おはようございます、朗です。

バトルカーニバル千葉大会お疲れ様でした。僕は昨日の23時頃に無事に仙台へ帰ってきました。今回も実に内容の濃い旅でしたのでイベントレポートを書こうと思うとおそらく相当な時間がかかると思いますので、出来ることならば今日の夜までにイベントレポートをかければと考えています。

とりあえず、先に今回千葉大会1日目のOリーグで使用したデッキレシピをご紹介致しましょう。去年の横浜大会1日目Oリーグではプレミアステージにすら行けなかった僕がクライマックスステージに進出し、ここ最近では公式大会において最も良い成績となる第4位という結果残すことが出来たイカした超速攻デッキです。

デッキ名「VICTORYゲノセクト ~We’ll never die~ 」
(スタンダード・DP以降・殿堂レギュレーション)

(ポケモン 13)
3 ゲノセクトEX(BW9)
2 ビリジオンEX(BW9)
1 ビクティニ(BTV)
2 セレビィGR
1 シェイミ(しゅくふくのかぜ)
1 アンノーンQ(DP4)
1 ユクシー(DP5) ★★★
1 ジラーチEX(BW9)
1 ドーブル(L2)

(エネルギー 13)
8 草エネルギー
2 炎エネルギー
3 プラズマエネルギー

(トレーナー 34)
4 オーキドはかせの新理論
4 アララギはかせ
2 ハマナのリサーチ
1 探求者 ★
1 フウロ
3 デュアルボール
1 ゴージャスボール
4 ポケモンいれかえ
4 ポケドロアー+
3 アクロママシーン
2 ポケモンキャッチャー
1 エネルギーつけかえ
1 夜のメンテナンス
1 Gブースター(ACE SPEC)
2 スカイアローブリッジ

※クライマックスステージへの変更点
(in)
1 プラズマエネルギー
1 ハマナのリサーチ
2 夜明けのスタジアム


(out)
1 オーキドはかせの新理論
1 エネルギーつけかえ
1 アクロママシーン
1 スカイアローブリッジ


【戦績】
バトルカーニバル2013スプリング 千葉大会1日目 Oリーグ 第4位


デッキ説明の動かし方に関しては特に必要はありませんね。

セレビィGRの加速を利用し場に草エネルギーを充足させ、ゲノセクトEXのメガロキャノン及びGブースターを使用して速攻を仕掛けるデッキです。BWレギュレーションでも流行っているビリジオンEXとの組み合わせは殿堂レギュレーションでも非常に強かったです。Oリーグに参加することを決めた時から、このデッキ1本だけで調整していました。理由はある程度のパーツを持っていて尚且つ足りないパーツを補いやすいかつ組みやすいデッキだったからです。しかしながら、このデッキタイプはOリーグにおいてトップメタであろうことは皆さんが容易に想像できたでしょう。実際のところそうでした。では、僕がどのような工夫をして同じコンセプトデッキとの差別化を図ったのでしょうか。その工夫をこれから解説させて頂きます。

① ポケモンの選択
メインアタッカーであるゲノセクトEXがサイドに落ちてしまったら困るので3枚入れました。ビリジオンEXは当初1枚だったのですが、1キルを目指さないシチュエーションにおいて場に草エネルギーを2枚も増やすことができるエメラルドスラッシュが非常に優秀だったために2枚に変更。

そして、僕のこのコンセプトデッキにおける最大の特徴が1枚積みのビクティニ(BTV)です。非EXアタッカーながら2エネで100Dを出せるVジェネレートの強さは言うまでもありません。僕を去年の秋にクライマックスステージへと導いてくれた頼れるカードです。実際に使用してみたらセレビィGRとの相性が抜群すぎて驚きました。ポケモンコレクターが無くても場にポケモンは簡単に揃えることができる&ハマナで炎エネルギーも引くことができるので、ビクティニによる1ターン目からの1キルも狙うことができます。正直、1ターン目のメガロキャノンよりも楽です。更にビクティニはミラーマッチにも炎アタッカーとして非常に有利になるのもポイント。

また、展開をサポートするシステムポケモンとしてシェイミ、アンノーンQ、ユクシー、ジラーチEX、ドーブルを採用しました。特にシェイミの活躍がすごかった。場に炎エネルギーを残していたら、それをしゅくふくのかぜでビクティニにつけかえてからのVジェネレートは強力です。また、ジラーチEXはほしのみちびきにより1積みの探究者やフウロを容易に持ってくることができるので、この環境下では強力な存在でした。

② エネルギーの配分
セレビィGRの加速を使用&ビリジオンEXの加速を使用する上で草エネルギーは出来れば9枚欲しかったのですが、スペースが足りなかったので8枚まで減らしました。

また、ビクティニを採用するにあたって炎エネの管理が大変だったのでエネルギー配分はかなり迷いましたが、プリズムエネルギーを採用するとハマナのリサーチで引けない&炎エネルギー1枚ではサイド落ちが懸念されるということで、炎エネルギーを2枚積みました。

プラズマエネルギーは当初、3枚あれば十分かと思っていたのですが、思いの他ミカルゲが環境に多すぎたためにレッドシグナルを最大限に活かせるようにクライマックスステージでは4枚採用しました。

③ サポーターのこだわり
アララギはかせ4枚、オーキド博士の新理論4枚はよくある構築だと思います。ハマナのリサーチは2枚とちょっとだけ少なめ。クライマックスステージでは別のスタジアムを採用したためにオーキド博士の新理論とハマナのリサーチを1枚ずつ入れ替えました。フウロはジラーチEXから色々なカードへアクセスできる万能カード。探究者はシェイミやユクシーなどを回収できる確実なスーパーポケモン回収として役立ちました。

ところで皆さんお気付きでしょうか。大抵のデッキに入るあの強力なカードが居ないことを。そう、このデッキは「N」が0枚なのです。「N」はおろか「ジャッジマン」も入っていません。超速攻によるビートダウンを目指した尖ったデッキであるために、このような形になりました。それでもジラーチEXもいるので1枚は積んでもよかったと思います。僕にはスペースを見つけることが出来なかったので諦めましたが、どこか良いスペースがありましたら是非。教えて下さい。

④ 超速攻から中速までサポートをするグッズ
ポケドロアー+が殿堂ポイントから除外されたために超速攻展開を目指すデッキにはピッタリのカードとなりました。山札の枚数調整のために1枚だけ打つことを度々あります。ポケモンキャッチャーはレッドシグナルもあるので2枚と少なめですが、これだけでも十分に足りました。

ポケモンいれかえに関してはスーパーポケモン回収を同時に採用する人と好みが分かれる為に、僕はいれかえで確実なコントロールを狙ったので4積みです。ちなみに僕はスーパーポケモン回収があまり好きではないので採用しませんでした

アクロママシーンに関してはセレビィGRの加速で事が足りる&使う状況が後半に多かった&レッドシグナルを主に使用したためにクライマックスステージでは3枚から2枚に減らしました。セレビィGRではとどかない痒い所に手を届かせる役目としてのアクロママシーンの採用はわりと正解だったと思います。

夜のメンテナンスは主にシステムポケモンとエネルギーの回収ソースとして必要不可欠です。また、エネルギーつけかえに関しては自由枠なのでお好きな物を入れて下さい。元々はリサイクル、いいつりざお、ファーストチケットなど色々なカードが試された箇所であります。エネルギーつけかえはビクティニやビリジオンEXが攻撃するにあたって非常に相性の良いカードでした。ACE SPECとしてGブースターを採用したのは言わずもがなですね。

⑤ 殿堂レギュレーションらしいまさかの採用スタジアム
当初は1キルを目指していたのでスカイアローブリッジ2積みの構築でした。しかしながら、ミカルゲとダストダスを組み合わせたことによる、アギルダーやグライオンによる解除できないなぐってドロンロックがこのデッキにとって脅威となります。実は僕がOリーグに参加した時にチャレンジステージにて上記のコンセプトデッキにより手も足も出なくなって僕は敗北しています。ビリジオンEXとゲノセクトEXの特性を封じられたら打つ手がほぼありません。では、どのように能動的に特殊状態を解除すればいいのでしょうか、そこで僕が出した答えは夜明けのスタジアム。

おそらくBWユーザーからしてみれば聞きなれないスタジアム名だと思いますが、実はこのデッキととても相性が良いスタジアムカードなのです。内容としては草タイプ、水タイプのポケモンに手札からエネルギーを貼った時にそのポケモンのダメージカウンターを1個取り除く上に、特殊状態を回復するというもの。これによって能動的な特殊状態の解除が狙えるだけでなく、エネルギーカードによるゲインで相手の計算を狂わすことも可能なのです。さらにこの効果はセレビィGRのポケパワーとも重複します。プラズマエネルギーも対象となるのでレッドシグナルとも合わせて使用することもできるので、手札からエネルギーを貼る事が加速エンジンの中心となるこのデッキとの相性は素晴らしい物でした。

なお、これはクライマックスステージに進出してから思いついたアイディアなので突貫構築で1枚積みましたが、それでも不安になったために2枚採用することにしました。正直、このカードを採用するかしないかで今回のバトルカーニバルにおいて優勝できるかどうか、それが決まったと言っても過言ではありません。

⑥ ところでそのデッキ名は何ですか?
クライマックスステージ進出が決まりデッキ名を書いて下さいとお願いされたので、とっさに千葉大会前日に有栖川さん、HKさんらと歌ったJAM ProjectのVICTORYという曲のタイトルとフレーズを拝借しました。特に深い意味はありません。だってほら、ビクティニとも相性がいいでしょう?←

デッキ解説としては以上になります。それでは本日の夜を目安に今回の千葉大会のレポートを書いて公開させて頂きます。ちなみにクライマックスステージ準決勝で対戦した六輝さんとの対戦は、 第1回 ナナホシ杯での準決勝しんくあ君との対戦と同レベルの大激戦でした。六輝さんのレポートが先にあがるかもしれませんが、内容としてはとんでもなく濃い物になると思います。出来るだけ、読み応えのある内容を書けるように頑張らせて頂きますので楽しみにしていて下さい。

最後に、このデッキのベースとなる構築を作って下さったHKさん、クライマックスステージ以降のデッキ調整にアイディアを貸してくれたあむ君とーしん君、またパーツを探してくれた&貸して下さったあ行君マンチーニさんに感謝の気持ちを書かせて頂き、このデッキレシピの紹介を終わらせたいと思います。

素敵なデッキを使う機会を僕に与えて下さって本当にありがとうございました!!

コメント

まつ
2013年5月21日8:16

4位おめでとうございます!
で、良いですかね?
自分もビリゲノセレビィを組んでいてメタの多い予選を抜けれたら使おうと思っていたんですが、抜けれませんでしたorz
自分はシェイミスタートが嫌で付け替えはゴヨウの指名を採用しました。
スカイアローがあるのに入れ替え4積み。ポケドロアーの採用やゲノビリにビクティニを入れる等、自分ではたどり着けない構築を見させてもらい、大変勉強になりました。
また、機会がありましたら、交流、対戦等、宜しくお願い致します。

ロッキー
ロッキー
2013年5月21日14:23

夜明けスタのサイド落ち、勝負を分けましたよね。
ゲームを通して、たとえばセレビィが1匹でも回復していたら、こちらからは取り返しのつかない事態となっていたことは想像に難くありません。

殿堂ポイント付きのカードに簡単にアクセスできるようになっている点も、流石だと感じました。シグナルと探究者の相性も良く、理想的な点数配分だと思います。

出された瞬間は「ビリジの特性と被るのでは?」と思っていましたが、特殊状態デッキには特性封じが積まれていることがほとんどでしたし、後から振り返ってみるほどに完成度の高いアクセントで、まさか決勝Tからの追加だとは気づきませんでした。

余談ですけど、キーとなるカードの出身パック名が「夜明けの疾走」や「頂上大激突」というところ、なんだか縁起が良くて好きです。

本当に良いデッキと使い手に、素敵な舞台で巡り会えたことに感謝しています。レポートも楽しみにしております。

マンチーニ
2013年5月21日21:19

おめでとうございました

少しでもお役にたてたならよかったです

そしておつかれさまでした

takabashi
2013年5月22日6:43

レシピアップありがとうございます。

実に美しい! これぞ殿堂って感じがします!
クライマックスへの変更も絶妙で感動しました。


朗(あきら)
2013年6月28日13:39

> まつさん
コメントの返信が遅れてしまって大変失礼しました。

ありがとうございます。4位は悔しいけどとても良い経験になりました。実は僕も最初にこのデッキを組んだ時にシェイミは積んでいませんでした。セレビィGRの加速で何とかできるだろうと考えていたのですが、調整すればするほど後半の息切れが目立ったのでシェイミを採用し、探究者も採用したら、ビクティニとゲノセクトをキーカードとして使いこなすきっかけになりました。

スカイアローブリッジがあるからといって確実に逃げられるとも限りませんし、自分から能動的に確実なコントロールとするならばポケモンいれかえかなと思い4積みにしました。正直、この辺は自分のプレイングスタイルによって採用するカードの意見が分かれると思います。

是非とも、また今度skypeなどで対戦しましょう!!

朗(あきら)
2013年6月28日13:50

> 六輝さん
コメントの返信が遅れてしまって大変失礼しました。

あの対戦が終わってから「あの時、夜明けのスタジアムがサイド落ちしていなかったら」などという、今では叶いもしないシチュレーションをイメージしています。僕があの状況下において勝つためにはそれしかなかったからです。しかしながら、このカードに関してはギリギリまで調整した上で2積みより多く積むという価値は僕には見い出せなかったので、この構築に関しては全く後悔していないです。

実は探究者の枠はシェイミを採用する段階までは速効デッキとして特化するためにアンノーンRでした。結果的に探究者を採用したことでプレイングの幅が広がり、どこから何が飛んでくるかわからない面白いデッキになりました。

レポートにも書いた通り、夜明けのスタジアムを思いついたのはとーしん君です。クライマックスステージが始まるまでの数分でこのアイディアを思いついた彼は本当にすごいです。僕はそのアイディアを自分の武器として取り込んだだけに過ぎません。決勝Tからの追加としてはなかなかの完成度であると自負していますが、これは僕の力だけで組んだデッキではないのです。

「夜明けの疾走」、「頂上大激突」とは前向きなタイトルかつインパクトのあるタイトルがコラボしていて非常に面白いですね(笑)

こちらこそ、まともに殿堂レギュレーションを経験していなかった僕は六輝と対戦できたことで殿堂レギュレーションの奥深さ、面白さを知ることができました。本当にありがとうございます!!

朗(あきら)
2013年7月10日15:58

> マンチーニさん
コンメントへの返信が遅れてしまって大変失礼いたしました。

今回は大変お世話になりました。初めてお会いしたにも関わらず重要なカードを貸して下さって本当にありがとうございました。あの時にマンチーニさんが夜明けのスタジアムを持っていなかったら僕はこの結果を残せなかったと思います。

みらチャン杯へ遊びに行く時には是非、お手合わせ願います!!またお会いしましょう!!

朗(あきら)
2013年7月10日16:01

> takabashiさん
コンメントへの返信が遅れてしまって大変失礼いたしました。

殿堂フリークのtakabashiさんからお誉めの言葉を頂けるのは大変光栄なことです。殿堂はあまり時間を割かなかったので、周りの人よりも実力的には劣っていたとは思いますが、僕なりに自分がやりたいことを今回のデッキで表現することが出来ました。クライマックスへの変更点をギリギリまで吟味してくれた皆さんにも感謝です!!

こういった機会がありましたら再びこの環境に飛び込んでみたいですね!!

nophoto
RobGricy
2017年2月5日1:14

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