DNをご覧の皆さんお待たせいたしました、朗です。昨日の夜に更新できるようにレポートを執筆していたのですが、眠気に勝てずに遅くなってしまいました。申し訳ありません。これよりバトカニ千葉大会2日間の対戦レポートを公開致します。今回のレポートは3部構成でお送り致します。
千葉大会に参加すると決めた時に、今回は事前にHKさん、有栖川さんをはじめとするチムロリの皆さんにお世話になることがある程度、決定していました。夜行バスで金曜日に東京入りし、滞在先となる三鷹にある大学の先輩のお家に荷物を置いてから、HKさんと合流しラーメン二郎を巡り、ななはちやを訪問し、そのまま有栖川さんと合流してカラオケにてJAM Projectの楽曲を3時間ぶっ通しで熱くセッションさせて頂きました。有栖川さんが相当、僕の歌を気に入って下さったようでとても嬉しかったです。東京でポケカプレイヤー同士のカラオケは非常に新鮮でした。誘って下さった、HKさんと有栖川さん、本当にありがとうございます。
ななはちやではお昼の部と夕方の部で店舗大会に参加したところ、2位と圏外という謎の結果を残してしまいました。しかしながら、夕方の部では名古屋大会優勝者であるとーしんさん を倒すことが出来たため次の日に向けて非常にモチベーションを高めることができました。
(※ちなみにとーしんさんはこの時、全敗だった模様です 日本代表選手とは)
ポケモンカードの店舗大会、カラオケが終了し、帰りにラーメン二郎へ寄り、京王線でHKさんと共に帰路につこうと思ったら、23:05に人身事故が発生したために電車が動かず、また動いていたJRの中央線が人で溢れかえってパンクしてしまいました。そのまま、新宿駅周辺のマクドナルドで1時間様子を見て、電車に乗ったのは0:30過ぎ。電車の中で溢れかえった人に揉まれながら、ゆっくりと動いたり止まったりする電車の中で苦しめられ、1時間かけて調布駅へ到着し、そのまま2:30過ぎに滞在先である大学の先輩の家に到着しました。
今回は始発(5:03)で会場へ向かおうと考えていた為に、バスが無いこの時間に間に合わせるためには、滞在先へ4時過ぎに出発しなければいけませんでした。ということで、当然のように睡眠時間はゼロ。千葉大会へ参加するためのカードなどの準備と確認を済ませて、シャワーを浴びて、身支度を整えたらあっという間に4時前になり、滞在先を出て、調布駅からの始発に乗り、会場である幕張メッセに向かいました。到着するまでに、あむ君やNムラーさんなどと合流し、共に7時前に会場に到着してから並びました。睡眠時間ゼロは辛いです。
色々とお話しているうちにHKさんも到着し、そのまま会場への入場が始まり、無事に初卓に着く事ができたので、僕のバトルカーニバル2013スプリングの挑戦が始まりました。最初はOリーグからの挑戦です。Oリーグに関する調整は本命がBWレギュレーションだったために、正直なところ名古屋大会が終わってから1週間程度しか行っていませんでした。
バトルカーニバル千葉大会1日目 Oリーグ
【チャレンジステージ1周目】
使用デッキ:「セレビィGRビリジオンEXゲノセクトEXビクティニ」
http://akira3.diarynote.jp/201305210455489621/
デッキの解説は上記の記事を参照下さい。
1戦目 ○ 6-0 探求者ミュウツーEXヨノワールミカルゲポリゴン(Tommyさん)
福岡からいらっしゃった親子プレイヤーの方です。対戦が始まって場をオープンするとミカルゲとゲノセクトEXがお見合い。
ミカルゲによるデッキ展開へのお茶の濁し方は頭の中である程度、想定していたので、プラズマエネルギーを用いながらレッドシグナルでヨノワールなど厄介なポケモンをバトル場に呼び出しながら、ゲノセクトEXで順当に相手のポケモンを倒していって勝ちました。
2戦目 × 3-6 アギルダーダストダスネンドールミカルゲポリゴンZG(けーださん)
1戦目が終わって入場口を見ていると、こちらに向かって歩いてきたのはチームアチャモのけーださんでした。どうやら一筋縄ではいかない相手のようです。場がオープンするとミカルゲとビリジオンEXがお見合い。
相手が先行でチョボマキ、ヤブクロン、ヤジロンといったポケモンを展開された時に全てを悟りました。「あっ、このデッキに対してロックを解除する術が無い」って。どうしようもないので、速攻でサイドを先行しようとするも、ミカルゲによるグッズロックが弊害になり、あっという間に相手の場のロックシステムが完成されてしまいました。
相手はミカルゲにいのちのしずくや、白銀の鏡などを張り付けて、どうあがいても僕はこのロックループを解除できなくなりました。そのまま、相手に自分のポケモンを全て狩られて負けました。本当にどうしようもなかったです。
対戦後に「まだチャンスがあるかもしれないから頑張って!!」と応援して頂いたので、諦めずに並びなおしてチャレンジステージの2週目を迎えました。まさか、本当にとんでもないチャンスがあるとはこの時、本気で思っていなかったのです。
【チャレンジステージ2周目】
1戦目 ○ 5-0 ビリジオンEXゲノセクトEXゲノセクト
場をオープンすると相手のバトル場にはゲノセクト(なかまをよぶ)が。順当に展開されて、相手はビリジオンEXやゲノセクトEXを並べます。そして、こちらは先行1ターン目からあっという間に場が展開されたことによりビクティニのVジェネレートが火を噴きます。そのまま、ビリジオンEX、ゲノセクトEX、ゲノセクトと順番に倒していって圧勝しました。
2戦目 ○ 1-0 セレビィGRビリジオンEXゲノセクトEX (Oさん)
入場口の方を見ていると何やら見覚えのある方が…と思ったら、布団CSのスタープレイヤーであるO(nappa)さんでした。殿堂デッキを沢山研究されている上に、2005年に日本代表選手となった実力者の方です。ただ、試合の方は大変申し訳ないのですが、先行1ターン目に相手のバトル場のドーブルをビクティニのVジェネレートで焼いて1キルしてしまいました。アンノーンQのクイックを使用せずにベンチに並べる日が来るとは思ってもみませんでした。
3戦目 ○ 1-0 ギギギアルコバルオン
相手の場がオープンしたところ、バトル場はギアル。こちらはビリジオンEXとセレビィGRが場に並んでいます。こちら側先行で、ベンチにゲノセクトEXを並べてメガロキャノンを次のターンに打てるように準備を始めます。相手はNを使用するも、たねポケモンを引けなかったご様子。大変申し訳ありませんが2ターン目でゲノセクトEXの準備が出来たのでメガロキャノンで勝負を決めさせて頂きました。
4戦目 ○ 1-0 カメックススイクンネンドールミカルゲブラックキュレムEX
相手の場にはスイクン、そしてベンチにはゼニガメ。この試合では一番えげつない勝ち方をしてしまいました。ゲノセクトEXスタートによる先行でジラーチEXのほしのみちびきで持ってきた探究者が決まり、場にセレビィGRとビクティニとドーブルとビリジオンEXが並んでから、1ターン目でVジェネレートを決めてスイクンを1撃で倒してしまうという神速の1キルゲームを行ってしまいました。どういうわけか3試合連続で短時間で試合を決めてしまったために、あっという間にプレミアステージへの進出が決定してしまいました。自分の予想以上にビクティニが大暴れした影響で、勝ってしまった相手の皆さんには大変申し訳ありませんでした。
とりあえずこの時点でプレミアステージに進出した頃には6組ほど進出者同士の対戦が始まっていたと思います。僕がクライマックスステージの進出権をかけてグループに集まったのは、僕が存じない方1名と、2人の世界チャンピオンのお父さんであるHIROさんと、昨年のバトルカーニバルオータムの日本3位であるB兄君でした。集まった面子を見て愕然…そして、くじ引きの結果により初戦の対戦相手となったのはHIROさんです。B兄君を含むもうお人方は別ブロックへ行きました。勝ち続けても茨の道が見える僕にとって非常に厳しい2連戦が始まりました
【プレミアステージ】
1戦目 ○ 6-0 探求者ゲノセクトEXミカルゲポリゴン(HIROさん)
昨年のバトルカーニバルシーズンよりイベントごとにお世話になっていたHIROさんですが、実は対戦するのはこれが初めてです。デッキは不明でしたが、事前情報により「ワンダープラチナ」を使用することは知っていました。場をオープンすると、やっぱりミカルゲがこちらに向けて不気味な笑みを浮かべています。
ベンチにはポリゴンとゲノセクトEXが並んでいたことで、探究者ループを繰り返した後に、Gブースターで相手をぶっ飛ばすデッキだと知りました。ならばこちらは、ビクティニでひたすらポリゴンとゲノセクトEXを処理すればいいだけです…と思いながら、ゲームが始まってから山札を確認すると、ビクティニがサイド落ちしている事に気が付きました。その事実に絶望しながらも、ビリジオンEXやジラーチEXを利用しながら確実にゲノセクトEXを育てて、準備が出来たらメインアタッカーを叩くプランに変更。迂闊にサイドを引いてしまうと、ふたごちゃんが機動してしまうのでこの対戦におけるプレイングは1つ1つが綱渡りでした。
勝負の決め手となったのは、HIROさんがなかなか「破れた時空」を出せずにいるところです。おそらくワンダープラチナの効果でサイド落ちを確認し、ロトムでサイドと山札を入れ替えても、なかなか引けなかったようです。また、1度だけHIROさんが退化スプレーの効果を勘違いしてしまうプレイングミスに助けられました。
こちら側の準備が出来てからは探究者でゲノセクトEXを戻してレッドシグナルを決めたり、場にエネルギーを充足させて、Gブースターで相手のゲノセクトEXを処理したり、順当にポリゴンを倒していってサイドを6枚引ききって勝利しました。
お話を聞いたところ、このデッキはとーしん君が作成したようで、コンセプトがとても難しいデッキだったあまりにHIROさんのプレイングミスがとても大きな1手となってしまったようです。「頑張って下さいね」ってにこやかにエールを送られ、対戦後に「ありがとうございます」としっかり握手。また、反対のブロックでは強豪プレイヤーであるB兄君がいち早く勝利を手にしていました。
2戦目 ○ 6-2 タマタマブースターマニューラミカルゲポリゴン(B兄君)
緊張のあまり初っ端からやらかしてしまいました。ジャンケンでパーを出そうとしていたのに、手はチョキからパーへ変える瞬間がごっちゃになって奇妙な手の動きでパーを出してしまいました。その挙動により負けてしまったB兄君から、もちろん指摘が入り仕切り直しとなりました。緊張のあまり、じゃんけんの出し方がおかしくなったのは初めての経験でした。
じゃんけんの仕切り直し後に無事に先行を取り、相手のバトル場のミカルゲ、イーブイ、ポリゴンを見つめながら、相手のデッキの中身を予測し、ゲーム展開のプランを立てながらこちらも展開していく。デッキは不明だが、ビクティニによる低コスト超火力がキーカードに成り得ると感じたので、ビリジオンEXで殴りながら場にエネルギーを充足させて、メインアタッカーはビクティニに任せることにする。
序盤にビクティニが準備できると、相手のポリゴンから処理を初めて、同時にベンチに出てきたのはニューラ。マニューラタマタマによる安定した低コストの高出力のデッキだと知り、となるとイーブイの進化先はブースターと見抜きました。ビクティニをメインアタッカーにしたことがどうやら良い手だったようです。相手は毎ターンのようにビクティニのVジェネレートを決められて場を荒らされていきます。マニューラが殴るためにはダークパッチなどを挟まなければいけないために、準備に時間がかかってしまうのです。その隙を僕が見逃すはずがありません。
ビリジオンEXで場にエネルギーを充足させながらミカルゲを倒し、シェイミのしゅくふくのかぜによるスイッチでいつでもアタッカーをゲノセクトEXに切り替えることができる準備を完了させます。そうすると相手はビクティニだけを処理するなど考えることはできずに、ゲノセクトEXとビクティニを同時に処理する方法を考えなければなりません。1手でも隙を見せたら、再びビクティニやゲノセクトEXが飛んできます。このように100ダメージの嵐を相手に絶えず打ち続けるプレイングを心がけたところ、B兄君が「ビクティニ強えぇ…」とビクティニの処理にとても困る気持ちを吐き出してくれました。強さを解って頂けたようで嬉しかったです。
しかしながら、相手もそう簡単に諦めようとしません。エネルギーが充足されたゲノセクトEXを葬るために、マニューラでの大ダメージを狙います…がどうやらあと1手が足りない模様。本人曰くプレミスとのことでしたが、正直何をプレミスしたのか僕にはわかりませんでした。そのままビクティニのVジェネレートで最後のマニューラまで狩り続けてサイドを6枚引ききって勝利しました。うん、1ターンで起動してしまうビクティニはやっぱり強いですね。
「対戦ありがとうございました!!」とガッツリ握手を交わした後に、「B兄君の分もクライマックスステージで勝ち抜いてくるんで楽しみにしててね!!」とB兄君に告げて、僕は3回連続4回目のクライマックスステージへの進出を決めました。去年のOリーグではクライマックスステージはおろか、プレミアステージにすら行けなかったので、去年から自分が確実にレベルアップをしていることを知り、とても喜びました。
(※クライマックスステージを迎えるまでと進出後のレポートは第2部に書かせて頂きます)
千葉大会に参加すると決めた時に、今回は事前にHKさん、有栖川さんをはじめとするチムロリの皆さんにお世話になることがある程度、決定していました。夜行バスで金曜日に東京入りし、滞在先となる三鷹にある大学の先輩のお家に荷物を置いてから、HKさんと合流しラーメン二郎を巡り、ななはちやを訪問し、そのまま有栖川さんと合流してカラオケにてJAM Projectの楽曲を3時間ぶっ通しで熱くセッションさせて頂きました。有栖川さんが相当、僕の歌を気に入って下さったようでとても嬉しかったです。東京でポケカプレイヤー同士のカラオケは非常に新鮮でした。誘って下さった、HKさんと有栖川さん、本当にありがとうございます。
ななはちやではお昼の部と夕方の部で店舗大会に参加したところ、2位と圏外という謎の結果を残してしまいました。しかしながら、夕方の部では名古屋大会優勝者であるとーしんさん を倒すことが出来たため次の日に向けて非常にモチベーションを高めることができました。
ポケモンカードの店舗大会、カラオケが終了し、帰りにラーメン二郎へ寄り、京王線でHKさんと共に帰路につこうと思ったら、23:05に人身事故が発生したために電車が動かず、また動いていたJRの中央線が人で溢れかえってパンクしてしまいました。そのまま、新宿駅周辺のマクドナルドで1時間様子を見て、電車に乗ったのは0:30過ぎ。電車の中で溢れかえった人に揉まれながら、ゆっくりと動いたり止まったりする電車の中で苦しめられ、1時間かけて調布駅へ到着し、そのまま2:30過ぎに滞在先である大学の先輩の家に到着しました。
今回は始発(5:03)で会場へ向かおうと考えていた為に、バスが無いこの時間に間に合わせるためには、滞在先へ4時過ぎに出発しなければいけませんでした。ということで、当然のように睡眠時間はゼロ。千葉大会へ参加するためのカードなどの準備と確認を済ませて、シャワーを浴びて、身支度を整えたらあっという間に4時前になり、滞在先を出て、調布駅からの始発に乗り、会場である幕張メッセに向かいました。到着するまでに、あむ君やNムラーさんなどと合流し、共に7時前に会場に到着してから並びました。睡眠時間ゼロは辛いです。
色々とお話しているうちにHKさんも到着し、そのまま会場への入場が始まり、無事に初卓に着く事ができたので、僕のバトルカーニバル2013スプリングの挑戦が始まりました。最初はOリーグからの挑戦です。Oリーグに関する調整は本命がBWレギュレーションだったために、正直なところ名古屋大会が終わってから1週間程度しか行っていませんでした。
バトルカーニバル千葉大会1日目 Oリーグ
【チャレンジステージ1周目】
使用デッキ:「セレビィGRビリジオンEXゲノセクトEXビクティニ」
http://akira3.diarynote.jp/201305210455489621/
デッキの解説は上記の記事を参照下さい。
1戦目 ○ 6-0 探求者ミュウツーEXヨノワールミカルゲポリゴン(Tommyさん)
福岡からいらっしゃった親子プレイヤーの方です。対戦が始まって場をオープンするとミカルゲとゲノセクトEXがお見合い。
ミカルゲによるデッキ展開へのお茶の濁し方は頭の中である程度、想定していたので、プラズマエネルギーを用いながらレッドシグナルでヨノワールなど厄介なポケモンをバトル場に呼び出しながら、ゲノセクトEXで順当に相手のポケモンを倒していって勝ちました。
2戦目 × 3-6 アギルダーダストダスネンドールミカルゲポリゴンZG(けーださん)
1戦目が終わって入場口を見ていると、こちらに向かって歩いてきたのはチームアチャモのけーださんでした。どうやら一筋縄ではいかない相手のようです。場がオープンするとミカルゲとビリジオンEXがお見合い。
相手が先行でチョボマキ、ヤブクロン、ヤジロンといったポケモンを展開された時に全てを悟りました。「あっ、このデッキに対してロックを解除する術が無い」って。どうしようもないので、速攻でサイドを先行しようとするも、ミカルゲによるグッズロックが弊害になり、あっという間に相手の場のロックシステムが完成されてしまいました。
相手はミカルゲにいのちのしずくや、白銀の鏡などを張り付けて、どうあがいても僕はこのロックループを解除できなくなりました。そのまま、相手に自分のポケモンを全て狩られて負けました。本当にどうしようもなかったです。
対戦後に「まだチャンスがあるかもしれないから頑張って!!」と応援して頂いたので、諦めずに並びなおしてチャレンジステージの2週目を迎えました。まさか、本当にとんでもないチャンスがあるとはこの時、本気で思っていなかったのです。
【チャレンジステージ2周目】
1戦目 ○ 5-0 ビリジオンEXゲノセクトEXゲノセクト
場をオープンすると相手のバトル場にはゲノセクト(なかまをよぶ)が。順当に展開されて、相手はビリジオンEXやゲノセクトEXを並べます。そして、こちらは先行1ターン目からあっという間に場が展開されたことによりビクティニのVジェネレートが火を噴きます。そのまま、ビリジオンEX、ゲノセクトEX、ゲノセクトと順番に倒していって圧勝しました。
2戦目 ○ 1-0 セレビィGRビリジオンEXゲノセクトEX (Oさん)
入場口の方を見ていると何やら見覚えのある方が…と思ったら、布団CSのスタープレイヤーであるO(nappa)さんでした。殿堂デッキを沢山研究されている上に、2005年に日本代表選手となった実力者の方です。ただ、試合の方は大変申し訳ないのですが、先行1ターン目に相手のバトル場のドーブルをビクティニのVジェネレートで焼いて1キルしてしまいました。アンノーンQのクイックを使用せずにベンチに並べる日が来るとは思ってもみませんでした。
3戦目 ○ 1-0 ギギギアルコバルオン
相手の場がオープンしたところ、バトル場はギアル。こちらはビリジオンEXとセレビィGRが場に並んでいます。こちら側先行で、ベンチにゲノセクトEXを並べてメガロキャノンを次のターンに打てるように準備を始めます。相手はNを使用するも、たねポケモンを引けなかったご様子。大変申し訳ありませんが2ターン目でゲノセクトEXの準備が出来たのでメガロキャノンで勝負を決めさせて頂きました。
4戦目 ○ 1-0 カメックススイクンネンドールミカルゲブラックキュレムEX
相手の場にはスイクン、そしてベンチにはゼニガメ。この試合では一番えげつない勝ち方をしてしまいました。ゲノセクトEXスタートによる先行でジラーチEXのほしのみちびきで持ってきた探究者が決まり、場にセレビィGRとビクティニとドーブルとビリジオンEXが並んでから、1ターン目でVジェネレートを決めてスイクンを1撃で倒してしまうという神速の1キルゲームを行ってしまいました。どういうわけか3試合連続で短時間で試合を決めてしまったために、あっという間にプレミアステージへの進出が決定してしまいました。自分の予想以上にビクティニが大暴れした影響で、勝ってしまった相手の皆さんには大変申し訳ありませんでした。
とりあえずこの時点でプレミアステージに進出した頃には6組ほど進出者同士の対戦が始まっていたと思います。僕がクライマックスステージの進出権をかけてグループに集まったのは、僕が存じない方1名と、2人の世界チャンピオンのお父さんであるHIROさんと、昨年のバトルカーニバルオータムの日本3位であるB兄君でした。集まった面子を見て愕然…そして、くじ引きの結果により初戦の対戦相手となったのはHIROさんです。B兄君を含むもうお人方は別ブロックへ行きました。勝ち続けても茨の道が見える僕にとって非常に厳しい2連戦が始まりました
【プレミアステージ】
1戦目 ○ 6-0 探求者ゲノセクトEXミカルゲポリゴン(HIROさん)
昨年のバトルカーニバルシーズンよりイベントごとにお世話になっていたHIROさんですが、実は対戦するのはこれが初めてです。デッキは不明でしたが、事前情報により「ワンダープラチナ」を使用することは知っていました。場をオープンすると、やっぱりミカルゲがこちらに向けて不気味な笑みを浮かべています。
ベンチにはポリゴンとゲノセクトEXが並んでいたことで、探究者ループを繰り返した後に、Gブースターで相手をぶっ飛ばすデッキだと知りました。ならばこちらは、ビクティニでひたすらポリゴンとゲノセクトEXを処理すればいいだけです…と思いながら、ゲームが始まってから山札を確認すると、ビクティニがサイド落ちしている事に気が付きました。その事実に絶望しながらも、ビリジオンEXやジラーチEXを利用しながら確実にゲノセクトEXを育てて、準備が出来たらメインアタッカーを叩くプランに変更。迂闊にサイドを引いてしまうと、ふたごちゃんが機動してしまうのでこの対戦におけるプレイングは1つ1つが綱渡りでした。
勝負の決め手となったのは、HIROさんがなかなか「破れた時空」を出せずにいるところです。おそらくワンダープラチナの効果でサイド落ちを確認し、ロトムでサイドと山札を入れ替えても、なかなか引けなかったようです。また、1度だけHIROさんが退化スプレーの効果を勘違いしてしまうプレイングミスに助けられました。
こちら側の準備が出来てからは探究者でゲノセクトEXを戻してレッドシグナルを決めたり、場にエネルギーを充足させて、Gブースターで相手のゲノセクトEXを処理したり、順当にポリゴンを倒していってサイドを6枚引ききって勝利しました。
お話を聞いたところ、このデッキはとーしん君が作成したようで、コンセプトがとても難しいデッキだったあまりにHIROさんのプレイングミスがとても大きな1手となってしまったようです。「頑張って下さいね」ってにこやかにエールを送られ、対戦後に「ありがとうございます」としっかり握手。また、反対のブロックでは強豪プレイヤーであるB兄君がいち早く勝利を手にしていました。
2戦目 ○ 6-2 タマタマブースターマニューラミカルゲポリゴン(B兄君)
緊張のあまり初っ端からやらかしてしまいました。ジャンケンでパーを出そうとしていたのに、手はチョキからパーへ変える瞬間がごっちゃになって奇妙な手の動きでパーを出してしまいました。その挙動により負けてしまったB兄君から、もちろん指摘が入り仕切り直しとなりました。緊張のあまり、じゃんけんの出し方がおかしくなったのは初めての経験でした。
じゃんけんの仕切り直し後に無事に先行を取り、相手のバトル場のミカルゲ、イーブイ、ポリゴンを見つめながら、相手のデッキの中身を予測し、ゲーム展開のプランを立てながらこちらも展開していく。デッキは不明だが、ビクティニによる低コスト超火力がキーカードに成り得ると感じたので、ビリジオンEXで殴りながら場にエネルギーを充足させて、メインアタッカーはビクティニに任せることにする。
序盤にビクティニが準備できると、相手のポリゴンから処理を初めて、同時にベンチに出てきたのはニューラ。マニューラタマタマによる安定した低コストの高出力のデッキだと知り、となるとイーブイの進化先はブースターと見抜きました。ビクティニをメインアタッカーにしたことがどうやら良い手だったようです。相手は毎ターンのようにビクティニのVジェネレートを決められて場を荒らされていきます。マニューラが殴るためにはダークパッチなどを挟まなければいけないために、準備に時間がかかってしまうのです。その隙を僕が見逃すはずがありません。
ビリジオンEXで場にエネルギーを充足させながらミカルゲを倒し、シェイミのしゅくふくのかぜによるスイッチでいつでもアタッカーをゲノセクトEXに切り替えることができる準備を完了させます。そうすると相手はビクティニだけを処理するなど考えることはできずに、ゲノセクトEXとビクティニを同時に処理する方法を考えなければなりません。1手でも隙を見せたら、再びビクティニやゲノセクトEXが飛んできます。このように100ダメージの嵐を相手に絶えず打ち続けるプレイングを心がけたところ、B兄君が「ビクティニ強えぇ…」とビクティニの処理にとても困る気持ちを吐き出してくれました。強さを解って頂けたようで嬉しかったです。
しかしながら、相手もそう簡単に諦めようとしません。エネルギーが充足されたゲノセクトEXを葬るために、マニューラでの大ダメージを狙います…がどうやらあと1手が足りない模様。本人曰くプレミスとのことでしたが、正直何をプレミスしたのか僕にはわかりませんでした。そのままビクティニのVジェネレートで最後のマニューラまで狩り続けてサイドを6枚引ききって勝利しました。うん、1ターンで起動してしまうビクティニはやっぱり強いですね。
「対戦ありがとうございました!!」とガッツリ握手を交わした後に、「B兄君の分もクライマックスステージで勝ち抜いてくるんで楽しみにしててね!!」とB兄君に告げて、僕は3回連続4回目のクライマックスステージへの進出を決めました。去年のOリーグではクライマックスステージはおろか、プレミアステージにすら行けなかったので、去年から自分が確実にレベルアップをしていることを知り、とても喜びました。
(※クライマックスステージを迎えるまでと進出後のレポートは第2部に書かせて頂きます)
コメント
ドキドキハラハラ、どんどん次が読みたくなります。
まぁしかし、ホント強豪プレーヤーの記憶力には頭が下がります。
あとビクティニってDPポケモンぽいかもって思っちゃいました。
ならびに、先日はご挨拶することができ、感激しておりますww
3部作完結まで、めちゃめちゃ楽しみです!!
今後とも宜しくお願いしますm(_ _)m
一日目の夜ご一緒させていただいた親子です。
ど~りでかなりのお疲れだったんですね。
続き楽しみです。
リンク貰っていきます。
まず初めに千葉での対戦お疲れ様でした。
僕はそちらの方面には向かいませんでしたが、この記事を見ただけで千葉での実況さんの隣にいる感覚でした。
すごい内容の濃いハイレベルなものでした。ビクティニは強い子ですね。
続編期待しています。
どうやら以前リンクを頂いたようなのでここでお返ししておきますね。
1ターンで勝負が決まった時はあまりの早さに呆然としていましたw改めてビクティニの強さを思い知らされました。
連続でクライマックスステージに上がるあたり、すっかり強豪プレイヤーの雰囲気が出ていますね。
続編も楽しみにしています。
コメントへの返信が遅れてしまって大変失礼いたしました。
お誉めの言葉ありがとうございます。記憶力の良さには人一倍自信があるので僕が見てきたことを出来るだけ鮮明に文章として書いています。それでも普段は文章を書かないので、表現技術力としては乏しいんですけどね。
確かにビクティニってDPにいても違和感がないポケモンですね。このスペックはBW環境でも異質ですもん(笑)
コメントありがとうございます。先日はお疲れ様でした。
また、コメントへの返信が遅れてしまって大変失礼いたしました。
遅ればせながらいおり父さんもベスト8おめでとうございます。
僕もお会いすることができてとても嬉しかったです。
3部完結まであまりにも時間がかかってしまって申し訳ありませんでした。それなりに中身の濃いレポートは書けたとは思いますが待って下さっている方々のことも、もっと考えなくてはいけませんね…
コメントありがとうございます。先日はお疲れ様でした。
また、コメントへの返信が遅れてしまって大変失礼いたしました。
バトカニ後の飲み会では大変お世話になりました。
そして、寝落ちしてしまってすいません…流石に睡眠時間0は辛かったです。
是非とも、僕の分も世界大会を楽しんできて下さい!!応援しています!!
コメントありがとうございます。先日はお疲れ様でした。
また、コメントへの返信が遅れてしまって大変失礼いたしました。
千葉大会の実況のような雰囲気ですか…そういって頂けると書いた甲斐があって嬉しいです。ビクティニは本当に強い子ですよ!!色々なデッキで試してみることをお勧めします!!
リンクありがとうございます。今後ともよろしくお願いします!!
コメントありがとうございます。先日はお疲れ様でした。
また、コメントへの返信が遅れてしまって大変失礼いたしました。
あの1キルは歴代の公式大会の対戦の中でも最もえげつない勝ち方でしたね…殿堂レギュレーションにおけるさだめみたいな物を感じますが、普通に対戦していたらどうなっていたのか今でも考えます(笑)
クライマックスステージに何度も進出しても自分の望む結果には未だ繋がっていないので、僕はまだまだですよ。それでも、皆さんから強豪プレイヤーと言って頂けるだけ自分の自信にもなりつつあるので、しっかりと自他ともに認められるような強いプレイヤーになりたいですね!!