1枚だけ充足させます。これでランドロスEXは合計200ダメージできぜつし、たつじんのおびの効果でサイドを3枚頂きます。
そして、返しのターンに手札から登場したランドロスEXによって手張り+レジサイクル+ハードマウンテンでビクティニとレジロックについた闘エネルギーを張り替えて、ランドロスEXにエネルギーを集めてだいちのさばき手負いのビリジオンEXが吹き飛ばされます。そのまま相手のサイドは残り1枚。ここで僕は相手のトラッシュに大量にサポーターが落ちていることを確認し最後の賭けに出ることにしました。その意志をもって僕は山札を引き夜のメンテナンスを使用して草エネルギー2枚とシェイミを戻して、手札のゲノセクトEXを場に出してから六輝さんにこう言いました。
「俺と…勝負しようかっ…!!アララギはかせっ!!」
思い返してみれば僕は対戦中(勝負中)に何を言っているんでしょうね(笑) 僕は残りの山札の枚数と中身をすべて把握していました。だけど、その時に気が付いていたんです。30ダメージを負ってしまったセレビィGRを回復するための唯一の手段である「夜明けのスタジアム」がサイドに落ちているって。 その中で僕ができる最前のプレイングは残りの山札である9枚のうちにある「Gブースター」、「シェイミ」、「草エネルギー×3枚」「ポケドロアー+」、「ポケモンいれかえ」、「プラズマエネルギー」、そして、「スカイアローブリッジ」をのうちに必要なパーツを全て引きにいくことだって。僕の残ったサイドは「ポケモンいれかえ」、「オーキドはかせの新理論」、「夜明けのスタジアム」って全部記憶していたんです。だから、僕は全力を持って引きに行きました。
その結果、山札に残った最後の1枚は「スカイアローブリッジ」でした。 これで、「ハードマウンテン」をこのターンに割れなくなってしまいました。「もし相手の手札に闘エネルギーとランドロスEXがあれば、手負いのセレビィGRを倒されて負けてしまう…」 そんなのは解っています。だけど、今の僕が出来る限りのことはこのターンで全力を持ってバトル場のランドロスEXを吹き飛ばすことだって。だから、それを実行しました。もりのいぶきでビリジオンEXに草エネルギーを加速し、シェイミのしゅくふくのかぜで全てゲノセクトEXに集め、Gブースターを張って六輝さんのバトル場にいたランドロスEXへ向かって自分の右手を大きく開いて翳しながら「Gブースター!!」 を宣言しました。 これで僕のサイドは残り1枚。残ってしまった最後の1枚は「夜明けのスタジアム」でした。
返しのターンに六輝さんバトル場にユクシーを出して、手札から「ポケモンコレクター」を使用し、山札に残っていたランドロスEXを持ってきて、手札からベンチに出し、闘エネルギーを張って、ハンマーヘッドで僕のセレビィGRを倒して、最後のサイドを引ききって対戦が終了しました。
試合が決まった瞬間に僕は六輝さんに手を差し出して「ありがとうございました!!楽しかった!!すっごく楽しかった!!」 と声に出し、ガッチリと熱い握手を交わしました。この試合を目の前で観戦していたプレイヤーの皆さんからも拍手喝采。「熱い試合で感動して泣きそうになりました!!」「素晴らしい試合をありがとうございました!!」と言われるほどの試合をこのクライマックスステージという舞台で出来たこと、それは僕にとって誇りです。
でもね、やっぱり悔しいです。解ってた。この展開は解ってた。それでもこの思いを堪えきれず、握手を交わした後に山札の残り1枚とサイドの残り1枚を裏返して六輝さんに公開しながら、天に向かって目を瞑りながら「届かなかったっー!!」と悔しさのあまり吠えました。六輝さんは僕が引けなかったスタジアムを目にして相当ビックリしたようです。やっぱり、この日の六輝さんは持ってました。この「一手の差」はとてつもなく大きいです。
この時の僕はプレイングが自分史上最高レベルの物であった自信がありました。デッキの構築も心から自信を持っていた。だから、この試合に関して素直に相手が強かったと認めることは出来ても、僕には自分の持っていた物に対して反省する点が見つかりませんでした。だからこそ、僕は未だにこの時の負けを受け入れられずに引きずっているんだと思います。
後日談ですが、六輝さんの使用デッキレシピが公開された時に驚愕しました。まさか、サポーターの枚数が20枚だったなんて… デッキレシピを見て、初めて自分の実力が至らなかったことを悟りました。本当に悔しいけど、六輝さんは僕よりもとてつもなく強かったです。因縁のリベンジ、決められちゃいましたね。
何となくこのレポートを書いていたら気持ちがスッキリしました。いつまでも引きずっているのも男の子としてみっともないのですよね。今度は僕が六輝さんにリベンジを決めなきゃな!!
3位決定戦 × 2-6 ミュウツーEXユクシーアグノムエムリット(SEIYA君)
準決勝で負けても僕の挑戦は終わっていません。表彰台に上るためのラストチャンス3位決定戦です。相手はクライマックスステージ集合前にtakabashiさんと共にお話した際に挨拶をした息子さんのSEIYA君でした。 「まさかここで対戦することになるとはね(笑)」 とお互いに笑いながら対戦前に写真を撮ったりして過ごし、いよいよ最後の対戦が始まりました。
「相手のデッキはおそらくミュウツーEXをメインアタッカーとして補助するためだけにユクシーアグノムエムリットが入っているのだろう」と予測をしながら、僕は対戦展開のビジョンを構想していました。それならば、ゲノセクトEXに張るエネルギーの枚数を注意しながら、Gブースターを打ち込んで行こうと考えながらプレイしました。しかしながら、この 「だけ」 という構想が僕の殿堂レギュレーションにおける実力不足を露呈させてしまったのです。
相手はテンポ良くUMAを並べながらミュウツーEXでちびちびと殴ってきます。長期戦に持ち込むと不利になりそうなので、僕はGブースターで速攻を仕掛けることにしました。だけど、僕はエムリットについている超エネルギーの意味に気が付いていなかったのです。「サイコドライブも打ち込んでくるデッキなんだろうな」と、悠長なことを考えているのもつかの間、GブースターでミュウツーEXを吹き飛ばしたところ、観戦サイドからとんでもない一言が聞こえてきました。
「ゴッドブラストが飛んでくるぞ」
この瞬間、僕はエムリットLv.Xというとんでもないパワーカードが存在していることを忘れていたことにやっと気が付きました。 そうなると相手はポケモンいれかえを多用して、あっという間に場にLV.XのUMAを揃えてゴッドブラストを放ち、ゲノセクトEXを吹き飛ばしてきました。
僕の返しの手としてはビリジオンEXに3エネをつけながら場にエネルギーを充足させて、シェイミによるスイッチでメガロキャノンに繋げることぐらいでした。だって、スタジアムに「キッサキしんでん」とかいうとんでもないカードが出ている影響でビクティニでエムリットを倒せないんですから… どういうわけか、相手のスタジアムをこの対戦では割ることが出来ませんでした。そのままキャッチャーでエネルギーがついてゲノセクトEXが呼び出されて、ゴッドブラストで吹き飛ばされる。そして、次のターンに再びエネルギーを山札から供給しようとするが、夜のメンテナンスを引けずにプラズマエネルギーしか手札から貼れなくなってしまいました…
そのまま後はミュウツーEXが出てきて、2ターンかけてビリジオンEXが狙われてそのまま勝負あり。もう何ていうか、自分の実力不足があまりにもショックすぎて、「3位決定戦で負けた」という悔しさすらまともに感じることができませんでした。 いくらSEIYA君曰く、「引きがあまりにも良すぎてビックリしました」とのことだけど、2ターン連続でゴッドブラストを放ってくるなんて鬼だろ…
それでも、自分の実力不足も改めて解り、殿堂レギュレーション独特の新しい世界も見えました。得られるものが沢山ありました。だからこそ、この試合は楽しかった。しっかりとSEIYA君の勝利を称え、「ありがとうございました!!」と熱い握手を交わしました。SEIYA君本当におめでとう!!
さて、これで僕は千葉大会1日目 Oリーグの挑戦は4位という成績で終わってしまいました。今まで2位、3位に入賞したことはありますが、4位は初めてでした。
「4位は悔しいけどすっごく楽しかった。ここはこの会場にいる沢山の人が憧れていた舞台なんだ。そんな名誉のある場所で男の子として情けない姿なんて皆さんに見せられない。だから、僕は最後までこの舞台で笑い続ける。そして、笑顔で感謝の気持ちを皆さんに伝える。これは僕のプレイヤーとしてのケジメだ」
そんなことを考えながら、僕はクライマックスステージの舞台を後にしました。ふと出口に向かうと、東北のプレイヤーのみんなの姿が。僕がみんなに向かって笑顔で「みんな、負けちゃってごめんね」と言うと、そこにいたカイリさんが僕にこう言ったんです。
「朗君の4位の悔しい気持ちは痛いほどわかるよ。本当にお疲れ様!!」
カイリさんは去年の秋に札幌大会で4位になってとてつもない悔しさを既に感じていたんです。だからこそ、彼の言葉は僕の心にとてつもなく響いてしまいました。
その言葉を聞いた瞬間に、僕の中でずっと堪えていた涙がどうしようもなく溢れて止まらなくなりました。
「あぁ、僕の本当の気持ちはすっごく悔しかったんだな」って、その時に初めて気が付いたんです。
大人気もなく大勢の人の前で大泣きしながら「カイリさんの分も勝ちたかった。僕がせっかく東北にビクトリーカップを持ち帰るチャンスを手に入れたのに、勝てなくて本当にごめん。すっごく悔しいよ。4位がこんなに悔しいだなんて思わなかった 」と言って、そのまま崩れ落ちてしまいました。カイリさんがいなかったら僕は自分の気持ちにここまで素直になれなかったと思います。カイリさんが僕のことを慰めてくれて本当に嬉しかった。
僕は自分のポケモンカード人生でこれほどまでに悔しい思いをしたことはありませんでした。今までで一番悔しかったです。情けないことに、このレポートを書きながらも涙が止まりません。
今の僕は昔よりもすっごく強くなった。
それでも憧れの舞台には届かなかった。
悔しかった。
本当に悔しかった。
みんなの前でいっぱい泣いて素直な気持ちを吐き出したら落ち着けました。みんながいてくれて本当に嬉しかった。みんなにお礼をいって、そのままクライマックスステージの観戦に戻りました。そのタイミングで六輝さんが勝利し、千葉大会1日目の優勝者として日本代表選手に決定しました。「ありがとう!!」と六輝さんとハイタッチを交わした瞬間気持ちよかったです。 そして、そのまま表彰式を見ていました。
実はこのレポートを書くまでに表彰式の写真も何度も見返しています。
考えることはいつも 「何故、僕はあの場にいないのだろう」 それだけです。
この気持ちに応えるために2日目のBリーグに「とっておきのデッキ」を持って臨みましたが、前日の成績が嘘のように1戦目からチャレンジステージで前日と同じく一手差で負けてしまい、並びなおすもプレミアステージはタイムリミット。あとは鏡を持ち替えるためだけにひたすら対戦し続けていました。どうやら、僕の力は1日目で全て使い果たしてしまったようです。不思議と2日目の負けは悔しくありませんでした。もう自分もいっぱいいっぱいだったんでしょうね。
ちなみに使用したデッキは「プラズマ団(ルギア軸)」 でした。 キュレム0枚な上にヒオウギシティジム など色々と普通のプラズマ団では入らないであろうカードを入れてました。デッキの出来には自信があったんですが、勝てない時は本当に勝てないんですね。いやはや、まだまだ修行が足りませんね!!
こうして僕のバトルカーニバル2013への挑戦は終わりました。去年の春からベスト8 → ベスト8×2 → 4位と着実にレベルアップはしていても表彰台にはまだ届かないようです。
しかしながら、「朗」という名前でポケモンカードの活動を初めてから東日本大震災による影響があった期間を除くと、およそ2年ほど経ちました。「目指すは2年後までのポケカ完全復帰!!」と宣言し、ここまで全力で駆け抜けてきたけど、「入賞すれば完全復帰」だなんてハードルを上げすぎないで、もう自分のことを素直に認めてもいいですよね…?(笑)
ということで、こっそりDiary Noteの帯(?)の紹介文をこっそり差し替えていました。今更感がアレですが一応、書かせてください。
私、朗はポケモンカードプレイヤーとして完全に復帰したことをここに宣言します!!
そんなこんなで、完全復帰したとしても朗さんはいつも通りの朗さんです。特に何かが変わるわけではありません。
あ、でも、完全復帰したからにはみらチャン杯などの、他の地方で開催している自主大会への遠征も視野ですね!!その時は皆さんに会えるのを楽しみにしてます!!
相変わらず長すぎる僕の文章を最後まで読んで頂きありがとうございました。
また、次のシーズンもよろしくお願いします!!
6月25日 朗
コメント
熱いレポート、お疲れ様でした。全3編しっかり読ませて頂きました!
読んでいてこちらまで熱くなったし、また勉強になるプレイングも
随所にあって感謝感激です。
SEIYAとの対戦も、改めて、ありがとうございました。
読んだ後、我が家の秘蔵ビデオを見ての感想は秘密です(笑)
これからも熱い戦い、熱いレポート楽しみにしています。
そして、完全復帰おめでとう!
(あ、ちなみにバツローグ君はSEIYAの兄貴分です^^)
コメントありがとうございます。返事が遅くなってしまって申し訳ありません。
全部読んで下さってありがとうございます。書きながら僕も熱くなってしまいました(笑)
僕の書いたレポートで何かしら良い物を得られたというのならとても喜ばしいです。
秘蔵のビデオは是非、僕にも見せて頂きたいですね…その時の僕の客観的な姿が見てみたい…
これからも熱い戦いを繰り広げながら、熱いレポートも書かせて頂きますので、よろしくお願いします!!今回は本当にありがとうございました!!